一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

Reviewテスト講評その2

2012-09-30 18:59:52 | ニュース英語・英語学習
C1Reviewテスト講評の続きです。
<複数、単数、時制>
つい間違ってしまうようですが、まず書くときに間違えないようにすることで、話すときも気がまわるようになります。間違えないよう気を配りましょう。
five company...  〇 five companies..
electric cars that is developed by...  
〇 electric cars that were developed by... / electric cars developed by...


メディア(マスコミ)”media” は、複数形です。
単数は、medium


<語法>
高齢者という意味では、
the elderly(the+形容詞の使い方ですね)のほか、elderly people や older people などが使えます。
 ※ elder(年上の)は、elder sisterなど兄弟姉妹などに使います。


<主語の一致>
文章が長くなると、最初の主語と一致しない述部を使ってしまうことがありますが、
主語と述語はつねに一致させるように、注意してくださいね。

例)
The car is 2.3 meters long and 1.2 meters wide, and 50 to 80 kilometers per hour.
これは、車の大きさをいうところまでは、is というbe動詞でいいですが、
時速の話をするときは別の動詞が必要です。

The car is 2.3 meters long and 1.2 meters wide,
and can run at 50 to 80 kilometers per hour.

とするといいですね。

<模範文例>
では、今回の受講生さんの回答例の中から一つ模範文例を紹介します。

On Monday, ultra-compact electric cars developed by five Japanese automakers were shown to the media.
They can carry two to three persons and run at 50 to 80 kilometers per hour.
One of the models can go 100 kilometers on a single charge.
The transport minister, who did a test-drive says it is quiet and comfortable.
The automakers expect they are used for short distances, especially by the elderly and mothers with children.


<英文作成について>
Reviewテストを受ける回数が増えるにつれ、皆さん書けるようになってきています。
うまく書けなかったと思った方は、講評を参考にして再度、同じ課題でトライしてみてください。

書くときのポイント
・事実を簡潔明瞭に書く
・文章の流れを意識して書く(聞こえた情報をぶつ切りに書きたしていくのではなく)
・基本的な文法・語法に注意を払って知っているのにイージーミスをしないよう見直しましょう。

 アウトプットのときは、知っていても、書きなれない、話し慣れないうちは、簡単なミスをしてしまいます。量をこなしていくことで、イージーミスはなくなっていくので、書く・話す経験を増やしていきましょう。


クリックで応援、よろしくお願いします!

にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ 
にほんブログ村 英語ブログ ビジネス英語へ

ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室


Reviewテスト講評その1

2012-09-29 17:10:45 | ニュース英語・英語学習
毎回、C1クラス以上で課しているSummary課題は、発信する力(書く力・話す力)をつけていただくために出しています。

今週月曜日で終了したC1クラスのReviewテストの英語Summaryの課題は、
日本の自動車メーカー5社が超小型の電気自動車を開発、披露した話でした。
いくつかのポイントについて講評します。

<スペルミス>
仕事や学業で手書きで書くことは少なくなったので、PC上でスペルチェックをかければ、問題ありません。
でも実際にはチェックをかけ忘れることもあります。また、ちょっと手書きの場面でスペルミスがたくさんあると、書いてある内容の信頼感すら損なう危険性があります。
できるだけ正しいスペルを書けるようにしましょう。

× confortable 〇 comfortable
× particuraly 〇 particularly … particular(形) + ly(副詞の語尾)と覚える
quite (まったく) quiet(静かな)

スペルを間違えた単語は、数回書いて覚えておくと、たいていは二度と間違いません。


<冠詞の使い方>

The five auto companies developed electric cars.  

書き出しから、”The" を使うと、書き手も読み手も、どの5社か分かっている という前提になってしまいます。

このように、冠詞は特定する意味を持ちますから、書き出しは何か特段の効果(意味ありげな書き出しにしたいなど)を狙うような場合を除き、冠詞なしにしましょう。



逆に、一度話題にした会社、あるいは車、であれば、その後には、

the cars とするだけで、「その電気自動車」、
the companies, とするだけで、「小型電気自動車を開発した会社」という意味を出すことができます。

冠詞をうまく使うだけで、全体の流れがよくなります。
基本的なところは、しっかり使い分けましょう。



<各種表現>

いざ書こう、話そう、と思っても何と表現したらいいか出てこずに立ち往生するということありますね。
これを克服するには、たくさん書く、たくさん練習をする、ということにつきます。

以前にも何度も書いていますが、ごく短文でいいのです。
一度にたくさん書こうとすると挫折しますから、最初は、一日一文、書いてみましょう。

授業で学習したニュースの訳文のほうだけ見て、書いてみる。
その後で、英文を見てみると、あーなるほど、とわかることが必ずあります。

ただ、眺めているだけでは書いたり、話したりできるようにはなかなかなりません。
書く、発声する、
これが書けるようになる&話せるようになる秘訣です。


では、具体的な表現を見ていきましょう。

「1人~3人乗りの車」

cars that carry one to three persons  (ニュースオリジナルの表現)

cars for one to three persons や、
cars to carry one to three persons

などでも意味は通じるのでOKです。

cars with two or three persons aboard  だと、「2,3人乗車している車」 と意味が違ってしまいます。


<指示代名詞の使い方>

Transport minister test-drove that.

国土交通大臣が試乗した。  ですが、電気自動車のことを "that" だけで表すと、少しぎこちない文になってしまいます。

Transport minister test-drove the car.
Transport minister test-drove the new car.
Transport minister test-drove one of the cars.


などとすると、文章がスムーズに流れます。

まだ、続きます。


クリックで応援、よろしくお願いします!

にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ 
にほんブログ村 英語ブログ ビジネス英語へ

ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室


教育への還元

2012-09-18 12:55:19 | 寄付・社会貢献
当教室では、月会費の数パーセントを子供たちの教育に寄付しています。

今回、2012年3月~2012年8月までの受講生の皆さんの月会費より、

大阪府教育ゆめ基金に 13万円
Room to Readに、1,200米ドル

の寄付を行うことができました。

Room to Read は、貧困のために子供たちに十分な教育を提供できないアジアやアフリカの国に、図書館や学校を建てたり、教育を提供する活動をしている団体です。
受講生の皆さんの会費が、未来をになう子供たちの成長に役立っています。

クリックで応援、よろしくお願いします!

にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ 
にほんブログ村 英語ブログ ビジネス英語へ

ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室


以下、Room To Readから届いたメールは、前回と内容が同じでしたが紹介します。




Thank you for making moments like this possible.


Dear Yuko,


Every child deserves access to a high-quality education, regardless of their gender or where they are born. Your donation will change lives by helping children across Asia and Africa access the education they deserve.


Stay informed about the impact your gift is making by following our blog, and joining us on Facebook and Twitter. Looking to do more? Join one of our local volunteer chapters to meet other people who want to change the world through education.


On behalf of the entire Room to Read family and the millions of children across Asia and Africa whose lives you are helping to transform – thank you!


Warm regards,
Erin Ganju Co-founder and Chief Executive Officer Room to Read




Gift Details


Name of Donor(s):Yuko Hattori
Amount Contributed: $1,200.00
Date: 9/6/2012
Designation: Where it is most needed

Room to Read is a non-profit 501(c)(3) organization. Your contribution is tax-deductible to the extent allowed by law. No goods or services were provided in exchange for your generous donation.




Room to Read · 111 Sutter Street · 16th Floor · San Francisco, Calif. 94104Tel: +1(415)839-4400 · Email: donate@roomtoread.org · Privacy · Email Preferences


​​​​​


10~12月の授業日程・TOEIC演習など

2012-09-12 21:52:38 | お知らせ
10月~12月の授業日程表は、今週、授業でお配りしています。

このブログの左帯「ブックマーク欄」にも入れておきましたので、
手元にないときは、こちらを利用してください。
(配布の際に説明している訂正箇所を改訂したものをここに掲載しています。)

★10/8(月・祝)はお休みです。
★11/3, 23は祝日ですが授業行います。
★11月13(火),16(金),17(土)はお休みです。 
通常カレンダーと違うところが数か所あるので、ご注意くださいね。


また、11月23日(金・祝)および25日(日)にTOEIC IPテストを実施します。

これに先立って、10月28日(日)に直前対策を行います。
この授業後に、TOEICテストまでの3,4週間で行う自習方法も含めて指導します。
後日、案内を配布しますので、ふるってお申込みください。

学習・スポーツの秋はすぐそこです!


クリックで応援、よろしくお願いします!

にほんブログ村 英語ブログ 英語講師・教師へ
英語ブログへ

ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室





No unsafe levels of radiation

2012-09-09 21:31:11 | ニュース英語・英語学習
Review Weekが近いので、今日はC1のニュースから、少し一緒に復習しましょう。

6218のニュースは、福島県沖でとれた海産物が、去年の原発事故以来、初めて売りに出されたときのニュースを学習しました。

かなり文章も長く複雑なので、このセンテンスを使って
いつものように、文頭から理解していく練習をします。

The sales of the products were approved after the prefectural fisheries cooperative
found no unsafe levels of radiation in samples pulled in during tests on Friday.


では、文頭から意味のかたまり(チャンク)ごとに理解していきます。

The sales of the products were approved /

         この海産物の販売が承認された

  after the prefectural fisheries cooperative found no unsafe levels of radiation/

  のは、福島県の漁業協同組合が安全でない水準(基準値以上)の放射性物質を検出しなかった後のことだ。

        in samples pulled in during tests on Friday.

          金曜の試験時に釣り上げたサンプルの中に

     ( 福島県の漁協が金曜の試験の際に釣り上げたサンプルの中に、
       基準値以上の放射性物質を検出したかったことから、
         この海産物の販売が(政府に)承認された。)

日頃から文章を読むときも、このように意味のかたまりごとに
文頭から理解するように練習してください。
そうすることで、英語の語順(英語の思考の流れ)でメッセージを理解できるようになり、読むスピードもアップし、リスニングのときにも、とまどわなくなります。



ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室




Reviewテスト準備で再復習

2012-09-05 14:01:15 | ニュース英語・英語学習
少しずつ暑さがやわらいで、仕事や勉強にも集中しやすくなってきました。
9月中~下旬には、年に4回行うReview週がやってきます。
(B2クラスは、毎回Reviewチェックを行っているので通常通り)

Review週には、10週間分の教本やニュースの総復習チェックを行います。
ここでは、
・教本やニュースで学んだ語いや表現が使えるか
・各語いのそれぞれの品詞を使い分けられるか
・日頃からの音読やリプロダクションでイントネーションの基礎となる語いのアクセントが身についているか

などを確認します。また、C1クラス以上では、
ニュースの内容をわかりやすく英語で人に伝えられるかを確認するため、
英語要約問題を必ず出題するようにしています。

英語の学習の最終目標は、コミュニケーション能力の向上です。
みなさんには、受験や資格試験、留学、仕事など短期目標に違いがあるかもしれませんが、コミュニケーション能力の向上は全員に共通する最大かつ最終目標です。

言葉を学習していて一番大切なことは、
・相手の話していること、書いていることが正しく理解でき、
・自分が言いたいことを、相手にわかりやすく伝えることができる(話す・書く両方で)

ことです。

クラスによって素材となるニュースの難しさは違いますが、
ニュースを正しく理解し、その内容をわかりやすく人に伝えることができる練習をすることは、最終目標を達成するのにたいへん有効です。
みなさんがこの要約問題でしっかり書けていると、講師として私はとても嬉しく、大満足です(^.^)。

時間の余裕のあるときには、ぜひニュースの要約(再現)練習をとりいれてください。
同じ素材を学習していても、音読やリスニングでは気が付かなかった発見があるでしょう。

毎回の授業後に復習を済ませ、10週ごとにもう一度復習することで
さらに学んだことがしっかりと自分のものになっていきます。
Reviewテストで間違ったところは、答え合わせのときにその場で自分のものにしてしまいましょう。


※途中入会された方は、学んでいないところが出題されることもありますが、
答え合わせをする中で、学んでいただけることを期待しています。


クリックで応援、よろしくお願いします!

にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ 
にほんブログ村 英語ブログ ビジネス英語へ

ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室