一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

関係代名詞はとても便利な道具

2009-08-27 15:00:57 | ニュース英語・英語学習
辻井伸行さんが、6月にバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝され、明るいニュースに日本中が沸きましたね。

全盲の彼が、長い課題曲の楽譜を覚えるその方法に、とても感心しました。

目の不自由な人は、一般に点字の楽譜を使うらしいですが、彼は違います。
どんなに長い曲も、全部、音で覚えてしまうそうです!


その部分を、先日の茅ヶ崎英語のニュースで以下のように表現していました。


He memorizes music after listening to tapes recorded by his teacher,
who played the right-hand and left-hand parts separately.



He memorizes music after listening to tapes recorded by his teacher,

         彼は、先生が録音したテープを聴いて、音楽(楽譜)を覚える

who played the right-hand and left-hand parts separately.

         その先生は、右手と左手のパートを別々に弾く


who(関係代名詞)を使うと、先に伝えた内容にさらに説明を加えることができます。
つまり、関係代名詞は、後からつけたして、簡単に話を膨らませていくことができる、とても便利な道具なのです。

このように、英文は文頭から主語(辻井さんは)の後、すぐに結論(述部ー楽譜を覚える)がきて、
まず何を言いたいのかが最初に分かります。

そして、後から詳しい内容説明がついてくるという、日本語とは異なる英文の特徴

  ――― その特徴の大きな要因の一つとなっているのが、この関係代名詞です。

関係代名詞は、省略されているものも含めると、至るところで実によく使われている構文で、
これに慣れ親しんでいることで、読解力・聴解力はもちろん大きく伸び、
書けること、話せることも劇的に広がります。

関係代名詞は、中学生で習うsyntaxですが、音で聞くと、構文がとれずに分からなくなる人が、驚くほど多いのです。
でも、量をこなしているうちに、皆さん慣れてきます。


クラス0.7では、関係代名詞の基礎を学び、
クラス1では、関係副詞や関係詞の省略も含め、8ユニット(8週間分)をさいて
学習します。

関係詞を自分のものすると、本当に英語の世界が広がりますよ!


ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ


現在、教室では、

★クラス0.7は、10月で一区切り。テキストも10月下旬から後編に入ります。
★クラス1は、UNIT20で一区切り。9月下旬からまたもう一度、最初の前置詞の学習を繰り返しながら、
さらに新しい知識と語いを積み上げていきます。
★クラス2は、外交(diplomacy)をテーマに学習しています。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
浮き出る楽譜 (たま)
2010-01-07 12:02:09
手で触って感じ取れる楽譜はないですか?
他人の演奏からではなく、楽譜を手で自分で
読み取れれば作曲家の意図が読み取れるはずです。大き目の浮き出る五線譜が欲しい。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。