「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ただ今11人」

2020年01月04日 | 宴会・会食

           

正月3日。お昼過ぎから、我が家を取り巻くように正月台風が二か所で発生。
午後3時過ぎからモロに我が家に上陸。いつ果てるともないやんややんやの大嵐が吹き荒れた。
その数、食べ盛り育ちざかりの若武者3人を筆頭に、受け入れの二人を足して総勢11人。静かに食べろと言う方が無理な話。

普段は履物と言っても2・3足で、狭いと感じることもない玄関のたたきが、この日ばかりはところ狭しと大小の履物11足が散乱する。
近頃の世相を反映するように、スニーカーが主流。次いで、親元を訪問するといっても、すぐ近くに住んでいる気安さもあって、つっかけも混じっている。もっとも、普段からあまりいいものを履いていない生活態様が見え隠れする。

何はともあれ無事に11人が集結。しばらくはプラスもマイナスもなくこのままで推移するに違いない。
ただ、今は7cmそこそこのちっちゃなスニーカーが、あれよあれよという間に大きくなっていく変化は楽しみである。
人数の変化という点では、受け入れ担当の二人に一番の問題がありそうだ。兎に角健康を優先させ、これからも元気に長く受け入れ役を守りたいと思ってはいるが、さていつまで続くやら。酒豪の部類に入る婿殿にお付き合い出来なくて申し訳ないが、酒は百薬の長と言われる程度の下戸のままでいたい。

そういえばその昔、向田邦子脚本の「ただ今11人」というテレビドラマがあった。
数字こそ同じであるが、我が家の場合、あのドラマほど劇的でもなければ個性の強いキャラ揃いでもない。ただ平々凡々たる11人である。
そうは言いながら、確固たる目標を持った大学1年生もいる。進路が決まりつつある高校2年生もいる。少年野球に熱心な小学4年生もいる。
彼らの夢を静かに見守り、応援団長として楽しみながら、彼らの里帰りを待つ。これも悪くはない。

そして願わくば、彼らの成長過程を少しでも長く見届けたいと思う、令和2年のお正月である。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい