やわらかい螺旋

徒然なるままに

2023-09

2023-10-01 07:41:28 | 
2023年9月の読書メーター
読んだ本の数:60冊
読んだページ数:13438ページ
ナイス数:625ナイス

https://bookmeter.com/users/89283/summary/monthly/2023/9
■とっておきのおやつ。 5つのおやつアンソロジー (集英社オレンジ文庫)
おやつにまつわるアンソロジー5編収録。
青木祐子「レンタルフレンド」もっと剣呑な話になるかとヒヤヒヤしながら読んでました。
阿部暁子「たぬきとキツネと恋のたい焼き」モギタカシじゃなくて良かった。
一番良かったのは椹野道流 「おじさんと俺」ケーキとか洒落てるものじゃなく、あんみつだから説得力があって真剣にやるつもりなんだと思える。

読了日:09月30日 著者:青木 祐子,阿部 暁子,久賀 理世,小湊 悠貴,椹野 道流
https://bookmeter.com/books/13107828

■東京藝大で教わる西洋美術の見かた (基礎から身につく「大人の教養」)
「本書は、東京藝術大学で実際に行われている講義に基づいて作られた西洋美術の入門書です」
一般的な入門書では学べない作品が多く取り上げられている。
古典古代の「基準作」が「クリティオスの少年」で、これこそが芸術における最初の美しい裸体像。
アクロポリスから発掘されたのが19世紀半ばだったため、ルネサンス芸術家はこの作品から理想美を研究することが出来なかったので、「ベルヴェデーレのアポロ」を参照した。

読了日:09月30日 著者:佐藤 直樹
https://bookmeter.com/books/17203204

■腐女子になると、人生こうなる!~底~ (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
優等生な中学生が県下でも屈指の進学校に入学したものの、同人活動で急転直下、ド底辺の高校生に。
同人活動って命削ってやってるひとたちばっかりだなあと思ってましたが、やっぱりそうだった。
大阪から夜行バスで東京に着いたら学校に直行、しかもその日はテスト。
普通の親なら止めるけど「行きたかったら行けばいい」だもんな。
母親がヲタク気質だと理解があり過ぎてこうなりますよね。
緊急入院した時の「人間の体内には存在しない菌が検出されました」どういうことw

読了日:09月29日 著者:御手洗 直子
https://bookmeter.com/books/9781086

■賢者の睡眠
世の中の圧倒的多数の人は、一日に7.5時間の睡眠が必要。
簡易型黒のタイプ診断チャートをやってみたら、睡眠時間は7時間以上必要ない「イルカ型」でした。
寝不足に慣れてしまっただけかもしれませんが7時間も眠れない。
普段から横向きで寝ているのでこれは続けよう。
就寝一時間前に糖質もしくはキウイフルーツを2個食べるとぐっすり眠れる。

読了日:09月29日 著者:メンタリストDaiGo
https://bookmeter.com/books/18213646

■鵼の碑 (講談社ノベルス)
光る猿と燃える碑。
移動した死体。
榎木津は、僕は何のナゾも持っていないからな、と言う。
それならば誰が何のナゾを持っているのだ。
化け物の幽霊に翻弄されるものたちが日光に集い、京極堂が鵼を祓う。
歓喜日光。歓喜日光!
読了日:09月28日 著者:京極 夏彦
https://bookmeter.com/books/21509334

■思わず考えちゃう
ヨシタケシンスケさんが日々スケッチしていることについて。
たくさん描く日もあれば一枚も描かない日もあって、幸せな時は一枚も描かず、ストレスがある時にたくさん描く。
心の中にゴミやしき。なんか素敵。
「明日やるよ。すごくやるよ」今の自分を楽にするキーワード。
最終的に自分に返ってくるとしても、自分を甘やかす方法を知っておく必要あるなあと思いました。

読了日:09月27日 著者:ヨシタケシンスケ
https://bookmeter.com/books/13581017

■激せまキッチンで楽ウマごはん
コンロがひとつしかないような激せまキッチンでも作れるおいしい料理。
ひとり暮らしの小さい台所だと料理するのもなかなか大変ですが、工夫次第でこれだけできる、というレシピ。
揚げ物は外食で食べられるから、最初から家では作らないと決めておくとラクでいいと思います。
ほうれん草のホットサンド、このテがあったか、今度作ります。

読了日:09月27日 著者:草野かおる
https://bookmeter.com/books/14891406

■エミリの小さな包丁 (角川文庫)
恋と仕事を失ったエミリは海辺の町に住む祖父の家に逃げるようにやってきた。
祖父が作る食事に癒されていくエミリ。
出会うひとたちが本当に良い人たちだった。
でも、その人たちにも事情があって、それを経験したからこその優しさだったりするのでしょう。
包丁に託された思いを胸にエミリは新生活へ。がんばれ。

読了日:09月26日 著者:森沢 明夫
https://bookmeter.com/books/13798048

■ミステリーのおきて102条 (角川文庫)
新聞連載されていたミステリに関する連載をまとめたもの。
巻末の「本文掲載書名一覧」が親切。
短編集の並べ方とか、こういう作品は自分には書けるだろうかと問いかけていたりとか、作家の裏側を覗き見たようで面白かった。
小川未明「金の輪」とエドガー・アラン・ポー「メエルストルムの渦」が気になりました。

読了日:09月26日 著者:阿刀田 高
https://bookmeter.com/books/466435

■斑鳩に眠る二人の貴公子・藤ノ木古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
9月25日は石室などが発堀されたことにちなんで制定された藤ノ木古墳記念日。
石室内には江戸時代の灯明皿が混ざっており、供養を続けていた尼僧の存在を浮かび上がらせた。
ふたりの被葬者は幾重にも布に包まれていてどちらも男性、穴穂部皇子と宅部皇子だと考えられている。
でもどうしてこんなに慌ただしく埋葬されたのだろうか。
表紙は復元された太刀と剣。

読了日:09月25日 著者:前園 実知雄
https://bookmeter.com/books/118514

■新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない: 愛と教養のラブコメ映画講座
ジェーン・スーと高橋芳朗が34本のラブコメ映画を語り尽くす。
王道ラブコメからラブコメからはちょっと外れるかも、みたいな作品まで幅広く紹介しています。
ラブコメ含めてあんまり映画を見てないから知ってる作品も少なくて、映画についての感想にはついていけてないと思うけど、ラブコメ映画4つの条件を満たす作品は面白そうだなあと思いました。
適度なご都合主義って大事。
鑑賞後の後味がホラーだという「軽い男じゃないのよ」見たい。


読了日:09月25日 著者:ジェーン・スー,高橋 芳朗
https://bookmeter.com/books/19017028

■かわいいミニ・プランツたち―室内で楽しむ小さな鉢植え
小さなグリーンの育て方。
ガジュマルとエアプランツを買ったので、ちゃんと育てられるといいなと読みました。
やっぱり水ですよね。
ガジュマルはとにかく葉水を忘れずに。
エアプランツはいつまでも表面が濡れていると腐ってしまうことがあるので注意。

読了日:09月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/9769021

■カンゲキさん 推しがいるから現場は天国! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
観劇オタク「カンゲキさん」たちの楽しい日々を綴った4コマまんが。
どういう経緯で観劇にハマることになったのか、そもそものきっかけは人それぞれなんだろうけれども、日々のスケジュールが観劇中心になるほど好きっていう情熱がすごいなあ。
物販で直接お金を落としたりしてマジでオタクが経済回してる。
チケット抽選に向けて徳を積んで、どうか当たりますように。

読了日:09月24日 著者:木村琴々
https://bookmeter.com/books/15597650

■the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)
人気霊導師の能城あや子と彼女を支える最強の調査チームが真実を暴く連作短編集。
ずば抜けた調査力があるとしても、盲目で耳も悪いあや子の佇まいのそれらしさがなかったら、もっと怪しまれていてもおかしくなかったかも。
あや子を追っている稲野辺の「ベッドの下を見ろ」の話が良かった。
引き際を弁えて綺麗に痕跡を消した彼女たちがどこかで元気でいてくれるといいな。

読了日:09月23日 著者:井上 夢人
https://bookmeter.com/books/562747

■新宿二丁目のますますほがらかな人々
前作とは違って発言者ごとにフォントを変えているので、誰の発言なのかをいちいち名前を見て確認しなくて済む分、会話のテンポを維持したまま読めるのが良かったです。
メトロセクシュアルっていうのを初めて知った。
ジョージさんとつねさんは恋人同士、そのふたりと一緒にニューヨークを旅行してるノリスケさんが(ほぼ日の担当者は熱を出してホテルでダウン)、あてられっぱなしで可哀そうでした。

読了日:09月23日 著者:新宿二丁目のほがらかな人々
https://bookmeter.com/books/45468

■世界の不思議な街の空から
世界の街を空から見下ろす。
クロアチア・カルロヴァツを目当てに図書館で借りた本。
北海道の五稜郭みたいに星型の街なのだけれど、そんなに星っぽくないかも。
それならオランダ・バウルタンベのほうがちゃんと星型。
スロベニア・ピランはアドリア海に突き出した細長い街。
スロベニアって海に面してないと思ってた。
55歳以上の人だけが入居できるアメリカ・サンシティのぐるぐるした街並みに酔いそう。

読了日:09月22日 著者:
https://bookmeter.com/books/18408441

■あたふた研修医やってます。 24時間お医者さん修行中コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
医学部を卒業した研修医たちが2年間の研修期間を経て選んだ科のお医者さんとして独り立ちするまで。
先輩の医者たちに揉まれ、看護師さんに揉まれ、患者にも揉まれて、だんだんと医者らしくなっていくんだなと思いました。
皮膚科の教授回診で薬疹じゃないと見破った教授はさすがに年季が違いますね。
コードブルーがこんなにすごいことになってるとは知らなかった。

読了日:09月22日 著者:水谷緑&POCHI
https://bookmeter.com/books/8029304

■キケン (角川文庫)
成南電気工科大学の機械制御研究部・略して「キケン」部員たちの青春の日々。
キャラがたってて面白かったです。
学際の模擬店でどっかの軍曹になった元山に笑ってしまったのと、サトルくん1号のパイロット池谷の奮闘が良かった。
入枝くんは間違ってもすっごいウィルスとか作らないように。
過ぎ去りしあの頃の思い出を語れる相手が思い出の仲間との再会のきっかけをくれるなんて、元山は良いひとと巡り合ったんだなあとしみじみしました。

読了日:09月21日 著者:有川 浩
https://bookmeter.com/books/11024051

■新宿二丁目のほがらかな人々
『ジョージ、つねさん、ノリスケの3人が、「オトコたちの街」新宿二丁目のバーに集まり、旅行、ダイエット、恋愛などについて、おねぇ言葉や裏声で語り明かします。「ほぼ日刊イトイ新聞」人気コンテンツの単行本化』
宴会みたいなパーティじゃなくてパーティ然としたパーティの作法なんて、実際に役立つことなんて一生ないかもしれないけれど、そういう世界を知らないままでいるよりは断然楽しい。
男は肩で女は背中、普段から気を付けていると良さそう。
「ますます」に続く。
読了日:09月21日 著者:新宿二丁目のほがらかな人々
https://bookmeter.com/books/386268

■カルト宗教やめました。~「エホバの証人2世」の私が信仰を捨てた後の物語~
息子の病気がきっかけでカルト宗教から脱退したあとの日々。
母親たちとの関係の修復は難しいだろうし、他人との距離感を測るのも大変。
それでも試行錯誤しながら現実社会に向き合うしかない。
信者たちが「楽園になったら」の話をしているときに「今そうすればいいのに」は、本当にそうだなあと思います。
楽園は自分で作れる。
読了日:09月20日 著者:たもさん
https://bookmeter.com/books/15232546

■NHKガッテン! フレイル予防で、一生歩ける! 介護いらずの若返りワザ (生活シリーズ)
要介護・寝たきりにならないための秘策。
指輪っかテストは合格でした。ああ良かった、ふくらはぎが細くない。若いころなら細いほうが良いと気にしたかもしれないけど、もう健康第一なお年頃ですもの。
長生きするには運動よりも人との繋がりが重要。

読了日:09月20日 著者:
https://bookmeter.com/books/13749466

■十津川警部 五稜郭殺人事件 (講談社文庫)
ウィークリーマンションで男性が刺殺された。
被害者は、IT産業・北洋エレクトロニックを離れて函館に新会社設立を計画する「函館新撰組」の中心人物、近藤。
近藤が遺したダイイングメッセージ「ゴリョウカクト」の意味とは。
お家騒動もここまでくるとたいしたものだな。
それほど会社が大事なのか。
読了日:09月19日 著者:西村 京太郎
https://bookmeter.com/books/412149

■キャラ立ち民俗学 (角川文庫)
今までハマってきたものを民俗学と位置付けて考察する。
説明すると長いものごとに名前を付けるのがうまいなあ。(ゆるキャラなんて特にそう)
せっかく大日坊(即身仏で有名)まで行ったのに、最強と名高いお守りじゃなくテレホンカードを選んでいるのがさすがだと思いました。
表紙のテングーが可愛い。

読了日:09月19日 著者:みうら じゅん
https://bookmeter.com/books/13552489

■新幹線のたび ~金沢から新函館北斗、札幌へ~ (講談社の創作絵本)
新幹線を乗り継いで、金沢から札幌へ向かう。
地形を詳しく描いているので関東平野が本当に平野なんだと実感できました。
下の部分の、車内にいるひとたちの様子も面白かった。
上杉謙信と武田信玄が仲良く隣同士に座って東京駅のイベントへ。おじさんたち楽しそう。

読了日:09月18日 著者:コマヤスカン
https://bookmeter.com/books/11116132

■社員公認 「にんべん」のかつお節レシピ (講談社のお料理BOOK)
鰹節専門店「にんべん」の社員が考えた、和洋中+おやつ75品のレシピを掲載。
隙あらばかつお節をかけているので、これ作ってみようかなと思うレシピが多くて良かったです。
厚切りの削り節をチョコがけにする発想がすごい。
かつお節は必須アミノ酸をすべてバランスよく含み、かつお節を10g食べることで、体重50㎏の成人が1日に必要な必須アミノ酸の30%以上を摂ることができる。

読了日:09月18日 著者:にんべん
https://bookmeter.com/books/6858858

■いまこそガーシュウィン
アメリカ新大統領の人種隔離政策で激化する人種差別を憂いて、ひとりは多様性を訴えるコンサートで岬洋介との共演を望み、もうひとりは<愛国者>と呼ばれる暗殺者を送り込む。
ファイナリストとしてショパンコンクールの同じ舞台に立っていた岬と再会したエドワード。
二台のピアノによる「ラプソディ・イン・ブルー」は、きっと聴衆の心に深く刻み込まれたと思う。
それを当の大統領本人も感じてくれるといいのだけれど。
次はモスクワに行く岬洋介に何が待っているか。

読了日:09月17日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/21511307

■霊道紀行 (角川文庫)
辛酸なめ子のスピリチュアル体験。
スピリチュアルとかオカルトって、話す相手を選ばないとちょっとアレなひとと思われがちなんだけれど、真面目なふうでもあるし茶化してる感じもして、匙加減が面白かった。
ラップ音を聞いたりドッペルゲンガーらしきものを見たり、色んな体験してるのに、霊感の有る無しとはまた別の話なんだろうか。
アリソン・デュボアって来日したことあったんですか、その記念で対談だなんて羨ましい。
それにしても鳩山幸夫人すげえ…。

読了日:09月17日 著者:辛酸 なめ子
https://bookmeter.com/books/4782883

■空鉄 諸国鉄道空撮記
高度1000〜7000フィートから高精細カメラで捉えた鉄道風景を収録した写真集。
ドローンを使わずセスナやヘリコプターに乗って撮影しているそうで、チャーター経費が高額なこともあり、無駄なく効率的に撮影するため綿密な飛行ルートを作成する。
線路の上を飛行機が飛んでいる写真が面白かった。飛行機がこんなに低いところを飛んでるなんて思わなかった。
京都の転車台を上から見ると転車台の大きさが「C62が載ってギリギリの長さ」だと分かる。

読了日:09月16日 著者:吉永 陽一
https://bookmeter.com/books/18535213

■松苗あけみの少女まんが道 (BUNKASHA COMIC ESSAY)
松苗あけみが漫画家人生を振り返る。
漫画そのものを描くのも大事だけれど、出会ったひとたちとの縁も大事。
姉の同級生M先輩が内田善美の友達だったり、内田さん繋がりで一条ゆかりのアシスタントになったり、漫画の世界がどんどん迫ってくる。
当時の少女漫画界が垣間見えて良かった。

読了日:09月16日 著者:松苗あけみ
https://bookmeter.com/books/15627376

■十字架のカルテ (文春文庫 ち 11-3)
新人医師の弓削凜は精神鑑定の第一人者・影山司の助手として容疑者たちの心の闇を見極めていく。
詐病なのかそうでないのかを客観的に見極める大変さ。
精神鑑定は刑法39条が関係するから難しい問題だと思いました。
裁判で証言した影山のキッパリした態度は、場数を踏んだからというよりも覚悟なのかもしれない。
罪を問えない者が背負うはずだった十字架はいったいどうなるのか、色々と考えさせられた。


読了日:09月15日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/20230101

■育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ
「心のあり方、家事のこと、おしゃれのこと、人間関係のこと、作品との向き合い方…軽やかに心地よい毎日をおくる暮らしのヒント133」
ある程度、仕事の都合を自分でどうにかできるひとなら、時間に追われないスケジュールを立てられそう。
時間に追われると視野が狭くなったりするから、余裕を持つのは大事だと思う。
坊主頭にしたなんてすごい経験。
思い切ったなあ。
読了日:09月15日 著者:小川 糸
https://bookmeter.com/books/14317528

■#いぬまみれ (マガジンハウスムック)
人気インスタグラマーたちの愛犬を紹介。
小型~中型の犬が多いのは、やっぱり家の中で飼いやすいからなのかな。
巻頭で、神田沙也加さんが浅草のドッグカフェで楽しんでいて、犬が好きだったんですね。

読了日:09月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/11544628

■ココナッツオイル使いこなし事典 やせて若返る! 脳イキイキ! 体の中からキレイになる
食べても塗っても大活躍、ココナッツオイルの使い方。
普段は紅茶に入れて飲んでるのだけれど、スキンケアに使うには匂いがちょっと気になるかなあ。どうだろう。
「構造上ひじょうに安定しているので、あぶら焼けなどの心配もなく、日焼け防止やキレイに焼くためのオイルとしても使えます」
日焼け防止とキレイに焼くのは反対の効果だけれども。

読了日:09月14日 著者:
https://bookmeter.com/books/8526490

■理系夫とテキトー奥さん (コミックエッセイの森)
理系夫と文系妻の噛み合わない日常。
一か月間の妻の仕事を振り返り反省会をするのって意味が分からん。
家庭内月次報告会でノルマ達成をほめてもらうために漫画を描く仕事をしてるんでしょうか。

読了日:09月14日 著者:百田ちなこ
https://bookmeter.com/books/12310791

■サンタクロースは雪のなか (創元推理文庫)
財政難から映画のロケ地として貸し出されたバックショー荘。
クリスマスイブ前日、教会の修繕費用を集めるために「ロミオとジュリエット」の一幕が上演されるが、大雪のため、詰めかけた村人たちとともに閉じ込められてしまう。
そしてその深夜、主演女優フィリスが絞殺された。
女優になったニアラが産気づきダービー医師が取り上げて
「女の人がほんとうに困っているとき、指揮をとれる男の人ってすてき」うん、そうだね。
とりもちに捕まったのがサンタじゃなくて良かった。

読了日:09月13日 著者:アラン・ブラッドリー
https://bookmeter.com/books/5544540

■イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ
イタリアからやってきたマッシの日本食ワールド。
異国の食べ物を楽しむには、こだわりを捨てて食べてみることが必要なんだなと思いました。
日本のピザなんてピザじゃないと頭から否定するよりも、日本のピザは日本のピザだと割り切れるかどうかがポイントなのかも。
メロンパンにハムとチーズを挟むなんて発想がなかった。
今度やってみます。

読了日:09月13日 著者:マッシミリアーノ・スガイ
https://bookmeter.com/books/19351728

■お兄ちゃんは背が小さい (1) (角川コミックス・エース)
突然、再婚した父からナツキに送られてきた宅配便の中には人形サイズの兄が居た。
なんだろう、面白がってる余裕がなく、ただひたすら不安しかなかった。
再婚相手もこのサイズなのか、お隣の柿本さんのおばあちゃんが言う「セージさん」はハルと同じ民族のひとだったのか、情報が少なすぎる。
泥棒とは言えやっぱり誰かに見つかったらダメだよね、ふたりの同居生活はどうなるか。
2巻に続く。
読了日:09月12日 著者:冬野 ケイ
https://bookmeter.com/books/13058044

■お兄ちゃんは背が小さい (2) (角川コミックス・エース)
出張先から父帰る。
父は宅配便でハルを送ってきたけれど本当は連れ出し厳禁。
連れ戻しに来たふたり(説明ないけど父の部下なのかな)によるとハルを匿うのは隠匿罪に問われるらしい。
ハルを連れ出せないならナツキと父が引っ越せばいいだけなのに、なんでこんなに深刻な話になってるんだろう。

読了日:09月12日 著者:冬野 ケイ
https://bookmeter.com/books/13864681

■決定版 鬼平犯科帳 (2) (文春文庫)
第2巻収録作品は、「蛇の眼」「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「妖盗葵小僧」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」。
兎忠こと同心・木村忠吾が登場。
24歳で温厚でうさぎ饅頭そっくり、惚れっぽい。
惚れっぽいおかげで「谷中・いろは茶屋」「お雪の乳房」の悪党を捕まえるきっかけになったけれど、女のほうが可哀そう。
火盗改の威信をかけた「妖盗葵小僧」は酷い事件。
鬼平の心配りにも救われなかった被害者たちの無念は晴れただろうか。

読了日:09月11日 著者:池波 正太郎
https://bookmeter.com/books/11242526

■身辺怪記 (角川文庫)
タイトルから、身近で起きた怪異なことを書いたエッセイかと思ったんですが、幅広い意味での不思議なこととか懐かしい思い出など。
図書館の本に書き込みする輩を不愉快に思うの分かるなあ。
鉛筆ならまだしも蛍光ペンで線を引いてある本に出くわしたことがあるので、私も一緒に犯人を怒鳴りつけてもいいでしょうか。
首と四肢を切り落として作った子山羊のバッグってなんとなくゾッとする。

読了日:09月11日 著者:坂東 真砂子
https://bookmeter.com/books/450951

■Tasty Japan #ラクうま ふたりごはん: Tasty Japan Cook Bookシリーズ
『ふたりの毎日の様々なシーンに合わせて作れる便利な「ラクうま料理」レシピが満載です!』
LiLiCoさんのレシピ「ヘルシーラザニア」も掲載。
ルーローハンみたいに30分くらい煮込む料理もあるので決して短時間でできるものばかりではないのだけれど、思ったほど工程は多くない。
水きり不要、ヨーグルト1パックで作るベイクドヨーグルトケーキが簡単でいいな。

読了日:09月10日 著者:Tasty Japan
https://bookmeter.com/books/18864092

■胡桃ちのPresents モノズキ散歩、お茶して癒やし♡ (ぶんか社コミックス)
主婦のエイコが、衣類、文具、キッチン用品など、好みに任せて買い物にいそしむエッセイ風4コマ。
自分だったらコレ買うかなあと思いながら読んでいました。カレンダー9冊かあ。
日常使いの取っ手付きグラスを割ってしまって、ショップに行ったら品切れで、同シリーズのものを勧められたけれどサイズ感が違う。
私だったら買わないけど、買ってしまうのがすごいところ。

読了日:09月10日 著者:胡桃ちの
https://bookmeter.com/books/15959106

■図書館の殺人 (創元推理文庫)
図書館で見つかった死体はダイイングメッセージを残していた。
期末試験の最中での出来事だけど裏染は通常運転、千鶴対策も抜かりなし。
2年生には期末テストの総合順位上位3名に副賞を与えると公約した新聞部。
裏染の水族館チケットがこんなところで役に立つとは。
結局は禁止になっちゃったけど換金すれば結構な金額、裏染の目の色が変わるのも当然だ。
「鍵の国星」の内容を美世子は知る機会があったんだっけ?
図書館の外観の描写が旭図書館すぎてニヤニヤしてしまいました。

読了日:09月09日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/13067797

■添乗員狂騒曲 (角川文庫)
「旅は道連れ、世は情け。困ったお客と添乗員・岡崎大五の世界を巡る珍道中!」
女子大付属高校の中国への修学旅行を任されたときには「なんだかとても面倒くさい」だったのに、成田に戻ってから、修学旅行はしばらく頼まない代わりに別のツアーを紹介すると言われた途端に「そんなのないですよ……」は態度が変わり過ぎで面白かった。
ルクソールのテロのあとでのエジプトの治安は「行ってみなけりゃ分からない」はその通りと思う。
まだらボケの森さんはエジプトツアー楽しみにしてたんだろうな。

読了日:09月09日 著者:岡崎 大五
https://bookmeter.com/books/362096

■わいるどらいふっ! 2 身近な生きもの観察図鑑
日本の動植物を4コマまんがでゆるく紹介。
コロナ渦で外出する人間がいなくて、踏まれたいドMなオオバコにとってはがっかりする日々。
巣立ち直後の野鳥のヒナはまだうまく飛んだりできないから、間違って拾われて動物病院などに運ばれてしまうことがある。
ほとんどが助ける必要のない「誤認救護」なので、ぐっとこらえて見守ること。
沖縄って市街地で普通にコウモリ飛んでるのか、しかもデカいな。

読了日:09月08日 著者:一日一種
https://bookmeter.com/books/16900274

■おみたま通販便finale (バンブーコミックス)
ローズブーム到来の南さんが買ったダマスクローズの香りのローズリップクリーム。
商品が気になってあとで検索したら裁判沙汰になってたよ;
水筒とかトミカとか、自分の担当キャラのグッズを買う経験って声優さんならでは。
不思議な話も面白かったです。
いわくつきのスタジオでガヤを録音すると、この世の方でない方が参加してものすごい数のガヤが録れてしまい、やり直しになるっていうのがすごいなあ。
ポリスマンと付き合い始めたローズさんの今後も気になるけれど、これでファイナルなのが残念。

読了日:09月08日 著者:南央美 ももせたまみ
https://bookmeter.com/books/4096340

■キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)
引き籠りの映画マニア嗄井戸と留年を回避したい奈緒崎の事件簿。
嗄井戸の姉の事件が凄惨すぎて、これじゃ外に出られなくなっても仕方ないなと思う一方で、高畑教授が大学に呼び戻したい気持ちも分かるのでした。
ビジネスライクな束と違って奈緒崎は単純に嗄井戸と友達になろうとしてる。

読了日:09月07日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/11498007

■シベリア夢幻―零下59度のツンドラを行く
極寒の冬のシベリアと白夜の夏のシベリア。
「極寒シベリアという世界は百まんべんの口述報告よりも写真一枚のほうが圧倒的につよい!ということをとことんまで思い知らされてしまった呆然モノカキ人の第一報告というふうに受けとってもらえると有難い」。
雪がない時期には、家の土台が動いて傾いてしまっているのが分かる。
それほど寒いところに住む人がいるんだもんなあ。

読了日:09月07日 著者:椎名 誠
https://bookmeter.com/books/466956

■明治まるごと歴史図鑑 2
明治時代に生きた庶民の暮らしに目を向ける。
「風俗画法」という雑誌をはじめ、明治時代の出版物に掲載された絵や写真などをたくさん紹介する。
桜の名所、飛鳥山でのお花見の写真(明治33年)を見ると、大勢が詰めかけてお花見してる感じではなさそうなのだけれど、たまたまだったのか、そういうものだったのか。
江戸時代にはなかったあかりが普及して、ガス灯は大通りを、石油ランプは室内を照らした。
今の時代の街灯とは比べ物にならないほど暗いのだけれど、これも文明開化の恩恵。

読了日:09月06日 著者:深光 富士男
https://bookmeter.com/books/12547663

■感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた
まんがで分かる感染症とワクチンの歴史。
150年前、日本に種痘を広めた楢林宗建曰く「予防医学は報われない」。
日本はワクチンの信頼度が世界最低レベル。
1992年の司法判決がきっかけで国もワクチンに消極的になってしまったけれど、ワクチンを打たないデメリットもあるのでよくよく検討すべし。
コロナについては「薬やワクチンが出来ても根治させるのは無理そうだしね」。

読了日:09月06日 著者:さーたり,中山 哲夫
https://bookmeter.com/books/16519303

■狩人の悪夢
ホラー作家・白布施の家の「眠ると必ず悪夢を見る部屋」に泊まったアリス。
その翌日、白布施のアシスタントが住んでいた家で右手首が切られた女性の死体が発見された。
白布施は火村の狩人としての腕前を知らなかったわけだけれど、追い詰められ狩られる獲物の立場にはなりたくない。
これからは、火村の悪夢の中で、アリスが梟のホウホウという鳴きまねをしてくれることでしょう。

読了日:09月05日 著者:有栖川 有栖
https://bookmeter.com/books/11284195

■60代、かろやかに暮らす (単行本)
「手放すことをためわらず、変化をおそれずに、風とおしのいい毎日を送りたい。人生の再スタートに寄り添う、大人のためのエッセイ」
ヲタ活を手放した代わりに、電車に乗って15分ほどのジムに入会してダンスフィットネスに励む。
終わらせることと始めることの見極めは、もう本当に自分次第なのだなと思う。
どうでもいいけど、表紙の笑顔が若干不気味。
読了日:09月05日 著者:岸本 葉子
https://bookmeter.com/books/20777308

■毎日かあさん2 お入学編
小学校入学おめでとう息子くん。
なんだろう、男の子たちがおばかさんでいてくれると、ものすごくホッとする。
「息子のクラスのバーベキューパーティー」とかにちゃんと参加してるサイバラえらい。
同じクラスのおばかさん5人組の先輩ママの基本方針は、ひとさまに迷惑さえかけねば本人ケガやむなし。
たまに出てくる鴨ちゃんが、娘ちゃんにすっかり手のひらで転がされたり息子くんと一緒に江戸屋猫八になってみたりと、家族の時間を過ごしているのが泣ける。

読了日:09月04日 著者:西原 理恵子
https://bookmeter.com/books/570837

■世界のサラダ図鑑: 驚きの組み合わせが楽しいご当地レシピ304
世界各地のご当地サラダ。
もし私が大富豪になったならシェフを雇って片っ端から作ってもらう。どれもこれもおいしそう。
スイカと塩分強めのフェタチーズを使うギリシャのカルプーズィ・サラータは、日本人としては理屈が分かる。
ゆで卵をビーツの漬け汁で染めてるポーランドのやつ色がすごいw
材料が100種類を超えることもあるというグアテマラのおそらく世界最大のサラダは大迫力。
アメリカのインスタントプリンとホイップクリームを使ってる「こういうサラダを作らせたらアメリカ人の右に出るものはいない」誠にごもっとも。

読了日:09月04日 著者:佐藤 政人
https://bookmeter.com/books/18720345

■さいごの毛布 (角川文庫)
人付き合いが苦手な智美は老犬ホーム・ブランケットで働くことになった。
飼い主の事情で飼えなくなって、ブランケットに居る犬たち。
無責任な飼い主の都合で、と責めたくなりますが、預けることが最善と判断した飼い主のつらさは他人には分かりにくい。
智美が家族との関係改善に一歩踏み出せて良かった。

読了日:09月03日 著者:近藤 史恵
https://bookmeter.com/books/11205129

■NHK「100分de名著」ブックス 松尾芭蕉 おくのほそ道
「おくのほそ道」は単なる紀行文ではなく、虚実が入り交じる文学作品である。
松尾芭蕉は130年も続いた戦乱の時代ののちに誕生した新しい日本の最初の大詩人。
新しい日本の大詩人がすでに滅んだ古い日本の遺跡を訪ね、古い日本を弔う記念的な旅が「おくのほそ道」。
「古池や蛙飛こむ水のおと」が俳句界の重要な転換点だった。
「不易流行」「かるみ」がポイント。
読了日:09月03日 著者:長谷川 櫂
https://bookmeter.com/books/8489425

■科学がつくる21世紀のくらし〈5〉海洋開発―生活の資源をつくる
「未来の資源メタンハイドレートやマンガン団塊、海を利用した発電、魚をふやす海洋牧場、海洋深層水など、海を利用する研究を紹介」
日本でメタンハイドレートが発見されて次世代のエネルギーとして期待されているけれど、実用化にこぎつけられるかどうか。
輸送時間の短縮のために、貨物船が北極海を通るルートがあるんですね。
海賊もいないだろうし、日本とヨーロッパの輸送距離が半分になるなら良い。

読了日:09月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/3428380

■るるぶ横浜 中華街 みなとみらい'24 (るるぶ情報版)
地元るるぶを買うのはこれで2度目。
暑すぎて出かけるのもおっくうだったんですが、そろそろ出かけてみようかなと。
個人的には、「中華まん食べ比べ」で北京飯店の五目にくまんが取り上げられていたのでもう満足です。これは本当にお気に入り。
みなとみらいのウェスティンホテルってあの場所の建物だったのか、全然注意を払ってなかった。
ホテル最上階のロビーラウンジのアフタヌーンティーなんて優雅だなあ。

読了日:09月02日 著者:
https://bookmeter.com/books/20981976

■あやかしトリオのごはんとお酒と珍道中 ~幻月夜のひと騒ぎ~ (マイナビ出版ファン文庫)
みんなで妖怪夏祭りを楽しんで、良い思い出になっただろうなあ。
バーベキューコンロを置ける「小さい庭」が羨ましい。
化けタヌキ左近の会社にいた化けキツネの右近が転職、朋代の会社にやってきて、これから朋代は大変そう。


読了日:09月01日 著者:桔梗楓
https://bookmeter.com/books/18644763

■リンボウ先生の閑雅なる休日
旅や暮らしや思い出。
イギリスで食べたグラヴラックス(北欧料理)がおいしそうだった。
生魚を食べないイメージがあるイギリスでグラヴラックスって大丈夫なのかと思ったら、スモークサーモンを使うのですね。
アイルランドの伝統の指輪、クラダーのデザインがうまく想像できなくて、あとで検索しました。

読了日:09月01日 著者:林 望
https://bookmeter.com/books/366581


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