はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

小さなヴァイオリンが出てきた

2022年03月30日 | 我が家
2022/03/29


今日は衣替えを兼ねて
クローゼットの中を片づけしました。

私の服がだんだん増えてきて
今は使っていない息子たちの部屋にまで
侵入していったので
少し整理、断捨離をしようと思ったのです。

なるべくなら自分の部屋だけに
とどめておきたいと思って。

息子部屋のクローゼットには
息子たちのくたびれた服少々とシーツ類。
そして私の捨てられない服が入っています。

クローゼットの上の棚の物を
すべて取り出すと
奥に小さなヴァイオリンケースがありました。

あ、ここにあったんだ!

実は1年に1回くらい、ふと思い出してました。
(あのヴァイオリンどうしたっけ?)
(捨てていないから、どこかにあるはずだけど…)




このヴァイオリンは長男が幼稚園に入る前に
習っていたものです。

当時住んでいた市の駅前に
鈴木メソッドの教室があって通いました。
でも、1年くらいでやめてしまいました。

息子が嫌がったとか、上達しなかったとか
そういう記憶はないのです。
たぶん人並みには弾いていたと思います。

ただ、私自身が習ったことがなく
知識がないので、それほど熱心でもなく
私が通わせるだけの熱意が
足りなかったのだと思います。

子どもの習い事は親の気持ち次第
親の熱心さに尽きると思っている今日この頃です。

それからヴァイオリンは弾くこともなく
どこかにしまったままでした。

でも、高いお金を出して買った大事な楽器
という気持ちはあったので処分はしませんでした。

16分の1の小さなヴァイオリン。
たぶん10年以上開けていない。



開けてみて驚きました。

弓が!
ひぇ~


まるで白髪のように広がってました(笑)

弓は馬の尻尾の毛でできているそうですが
すっかり劣化してちぎれて
パァッと広がってました。

ヴァイオリンはきれいなんですけど。
弦は傷んでいるようです。




そのまま蓋をしてしまおうとしたら
毛が広がって、ケースからはみ出てくるのです。
出たがっているみたいに・・・。

毛は取り除きました。

このヴァイオリンをどうしようか。

子ども用の小さなものなので
大人が弾くことはできません。

思い出の品としてとっておくか
あるいは、メルカリで売ってしまうか・・・
息子は欲しがらないだろうなあ。



おまけ 今日の桜



お寺の境内の枝垂れ桜







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする