リスニングには、大きく分けて4つのハードルがあります。
この4つのハードルを越えたら、リスニングはカンペキです!
1)は、単語の発音
2) リエゾンやリダクションなど文章になったときに変わる音
はお話しましたので、
今日話すリスニングのハードルは、
3)構文型スピード理解(リスニングスピードと音読スピードは比例する)
です。
リスニングのハードルの(1)単語の発音と(2)リエゾンやリダクションは、まさに音の問題でした。
この音が原因で、英語が聞き取れないのは、大雑把に言って5割くらいではないでしょうか。
そして、残りの5割は、構文スピード理解力と背景知識が不足していて聞こえないパターンです。
簡単に言うと、耳で聞くものと同じ文章を読んだときに、それと同じスピードで
理解できなければ、そもそも聞き取れないのは当然ですね。
英文を読むのに時間がかかる人は、それが原因で、リスニングも伸びません。
逆に言えば、速く正しく読む練習、読解スピードを上げる練習をすることで、リスニングは何もしなくても伸びていきます。
私は29か30歳くらいから数年間、ときどき企業の会議通訳を務めていましたが、その少し前から、翻訳の仕事をしていて英文は毎日読みますが、聞いたり話したり、ということは、ほとんど皆無の状態でした。
それでも、それより以前にまして、アメリカ東海岸ビジネスマンの超早口の英語でも
難なく聞き取れるようになっていました。
こんなに早口の人のリスニングしたことない! というときでも。
このときに、実感したのは、それまでに、勉強や仕事で英文をたくさん読んで、
複雑な英文もスピーディに理解する訓練をしてきたので、速いスピードでも耳から
自然に入ってくるようになっていたようです。
音をとることができれば、後はリスニングもリーディングも同じ英語ですから当然といえば、当然ですね。
日本語は、漢字が意味の理解を早める特徴がありますが、
英語はアルファベットで、見てもすぐ理解しにくいですね。
英語の場合は、逆に、リズムが意味の理解を助ける言語なので、聞いた方が、読むより理解が速くなるくらいです。
区切りや読むときの抑揚で、意味がとても分かりやすくなるからです。
聞くのは結構やってきたんだけど、今ひとつ、伸びないな、という人は、
読解練習でこのハードルを乗り越えることができそうですね!
私が、Class1とBook1を褒めちぎっているのは、この英語の根本的な
読解力を養う上で、最低限必要なSyntaxが、網羅されているからです。
授業でニュースのリスニングを行っていても、
関係代名詞が省略された名詞句(Unit10、30)や分詞構文(Unit16、17、36,37)、
目的格補語をとるSVOC構文(Unit6、26)などのところでつまづいて、
全体の意味が分からないケースが、授業でもたくさん見受けられます。
これらは、おそらく英字新聞を読んでもスムーズに読みにくいところですね。
知ってはいるけど、すぐにピンとくる、というところまで慣れていないと、
リスニングスピードについていけない、と感じるでしょう。
私は「読む」こと重点でこの英語力を身につけてきたのですが、
「聞く」を重点にして、「読む」練習を補足的に行っても良いと思います。
授業でニュース英語を聞いた後は、リスニング練習だけでなく、
スクリプトでまずじっくり読んで完全に理解し、音読、速読の練習もぜひしてみてください。
人によっては、リスニング練習するより、読解練習をすることで、リスニングも伸びるでしょう。
要するに、同じようなパターンの英文に出会ったときに、ピンとくるようになればいいのです。
教本Book1は、同じパターンの英文をユニットごとに集めてあるので、
代表的な英文のパターンを集中的に学んで自分のものにしていくことができます。
そして、慣れた英文パターンに出会うと、耳で聞いていようが、目で読んでいようが、途中まできたところで、ピンときて、その文の後半をほとんど予測しながら、聞き(読み)進めることができるようになります。
そういう、「予測して待つ」感覚が身につけば、もうカンペキです!
次は、
4)背景スピード理解(情報処理速度) について、お話します!
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茅ヶ崎方式英語 北千里教室
この4つのハードルを越えたら、リスニングはカンペキです!
1)は、単語の発音
2) リエゾンやリダクションなど文章になったときに変わる音
はお話しましたので、
今日話すリスニングのハードルは、
3)構文型スピード理解(リスニングスピードと音読スピードは比例する)
です。
リスニングのハードルの(1)単語の発音と(2)リエゾンやリダクションは、まさに音の問題でした。
この音が原因で、英語が聞き取れないのは、大雑把に言って5割くらいではないでしょうか。
そして、残りの5割は、構文スピード理解力と背景知識が不足していて聞こえないパターンです。
簡単に言うと、耳で聞くものと同じ文章を読んだときに、それと同じスピードで
理解できなければ、そもそも聞き取れないのは当然ですね。
英文を読むのに時間がかかる人は、それが原因で、リスニングも伸びません。
逆に言えば、速く正しく読む練習、読解スピードを上げる練習をすることで、リスニングは何もしなくても伸びていきます。
私は29か30歳くらいから数年間、ときどき企業の会議通訳を務めていましたが、その少し前から、翻訳の仕事をしていて英文は毎日読みますが、聞いたり話したり、ということは、ほとんど皆無の状態でした。
それでも、それより以前にまして、アメリカ東海岸ビジネスマンの超早口の英語でも
難なく聞き取れるようになっていました。
こんなに早口の人のリスニングしたことない! というときでも。
このときに、実感したのは、それまでに、勉強や仕事で英文をたくさん読んで、
複雑な英文もスピーディに理解する訓練をしてきたので、速いスピードでも耳から
自然に入ってくるようになっていたようです。
音をとることができれば、後はリスニングもリーディングも同じ英語ですから当然といえば、当然ですね。
日本語は、漢字が意味の理解を早める特徴がありますが、
英語はアルファベットで、見てもすぐ理解しにくいですね。
英語の場合は、逆に、リズムが意味の理解を助ける言語なので、聞いた方が、読むより理解が速くなるくらいです。
区切りや読むときの抑揚で、意味がとても分かりやすくなるからです。
聞くのは結構やってきたんだけど、今ひとつ、伸びないな、という人は、
読解練習でこのハードルを乗り越えることができそうですね!
私が、Class1とBook1を褒めちぎっているのは、この英語の根本的な
読解力を養う上で、最低限必要なSyntaxが、網羅されているからです。
授業でニュースのリスニングを行っていても、
関係代名詞が省略された名詞句(Unit10、30)や分詞構文(Unit16、17、36,37)、
目的格補語をとるSVOC構文(Unit6、26)などのところでつまづいて、
全体の意味が分からないケースが、授業でもたくさん見受けられます。
これらは、おそらく英字新聞を読んでもスムーズに読みにくいところですね。
知ってはいるけど、すぐにピンとくる、というところまで慣れていないと、
リスニングスピードについていけない、と感じるでしょう。
私は「読む」こと重点でこの英語力を身につけてきたのですが、
「聞く」を重点にして、「読む」練習を補足的に行っても良いと思います。
授業でニュース英語を聞いた後は、リスニング練習だけでなく、
スクリプトでまずじっくり読んで完全に理解し、音読、速読の練習もぜひしてみてください。
人によっては、リスニング練習するより、読解練習をすることで、リスニングも伸びるでしょう。
要するに、同じようなパターンの英文に出会ったときに、ピンとくるようになればいいのです。
教本Book1は、同じパターンの英文をユニットごとに集めてあるので、
代表的な英文のパターンを集中的に学んで自分のものにしていくことができます。
そして、慣れた英文パターンに出会うと、耳で聞いていようが、目で読んでいようが、途中まできたところで、ピンときて、その文の後半をほとんど予測しながら、聞き(読み)進めることができるようになります。
そういう、「予測して待つ」感覚が身につけば、もうカンペキです!
次は、
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