よし坊のあっちこっち

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昭和の足跡(24)小平5小、小平3中

2021年05月13日 | 昭和の足跡
小学5年の夏、杉並の東田小学校から小平5小に転校したのだが、転校というのは何となく落ち着かないものだ。まず、都内からの転校なので、ちょっと距離を置いて見られるのが何となく分かった。この二学期に以前書いた「梅干し弁当事件」が起こるのだが、なにはともあれ、都会の不味い給食から解放されたのが嬉しかった。都内の授業が若干先行していたためか、二学期の成績もまずまずで、三学期には学級委員に選ばれてしまった。

仲が良かったのが小林勝美君と高橋公平君。女の子では鈴木章子、山田君子、河野操。この3人とは下校時校庭の片隅でとりとめのない話をしていた。

ベビーブーマーの我々世代。中学校は小平第三中学校。といっても最初の一年は新築校舎が間に合わず町(当時はまだ北多摩郡小平町であった)の公民館での授業であった。昔ながらの木造り公民館では床は雑巾がけで黒ピカだった。トイレも雑巾で磨かされたものだ。こうして二年生から新築の校舎へ通う。家から歩いて5分と有難かった。

家の周りの風景は、小五で移った頃は、まだ林があっちこっちにあり、すぐ近くの林には栗の木があり、台風の後には栗拾いが出来たものだ。店やはすぐ近くに中島食品店が一軒あり、ここでお惣菜は大概間に合った。時代とともに小さなスーパーや洗濯屋が出来、やがて花小金井周辺の発展とともに小金井街道沿いに西友が出来ていく。


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