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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

リスニングの学習時間

2009-08-12 13:28:48 | ニュース英語・英語学習
茅ヶ崎方式英語の各校では、毎回の授業終了後、授業で使ったニュースをカセットテープやCDに入れて
受講生さんに持ち帰ってもらう、という方法がとられているところが多いようです。

本部の会議に出たときには、少なくともそういう印象を受けました。
本部でも、教室の生徒さんに限り、ニュースの複製を許可して復習を推奨しているようです。

しかし、私は実は、教室の開校前は、ニュース音声を配布しないことを、検討していました。

ニュースを持ち帰ってもらうことで、
「音をとることばかりに偏った勉強」をしてしまう受講生さんが出るのではないか、ということが気になっていたからです。

茅ヶ崎英語の授業はリスニング重視であるため、授業でリスニング練習をたっぷり行います。

そして自宅でもリスニングとなると、リスニングばかりに学習時間を費やして、それで
満足してしまわないか、ということを心配したからです。

自宅では、(1)語い、イディオム、構文の修得、(2)リスニングよりも読解、そして、
(3)「聞き取る」だけでなく、正確な音を聞いて「まねる」発声練習を行う
ことが大切ですが、大半の人はそれだけやれば、学習時間はたっぷりです。

教本の該当ユニットを学習し、前週のユニットと授業で聞いたニュースのスクリプトを見て、
復習したら、それで十分。

さらに、時間がある人のみ、学習済みのニュース音声を聞いて、自分で発声練習する
お手本として音声を活用していただくのが一番だと思います。


もし、ニュース音声を配布して復習を促すことで、学習がリスニングに偏ってしまっては、
英語力の伸びを阻害する可能性もある、と考えたのです。


茅ヶ崎英語の合言葉は、「聞き取れなければ、話せない」ということで、リスニング重視ですが、
本当は、この前に、


「速読できなければ、聞き取れない」

という事実があるはずです。


つまり、読んでわからないものは、聞いても分からない。

さらに、速く読める必要があり、そのためには、語い・文法・文頭からスピーディに
理解できる読解力が必要です。それらがあって初めて、早い音声が聞き取れます。



「速読できなければ、聞き取れない」 → 「聞き取れなければ、話せない」 です。


実は、これは、私の経験則でもあります。その経験の話はまた、いずれかの機会に。


まあ、そんなわけで、教室をスタートするまで、ニュース音声を配布するかどうか
迷っていましたが、受講生さんに聞いたところ、やはり、家でも聞きたい、ということでした。
教室でどうしても聞き取れなかったところを、再度家に帰って聞いてみたいという気持ちに、確かになりますよね。
それで、全員に配ることにしました。


みなさん賢明なので、うまく活用されていることと思いますが、
自宅での予習・復習のバランスをうまくとっていただき、着実な成果が得られるよう
今後も、情報発信していきます。



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