はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

牧阿佐美バレエ団 『ドン・キホーテ』

2018年03月04日 | バレエ
 2018/03/04

文京シビックホールで行われた牧阿佐美バレエ団の『ドン・キホーテ』を見てきました。
このチケットは昨年秋に手に入れて、楽しみにしていたもの。

期待にたがわぬきれいさ、豪華さで大満足でした。

配役はキトリ役、エフゲーニャ・オブラスツォーワ(ボリショイバレエ・プリンシパル)、
バジル役、ドミトリー・ソボレフスキー(モスクワ音楽劇場バレエ団 シニアプリンシパル)
このお二人はテクニック的にも頭ひとつ抜けている。

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女性の腕や足の可動域が広くて、素晴らしくきれいに見えます。
動かし方もやわらかくて優雅。

アラベスクの姿勢 ↓ これですが
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主役の女性は、足の高さがすばらしい

男性も背が高くて足が長くて、開脚ジャンプも高さがあって目を瞠ります。
また、リフトが高いんです。
男性の背が高いので、その頭上で女性がアラベスクをしたりすると、ほんとに見事。

「ドン・キホーテ」は第3幕に、キトリとバジルの見せ場の踊りがあって圧巻でした。
それがオリンピックで、フィギュアスケートのザギトワがフリーで使った曲。
耳慣れているので、思わず手拍子したくなるノリのよい曲です。

フィギュアも好きな私ですが、バレエを見ると、よいなあと思います。
この素晴らしい2時間公演、舞台背景も衣装も美しく、生演奏のフルオーケストラ。
フィギュアファンの方も、ぜひ、バレエを見て欲しいと思います。

見ていて思ったのですが、バレエはほぼ転倒の心配がない。
ハッとさせないので、物語に安心してして浸っていられます。
そして、スケートのように、ものすごいスピードで目の前を去っていかない。
ずっと舞台のよく見える位置で踊ってくれるし、主役級はかなり出番も長い。
このあたりが、充分堪能できたと観客に感じられる部分でしょうね。

下の動画は主役のロシアのお二人が出ていませんが、私が見たもの、ほぼそのままです。

 




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