アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

世界文化遺産熊野参詣道小辺路を歩く NO2 水ヶ峰から大股往復 Part1 2013年11月30日

2013-12-20 09:28:57 | 世界文化遺産熊野参詣道中辺路を歩く

前回は高野山から水ヶ峰を往復したが
この日は その続きで 水ヶ峰から大股を往復した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Part1水ヶ峰から平辻まで

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



高野龍神スカイライン(国道371号線)の「水が峰入り口」付近の道路わきに

車3台分の駐車スペースがあったので そこに止めて出発した。

※地図は世界遺産熊野参詣道ルートマップ 山と渓谷社

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


水が峰入り口には 小辺路の案内看板が建ててありすぐ分かった。

この日スカイライン入り口には「高野龍神スカイラインは凍結、積雪の為

チェーン規制」とたて看板が出ていた。

実際道路は 所々凍結や積雪がありかなり危険な状態であった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この看板が小辺路誘導標識。この先この間版が随所に立っていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


午前10時少し前に着いて支度をしていると、高野山方面から

走ってきた人がいた。お話しすると高野山を午前8時に出発して

今日は十津川温泉「昴の湯」まで走りぬけ、明日熊野本宮大社に

着く予定とのことだった。やはりトレランは早くて凄いけど

私には真似の出来ないことだ。元気にニコニコと走り去っていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


水が峰へは ジグザグに山道を登っていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


峠に着く。このあたりが水ヶ峰
らしい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


このあたりが集落跡だそうだ。大股まで8キロ弱だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


集落のはずれに真新しい道標が立っているが、お墓がいくつか

置き去りにされていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しばらく歩いて行くと、右上から道路が降りてくる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここで道路に合流するが、この道路が曲者で 結局この小辺路区間は

大半がこの林道を歩かされた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


林道の眺めは良い。高い山は雪で白くなっている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


かなり遠くの高い山は、世界遺産大峰奥駈道か、かなり雪で白い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


思わせぶりな標識だ。やっと林道から左の山道へ入れると思いきや

「小辺路はこのまままっすぐ林道を歩いてね」と言う意味だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


御丁寧に赤いテープで×印があり、進入禁止の意味か。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こういう看板が 幾つも出てきて、その都度がっかりする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


立派な休憩所があるが、「こんなもの造るより、ちゃんとした熊野古道を

復元せよ」と言いたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「いい加減にしてくれ」と言いたくなるほど、アスファルト道路は続く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


世界遺産の参詣道を散々ズタズタに壊しておいて こんな下らん記念碑を

立てて喜んでいる。まったく世界遺産があきれるわ。

どっかの村長さんの自己満足のサインまである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここで小辺路は右下に降りよという標識に喜んで降りる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


久々の山道に喜んで歩く。しかし前を行くトレランのお兄さんの足跡が

雪の上に全く無いのが気になる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


少し歩いただけで 林道に逆戻り。トレランの人は最初から

林道を走ったようだ。がっかりして もう小辺路のこの区間はあきらめて

引き返すかどうか立ち止まってかんがえる。

しばらく休憩して気を取り直して再び歩き出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


かなり長い距離の林道歩きしたあと、「つまらんからもう引き返そうかなあ」

と思い始めた頃、山道標識が現れた。「平辻」の標識がある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー