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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

Chigasakimatesの第49号~教材の難易度

2010-01-31 15:23:36 | ニュース英語・英語学習
案内しそびれていましたが、茅ヶ崎方式英語会から、Chigasakimatesの第49号が発行になっています。

4月7日に英語会生誕の地、茅ヶ崎で、30年記念講演会が行われる予定で、その案内や、各地の茅ヶ崎協力校でスタートしているクラス0の報告などが掲載されていますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

Chigasakimates49号

この中に、クラス0を6クラス開校されているという、東京の日本橋人形町校の先生の話が掲載されていました。

C0の教本『ゼロからスタート再学習の英語』とクラス0について、以下のように書かれています。

------
TOEIC700点以上の方は、(教本のことを)「易しすぎる」と思うようですが、その割には、C0の頻出表現すら自分のものになっていません。
------
なかなか、手厳しい先生ですね

言っていることに一理あります。
TOEIC700点以上の人でも、C0からやり直すことで、学べることはたくさんあると思います。

難しすぎる教材をするより、自分の力と比べてやや簡単な教材を使うほうが、言葉の力は伸びます。

簡単すぎるといっても、中学生の教科書ではなく、内容は大人が読み、語るのに適した内容です。

ただ、そこまで教材のレベルを落とすのは、じっくり着実にやりたい人だけでいいのではないか、と思います。


面白さという点では、BOOK 0は、偉人伝ですから魅力的なわけですが、
基本のテキストは、やはりBOOK 1です。

茅ヶ崎英語のテキストBOOK1に出てくる構文・文体が自分のものになっていない人が、これを自分のものにする、ということが使える英語力獲得への最短距離だと思います。


言葉というものは、同じものを何度も何度も使い込んで初めてしっくりくるようになり、やがては自分のものになっていきます。

もう半分寝ていても聞ける、話せる、くらいになったら英語を使うこと自体、楽で楽しくなりますね。

北千里でも、クラス0.7で、『ゼロからスタート・・』教本Book 0を使っていますが、
あくまでも、クラス1に入るための準備クラス、という位置づけです。

偉人伝を読みながら、品詞や時制、関係代名詞などの基本文法を理解し、語い力を増やしたら、
次は、クラス1で、どんどん英語力を伸ばしていっていただきたい、と思っています。


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プレゼンは、Deliveryが一番、重要

2010-01-11 07:54:22 | ニュース英語・英語学習
暗唱の場合と同じように、自己紹介やその他のテーマでプレゼン原稿が書けた方は、ぜひ仕上げをしてください。


内容は何度でも書き直したくなりますが、ひとまずは完成したことにして、
Delivery(話し方)の練習をしてみてください。

これが実は、案外難しいのです。そして、とっても重要なのです。

せっかく良い内容のものをつくりあげても、話し方一つで、通じるか通じないか、
聞き手が受け取った印象などはまったく変わってしまいます。

相手にどう聞こえるか、を意識して話すということは、英語か日本語かにかかわらず、
コミュニケーションで非常に大切です。


筆記テストでは測れないところに、コミュニケーションの一番大切なところがあります。

相手を意識して話す、つまり、聞き手への思いやりです。

  話したいことを一方的に話す
  緊張しているから早く終わらそうとして早口になる

これは、聞き手を意識しているのではなく、自分を意識している態度です。
流暢に発音したとしても、これでは通じません。


逆に、多少、たどたどしかったり、発音がきれいでなくても、自分の言葉に魂をこめた語りは、
聞き手が耳を傾けてくれます。


相手に伝えたい、という気持ちを持って話す練習をしてみてください。

技術的なことはいろいろありますが、まず一番大切なのは、
「伝えたい」「聞いてもらいたい」という気持ちです。
その気持ちを持つことで、相手に伝わるための工夫はおのずと出てきます。

テクニックだけでは、通じない(相手の心に本当には届かない)、説得力がない、熱心に聴いてもらえない、ということになります。

まず、魂ありきです。

言葉に魂が入ることで、コミュニケーションはうまくいきます。



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書くことで英語力は伸びます - Winter Recommendation (4)

2010-01-04 11:47:33 | ニュース英語・英語学習
クラス1以上の方には、暗唱以外の課題も年末年始の休みにトライしてみる選択肢の一つとしてプレゼントしました。

書くことで英語力は伸びます - Winter Recommendation (1)

12月に「書くことで英語力が伸びる」と書きました。


自由テーマの場合、英語以前にまず、書く内容を考えなければなりませんね。

 プレゼンのテーマ、想定する聞き手、内容の大枠を考えてから書きます。
 これができれば、あとは英語で文章を書いていきます。
 アウトラインを作ってから書き出すのも、書きながらアウトラインを作っていくのもいいと思います。


 ただし、日ごろから書きなれていない人にとって、自分で書くのはおそらく、
 かなり苦痛ではないかと思います。

 そういった方は、自由テーマではなく、ニュースを選んでまとめ、意見を述べる、という内容にすれば、
 大枠は自然に決まるので作りやすいでしょう。

 また、クラスで一番お奨めした、自己紹介のプレゼンは、日本語でこれまでどこかで
 経験したことがあると思うので、作りやすいと思います。


今回、トライしてみようとして、とても苦痛に感じた方は、断念してかまいません。
書く習慣がない人が、最初からプレゼン原稿を作るのは至難の業です。
でも、今回は断念しても、そのうち書けるようになりますので安心してください。
まずは、これから毎日一文、その日あったことや感じたことを文章にしてみてください。

一文なら負担にならず、言いたいことを気軽に表現できます。
習慣になれば、そのうち一文じゃ物足りなくなって二文、三文、と自分で増やしたくなっていきます。

一度に書く量が増えてきたら、書く時間もそれなりに必要になってくるので、
週に1回くらいに減らしてもいいでしょう。
そんなふうにして、週に1回(一度にたくさん書く人は、月に1回)まとまった量を書く練習を続けます。


まずは、ワンセンテンスでかまわないので、書く習慣を作ってみてください。それが最初の一歩です。

口頭で言ってみるだけでも効果はありますが、
書き留めておくと、毎日続けていることが記録として残るので、継続の励みになります。一文日記ですね。
後日になってもっと良い表現が見つかるかもしれません。

そして、書くときは、今まで学習してきた単語やフレーズ、文章を、どんどん借用してください。

書くことを習慣にしていると、日ごろの授業での、読んだり聞いたりする学習の中でも、
自分で発見できることが必ず増えます。


英語は、まねる、借用することで伸びていきます。

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暗唱に磨きをかける - Winter Recommendation (3)

2010-01-03 11:05:52 | ニュース英語・英語学習
みなさん、あけましておめでとうございます!  本年もどうぞよろしく!
   主婦は、年末年始よけいに忙しくなりますね。予定よりブログ初めが遅くなってしまいました。

さて、先日のお話の続きです。

暗唱のプロセスについて前回以下のように説明しました。

  ・全文をしっかり読んで理解し、Exerciseを済ませ、
  ・一文ずつ、ディクテーションをする
  ・音声に沿って、シャドーイング
  ・音声を止めながら、一文ずつリプロダクション
  ・各文の最初のワードのみをヒントに暗唱
  ・仕上げ

これは、クラス0.7の方に向けたものですが、最初の「Exerciseを済ませる」を省けば、
どんな素材を暗唱するときにも共通する方法なので、ぜひ活用してください。

クラス1以上の方には、暗唱素材として、北里柴三郎とオバマ大統領の演説の一部を配布していますが、
こちらでも同じです。


今日は、最後の「仕上げ」のところをお話したいと思います。

暗唱というと、覚えておしまいと考えてしまいがちですが、覚えるだけでは完成ではありません。

英文がなんだったか考えながら、かろうじて思い出しながら言える程度では、暗唱の効果は半減です。
覚えたら、次の2つを実行してください。

  1)暗唱したものを、録音して聞いてみる
    自分の暗唱と、オリジナルの音声と聞き比べ、発音やイントネーション、リズムを矯正する。
    聞き比べて違いを見つけるプロセスも新しい発見につながります。
    そして、うまくできていない箇所だけを集中的に、オリジナルの音声に合わせて練習します。

  2)だいたい完成できたと思ったところで、1日1~3回、声に出して、数日間続ける。
    自分の声に余裕が感じられ、無意識に無理なく上手な発音とイントネーションが身について、
    人のスピーチではなく自分のスピーチのように話せているのを実感する。

暗唱練習をしっかりやることは、自分の発音やイントネーションを集中的に練習、矯正する機会になります。

自分の発音やイントネーションが矯正されると、リスニングにも効果は現れます。



今回、スピーチの暗唱をお奨めしましたが、これを一度経験されたら、おそらく英会話はお手のものです。

余談ですが、英会話本で暗唱練習してみてください。効果は絶大です。
会話レッスンなどに1年通うより、英会話本1冊暗唱するほうが、はるかに上達します。
会話本の場合、誰かとペアで練習すると楽しくやれそうですね。そういう場があるといいですね。


I wish you all a very happy New Year!

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