怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

反・教育入門―教育課程のアンラーン(白澤社)子安潤2006.12.20(4)

2006-12-29 22:35:19 | 教育書
教育の内容の決定については、「不当な支配」の及ばない独立性、公正性をどこを基準に納得すればよいのか疑問が残った。

論はたたみ掛けるのである。

キーワード「教養」の登場である。
「教養」が教育の内容を規定していくと捉える。

勝田守一の「国民的教養論」を持ち出し、その能力構造図において、教科の枠組みを照らし合わせるのである。

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続いて、「国民的教養」から「市民的教養」へ上位選択をせまっていくのである。

新しい(国際感覚のある)社会へ向かうための「教育」の創造の提唱と受け取った。
こうなると、ナショナリズムやグローバルリズムを乗り越え、個人がよりよく生き抜く知恵の享受としての教育が創造(想像)されていく。

第一章終了。
子安ブログで読んできた、DeSeCo、シティズンシップなどのキーワードの理解が少し深まった。

さあ、次へ。

NHK紅白歌合戦ぎらい

2006-12-29 19:15:05 | 戯言
明日は実家の父母がやってくる。
長男にとってはとっても楽しみな出来事。

カミさんが連続で身重のため、今年も正月はウチなのだが、そこへ来てもらう形。
(田舎で年越しもいいのだが、個人的にはこの方がグー。)

で、一番嫌なのが
「NHK紅白歌合戦」

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「おじいちゃん、おばあちゃん、つまんないよ。歌ばっかりで。」
と、孫に詰られようが夕方から深夜までテレビはつけっぱなし。

正直、私は、紅白を見せられることには疲れる。

いろいろな音楽を楽しむようになった目や耳にとって、
「これぞステージエンタメ番組!!」
って感じの放送は公害にしか思えない。
(否、好きな人を批難しているのじゃないですよ・・・念のため。)

別に見たいアーティストも出ないし・・・。
(もともと洋楽派なのだが、日本の少ない好きなアーティストの出演は皆無じゃぁね。)
総華的な部分が見所だったハズの紅白も、価値観の多様化、相対化の波には到底勝てない。
エンタメとしての役割は終わっているシーラカンスのようなものだ。


最近思うのだが、こういう石頭のような番組は紅白くらいじゃないかって・・・。
だいたいなんで男女で競い合うの?
紅白って時点でジェンダーバイアスかかりすぎじゃぁない?
なんでCD売り上げの低い、話題性低い演歌歌手でしめなのだろうか?

なぞと疑念はつきないが、悪しき慣習っていうのだね。
安倍晋三とか好きそうだよね。こういうの。
「ウ・ツ・ク・シ・イ・・・」とかのたまったりして。バーカ。