一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

アベノミクスの3本の矢は英語で?

2013-02-27 21:16:04 | ニュース英語・英語学習
Book1の前回の学習トピックは分詞でしたが、そこで毛利元就の三本の矢のセンテンスが出てきましたね。

United you stand. Divided you fall.

元就が三人の息子たちに、一本の矢では簡単に折ることができて脆いけれど、
三本の束になれば頑丈になるということから、三兄弟の結束を強く訴えた言葉を英語にしたものです。

分詞構文は、省略できるものを省略して、長い文章をコンパクトにする便利なものですが、
便利なだけでなく、こんなふうに言葉が短くなると、インパクトのある文章にもなりますね。

さて、今、その三本の矢という言葉を使った安倍首相の力強い言葉により、
安倍政権が行おうとしている経済政策が国内外から注目を浴び、為替や株式市場に影響を与えています。

安倍首相が唱える三本の矢、英語で何と言えばいいのでしょう?
前回のクラス3のニュースに出てきていましたので、おさらいしておきましょう。

Mr. Abe called for bold monetary policy, flexible fiscal policy and a growth strategy to encourage private investment.

一本目の矢… bold monetary policy (大胆な金融政策)

二本目の矢… flexible fiscal policy (機動的な財政政策)

三本目の矢… a growth strategy to encourage private investment 
                     (民間投資を促す成長戦略)

金融政策というのは、日銀が金利を上げたり下げたり、あるいは通貨を買ったり売ったりして、金融市場へ影響力を発揮することで経済を安定させようとするものです。
安倍さんが日銀総裁に金融緩和を求めました。

財政政策というのは政府の財布のひもを締めたり緩めたりすることでお金の流れを調整して景気に影響を与えようというものです。
安倍さんは復興支援や公共事業の大幅な増大を行って事業→仕事を増やし、景気に刺激を与えようとしています。

成長戦略は、日本の産業の競争力を高めていくために国が方向を定めて主導しようとするものです。産業競争力会議を設置して方針を決めたり、制度改革を行っていくものです。

首相官邸ページ
http://www.kantei.go.jp/index.html

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発音とイントネーションとスピード

2013-02-17 00:04:21 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
今週の火曜日のC2クラスで、なんと!ニュースの音声ファイルをノートPCに入れていくのを忘れていく!という
前代未聞の大大大ポカをしてしまいました!

授業の準備の一つとして、デスクトップPCで管理している最新のニュースファイルを、授業用のノートPCに移して
プレーヤーにセットしてから授業で使っています。
C2クラスの授業中、テキストの学習が終わり、さあ、Word Testと思ったら、あら、PCに入れてない!! 一瞬、真っ青に(^_^;)。

すぐ気を取り直して、私の生声でみなさんにリスニングをしていただきました。
C2のみなさんには、ネイティブのアナウンサーでリスニングをしていただくはずが、
私の英語でリスニングする、という珍しい授業になってしまい申し訳ありませんでした。
この4年間で初体験でしたが(^_^;)、今後はこういうことがないようにじゅうぶんに気を付けますm(_ _)m。

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さて、実際の英語を使う現場では、国内外の人が集まる会議などで日本人の英語や、
英語を母語としない外国人の英語を聞くことは珍しくありません。

私自身も過去に、通訳の現場でスウェーデン人や中国系シンガポール人のくせのある英語に苦労した経験があります。
イギリス人やアメリカ人でも地域により発音が違いますし、フランス、ドイツ、インド、マレーシア、フィリピン、中国、
ケニア、ザンビアなど世界には、本当にいろいろなくせのある英語を話す人たちがいます。
仕事ではほとんどアジアの人々の英語を相手にしているという方も多いことでしょう。

さて、ネイティブでない日本人は、どんな英語をめざしたらいいのでしょう?

よく、日本人の間で発音がいい悪いが話題になるのを見聞きすることがあります。
CMなどの影響もあると思いますが、ネイティブのような発音に憧れる日本人が多いように思いますが、
私はネイティブのような発音ができる必要はまったくないと思っています。
以下のAとBのような人がいたとき、外国人はどちらの人の言葉を聞きたがるでしょうか?

A.ネイティブのような発音だけれど、話す中身が未熟な人
B.日本語なまりのゆっくりした発音だけれど、しっかりした内容を話す人

答えは明らかですね。Bです。(^.^)

内容のしっかりした話ができる人なら、多少発音が悪くても聞く側が、一生懸命聞いてくれます。
もちろん、ネイティブのようにスピーディに良い発音で話せるのは理想ですが、
日本に住んで日本語で生活している人がそのようになるには、犠牲にするものが多すぎます。
逆に日常的に浴びるほど英語を聞き、英語圏で生活すれば、だれでも身に付きます。

普通に日本で生活する日本人であれば、それよりも、別のところを磨くことに時間とエネルギーを配分したほうが、将来必ず役に立ちます。

ただし、発音が明らかに違えば理解してもらえませんし、
聞き取りにくいイントネーションだったり、スピードがあまりにゆっくりだと、
聞く側も内容に集中できず忍耐力がもたずに聞いてもらえないかもしれません。

国際社会で話し合えるレベルの発音とイントネーション、スピードを身につけることを目標にしましょう。
TVニュースなどで国連のさまざまな機関の代表を務めるノンネイティブの人たちの英語は、それぞれの国の訛りがありますが、
非常に聞きやすく、しっかりした話しぶりで皆が耳を傾けます。彼らが良い見本でしょう。

茅ケ崎英語教本でいうと、Book1、Book2、Boo3と難しくなるにつれて、テキストCDのスピードも速くなりますが、
私たちが話すスピードは、Book1レベルかそれ以下で十分です。

単語のアクセント、強弱、文章のイントネーション、区切りに入れるポーズなどが適切かどうかも、分かりやすさを左右する重要な要素です。
テキストCDやニュース音声を復習しているときには、しっかり聞いて同じように発音する練習をしてくださいね。

そして同じように大切なのは、簡潔でわかりやすい英語を、説得力のある構成で話せるか、書けるか、という点だということを忘れないでください。

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Facebookの活用法

2013-02-06 19:57:36 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
昨日のC2クラスの授業前に、Facebookの話で少し盛り上がりました。

というのも、今、立ちあげている、社団法人EIGC (Educational Institute for Global Communication)
コミュニケーションにフェイスブックを活用しているからです。
EIGCの準備委員会や教務委員会をフェイスブックのグループ(会議室)機能をつかって運営しています。

私はかれこれ20年以上、ネットを使って仕事をしてきました。

長女や次女が小さいときから、家にいて育児や家事をしながらも、細切れ時間や深夜を利用して、翻訳の仕事をし、
ネットを通じて、仕事を受注し、制作したものをネットを通じて納品するという生活をしてきました。
その後、大阪市内に出て朝から夜遅くまで働いた時期もありましたが、
数年前からまた北千里にほとんど”こもって”仕事&生活しているため、こういう生活がもう身体にしみついています(笑)

移動時間などがないので、とても効率的な時間の使い方ができるんですね。

もちろん人と人とのFace to Faceで行うコミュニケーションが重要であることに変わりないのですが、
そうしなくても、ネットを通じてのコミュニケーションで大幅な時間短縮ができる結果、
1日24時間という限られた時間の中でできることを増やすことができます。

EIGCの設立に際し、設立当初から参加していただく理事には、関東の方々や大阪市内の方も含まれます。
皆さん忙しい中で互いにコミュニケーションをとっていくのに、Facebookのグループ機能を利用することにしました。

これまで教室の情報発信機能としてホームページやブログを使ってきましたが、
情報更新の容易さを考えると、今後、フェイスブックも積極的に利用していきたいと考えています。

実際に、フェイスブックで自治体や政府機関も情報発信をするところが増えてきました。

https://www.facebook.com/sourikantei  総理官邸

https://www.facebook.com/osaka.pref   大阪府

先日、どこかの自治体では、職員全員がフェイスブックに登録し、コミュニケーションをはかっているというニュースを聞きました。

私がEIGCの理事会や教務委員会をフェイスブックで行おうと思ったのも、
以前、ある企業で国内外のスタッフが仕事を共同で進めるのに、フェイスブックのグループ機能を利用しているという記事を
読んだからです。

内部のコミュニケーションだけでなく、
ちょっとしたニュース、参考になる情報など、フェイスブックを利用すると、数秒あれば手軽に掲載できるので
情報発信ツールとしても使いやすいと感じます。
世界に比べて、日本でのフェイスブック普及が進んでいないのが残念ですが、
これから社会にプラスになる形での利用が増えていくことを期待しています。


私の場合は、趣味のランニングをスマフォで自動記録してフェイスブックに自動アップすることで
ランニング仲間とのコミュニケーションも楽しむという別の楽しみ方もあります(^.^)
つい最近まで、フェイスブックの利用目的はこれだけでした(^.^)

みなさんの中で、フェイスブックをすでに利用されている方がいたら、ぜひ友達申請してくださいね!(^.^)
教室も含め、EIGCの会員コミュニティを作ることも考えています。

また、アイデアやご意見など、お待ちしています。

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