はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

ラフマニノフ変奏曲の解説を聴いて

2022年03月20日 | 音楽
2022/03/20
 
 
You Tubeの「かてぃんラボ」で
〈ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」
~変奏曲の作り方を学ぶ〉という内容の
配信を視聴しました。
 
昨日、演奏会で聴いたばかりで
様々な感情が呼び起こされた後でしたから
とてもためになりました。
 
(かてぃんラボは有料ですので
詳しくは書けませんが)

この変奏曲は左の和声進行を保ったうえで
メロディは変化をつけている。
テーマを反転したり伏線を張ったりと
様々な試みをしているんですね。
 
そして、あの美しい第18変奏に持っていくための
対比としての第17変奏の暗さ。
そして調性から受ける感覚と転調。
 
壮大で感動的になるポイントを解説。
 
こうして解説していただくと、
感覚、感情優位で音楽を聴いていた私も
作曲者ラフマニノフの知的な作業が
少しばかり理解できました。
(すべては理解しきれないけれど
とても面白かった)
 
単にきれいな音とか
感情を揺さぶられるメロディ、和音というのを
どうして人はそう感じるのか。

作り手側の意識を知りつつ
鑑賞できるかもしれないですね。
 
こんなふうに分析して曲を弾いているとは
角野さんは見事なものです。
 

コメント
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