はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

沢田蒼梧さんピアノリサイタル

2022年03月13日 | コンサート

2022/03/13

 

ショパンコンクールの記憶も新しい

沢田蒼梧さんのピアノリサイタルが

紀尾井ホールでありました。

 

東京でもリサイタルがあるんだ!

と思ってチケットを申し込んでおきました。

 

 

私の席は2階で

手すりがありましたが

ちょうどいい具合にピアノが見えました。

 

 

 
 
ステージのピアノはShigeru Kawaiで
 
ショパンコンクールのときに使ったピアノだそうです。
 
配信で見ていたあのカワイピアノは日本から
 
ワルシャワまで行っていたのですね。
 
(終わった後はすぐに竜洋工場まで送り返されるとのこと)
 
(竜洋工場と聞いて、ぱっとわかるのは静岡県人)
 
 
このピアノは弱音が美しく、中心に芯があり
 
その回りを柔らかさが包んでいる音だ
 
ということをおっしゃってました。
 
たしかに甘い、珠をころがすような音です。
 
弱音でもよく響く音でした。
 
 

今回はオールショパンプログラムで

昨年のショパンコンクールの配信で聴いた曲ばかり。

その曲をまた聴けるので楽しみにしてました。
 
 
溌溂とした若さがあり
 
力強い部分と優しい部分の弾き分けが
 
美しい演奏でした。
 
 
沢田さんは一昨日は逗子でリサイタルがあり
 
そのときMCが好評だったそうで
 
今日も演奏の合間に軽いおしゃべりがありました。
 
 
「ショパンコンクールの予備予選の配信を
 
まだ日本にいて見ていたら
 
演奏中に顔が大写しになるので
 
慌てて美容院に行った」
 
と言うので笑いました。
 
 
お笑いトークの才能もあるようで
 
もしかしたら清塚さん路線かも・・・(笑)
 
 
まあ、それだけでなく
 
曲の解説・解釈もしていただけると
 
なるほどとよくわかりました。
 
 
東京での初めてのリサイタルを
 
この格式ある紀尾井ホールでできてうれしいと
 
おっしゃってました。
 
 
 
紀尾井ホールはこうして2階から眺めると
 
シャンデリアと木製の壁が美しいホール。
 
 
医学の勉強とピアノを両立して
 
最高峰のコンクールまで行ってしまうなんて
 
きっと努力もしていらっしゃるのでしょうが
 
それを感じさせない
 
楽し気な演奏が心地よかったです。
 
 
将来、ピアノの上手なお医者さんになるのか
 
医師免許を持つピアニストになるのか・・・
 
それはわかりませんが
 
今後のご活躍を期待しています。
 
 
 

 

コメント
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