シマサルナシ、その後、そして涙

１０月２５日に紹介させていただいたシマサルナシのその後をご報告させて頂きます。結果から先に申しますと大失敗でした。何が大失敗だったかというと結局収穫が早すぎたようです。写真のようにリンゴと一緒に置いておきましたが、１０日あまり経った現在、熟れた感じはなく、ただ表面がしわしわになっていくだけで、試しに２つほど食べてみましたが、味は当初と変わらず酸っぱいままでした。

この木のシマサルナシは毎年根こそぎ採って帰る輩がいるということだったので、もたもたしているとなくなってしまうから早く採って帰りなさいと言われて採って帰ったのですが、やはり早かったようです。その毎年とって帰る輩はちゃんと美味しい時期を知っているのでしょう。その人が採っていないという事は時期的に早いということであり、時期的に丁度良いときにはその人が採って帰ってしまっているということなのです。

「じゃあどっちみち美味しいものは食べれないじゃん」ということになりますが、正にその通りなのですね。ダメもとでもう一度行ってみようかと思っていますが、結構行くのが大変なところなのですよ。藪こぎしなきゃいけないし。それでもなくなってしまうのですから美味しいものへの人の執念というのはすごいと思います。

それにしても残念です。この実を庭に植えたら生えてくればいいのに。

（追記）
この記事の掲載後、知り合いよりメールを貰いました。「リンゴと一緒にカゴに入れておくだけではダメです。ビニール袋に一緒に入れておかなくちゃ・・・」といった内容でした。考えてみればそうですね。「何だよ、早く言ってくれよ」と自分の浅はかさは棚に上げて思ってしまったのでした。

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シマサルナシ（１０月２５日）

ホソバワダン

１０月９日の「角島」の記事のところでもご紹介したホソバワダンです。花をアップで切り取ってみると色といい、形といい、大きさといい、ヤクシソウによく似ています。しかし、ホソバワダンは海岸に咲く植物ですから、地を這うように咲いています。強い植物なのでしょうね。草原に限らず岩場などにも咲いています。

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角島（１０月９日）