怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

反・教育入門―教育課程のアンラーン(白澤社)子安潤2006.12.20(4)

2006-12-29 22:35:19 | 教育書
教育の内容の決定については、「不当な支配」の及ばない独立性、公正性をどこを基準に納得すればよいのか疑問が残った。

論はたたみ掛けるのである。

キーワード「教養」の登場である。
「教養」が教育の内容を規定していくと捉える。

勝田守一の「国民的教養論」を持ち出し、その能力構造図において、教科の枠組みを照らし合わせるのである。

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続いて、「国民的教養」から「市民的教養」へ上位選択をせまっていくのである。

新しい(国際感覚のある)社会へ向かうための「教育」の創造の提唱と受け取った。
こうなると、ナショナリズムやグローバルリズムを乗り越え、個人がよりよく生き抜く知恵の享受としての教育が創造(想像)されていく。

第一章終了。
子安ブログで読んできた、DeSeCo、シティズンシップなどのキーワードの理解が少し深まった。

さあ、次へ。


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