一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

政治の英語と語い

2009-08-31 08:50:37 | ニュース英語・英語学習
とうとう、政権交代が実現しますね。これを機会に政治を語るときに使える語いを覚えていきましょう!


Most politicians lose their enthusiasm for implementing their campaign pledges
soon after elections.



【訳】たいていの政治家は、選挙が終るとまもなく、選挙戦中の公約を履行することに情熱を失う。



【語い説明】  adj..形容詞、 n...名詞、 v...動詞、

  
  Most
(adj) ほとんどの
  politician (n) 政治家   statesmanは、立派な政治家

  lose (v) 失う、負ける
  enthusiasm (n) 熱意

  implement (v) 実行する、履行する  carry out, conductもあります

  campaign pledges 公約 (campaignが選挙などの運動、pledgeは誓い)
    pledge は、名詞と動詞が同じ形で、動詞として「誓う」という意味でも
    政治ニュースでよく使われます。

    ※ちなみに、最近、公約の代わりに使われる言葉、マニフェストは、
     manifesto  宣言(書)、声明(書)(もともとはイタリア語)

     政権公約と同じ意味ですが、日本語で「マニフェスト」というとき
     には、従来の公約とは違い、「何を」「いつ」やるか、
     具体的に時期まで明言することを言います。

   上記例文のような、言うだけで当選後はうやむやになってしまう無責任な状況を
   回避しようという考えがあります。


  soon after ~後すぐに、

  election (n) 選挙   選ぶという動詞は、elect



新政権が、しっかりと政治責任を果たすよう、私たち国民は目を光らせ、意見を
伝えていかなければなりません!



北千里教室では、9月14日の週が、Review Weekになっています。
クラス1,2では、Unit 11~20のReviewを行います。
ブログでも読むだけでも復習になる記事をがんばって書いていきますので、
ぜひ読んでくださいね!

今回は、クラス2で使っているBook2から、政治テーマのユニットをとりあげました。                                  

(茅ヶ崎英語教本Book2 Unit11-11)


ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ
 



関係代名詞はとても便利な道具

2009-08-27 15:00:57 | ニュース英語・英語学習
辻井伸行さんが、6月にバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝され、明るいニュースに日本中が沸きましたね。

全盲の彼が、長い課題曲の楽譜を覚えるその方法に、とても感心しました。

目の不自由な人は、一般に点字の楽譜を使うらしいですが、彼は違います。
どんなに長い曲も、全部、音で覚えてしまうそうです!


その部分を、先日の茅ヶ崎英語のニュースで以下のように表現していました。


He memorizes music after listening to tapes recorded by his teacher,
who played the right-hand and left-hand parts separately.



He memorizes music after listening to tapes recorded by his teacher,

         彼は、先生が録音したテープを聴いて、音楽(楽譜)を覚える

who played the right-hand and left-hand parts separately.

         その先生は、右手と左手のパートを別々に弾く


who(関係代名詞)を使うと、先に伝えた内容にさらに説明を加えることができます。
つまり、関係代名詞は、後からつけたして、簡単に話を膨らませていくことができる、とても便利な道具なのです。

このように、英文は文頭から主語(辻井さんは)の後、すぐに結論(述部ー楽譜を覚える)がきて、
まず何を言いたいのかが最初に分かります。

そして、後から詳しい内容説明がついてくるという、日本語とは異なる英文の特徴

  ――― その特徴の大きな要因の一つとなっているのが、この関係代名詞です。

関係代名詞は、省略されているものも含めると、至るところで実によく使われている構文で、
これに慣れ親しんでいることで、読解力・聴解力はもちろん大きく伸び、
書けること、話せることも劇的に広がります。

関係代名詞は、中学生で習うsyntaxですが、音で聞くと、構文がとれずに分からなくなる人が、驚くほど多いのです。
でも、量をこなしているうちに、皆さん慣れてきます。


クラス0.7では、関係代名詞の基礎を学び、
クラス1では、関係副詞や関係詞の省略も含め、8ユニット(8週間分)をさいて
学習します。

関係詞を自分のものすると、本当に英語の世界が広がりますよ!


ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ


現在、教室では、

★クラス0.7は、10月で一区切り。テキストも10月下旬から後編に入ります。
★クラス1は、UNIT20で一区切り。9月下旬からまたもう一度、最初の前置詞の学習を繰り返しながら、
さらに新しい知識と語いを積み上げていきます。
★クラス2は、外交(diplomacy)をテーマに学習しています。


Wisdom(智恵)は知っていること; Virtue(徳)は実行すること

2009-08-19 10:35:46 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
千里タイムズの8月21日号に載せた英文です。

Wisdom is knowing what to do next; virtue is...

紙面が限られているので全部は掲載できませんでした。

全文は、

Wisdom is knowing what to do next; virtue is doing it.
By David Starr Jordan

智恵は、次にやるべきことを知っていることで、徳とは、それを実行すること。


教育者であり、スタンフォード大学の初代学長になった人の言葉。
間に"skill"が入るものもあります。


Wisdom is knowing what to do next, skill is knowing how to do it, and virtue is doing it.


智恵は、次にやるべきことを知っていることで、技術は、そのやり方を知っていること、そして、徳とは、それを実行することである。


つまり、

1.何をするべきか知っている
2.その方法を知っている
3.それを実行する

人生のあらゆる事柄は、これを行うことで、達成できます。

1.の「何をするべきか」を知ることが難しいこともたくさんあります。
何をすべきかを知るためには、情報を収集、理解し、分析し、何が足りないか、何をすべきかを見極めます。

それができれば、次は、

2.の「方法」を決めます。最も効果的な方法を選びます。

そして、

3.の「実行」あるのみです。

単純なことですが、1も2も3も、それぞれに難しいこともあります。

私も常にこの3つを意識して、人生の難題に取り組んでいます。
教室ではもちろん、1と2を提供し、3をサポートしています。


茅ヶ崎方式英語 北千里教室公式ホームページはこちら



◆8・9月の体験者受け入れが可能な日程◆
    (各回、月曜夜は1名、火曜・土曜は2名まで受付)

クラス1
 月曜夜: 8月24日、8月31日、9月7日、9月28日
 土曜朝: 8月29日、9月5日、9月12日

 ★クラス1は、10月より1クラス増設を検討中です。


クラス2
 火曜夜: 8月25日、9月1日、9月8日、9月29日
 土曜朝: 8月29日、9月5日、9月12日
 

茅ヶ崎英語 北千里教室の体験案内はこちらです。

テスト前勉強は本当は、少しで良い

2009-08-17 08:10:58 | お知らせ
今週のクラス1、クラス2は、UNIT17です。前回同様、UNIT20までの一区切りで、UNIT11-20までの復習チェックを行います。

毎回の授業で
・授業前の予習
・授業中の学習
・授業後のほんの少しの復習・・・この「ほんの少し」が、実力の定着に大きな効果があるのです

これをやっておくと、チェックテスト前にさらっと復習する程度で、80点程度がとれます。

テスト前にあせるのではなく、日ごろの学習を大事にしてください。
一番効果的なのは、

・授業前の予習(最初の学習)
・授業中の学習(1回目の復習)
・授業後のほんの少しの復習(2回目の復習)
・チェックテスト(3回目の復習)

これで学んだ英語が、ほぼ定着します。


「エビングハウスの忘却曲線」の理論はご存知の方も多いと思います。
人間は、必ず忘れるのですが、同じ情報を何度か脳にインプットすることで、
その情報を短期記憶から、長期記憶へと、脳が保存場所を移動させてくれます。

付け焼刃で一度勉強して、テスト前にあわててもう一度だけでは、足りないので、
予習→授業→ほんの少しの復習→チェックテスト前の復習→チェックテストで間違ったところを「なるほど」と復習。

これであなたの脳は学んだことを完璧に中期記憶へ送ってくれます。

あとは、ニュースで出てきたり、何度か同じ語いや表現パターンに触れるうちに
長期記憶へと定着していきます。


また、文法は、最初に理解しておくと、ニュースなどの新しい文章に触れることで、さらに理解が深まって、強化されていきます。

日ごろからの「備えあれば憂いなし」です。

実際、前回のチェックテストでも、日ごろからしっかり予習してきている方は、
チェック前に軽く復習する程度で、高得点をとっておられました。

チェックテストは、出来ていなかったところをその場で「復習」することで、さらに学んだことを定着させるために行っています。
また、得点を出すことで、今までの学習方法を皆さんに振り返っていただきたいのです。


ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ
 




リスニングの学習時間

2009-08-12 13:28:48 | ニュース英語・英語学習
茅ヶ崎方式英語の各校では、毎回の授業終了後、授業で使ったニュースをカセットテープやCDに入れて
受講生さんに持ち帰ってもらう、という方法がとられているところが多いようです。

本部の会議に出たときには、少なくともそういう印象を受けました。
本部でも、教室の生徒さんに限り、ニュースの複製を許可して復習を推奨しているようです。

しかし、私は実は、教室の開校前は、ニュース音声を配布しないことを、検討していました。

ニュースを持ち帰ってもらうことで、
「音をとることばかりに偏った勉強」をしてしまう受講生さんが出るのではないか、ということが気になっていたからです。

茅ヶ崎英語の授業はリスニング重視であるため、授業でリスニング練習をたっぷり行います。

そして自宅でもリスニングとなると、リスニングばかりに学習時間を費やして、それで
満足してしまわないか、ということを心配したからです。

自宅では、(1)語い、イディオム、構文の修得、(2)リスニングよりも読解、そして、
(3)「聞き取る」だけでなく、正確な音を聞いて「まねる」発声練習を行う
ことが大切ですが、大半の人はそれだけやれば、学習時間はたっぷりです。

教本の該当ユニットを学習し、前週のユニットと授業で聞いたニュースのスクリプトを見て、
復習したら、それで十分。

さらに、時間がある人のみ、学習済みのニュース音声を聞いて、自分で発声練習する
お手本として音声を活用していただくのが一番だと思います。


もし、ニュース音声を配布して復習を促すことで、学習がリスニングに偏ってしまっては、
英語力の伸びを阻害する可能性もある、と考えたのです。


茅ヶ崎英語の合言葉は、「聞き取れなければ、話せない」ということで、リスニング重視ですが、
本当は、この前に、


「速読できなければ、聞き取れない」

という事実があるはずです。


つまり、読んでわからないものは、聞いても分からない。

さらに、速く読める必要があり、そのためには、語い・文法・文頭からスピーディに
理解できる読解力が必要です。それらがあって初めて、早い音声が聞き取れます。



「速読できなければ、聞き取れない」 → 「聞き取れなければ、話せない」 です。


実は、これは、私の経験則でもあります。その経験の話はまた、いずれかの機会に。


まあ、そんなわけで、教室をスタートするまで、ニュース音声を配布するかどうか
迷っていましたが、受講生さんに聞いたところ、やはり、家でも聞きたい、ということでした。
教室でどうしても聞き取れなかったところを、再度家に帰って聞いてみたいという気持ちに、確かになりますよね。
それで、全員に配ることにしました。


みなさん賢明なので、うまく活用されていることと思いますが、
自宅での予習・復習のバランスをうまくとっていただき、着実な成果が得られるよう
今後も、情報発信していきます。



ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ
 






ニュース音声の配信

2009-08-11 10:11:32 | お知らせ
教室でリスニングしたニュース音声は、レッスン当日に各受講者のメールアドレスに配信しています。

受講者の方の学習環境が異なるため、クラス2は4月当初から実施していましたが、
クラス1およびクラス0.7は最近、アンケートを実施し、移行しつつあります。

★現在、メールでニュース音声を受信できている方は、この方法でニュース音声を配布継続します。

・毎回のレッスン終了後、再度、授業中に聞き取りが難しかったところなどを聞いてみる、
・スロースピードを使って、発声練習に利用する

など活用してください。


★メールで受信するメリット
・授業で学習後、すぐに自宅で音声を聞いて復習できる
・CDを制作する手間と時間を節約でき、また環境保全にも良い

★今後の計画について
9月いっぱいまでを移行期間と考えています。

10月からは、PC受信を促進するため、CD配布を有料とし、希望者には月ごとにCDを配布する方向で考えています。


★メール受信のトラブルについて

今回のPCメール配信の実施で、かなり多くの方が当初、メールで受信できず、私のところへ戻ってくる、
というトラブルが発生しました。

これは、みなさんのメールの受信箱(メールボックス)の容量不足のためです。

一般に、無料でのメール設定の場合、容量を5MB(メガバイト)~20MBに設定しているプロバイダーが多いようです。
  例)ocn, dion, hotmail など

教室からお送りするニュース音声1回分は、
  クラス0.7   3~4MB
  クラス1     5MB程度
  クラス2     8MB程度  です。

ニュース音声を受信できるだけの受信箱の容量があり、さらに、受信時に音声を受信しても
容量を超えない水準のメールしか保存されていない場合にのみ、受信できます。


★推奨メールアドレス
今後、もし新しくメールアドレスを取得される場合には、gmailをお勧めします。

googleが運営するメールサービスで、北千里教室でも使っています。

私はこれまでパソコン通信時代から20年近く、メールを仕事で使用してきましたが、
2000年ごろから、アメリカからのスパム、いわゆる迷惑メールが増え、
自分でもフィルタを作って迷惑メールと格闘しつづけてきましたが、
それでも、仕事に支障をきたすようになって、何度かメールアドレスを変更しました。

gmailができて間もない頃から使い始め、現在で4年以上たちますが、
gmailが迷惑メールを自動ではじいてくれるため、たいへん使い勝手がよく、お勧めです。

そのほか、yahooやniftyもよさそうですが、今のアドレスで満足されていない方には、これらを使ってみることをお勧めします。

http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/about.html     gmailサイト

ちなみに、このブログは、goo ですが、gooも良いかもしれません。
(私は、gooのメールをほとんど使っていないので感想は書けませんが。)gooさん、ごめんね

ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ
 




Syntax(文法)の補強は、英語力アップに欠かせません

2009-08-06 11:40:42 | ニュース英語・英語学習
英検で準1級以下、TOEICで730点程度(リスニングで点数を稼いでいる人の場合、800点)以下の人の場合、
英語力アップに文法補強は欠かせません。

茅ヶ崎英語教本のBook1は、Syntax(文法)を毎ユニットに1つずつ取り上げて、
そのSyntaxを使った英文をたくさん学ぶ構成になっています。

この教本の最大のメリットは、このBOOK1の構成で学習していくことで、本当の英語力が
しっかり身についていくことです。

とはいえ、Book1を独学するのはたいへん困難です。文法項目ごとに、生の時事英語の例文が
たくさん出てくるとはいえ、説明が限られているからです。

教室では、次は、UNIT16 現在分詞を扱うユニットです。

selling, growing, workingなど、現在分詞といえば、動詞にingをつけた形ですが、
この形はあらゆる文章や会話で多用されます。

ingの形をとる英文の種類には、

・進行形
・形容詞(名詞の前や後ろに置いて、名詞に説明を加える働き)
・分詞構文(複文の従属節の方で使って、文をコンパクトにする)
・付帯状況(これは、分詞構文と同じように説明できる使い方)
・付帯のwithとセットで使われる

などがあります。

これだけの現在分詞の使い方を理解すると、文章を読む力も書く力も聞く力も、そして話す力も
格段にアップする、たいへん重要なSyntaxです。

Book1の構成は、40ユニットありますが、20ユニットで重要項目は一通り終わり、
Unit21からは、また同じSyntaxを繰り返し、復習しながらさらに知識を強化していくことができます。

「Syntaxが先に有りき」ではありません。
言葉は「生き物」常に使われ方は変化しています。なので、理屈ですべて説明しようとしても無理があります。

しかし、Syntaxは、英文を正しく操る道具である、という考えで活用すると、たいへん重宝します。
文法を完璧にする必要は、まったくない(学者や研究者ではないのですから)ので、
英文を全て文法で説明できなくてもいいのですが、英文を「なるほど」と理解して、
修得しやすくなる道具と考えてください。

授業でもだんだん難しくなってきて、文法の復習が必要と感じている人が出てきています。


英文のリプロダクションを授業で行っていますが、リプロダクションは、英文のSyntaxが理解できていないと、
非常に困難です。

理解できていなければ、文字通り丸覚えになり、覚えるのもたいへんだし、せっかく覚えても定着率もきわめて悪く、
リプロダクションの練習の効果もあまり期待できません。


逆に、Syntaxが理解できていると、英文を見たら、それを反復するのは、難しくありませんし、
一度覚えたものの定着率も格段にアップします。


授業では、できるだけ文法説明を補っていきますが、それだけで不安という人や、独習している方にお勧めの本を紹介します。
大岩のいちばんはじめの英文法―大学受験英語 (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)
大岩 秀樹
ナガセ

このアイテムの詳細を見る


この本は、大学受験生向けの本ですが、英語力の基礎となる、
・品詞
・文型
・助動詞
・疑問文
・分詞


と、重要項目をカラーの図も取り入れて、たいへん分かりやすく説明されていてお勧めです。

とりあえず、第1章だけをさらっと復習し、2章、3章は、辞書代わりに、
Book1で、該当ユニットにあたるところを学習するときに、この本で学習するという方法でも使いこなせます。

独習の方なら、こちらの教本と一緒に使うと良いと思います。(中学2,3年レベル~)
0からスタート再学習の英語 (茅ヶ崎方式英語教本Book 0)
茅ヶ崎方式英語会
茅ヶ崎出版

このアイテムの詳細を見る


こちらは、高校2年レベル~
茅ヶ崎方式英語教本BOOK〈1〉初級
松山 薫
茅ヶ崎出版

このアイテムの詳細を見る


ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ