ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

孫が!?

2009年07月14日 | 子どもたち
孫が産まれたらこんな気分? >^_^< 
そんな風に感じるお産がありました。

わたしが当地に帰ってきて、初めて大学から外の病院に勤務した時に、
初めて「わたしの外来」に通ってくれていた兄妹がいました。
(外の病院、というのは、大学勤務に対して使う表現です)

その後また大学に戻り、さらに別の病院に勤務し、開業してからも、
ときどきおいでになりました。
お兄ちゃんは、今どき珍しいぐらいの爽やか少年、
妹もこれまた目元涼しげな可愛らしいお嬢ちゃんでした。
こんな出来たお子さんたちを育てたのはどんなお母さまかと思いきや、
なかなか型破りなドラマチックなお母さまで(しかも美人ときている)、
思ったことはずばずばおっしゃる(だからわたしと気が合う)。
さまざまなシーンでの、本質をとらえたそのお母さまの言葉には、
わたし自身が実は、とても助けられていました。

爽やか少年は青年となって海外で仕事に就き、
お嬢ちゃんはお嬢さんになってお嫁に行きました。
そのご家族から、ふしめふしめのお知らせが届くたびに、
すでに鬼籍に入られたお父さまもきっと見守って下さっているのだろうと、
ご家族のしあわせを祈っていました。

お嬢さんが新米お母さんになった日、
目の前で力強く泣く赤ちゃんを診察しながら、
それまでのご家族が過ごした日々に思いをはせました。
命って、こうやって、次の世代に伝えられていくんだな・・・。

当地にきて初めての患者さんが、お母さんになって、
その赤ちゃんをわたしが抱っこしてるなんて!
孫、って、もしかしたらこんな気持ちなんでしょうか!?

 ごめんね。ほかの赤ちゃんたちと区別してる訳じゃないからね。
 赤ちゃんは、みんなみんな、かわいいからね。
 



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