よし坊のあっちこっち

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2019 日本短訪

2019年11月12日 | いろいろ
10月中旬、約3週間の予定でワイフと日本へ二年振りに帰った。どうしてもやっておきたい事がひとつ。海外からの国民年金支払いに使用していた住銀の麹町口座をクローズすることであった。既に年金を受け取っているから現在は使用していないのだが、口座がオープンになっているのは気持ち悪い。一年前に聞いた時には、麹町支店まで行かねば解約手続きが出来ないと聞いていたので、日本行きも東京経由を考えていたのだがチケットを取る前にもう一度住銀に確認したら、今では支店のどこでも解約出来るという。世の中の変化は急だ。お陰で大阪に直行することが出来た。

今回は雨に祟られ、折角の目玉の熊野古道小辺路行きが中止となった。直前までワイフとジョージアの小山でトレールウォーキング訓練したのだが。代わりに晴れの日、今や山女になっている娘と三人で二上山に登ってきた。

日本へ行った時の定番コースは天王寺で買い物をして、ランチを新世界界隈の串揚げを食べること。今回が三回目だが、前回と同じ「だるま」で昼間から生中片手に串揚げを堪能した。相変わらず外国人が多く、結構を通り越して、いささか壁壁する風景である。それと夜の定番、炉端焼きの「吾作どん」でもしっかり飲んできた。やはり日本の魅力は食にあるといっても過言ではあるまい。アングロサクソンの連中には分かるまい、この気持ちは。

我が夫婦はニューバランスがお気に入りなので、毎回、大阪のニューバランスには顔を出す。アパレルはアメリカ物はサイズが合わず、デザインもイマイチなので何か無いかと顔をだすのだが、今回スェットシャツ(トレーナー)目当てに行ったところ、いいジョギングパンツがあったので娘が買ってくれた。アメリカにはこんなパンツは無い。

今話題のワークマンでは980円のリュックサックを二つ購入。これは行く前にオンラインで注文していたものを受け取りに行った。バッグの両サイドにボトル入れが付いているのがほしかったからで、これからジョージアでのトレイルウォーキングに使える。

いささか驚いたのはユニクロでの買い物。支払いがセルフでそれはよいのだが、なんと買い物トレイを置くと中の商品が値札も見えないのにスキャンされて精算出来るシステムだった。これはまだアメリカにはないだろう。初めて経験する客は一様に声を上げていた。どんな仕組みだ!!

もうひとつ、今回の目玉は、会社人生の恩師(と、かってによし坊が思っているのだが)を訪ねることであるが、これは別稿(私の恩師)で詳述したい。ただ、これに合わせて広島の原爆資料館を訪れた。実は今まで一度も訪れたことが無く、長年心に残っていたので、この機会を逃しては、と思ったのである。死ぬまでに一度は見ておく義務みたいなものがある。日本にいる時に作ろうと思えばいくらでもチャンスがあったはずだが、そうしなかった忸怩たる思いもあった。昔で言えば”非国民”みたいなもので、日本人として生まれたら、外してはならぬ場所だろう。これでひとつ、人生の痞えが取れたような気がした。

同じ釜の飯。昔の職場の方々8人が集まってくれて久しぶりの夜の飲み会。上は82歳を筆頭に昔話やら最近の話題に大いに盛り上がった。いいものである。女性の社会進出著しい今でも、この”同じ釜の飯”飲み会は難しいだろう。長い会社人生の男の特権みたいなものだ。

日本ではテレビは見ないし、パソコンもなし、もちろんスマホも無い、完全デジタル・フリーの3週間を過ごした。お陰で夜は9時ごろから寝てしまう。大正や昭和の初期はこんなものだったんだろう。

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