ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

映画「マリー・アントワネット」

2007年01月29日 | 映画




原題も Marie Antoinette  USA 2006年
監督は Sophia Coppola
キャスト: Kirsten Dunst, Jason Schwarzman 等など・・

いや~、今週は3度も映画館に足を運びました。いつもこれくらい熱心に映画を見る気になればいいんだけど、このところ映画に行くのはどういうわけか、冬の寒い時期だけだ。今年は年間を通してもっと映画を見に行こう。何てたって映画環境も東京に比べて数段に恵まれているし・・・家から15分でどの映画館にも到着できるし、大きなシネコン以外にたくさんの名画座があるんだものね。

さて、さっき見てきた映画は、今日本でも公開されている「マリー・アントワネット」。こっちでは去年の夏だか秋に公開されていたので今は名画座でやっているだけ。

これはお勧め マリー・アントワネットの青春物語。14歳で異国に嫁いだ女の子の目から見た宮廷ライフ。彼女みたいにマカロンを山のように食べてみたい シャンペンも浴びるほど飲んでみたいよ~。きれいなおべべや靴にゴージャスな鬘。

ソフィア・コッポラの作品のテーマは、異国や異なる社会に放り込まれた人間の孤独感、孤立感を描くこと・・か。マリー・アントワネットもロスト・イン・トランスレーションもこの同じテーマですね。

そういえば、ヴェルサイユ宮殿に行ったのはちょうど20年前だ。なつかしいな~。

あの宮殿でこんな豪勢な毎日が繰り広げられていて、それに怒った民衆にギロチンにされてしまったわけね。
う~ん、生れ落ちてこの方上流の生活しか知らない俗世と断絶した生活を強いられた女の子に民衆のことを考えろというほうがあの当時は無理だったのかも知れぬ。

あ、マリーの浮気相手のスウェーデンの貴族フォン・フェルセン役の人、なかなかイケメンでした。