怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

難語

2008-03-30 19:13:29 | 教育
否。喃語だ。
愛息の定番を読んでもらおう。

初級編。

「もちもちね」

これは「しあわせだいふく」を聞きたいという要求。
実はこれはわかりやすいうちに入る。

中級編。

「アンパーン。」と「アパマン。」の違い。

前者はアンパンマンではない。後者がそれ。
前者は実はウルトラマン。

上級編。

「おちたね。」

さて、なんでしょう。

ちなみにモノが落ちたら「おちたぁね。」です。

これは「お茶が飲みたい。」です。

もう慣れの世界なので、だいたい分かるのが親なのですが、知らない人にはわからないだろうなぁと思います。

こんな話を想像していたら、霜村三二先生の本にも引用されていた、江口季好の「わたしの学力」という詩を思い出しましたので引用の引用。

(引用)
「ちやにあひました。おちました。」
わたしは一読して、
「五時のチャイムがなったのに外で遊んでいました。お母さんにおこられました。」
と理解しなければならなかった。
「23とそいました。あばやでそれいくとそいました。」
これは、
「二年生の子は三年生の子と遊びました。ぼくがアンパイヤーになって、ストライクと言ってあそびました。」
と読まねばならなかった。

今年度最後の日が明日です。
1年生を受け持って、果たしてどこまで彼らの言葉を受け止め得たのかというのはたいへん疑問です。
否、聞けていなかったという方が正しい。
なんども「しまった」という場面がありました。
あとででも気づけてよかったとも言えますが、やはり教師たるもの、子どもの言葉を受け止めてナンボだなぁと反省。

今、高い熱で床にふせってもうろうとしている。

寝込んでいると走馬灯のようにというか・・・うなされる記憶の断片なのです。

今は風邪を治して明日への力を蓄えなければいけない・・・。
ああ、節々が痛い。

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