一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

B2クラスの復習~会話力とビジネス文構成力

2011-06-18 10:21:58 |  ビジネス英語・TOEIC
B2クラスでは、茅ヶ崎教本を使うCクラスのように、
毎週、リプロダクションなどの宿題を出していません。

語い表現を書き、読んで覚える
リスニング
音読での復習
シャドーイングやリプロダクションでの復習


など、いろんなメニューで覚えた語いや表現を
自分のものにしていくことを勧めていますが、
授業では、やるべきメニューがたくさんあるため、
リプロダクションのチェックなどを行っていません。

どこを重点的に復習するのが良いかは、個人個人によって違いますが、
迷われる方は、まず、リスニング練習の復習を重点的に行ってください。
英語の学習はやはり音声があるほうがうまく学習できます。

・授業で行っているように、Part1の短文は、一度聞いて
完全にリプロダクションできるようにしてください。

・Part2の短文会話は、正解の応答だけを音読して
一度でスピーディに理解できるように、
そして自分で言えるように、練習してください。

・Part3、4は、スピーキングの模範例ですから、
毎週1つを選んで、音読ですんなり理解できるようになれば、
シャドーイング → リプロダクション と練習を進めてください。

毎週、これくらいを一通り行えば、相当な会話力が身につきます。

~注意すべき点は、必ず声に(できれば大きめの声を)出すこと~
スピーキング力は、運動と同じで、トレーニングすることで
いざというときに、すんなりと口から出てくるようになります。
トレーニングを積むことで、
あまり考えなくても口からスムーズに出てくる、ということが体感できるようになります。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪


一方、仕事で本当に求められる一番大切な力の一つは、
論理的にわかりやすく伝える力です。

これは、簡単なビジネス会話ができるよりもはるかに重要です。

Barron'sのリーディング練習問題には、この力を養うのに最適な
模範例が満載です。

論理的でわかりやすい、説得力のある文章の組み立て方の参考になるので、
毎週1つ選んで、精読、書き写し、音読などを繰り返し、
最後に、自分で書いてみるという練習をしてください。



  書ける文章は、話せます。


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When と as の微妙な違い

2011-06-13 14:00:36 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
質問をいただいて良い機会なので、今日は When と as の違いについて書きます。

接続詞として使われるときの as は、いろんな意味がありますので、文脈から判断しますね。
~しているとき、~ので、~のように、~だけれども(という逆接もあります)

質問は、この「~しているとき」という意味で使うときの as と when との違いです。


C1の授業でも、お話したクラスもあると思いますが、
この違いは、絶対というものではなく、入れ替えても意味がほぼ同じというケースもあれば、
   ニュアンスが少し変わる、
   このケースは "as"のほうがぴったりくる、など、いくつかのパターンがあるように思います。

言葉ですので、絶対ということはありませんが、いくつかのケースを挙げて
微妙な違いについての説明を試みたいと思います。

【例1】-----♪♪♪♪♪-----C1テキスト例文から
Unit4
19. People cheered as Yuko Arimori ran into the Olympic Stadium.

有森裕子さんが、42キロのマラソンの最後、オリンピックの競技場に走りこんできたときに
観衆がわぁーっと歓声を上げる様を思い浮かべてください。

【例2】-----♪♪♪♪♪-----次の例
Unit6 
20. Kobe citizens say they felt themselves lifted up when the earthquake hit the area.
地震が神戸を襲ったとき、自分たちの身体が持ち上げられるのを感じたと人々は言っている。

この例1と例2の例で、一つの違いが見えます。
例1で、有森裕子さんが、競技場に走りこんでくるのは、一瞬ではなく、ある程度の時間の継続があります。
日本語で、あえていうなら、「競技場に入ってくるにつれて」わぁーっと歓声があがるという、ある一定の時間の間、有森さんの動きと歓声の二つが同時に継続しているイメージがありますね。
もし、as を when に変えると、
ちょうど姿が見えたその瞬間に、歓声が上がった
という印象に変わります。


それに対し、例2の地震のほうは、
ドーンと大きな揺れが来た「瞬間」に、身体が持ち上がる感じがあったという感じです。もし、when を as に変えたとすると、
地震自体は、10秒とか20秒とか続くでしょうが、その続いている間に、徐々に
身体が持ち上がった、という印象になります。
でも、身体が持ち上がるのは瞬間的なものだと思うので、なんだか文章に違和感が出ます。
ここは、やはり when のほうがいいですね。


【例3】-----♪♪♪♪♪-----
Unit4
20. The pupils were still noisy as the teacher entered the classroom.
先生が教室に入ってきたとき、まだ生徒は騒がしかった。
先生が、教室の戸をガラーッと開けて入ってきて、教壇のところまでくる間、
生徒がざわついてた、というある一定時間の間継続しているイメージです。

【例4】-----♪♪♪♪♪-----
Unit6
4. The mother tells her children to keep themselves warm when they go out.
そのお母さんは、子供が外出するときには、あったかくしていきなさいと子供に言っている。

この例文だけは、上の3つと違い、現在形で、ある特定の日の出来事ではなく、
習慣的なことを指しています。
これがもし、as だと、子供たちが外出するにつれて・・・というニュアンスで、何だか変ですね。
as は、先の例文でも話したように、同時進行的で継続のニュアンスがあるので、
習慣的なことを描写するときに適切に使えるような場面は、少し限られそうです。

when と as どちらを使ってもほとんど意味は変わらないケースもありますし、
上記のように、少しニュアンスが変わる場合や、
他方を使うと不自然になってしまう場合もあります。


違い、なんとなく感覚的につかめたでしょうか。

言葉ですので、明確な境界はありません。
これは英語を母語とする人の間でも多少、意見がわかれるかもしれません。
いろんな文章をたくさん読んだり、聞いたりしている間に、身についてくる感覚です。

※授業では、なかなか質問できないという方、
 気になることがあれば、メールでも気軽に質問してくださいね。

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Practical vocabulary use: expose

2011-06-09 12:43:38 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
今日は、B2クラス L8に出てきた語いの1つ、expose を紹介します。

expose: 
1a 《日光・風雨・攻撃・危険などに》 さらす; 【史】 〈子供などを〉路傍に捨てる.
b 【写】 〈フィルムなどを〉露光する, 感光させる.
2a 人目にさらす, あらわにする, 公表する
3 〈罪・悪事などを〉暴露する, あばく (disclose)

【研究社リーダーズプラスから】

---英英辞典では、
1 : to leave (something) without covering or protection
2 : to cause (someone) to experience something or to be influenced or affected by something
3 a : to reveal (something hidden, dishonest, etc.)

(c)2011 Merriam-Webster, Incorporated

http://www.learnersdictionary.com/search/expose

--------

訳しにくい(1つの日本語になりにくい)単語のもともとのニュアンスを理解するには、英英辞典で調べると発見もありますし、
何よりも、文章の中で実際に使われているのをイメージでつかむのが一番ですね。

【例文1】
Mergers require that employees be exposed to different business practices.

 (会社の)合併では、社員たちは、異なる商習慣にさらされる(触れる)ことが求められる。

merger  (会社などの)合併
   M&A: Merger and Acuquisition 企業の合併買収

【例文2】
The people in the area were exposed to radiation.

  その地域の人々は、放射線にさらされた(被ばくした)。

------------------------------------------------------------
こんなふうに、 be exposed to.. の形で使われることが多いですが、
もちろん、能動態でも使われます。
------------------------------------------------------------


【例文3】
The magazine exposed the scandal about the actress.

  その雑誌は、その女優のスキャンダルを暴露した。  ・・・しょっちゅう、ありそうですね(^_^;)

【例文4】
We try to expose all managers to the challenging work through hands-on experience.

  当社では、管理職全員に、実践経験を通して、その困難な仕事を経験させることを試みている。

hands-on 実践の、参加型の


りんご(apple)、湖(lake)、国(country)など、明確に存在するモノの名前などは、対になる日本語の単語を覚えておくのが簡単ですが、
それ以外の大半の単語は、日本語訳で覚えるのではなく、例文でイメージを描いて覚えてくださいね。
英語と日本語は、異なる言語なので、1つの単語に1つの日本語ということはありません。

例文でイメージを描いておくと、単語そのものの持つ特徴が、非言語記憶に残り、
違う場面で使われているときも、その文脈での意味合いが、理解できるようになります。

ですから、復習のときも、
・記事全体、少なくとも、パラグラフ全体を復習する
・繰り返し復習するためにノートに書きだすときは、文章で書きだす
ようにしてください。


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TOEIC IPテスト

2011-06-06 14:42:05 | お知らせ
昨日実施したTOEIC IPテストは、すでにデータセンターに無事、返送しました。
テストは、全校まとめて採点・返却されるので、皆さんに返却できるのは、
7月5日くらいからとなります。しばらくお待ちくださいね。

教室での次回 TOEIC IPテストは、11月下旬頃の予定です。

C1クラス以上に在籍する受講生の方に、ご案内します。


接続詞や前置詞をしっかり聞き取る

2011-06-02 20:58:11 | ニュース英語・英語学習
Book1のUnit1~5まで、5週間もかけて接続詞や前置詞に注目してきました。
先週のユニットからスタートした関係代名詞と合わせ、
これらをきちんと聞きとることが、一度で長文をスムーズに聞き取るカギになります。

前回のC1クラスのニュース(6007)は、長文が多く、接続詞、前置詞、関係詞が
たくさん使われていましたね。
再度、おさらいしておきます。

Mr. Son says he will also donate all of his executive salary
 from 2011 until retirement, to support children who lost their parents in the
disaster.


from や until (前置詞)、who (関係代名詞)を
一度で、聞き取れると、文全体の意味がはっきりわかります。

to support children who lost their parents in the disaster.
"children"が、先行詞で、who 以下の主語の意味になりますね。
 
長い文のリスニングは、読むときも、文頭から読み下していく習慣をつける
ことで、聞ける(=文頭から情報処理していける)ようになります。

頭の中では、以下のようにイメージしてください。
Mr. Son says / he will also donate all of his executive salary

 孫氏が言うには、彼は、自分の役員報酬も、全額寄付すると

 from 2011 until retirement,/ to support children / who lost their parents in the
disaster.

 2011年(今年です)から退職するまでの。 その目的は子供(の生活)を支えるためで、子供とは、この災害(東日本大地震)で両親を亡くした子たち。

------
People from Japan and abroad, including athletes and musicians
 as well as companies and organizations, have been making donations.


同じように、
People from Japan and abroad, including athletes and musicians

 国内外からの人々、スポーツ選手やミュージシャンを含む、

 as well as companies and organizations, have been making donations.

 彼らだけでなく、企業や団体も、寄付を行ってきた。(完了形は継続の意味ですね)

主語が非常に長いですが、
from, including, as well as
などの前置詞がきちんと聞きとれていれば、
           単純なSVOだとわかりますので、易しく感じますね。

-----------
Some people, however, are questioning whether the money will reach
the victims quickly enough or whether it will actually be spent on them.


"however" 授業のときにも言いましたが、このように文中に挿入すること多いですね。
文頭にポンと置くより、こうするほうが、文の流れがよくなります。
"whether" 2つが、接続詞 ”or ”でつながれていることをきちんと聞き取りましょう。

Some people, however, are questioning

 中には、しかしながら、疑問視している人もいる
  whether the money will reach the victims quickly enough

  そのお金(寄付したもの)が、十分に早く、被災者に届くのか?
  or whether it will actually be spent on them.

  あるいは、そのお金が実際に、被災者(のため)に使われるのか?


6月最終週は、Unit1~10の復習です。貯めないで、今から
復習をこまめに行ってくださいね。
わずかな時間でも、こまめに復習すると、かなりの学習量になります。

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