一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

Summarize what you are hearing

2013-07-29 11:48:38 | Tips for Communicati
Tips for Communication: Getting More (3)
6月に紹介した、Getting More からのコミュニケーションに役立つお話の続きです。

相手の話を要約する
Summarize what you are hearing

この本では、「相手の話を要約する」ことが、より良いコミュニケーションに役立つと勧めています。

自分が聞いたと思う内容を要約して自分の言葉で相手にもう一度伝える。

「なるほど、~~ということですね」と自分の言葉で伝えてみると、
相手も「ああ、この人は話を聞いてくれた。理解してくれた」という気持ちになります。
また、相手の言葉を誤解していたら、そこで相手が説明を加えて誤解を解くことができます。

わかったようなつもりになっていても、相手の言うことを理解していないこと、
相手が重要だと思っているポイントをはずして誤解してしまっていること、よくありますよね。

相手の話を要約して自分の言葉で言い直すことで、そういう誤解を防ぐことができ、
話を前に進めやすくなるのです。

また、逆の立場を考えてみましょう。

自分の意思をはっきり伝えているつもりでも、相手がきちんと理解してくれているとは限りません。
思い込みや感情面でのわだかまりなどがあると、誤解される確率は高まります。

悪いパターンは、誤解した状態で相手を非難するような言葉を発してしまうと、
ここから無理解と言い争いの悪循環が始まってしまいます。

Getting Moreではこんなふうに言っています。

To emphasize, just because you think you are being crystal clear
doesn't mean the other side understands it the same way,
whether it's your customers, friends, competition, or spouse.


友人、家族、上司、部下、相手がだれであっても、
良い対話はまずお互いの考えをよく理解することでかなり改善されますね。

よくトップ営業マンは、話が上手な人でなく、話を聞くのが上手な人だということを聞きますが、
こういう方たちは、相手のお話をしっかり聞いて、要約し、相手の真意を確かめながら、
対話を進めていかれるのだと思います。

むかーし、新入社員だった頃に受けたトレーニングを思い出しました。
相手の言ったことを復唱して誤解を防ぐ、仕事の基本でした(^.^)。

良い対話を進める重要なスキル、「要約する」です。
ぜひ実践してくださいね!

授業でもニュースの要約を取り入れていますが、まずはニュースの内容を正しく理解すること、
そしてその次の段階で初めて、それに対する意見を考え、発信することが大切です。



  

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アベノミクスの成功は、vested interest がカギ?

2013-07-15 15:36:14 |  ビジネス英語・TOEIC
★お知らせ★今日7月15日(月・祝)は、授業はお休みです★
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今日は、先週のB2クラスで出てきた、
"vested"(adj)という単語の説明を補足したいと思います。(Lesson 14 Words 11.)

例文:
After five years, you'll be fully vested in the company pension plan.
[=you will have earned the right to get a full pension when you retire]

5年後に、会社の年金制度(の恩恵)を満額で得る権利を得ます。
(=退職時に年金全額を受けとる権利を得ます。)

この語い、特にvested interest として使われることも多いです。
vested interestの意味:
a personal or private reason for wanting something to be done or to happen

何かそうなって欲しい(起きてほしい)個人的な理由

例文:
She has a vested interest in seeing the business sold, as she'll make a profit from the sale.
彼女は、その事業の売却から利益を得るので、
彼女には、事業の売却を望む個人的理由がある。

merriam-websterでは以下のように定義しています。

1: an interest (as a title to an estate) carrying a legal right of present or future enjoyment;
specifically : a right vested in an employee under a pension plan


テキストにあったように、
特に年金制度で社員に保障されている権利のことを言うことが多いわけですね。

また、以下のような意味もあります。

2: a special concern or stake in maintaining or influencing a condition, arrangement, or action especially for selfish ends
3: one having a vested interest in something;
specifically : a group enjoying benefits from an existing economic or political privilege

この2、3が日本語でいう「既得権益」ですね。

何かに関して確定した利益を持つモノ(人)、
経済的あるいは政治的な特権を持っていて、そこから利益を得ているグループのこと。

業界団体などが改革に反対して政治家に圧力をかけるのは、「既得権益」を手放したくないからだ,
のように使われます。

アベノミクスの第三の矢である成長戦略も、
この「既得権益」を打破して改革を実行できるかどうかが成功のカギだと言われていますね。


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The Power of Habit

2013-07-09 16:11:26 | Tips for Communicati
The Power of Habitという本がちまたでは評判になっています。
翻訳書も『習慣の力』ということで今春、出版されています。

ほんとに習慣というのは力になります。


毎週、授業に通う。
授業のために、復習(&予習)をしてくる。


いつもと違うことをするには、余分なエネルギーが必要ですが、
いつも同じことをするようにしていれば、あまり努力しなくても、決めたことを実行できるようになります。

残業、海外出張、子育て、クラブ活動、ご家庭の事情など、とても忙しくて
なかなか、いつもの授業に出席できない方もおられますが、
何とか、学習習慣を維持していただきたいな、と思っています。

授業に通えなかったときは、
  月・水・金の早朝〇時~ 10分、時間をとる、
  週末の〇時~〇時に時間をとる、

などのように、もう一つの学習パターンを決めておいて、これを休んだときの習慣にするというのもいいかもしれません。

冒頭で紹介した本では、

人間の全行動の4割は「習慣」、つまり脳で考えることなく、無意識に身体を動かしているのである。
したがって、この習慣のメカニズムを知ることで「良い習慣」を増やし、「悪い習慣」を減らすことができれば、
人生は知らず知らずのうちに好転していく

と言っています。

また、良い習慣を続けられるようにするには、

「きっかけ」「ルーチン」「報酬」の3つの要素が大切だと言っています。


「きっかけ」は、教室に通うという行動をすでにみなさんは起こされました(^.^)
「ルーチン」は、毎週の授業出席と復習

「報酬」について、みなさん考えてますか?
授業を受けた日、復習をしっかりやった日は、ビールを1本増やす(笑)、or 好きなスイーツを食べる
など、ささいなことでOKです。
自分に報酬をあげてくださいね(^.^)

こうやって学習習慣を身につけることは、人生の宝物になります。
半世紀生きてきて、実感します(^.^)

何かご相談があれば、遠慮なく。
お待ちしています!

PS
現在、B2クラスだけは、月2回の授業なので毎週ではありません。
忙しい方のために、また、毎週、土曜や日曜がつぶれてしまうのは通学を継続しにくいということから
月2回にしています。
でも、習慣にするには、学習は毎週のほうがいいので、
授業がない日も、土曜または日曜に、短時間でも学習予定をぜひ入れておいてくださいね。
そうすることで、一週間のペースを保ちやすくなるように思いますがいかがでしょう?(^.^)

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受講生のみなさんへ

2013-07-04 17:59:37 | お知らせ
現在、北千里教室は、北千里駅前のディオス1番館2階にあるミーティングルームを利用しています。
現在、月曜以外は、S1というルームなのですが、
人数の関係で、最近、少し圧迫感がある感じがしていたので、
管理会社と相談して、可能なところは、隣のS1に変更していただいています。

面積自体は、同じらしいのですが、変形のS2に対し、S1のほうが正方形(?)で、幅が広い分、少しゆとりがあります。

7月5日(金)以降、S2の隣のS1になるクラスも増えるので、
入室前に、正面のネームプレートを確認して入ってくださいね。

以上、ご連絡です。

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Japanese fish survive 5,000-mile trip across Pacific

2013-07-02 10:07:07 | ニュース英語・英語学習
Review Weekは、各クラスともにニュースにちなんだリーディングも行いました。
それぞれのクラスでみなさんが興味を持って読めそうなテーマを選びましたが、楽しんでもらえたでしょうか。

PreC1とC1クラスでは、2011年の津波で流されたボートが2年後に西海岸に漂着し、
しかも、そのボートには、流されたときには乗っていなかったイシダイ5匹が乗っていた、という
興味深いニュース記事を読みました。


・どうやって5000マイルの太平洋横断、2年間の旅を生き延びることができたのでしょうか?
・流されたときは、イシダイはボートに乗っていなかったんですが、どうやってボートに乗ったんでしょうか?

まだ読んでいない方は、ぜひ記事を最後まで読んでみてくださいね。
クラスで使ったプリントをこちらにも載せておきますので、他のクラスの方も是非読んでみてください。

1ページ目は、記事全文、2ページ目は、読みやすいように、記事の前半について単語リストを付けています。
Japanese fish survive 5,000-mile trip across Pacific in tsunami boat


また、記事と一緒に、このCNNのニュース映像も見ると、さらに面白いと思います。

津波被害の「イシダイ」、米国漂着の日本漁船内に生息


5匹のうち、4匹は研究のために"euthanized" (安楽死させ)、残りの1匹が水族館に送られました。



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品詞・アクセント・構文

2013-07-01 11:51:12 | ニュース英語・英語学習
先週、Review Weekが終わりましたので、今週、プリント返却します。
もう一度、見直して復習して自分のものにしておいてくださいね。

【間違い → 見直して復習】  このプロセスで力が定着します。

問題に出した意図について説明します。

■品詞の置き換え

自分で話したり、書いたりするときには、思考しながら頭の中で文章を作っていくわけですが、
同じ意味を表す語で、動詞、名詞、形容詞、副詞などいろんな形ですぐに思い浮かべることができれば、とても便利です。

このように、いろんな単語を”Family”で覚えておくと、
複数の形で一つの単語をインプットしていくので、覚えたら忘れにくく、語い力を効果的に上げていけますし、
話したり書いたりという発信時に、使える形の単語がすぐに出てきやすくなります。


■アクセント

アクセントやイントネーションは自分で発声練習を必ずしてください。
何度も発声練習をして、自然な強意の位置を身体に浸み込ませることがとても大切です。
リスニングの際は、もちろん、自分が話をするときにも、アクセントやイントネーションは、
自分の英語を理解してもらうのに、とても大事な役割を果たします。
多少、間違っていても、文の運びとイントネーションが良ければ十分に通じます。

今まで、音にあまり注意を払ってこなかった方は、ぜひ意識して発声練習をしてください。
毎回の授業で、単語の発音の時間を持っているのは、それだけ大切だからです。
発声練習を侮らないでくださいね!

リプロダクションの練習のときにも、間違えないように英語を言う、ということと同じくらい、
発音やイントネーションにも注意を払ってください。

単語レベル、フレーズレベル、文全体のレベルで発声練習をしっかり行ってください。


■単語の並び替えで全文作成

これは、PreC1、 C1クラスで、行っているもので、
教本で学習した、接続詞や関係代名詞、関係副詞、関係詞の省略などを使った構文がきちんと使いこなせているかを
確かめることができます。

日頃から行っている、リプロダクション練習は、文章丸覚え(でもいいのですが)
それよりも、構文を自分のものにしてほしい、ということからです。

構文をきちんと使いこなせたら、これを使っていろんなことが言えるようになっていきます。
また、読んだり聞いたりしても、スピーディに内容がピンとくるようになります。

このExerciseはしっかりやっておいてくださいね。
また、リプロダクションをするときにも、構文を使えるようになるために、
フレーズや文節などチャンク(意味のかたまり)ごとにスピーディに発声できるよう、練習してください。


■英語で書くこと

日頃の授業では書く練習はあまりできませんが、Reviewの際には、必ず書いてもらうようにしています。
特に、C1以上のクラスでは、聞いたニュースについて人に説明するために表現してもらったり
意見を書いてもらったりしています。

英語で書く練習をすると、いろんな面で自分の力が足りないことに気づきます。
・言いたいこと、書きたいことを洗い出す
・それをまとめて文章にする

これは、英語か日本語かにかかわらず、発信する際に必要なことです。

さらに、これを英語で行うわけですから、難しいですよね。

ニュースの内容に基づくことで、最初のステップは少し楽になります。
(書く・話す分野の知識を増やすことをニュースを通じて行っているわけです)

書く力、話す力は、練習した量だけ進歩していきます。

日本人が英語で発信する場合には、やみくもに話そうと練習するよりも、
書く練習をすることで、効果的に「書く」「話す」両方の発信力が伸びていきます。
話すときにも、まず原稿を書いて練習することで、伸びていきます。

ある程度書けるようになったら、話す実践の場を持つ機会があるとよいでしょう。



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