6月8日、9日に行ったTOEIC IPテストを受けた方、スコアリポートが届きました!
クラスで返却していきます!
B2の土曜クラスの方は受け取るのが遅くなりますので郵送します。
今回は、TOEICをうまく活用して英語力を磨くためのヒントを書きます。
TOEICテストでは、
(TOEICテストを初めて受験された方を除き)
L(リスニング)のほうが、R(リーディング)のスコアより50点前後
高いという人が多いです。
たとえば、
L480 R430 T910
L420 R370 T790
L360 R310 T670
L300 R250 T550
こんな感じです。
TOEICテストを初めて受験された方は、出題形式への慣れ不足から、
短文や異なるシチュエーションでの会話がどんどん流れてくる
リスニングの問題でのペースがつかめず実力を出し切れないことがあり
リスニングパートで本来の英語力を反映した点数が出ないことが多くあります。
そういうケースでは、2,3回受験するとスコアが伸びます。
TOEICの出題形式に慣れて要領よく頭を切り替えて次々と正確に聞き取っていくことは、
いろんな場面で役立つ瞬発力にもつながります。
試験を受けるだけでそういう訓練になります。
私も最近テストを受けていないので、先日、試験監督をしながら、実は自分も受験しているつもりで皆さんと一緒に解いていました。
実力を出し切りたい場面で、冷静に平常心で集中力を持続させる。
TOEICテストって、ほんとにいい頭と心の体操になるな、と思います(^.^)
さて、
何度か受験してもリスニングスコアが低い、または、リスニングとリーディングのスコアが同じくらい(950点以上を除く)
という方は、リスニングが特に弱い可能性が高いです。
■リスニング力を伸ばすには
私は試験のスコアをとること自体には、あまりこだわるべきでない、と考えていますが、
TOEICの学習を行うのは、英語力をUPさせるのに非常に効率的なので自信を持ってお勧めします。
それは、以下のように、TOEIC問題の学習を反復することで、基礎となる英語力を効率的に伸ばせるからです。
(ここだけの話ですが、英検より効率的に伸ばせます)
1.(B2クラスでいつも行っていますが)まずは、
短文を完璧に聞き取る練習をします。
パート1の短文はその練習に最適です。
Part1の短文リプロダクションをやってみてください。
聞き取ったつもりでも意外と完全には聞き取れていないことに気づきます。
主語や動詞、目的語を聞き取るのはもちろんですが、時制や前置詞などしっかり聞き取る練習をしてください。
実際の場面でも、時制などをきちんととっていないと、話を誤解する場面は多々あります。
細かい部分を軽んじるクセは直しましょう。
聞き取ったことを確認するのは、リプロダクションです。
完全リプロダクションの練習をすると、次第に意識しなくても細かい部分を逃さない習慣が身についていきます。
Part1、4択x10問=40文、 公式問題集のテスト1回分でもかなりできますね(^.^)
2.1の次に行うのは、Part2の自然な短文会話で
英語での会話力UP
Part1で完璧に聞き取る練習をしていたら、ここでもかなり慎重に聞く姿勢はできています。
短文は完璧に、少々長い文でもだいたい完璧に聞き取る練習をしますが、それ以上に大切なのは会話の自然なキャッチボールに慣れること。
教科書的な会話ではなく、実際の対話で行われそうな会話がここには出てきますので、
英会話学校に行くより、Part2を繰り返しリプロダクションしたほうが、効率的な練習ができます。
一通り聞きとり練習しておしまいにせずに、リプロダクションまで行って、しっかり自分のものにしてしまいましょう。
ちなみに、私はPart2が、一番難しいと感じています。
長文会話と違って、速くて短い短文会話は、細かい音を逃さない高度な聞き取り力が試されるからです。
ひとまず、ここまでにします(^.^)
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