一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

PreC1/C1クラスの復習用音声ファイル

2010-07-31 21:53:43 | PreC1/C1の復習用音声ファイル
2016.04.11更新
各クラスで、授業終了後、その日のうちに、みなさんに復習していただくために
お送りしているメールにニュース音声のダウンロードURLをお知らせしています。

PCやスマートフォンなどで受信した場合は、そのままニュース音声を聞くことができます。
このネット上に置いた音声データは1か月で削除しますので、
ニュース音声を自分で保存したい場合は、ダウンロードして保存しておいてください。



--------以下、音声フォルダのトラックの構成説明------------

フォルダをPCに保存して、開くと以下のような形になっています。
わからないことなどありましたら、遠慮なくいつでも聞いてくださいね。
Track #
01 ワードテスト 
02 ニュースのタイトル
03 ニュース全文(ノーマルスピード、1トラックに全て入っています)
04~11 ニュース(1トラックに1文ずつ)

12 タイトル
13 ニュース全文(スロースピード)
14 ニュースのタイトル
15~21 ニュース(スロースピード、 1トラックに1文ずつ)

以上、構成例で、毎回同じような形になっていますが、
1,2文、長さが回によって変るので、トラック数も多少変ります。


全文ではなく、センテンスごとにファイル化されているものを使えば、
ワンクリックで、聞き取りにくいセンテンスのみ何度も繰り返し聞くことができます。
リスニングが弱い方は週に1文でいいですから、ディクテーション練習してくださいね。

まとまった時間はなかなかとりにくいものなので、
通勤時間や昼休みのちょっとした細切れ時間を利用してこまめに学習してください。
短時間のほうが集中して学習できるので、短時間学習を反復することで効果が出ます。


スマートフォンが便利ですが、スマートフォンでない方は、
安価なポータブル・オーディオプレーヤーがあるので、そちらに転送して持ち歩くといいです。

★リスニング力を高めるためには、

・語いや表現をしっかり自分のものにする、
・個々の単語レベルでの音がとれる
・文章になったときの、つながった音がとれる
・構文を把握して、文頭から、チャンク(意味のかたまり)ごとに、
スピーディに解釈できる

これらすべてが大切です。
音読とリスニングをバランスよく練習してくださいね。


ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式ニュース英語 大阪吹田北千里校・箕面小野原校
当教室は、非営利型一般社団法人EIGC(エイジック)が運営しています。
受講を検討されている方はまずウェブサイトから体験のお申込みをしてください


日本企業も英語が公用語の時代

2010-07-28 21:56:55 | ニュース英語・英語学習
A senior official says all employees are requested to speak English
to help globalize the company.


先日のClass1のニュース5813では、楽天の英語が社内公用語になったというニュースが取り上げられていました。
日本企業の楽天ですが、全社員が、社内の会議で英語を話さなければならなくなりました。

1970年代~80年代、一部の日本人が、英語と格闘してきました。
日本企業の海外進出で、技術者が海外赴任し、英語に苦労しながら何とかやってきた時代がありました。
その後、現地に日本企業の拠点が拡大し、今では海外で活躍する日本人も多くなっています。

でも、このニュースは、グローバル化が新たなステージに入ったことを象徴しています。

これだけ経済のグローバル化が進んだ今、日本の企業が生き延びていくためには、
グローバル市場を相手にしなければなりません。

海外に出ない、日本だけでいいんだと思っていても、私たちの着るもの、食べるもの、
すべて海外からやってきています。
日本にいても海外の企業と競うのが当たり前の時代。

世界の一番安いところで服を作ったり、農産物を栽培して、
技術があって工賃が安いところで加工され、日本に製品を輸入する、という形も
当たり前のように行われていきます。

研究開発、生産、加工、販売が、どの企業でもグローバル化によって世界に
分散することで、社内のコミュニケーションも共通言語で行われなければ、
意味をなさなくなってきます。

日本は今、成長が鈍化して消費が伸び悩んでいる上に、少子化による人口減少をこれから迎えます。
一方、他のアジア諸国は、高度経済成長期の真っ只中で、ますます消費意欲が高まるばかりで、ビジネスチャンスは海外にあります。
日本企業が生き残るためにも、海外展開は、これまでになく重要になっています。

企業は、ますます英語ができる人材が欲しいわけですが、数十年前と違い、日本企業は実は、日本人ではなく、最初から英語ができる外国人を採用しようと
しています。

大手企業が、新規採用する外国人の数が、日本人より多い、ということが
今年くらいから、珍しくなくなりました。

そして、冒頭の楽天のニュース。

これから数年も経てば、日本企業の外国人スタッフの比率は大きく増加し、
経営陣クラスにも、外国人がたくさん入ることになるでしょう。
そうなると、社内公用語は英語、というのは当たり前の時代になりそうです。

以前にもこのことをブログで取り上げましたが、あらためて、
10年後には、英語で仕事ができることが必須の時代がくるでしょう。

さて、グローバル化の話はこのへんにして、せっかくなので英語の話も少し。

A senior official says all employees are requested to speak English
to help globalize the company.



be requested to  ~することを求められている

help globalize the company
helpは、その後に動詞を重ねて使える動詞でしたね。
help to globalize the company  の、”to” が省略されていると考えてください。

意味も「~するのに役立つ」ということで、助動詞的な役割であるため
このような使い方が慣用となっています。

Rakuten plans to enter markets in seven new countries this year.

enter markets  市場に参入(進出)する

英語を社内公用語にした楽天は、社内で英語を使うこと、つまり、OJT(On-the-job-training)で社員の英語力を鍛え、一気に7カ国に進出ということのようです。

今、使っていない人も、将来に備えて、仕事で使える英語力をしっかり身につけておきましょう!

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茅ヶ崎方式英語 北千里教室



茅ヶ崎英語とTOEICや英検との比較

2010-07-26 16:33:26 | ニュース英語・英語学習
現在、受講を検討されている方に、どのクラスを受講するかを判断する材料として、以下の説明をさしあげています。

これは、北千里教室独自のもので、他の茅ヶ崎英語教室とは異なりますので、他の教室で受講を考えている場合は、その教室でご確認ください。

-------------
【各クラスの受講のめやす】

◆クラス0.7(基礎)

 受講開始レベル:中学2,3年生から高校1年生程度の英語力をお持ちの方
      中高生~社会人が対象。名詞、形容詞などの品詞がわからない、
      関係代名詞の使い方など忘れてしまった、という方はこのクラスです。

  修了時レベル:英検準2級~2級程度


◆クラス1(初級)

 受講開始レベル:高校1年または1年修了程度、英検2級/TOEIC500点程度以上の方
   高校2年(1年)生以上・大学生・院生・社会人が対象
   ※高校1年生の場合、最初は難しく感じますが、学校での勉強が追いついてきますので、
    最初の半年をがんばれば、後は楽になります。

  修了時レベル: TOEIC750点以上、英検準1級程度
 
 クラス1で使用するBook1では、英語を読み/書き/聞き/話す上で必要なSyntaxを
  網羅しています。このクラスでの学習は、英語を伸ばしていく土台となりますので、
  TOEIC700点程度の方がこのクラスから初めても、得るところは大きいでしょう。

  仕事で必要な英語力は、クラス1の内容で100%カバーできます。
  さらに、業務分野に必要な語い力と言葉の運用能力を高めていくことが大切です。
  

◆クラス2(中級)

  受講開始レベル:TOEIC700~750点程度以上、英検準1級程度~
         (ただし、TOEICのリーディングは360点程度以上が望ましい)

  修了時レベル: TOEIC900点程度以上、英検1級程度

  クラス1でカバーするSyntaxを十分に理解したという前提で、各分野の語彙を
  増やしながら、リスニングやリーディングのスピードを上げていくクラスです。
  このクラスでは、政治・経済・外交・貿易・事件などさまざまな分野のニュース英語
  を通じて、社会で使える表現や文章を使いこなしていく英語力を身につけます。

  時制、分詞構文、関係詞などの理解が浅かったり、リーディングスピードが
  リスニングに対応できる速さに達していない人は、クラス1からスタートすることを
  お勧めします。
  基礎がしっかりしていてこそ、英語力はしっかり伸びていきます。


◆クラス3(上級)

  受講開始レベル:TOEIC900点程度以上、英検1級程度~

  このクラスは、基本的にクラス2からの進級者を対象とします。
  ただし、すでに英語検定1級/通訳案内業国家資格などをお持ちの
  準英語スペシャリストの方は、初めての方もお入りいただけます。

  カバーする語いが非常に多く、扱う文章も長く多岐にわたるため、
  高い英語力をお持ちの方でも、初めてで迷われる方は、クラス2と
  クラス3を体験してみてください。



※TOEICなどの点数は目安であり、必ずしも一致しませんが、TOEICは対策勉強をして慣れると、スコアはあがります。
本教室のそれぞれのクラスでしっかり学習すれば、記載のTOEICスコアに相当する力が身につきます。

※上記は、北千里教室独自のもので、他の茅ヶ崎方式の学校とは一致しない可能性があります。各学校でご確認ください。

2010年7月

ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室

数字や日付を聞き取る

2010-07-22 13:19:28 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
リスニング学習法(4)の話の前に、ちょっと一息いれて、数字や日付の聞き取りの話をしたいと思います。

まず、これまで、数字のリスニングを意識したことがない人は、一ケタの数字ですら、聞き間違えたりします。
("nine" と聞いて、音から「7」と反応してしまったり)
曜日も同じです。

そんな人でも、ちょっと訓練すれば、西暦年も万単位の数字も、快適に聞き取れるようになります。


逆に、全然訓練しなければ、苦手意識が定着してしまって、数字が出てくると
メンタル面でストップがかかってしまい、いつも聞き取れない、ということになりがちです。

これを機に、ぜひ訓練してみてください。

やり方は、下の数字を見て、クイックレスポンスで発声します。

一度、数字を見て発声したら、次は目を閉じて発声しながら、まぶたの
裏に、その数字をイメージします。

自分の声で音を聞いたときに、その数字が脳裏に浮かぶ訓練をするわけです。


   8、  1、  3、    10、  6、  4、    7、  5、  2、  9、
 
(one, two...を練習したら、first, second,...と序数もやりましょう。)


(数字じゃありませんが、曜日も同じなのでついでに練習しましょう)

   水曜   月曜     木曜   土曜     火曜   金曜    日曜

(月も練習)

 8月  1月  9月    3月  12月  6月    7月  5月  10月     2月  11月  4月   


   12、 83、 18、    47、 34、 11、     15、 91、 52、    29、 74、 65、 

   115、    179、    375、   802、  406

   1985、   2005、   2010、  1500  
(西暦でよく使います)

  ※ 西暦は、2桁ずつ区切る習慣があります。
   1985 Nineteen Eighty-five, 2010 Twenty-ten、  1500 Fifteen-hundreds といったりします。
   2005は、 Two thousands and Five 
 
同じ要領で、

   50,000、   46,300、   75,000
  Fifty-thousand,   Forty-six thousand and three hundred,   Seventy-five thousand

このあたりまでで、十分だと思いますが、58,978など、数字が4,5個並ぶと、難しく感じるので、聞き取る必要があるときは、メモします。

仕事上、ややこしい数字や重要な数字は、聞き間違えてはいけないので、必ず書面化されますから、これだけ聞き取れたら、問題になることはまず、ほとんどないでしょう。

そうそう、あと、
      10 million は、1000万、 100 million は、1億
      1 billion は、10億

これくらいは、すぐピンとくるようにしておくといいです。


簡単な数字や日付は、快適に聞き取れるようにしておいて、リスニングに対するコンプレックスを解消することが大事です。

上記の(1)発音発声 → イメージ 練習を毎日、または週2回と決めて、4,5回続けて練習してみてください。それだけでもかなり違ってくると思います。

あとは、授業のニュースで出てきた数字も、上記と同じ要領で、発音→イメージ理解 の練習をしてみてくださいね!

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リスニングの学習法(3)

2010-07-18 12:51:08 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
リスニングには、大きく分けて4つのハードルがあります。
この4つのハードルを越えたら、リスニングはカンペキです!

1)は、単語の発音
2) リエゾンやリダクションなど文章になったときに変わる音

はお話しましたので、

今日話すリスニングのハードルは、
3)構文型スピード理解(リスニングスピードと音読スピードは比例する)
  です。

リスニングのハードルの(1)単語の発音と(2)リエゾンやリダクションは、まさに音の問題でした。

この音が原因で、英語が聞き取れないのは、大雑把に言って5割くらいではないでしょうか。
そして、残りの5割は、構文スピード理解力と背景知識が不足していて聞こえないパターンです。

簡単に言うと、耳で聞くものと同じ文章を読んだときに、それと同じスピードで
理解できなければ、そもそも聞き取れないのは当然ですね。
英文を読むのに時間がかかる人は、それが原因で、リスニングも伸びません。
逆に言えば、速く正しく読む練習、読解スピードを上げる練習をすることで、リスニングは何もしなくても伸びていきます。

私は29か30歳くらいから数年間、ときどき企業の会議通訳を務めていましたが、その少し前から、翻訳の仕事をしていて英文は毎日読みますが、聞いたり話したり、ということは、ほとんど皆無の状態でした。

それでも、それより以前にまして、アメリカ東海岸ビジネスマンの超早口の英語でも
難なく聞き取れるようになっていました。

こんなに早口の人のリスニングしたことない! というときでも。

このときに、実感したのは、それまでに、勉強や仕事で英文をたくさん読んで、
複雑な英文もスピーディに理解する訓練をしてきたので、速いスピードでも耳から
自然に入ってくるようになっていたようです。

音をとることができれば、後はリスニングもリーディングも同じ英語ですから当然といえば、当然ですね。

日本語は、漢字が意味の理解を早める特徴がありますが、
英語はアルファベットで、見てもすぐ理解しにくいですね。

英語の場合は、逆に、リズムが意味の理解を助ける言語なので、聞いた方が、読むより理解が速くなるくらいです。
区切りや読むときの抑揚で、意味がとても分かりやすくなるからです。

聞くのは結構やってきたんだけど、今ひとつ、伸びないな、という人は、
読解練習でこのハードルを乗り越えることができそうですね!


私が、Class1とBook1を褒めちぎっているのは、この英語の根本的な
読解力を養う上で、最低限必要なSyntaxが、網羅されているからです。

授業でニュースのリスニングを行っていても、
関係代名詞が省略された名詞句(Unit10、30)や分詞構文(Unit16、17、36,37)、
目的格補語をとるSVOC構文(Unit6、26)などのところでつまづいて、
全体の意味が分からないケースが、授業でもたくさん見受けられます。

これらは、おそらく英字新聞を読んでもスムーズに読みにくいところですね。
知ってはいるけど、すぐにピンとくる、というところまで慣れていないと、
リスニングスピードについていけない、と感じるでしょう。

私は「読む」こと重点でこの英語力を身につけてきたのですが、
「聞く」を重点にして、「読む」練習を補足的に行っても良いと思います。

授業でニュース英語を聞いた後は、リスニング練習だけでなく、
スクリプトでまずじっくり読んで完全に理解し、音読、速読の練習もぜひしてみてください。
人によっては、リスニング練習するより、読解練習をすることで、リスニングも伸びるでしょう。

要するに、同じようなパターンの英文に出会ったときに、ピンとくるようになればいいのです。

教本Book1は、同じパターンの英文をユニットごとに集めてあるので、
代表的な英文のパターンを集中的に学んで自分のものにしていくことができます。

そして、慣れた英文パターンに出会うと、耳で聞いていようが、目で読んでいようが、途中まできたところで、ピンときて、その文の後半をほとんど予測しながら、聞き(読み)進めることができるようになります。

そういう、「予測して待つ」感覚が身につけば、もうカンペキです!

次は、
4)背景スピード理解(情報処理速度) について、お話します!

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TOEIC IP結果

2010-07-15 23:33:19 |  ビジネス英語・TOEIC
6月に教室で実施したTOEIC IPテストの結果が出て、
みなさんにスコアレポートをお渡ししました。

昨年11月に受験して、今回も受験した方、全員が大きくスコアアップしていました!  ウレシー

アップ度最高の方は、なんと195点もアップしていました!

おめでとうございます!


前回の教室で受験したIPテストより、50点以上アップした方
今回のスコア800点以上の方                ・・・・図書カード500円分



前回の教室で受験したIPテストより、100点以上アップした方
今回のスコア900点以上の方               ・・・・図書カード1000円分


奨励賞としてプレゼントしています。

おめでとうございます!

今回、入らなかった方も、次はぜひ、がんばってください。
励みにしていただけたら、嬉しいです!


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余談です(^^)

2010-07-08 17:52:43 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
さきほど、アップした、リスニング学習(2)を読んでいただいたら、
授業の構成の意味が、納得いただけますよね(^^)

そうなんです!!!

最初に、前の週に学習したユニットのリプロダクションをやりますよね。
あれは、音を聞いて、同じように発音する練習でもあるのです!!

そのユニットのSyntaxを修得する、という大テーマに加えて、
音を集中して聞いて、その通り発音する、という練習にもなる、一石二鳥の練習です!

ぜひ、この効果を期待して組んだ授業を存分に生かして、
話す力・書く力・読む力だけでなく、聞く力もアップさせてくださいね。

また、ニュースを復習するときにも、こういったポイントを意識して
音を聞き取るのが苦手という人は、週1回、1文でかまわないので、
ディクテーションもやってみてください。
継続すれば、必ず効果が現れます!

リスニングの学習法(2)

2010-07-08 16:44:26 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
少し前にお話した リスニング学習法(1)の続きです。

リスニングには、大きく分けて4つのハードルがあるとお伝えしていました。
この4つのハードルを越えたら、リスニングはカンペキです!

1)は、単語の発音でしたが、今日は、

2) リエゾンやリダクションなど文章になったときに変わる音


についてお話します。

リエゾンというのは、本来、別々の単語ですが、話したときに前と後の単語が
連続で発音されるために、音が少し変わるもの、
また、リダクションは、Reduction(削減、縮小) つまり、音が小さくなったり、なくなったりするものです。
細かい説明より、具体例を出した方がわかりやすいので、早速みていきましょう!

まずは、みなさんが、すでによく知っているもの。

I will go to see a doctor tonight.
これは、
I'll go to see a doctor tonight.

と書くことができますが、これは実は、話したときに縮まって発音されるのが
書き言葉にも使われるようになったものなんですね。

アイ ウィル
 ゴー ツゥー スィー ア ドクター トゥナイト

と速く話したら、

アイル 
ゴー ツゥー スィー ア ドクター トゥナイト

というほうが、言いやすい。だからこういう省略形を書くようになった、というわけです。

この手のもの、他にもいっぱいありますね。

There is → There's
There are → There're   


※このとき there だけの場合は、ゼァ と発音しますが、There're だと、 ゼァラァ のように、
there の r の音が発音されたりしますね。

これは、理屈で考えるのではなく、Thereare と発音してみると、自然にそうなってしまいます。


You have → You've   
I do not → I don't

He is → He's


要するに、スピーディに発声すると、こうなりやすい、という音になります。


そして、これと同じように、通常の文章でも、速くナチュラルスピードで話すと、
単語をくっつけて発音したほうが発音しやすいので、くっつくものがたくさんあります。
普通は、一口に言ってしまいたい、意味上関係が深いものがくっつきます。


最近のニュースからピックアップしてみましょう。

Class1 5811から、
belonged to くっついて発音されます
in one day くっついて発音されます。
It is considered    "It is"がくっつきます。イット イズ → イッティィズ

  この It is  ニュースで何度やっても聞き落とす人が多いです。

  でも、It は、たいていは、この文の直前に言った主語などの言い換えなので、
  話し手は分かりきったこととして話しています。だから速く短く発音されて
  短い単語が余計に短くなりますから、そういう音になります。
  これは、小さい音だということを理屈ではなく身体で覚えていると、勝手に耳と脳が反応して聞き取れます。

one of
くっついて発音されます。

in his career   in his 
がくっついて 発音しにくい h の音が消え、
          イニズ のように聞こえることもよくあります。

  ※ この h の音が消える場面、これ以外に頻繁にあります。
  実は、先ほどの You have も、h の音がなくなって、ユーァヴ → ユーヴ となっています。

  こういう音は、ここで説明するより、自分で発声練習をしたり、
  ディクテーションをしてみることで、自分でも同じ音の変化の体験をして感覚を掴むことができます。

つまり、これを無意識に正しく聞き取る方法は、自分でも発音する練習をするのが一番なのです。

自分で発音練習をしていると、当然、聞いたときにも無意識に理解できるようになります。

発音練習するときには、音声をよく聞いて同じように発音する練習をしましょう。
発音練習だけだと同じように発音する自信がない、という人は、
時間がかかりますが、ディクテーションを定期的に取り入れてください。

これは、理屈で覚えても役に立たないもので、1に、発声練習、2に、聞いた音をそのまま書き取る練習
をすることで聞き取れるようになります。


次は、リスニング学習法(3)のスピードについてお話します!

英語耳をつくるために、毎日、英会話も聞きましょう!
英語の「音」に慣れるには、簡単な会話を毎日聞くのが効果的です。

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