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淋菌(Neisseria gonorrhoeae)~ある医学生のノートより~

2017-04-28 | 闘魂症例検討会
尿道炎(膿性の分泌物がみられる)では排尿痛がみられる。
 
 
 
子宮頚管炎、骨盤内炎症性疾患(PID)などもきたすが、女性では無症状の場合がある。
 
 
 
グラム染色で診断できることがあり、男性の尿道炎では感度が90%である。
 
 
 
しかし女性での感度は50%であるため、女性は外性器からの膿からのDNAをPCRなどで検出する。
 
 
 
淋菌の第一選択薬として、第3世代セフェム系のセフトリアキソンである。
 
 
 
以前の第一選択薬のペニシリンGの耐性が増加、さらにニューキノロン系の耐性も増加し、
米国CDCはニューキノロン系は感受性がわからない限り、推奨していない。
 
 
 
薬剤耐性菌が増えていることが問題である。

 

 

(本文の内容と関係ありません)

 

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