Do you have his full name?
どのセクションに(電話を)つないで欲しいですか?
と聞いてみるのが効果的かもしれません。
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ご質問をいただきました。
--------ご質問の引用--------
こんにちは。初めてメイルさせていただきます。いつも大変勉強になる内容をありがとうございます。
さて、私、ある企業で、毎月定例で開かれる英語でのミーティングのagendaをメイルで出席者に送付する係をしています。内容は決まったものを連絡するのであまり問題はないのですが、いつも出だしに「これでいいんだろうか。。」と考えながら2年が過ぎました。。。
いつもは"To all the attendees of ...;としているのですが「やっぱり"Dear...,”で始めるべきなのか。。。」とかまったく自信がありません。
でも、どの出席者も別に興味もないらしく(トホホ)訂正されたこともないのですが、これは「適切だから」というよりは呆れられている可能性が高いように思えて仕方がありません。。。
比較的、個人宛のメイルより、複数の関係者に一斉メイルを送る場合が多く、こんな時の出だしに"To whom it may concern,"とかの固い出だし以外に何か適切なものはないでしょうか?
ミーティング自体はカジュアルなものです。
プロの目からご覧になって、何かご意見をいただけましたら有り難く存じます。
ご教示いただけましたらうれしいです。
------引用ここまで。
A子さん、丁寧なご質問をありがとうございます。コメント欄は小さいのでこちらに転記させていただきましたことを、ご了解ください。
おっしゃるとおり、個人宛なら、
Dear....
ですが、複数の相手に同時に宛てるときには、「どういう目的で」複数の相手に宛てているのかが分かる言葉を使います。
「カジュアルなもの」と書かれていますが、定例会議の連絡なら、
To all the attendees of ....
で、会議の出席者全員に宛てているという点が明確なので、ビジネスメールとして模範的だと思います。
社内行事などオフの連絡で、くだけた雰囲気の方がふさわしいと感じられる場合であれば、
Dear All,
のように簡単に済ませてしまってよいと思います。
また、
Dear all the attendees of ....
と、ToをDearに変えるだけで、メールに温かみは増します。
(To...は、Dearに比べて事務的なニュアンスをたたえているので。)
カジュアルなケースでは、社内メールの場合、それぞれの企業のカラーがありますので、他の人がどんな表現を使っているのかにならって、違和感がないように合わせると自然な表現を選びやすいのではないでしょうか。
丁寧すぎて悪いことは何もありませんので、自信を持ってメールを書かれると良いと思います。
また、"To whom it may concern,"(関係者各位)は、さらに事務的で冷たい印象が出ますし、誰に宛てているのか全く情報がない言い回しなので、これしか言い表しようがないくらい、多様な人に宛てた複雑な内容のケースに限り、使用すると良いでしょう。
以上です。
今日はビジネスメールは一休みして、翻訳の話です。
今、出版書の翻訳作業をしています。
本は、昨年のエコノミスト誌に、
TOP 10 Business Books of the Year
に選ばれた本。経営書です。
大御所翻訳者の方が、産業翻訳と出版翻訳は基本的に同じ、と言われているのを読んだことがありますが、私は結構大きな違いを感じています。
産業(ビジネス)翻訳では、報告書類や契約書などが多いし、基本的には
事実を正確簡潔に表現することに徹すればいいのです。
ウェブサイトなど広報的な性格を帯びたものでも、それほどたいへんだと
感じたことはありません。
でも、出版書だと、著者も色気を出して、表現が凝っていたり、
研究書に近い性格のものなのに、やはり著者の思い入れがあって、
感情移入された文章もたくさん出てきます。
そういった言葉を日本語に訳すときの、訳語選択にとても悩むのです。
こんなに時間がかかるとは思ってもみませんでした。
たとえば、
Impact
Force
Pattern
Practice
このような、一見簡単だけど、どういう日本語が一番、原語の意味を表わしているのかを考えて、ものすごく悩むのです。
いちいち、一文一文、訳語選択にとても時間がかかってしまっています。
辞書を調べても気に入った訳語が見つからず、
考えてこれはどうか、と思う言葉を
今度は、国語辞典や広辞苑で意味を確認してみる作業。
もちろん、すべてパソコン上で調べますが、それでも全部やっているととても時間がかかります。
私の日本語の力が薄っぺらいものだったという証拠ですねー(泣)。
翻訳しながら、修行の毎日です。