鳥まり、参る!

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モテモテ!も美人!も幸せの必須条件ではない。

2022年05月20日 | 恋愛
【生き方も考え方も変わっていい、それは自分への裏切りではないよ】

ドラマ版『明日、私は誰かのカノジョ』を録画して観ています。

今週は整形美女・彩さん編のラスト。

このドラマ版、日本にしては珍しく原作漫画への敬意がしっかりと感じられていい感じなんですよ~

宇垣美里さん演じる彩さん、私は好み

私は彩というキャラクターは外見差別を受けまくって心をボロボロにされてしまった果てに依存症になっている人だと思っている。

その脆さや悲しさ、それを抱えても必死に生きる強さが魅力だと思うのだけど、けっこう彩さんの思いこそが唯一絶対の真理だと受け止める人がいらっしゃるようでびっくりです。

それくらい…日本にはルッキズムや“女は選ばれていく商品”という洗脳が強いってことなのだろうな。

彩は最後に

「あたしはぜったいぜったいあたしの生き方を否定しない、その先に野たれ死んだって後悔しない」

「あたしはこれ(整形)をやめない、やめてたまるか!」

と心で叫ぶ。

彩は35才という設定だけど…気持ちが若いんだなと私は思いましたね。

(まあ、年齢で人は精神が成熟するものではなく、経験や思いの力で大人になっていくものだから中身は幼児!外見は老人!って人はたくさんいる)

犯罪はよくないけど、整形は好きなだけ続ければいい、好きなだけ自分の好きな外見になればいい。

そこじゃなくて、

「ブス=かつての自分。に価値ない。

 幸せになれなくて当たり前なんだ」

こんな価値観にはね…

「生き方=考え方なんていつでも変えたり変えて戻していいんだよ、変わることは過去の自分への裏切りなんかじゃないよ」

と私は言いたい。

まあ物語の登場人物なんだけど…でもそう思うな。

【ソフィア・ローレンのお母様】

女の幸せはこの二つで決まる、と長い時代刷り込まれてきたのは美貌ともうひとつ“異性に愛される”ことでしょう。

かわいい(美人)とモテ(愛され)ですよ。

私もこのブログ書き始めてから長らくそれを信じ込んでいたとも(笑)。

単純に美しい同性って素敵で憧れるし、モテてる人ってうらやましいよね、単純に。

ブスだダサいだ攻撃されるよりは見初められ口説かれる方が楽だもの。

しかし、じゃあ美しいモテる人が必ず幸せなパートナーシップ=恋愛・結婚関係を実現しているかというと全然そんなことはないんですね。

イタリアの名女優であるソフィア・ローレンさまのお母様もそんな

「モテるし美しいけれどパートナーシップで上手くいかなかった」

人だといいます。


  ↑
若き日のソフィア・ローレンさま。

ごらんのとおり、娘のソフィアさんもとっても美人さんですが、ソフィアさんいわく

「私は全然美人じゃない。

 でも母は正統派の美人だった」

らしい。

ソフィアさんの妹・マリーアさんの自伝小説を原作としたドラマではお母様=ロミルダさんはこんな風に描かれています。

ロミルダさんは街一番の美女で、町中の男性から付き合いたい、結婚したい、と尽くされ尽くされモテモテ生活が当たり前だった。

けれど彼女が愛した男性(ソフィアさんとマリーアさんの父親)はとんでもない浮気者で、かわいい娘をロミルダさんが二人も産んでくれたのに

「本当に自分の子どもかなんてわからない!」

と言って認知を拒んだり(妹さんの方を)、ロミルダさんとソフィアさんが仕事のために都会に出てくれば

「あの母子はいかがわしい商売をしています」

と警察に嘘をいう始末。

ロミルダさんやソフィアさんに散々お金を無心しておきながら結婚もしませんでした。

これはドラマ版の描写なのでどこまで真実かはもちろんわからないけれど、ロミルダさんが操を守って愛した男性からちっとも真心が返ってこなかった…幸せなパートナーシップがなかった、というのは真実でしょう

とびきりの美人でモテモテで頭もいい。

愛してくれる男性が数多いるのに、どうしてどうしてそんな相手に執着してしまうのか。

「美人なら幸せになれる」

「愛されれば幸せになれる」



「時と場合、人による」

のがよくわかる実例ではないでしょうか。

ソフィアさんはもちろん、ロミルダさんの時代は今みたいに高度な整形手術技術も高級コスメもあまりなかった上にイタリアは当時敗戦国で貧乏。

お二人がどれほどすごい天然美人なのかわかるでしょう。

【令和の日本にもロミルダさんみたいな女性はいる】

ロミルダさんみたいな女性は現代の日本にももちろんいらっしゃる。

私が知る範囲ですらいる。

その方、Kさん(このイニシャルはフェイクです)はダイエット・美容整形などで

「お人形さんのように可愛い!」

を叶えた努力型美人さん。

リアル彩さんなところもあって

「私がこのレベルにもってくまでいくら払ったか…歯は特に高かったよ、○百万」

らしい。

彼女も美貌と才覚を武器に多くの男性に愛され求められお金を稼いでいらっしゃる。

お若いのに海千山千で、彼女のお話を聞くと

「プロフェッショナルすぎる…」

と思う大人チームなのであった。

そんなKさんなのに、ゆあてゃのように

「○○ぴ

と呼ぶたった一人の想い人には…ま~びっくりするほど大切にされてないんだわ

「明日は○○ぴとデートなんです~

と幸せいっぱいに話すからみんなで

「素敵ですねー」

とニコニコしてたのに、しょっちゅう約束をすっぽかす想い人さん。

彼のせいでキャリアが危うくなったり心を病んだり漏れ聞くだけでもすさまじいのだ。

「相手の男、全然カッコよくないし金持ちでもないんですよ。

 Kさんなんであの人にあんな惚れてるのかわからない」

らしい。

あるある…

漫画やドラマでは悪い男はハルピくんやチャウヌさん(『女神降臨』観てる)みたいな

「こんな素敵な人には我を忘れてついてっちゃう…

な美男子だけど、現実は全然違うのよね…。

リカルド(ソフィアさんとマリーアさんの父親)はある程度美形だっただろうけど。

Kさんもまた、ロミルダさんと同じで

「そんなにモテるのになんで彼を選んでしまうのだ…」

なのです。

あ、でももしかしてこれも違うのかな。

相手が良い人だったら必ず幸せになれるってわけでもないのかも?

というわけで!

定期的に書いてるけど美形(or美女or美男orかわいいorイケメン)なら、異性にモテるなら(愛されるなら)ぜったい幸せになれる、欠ければぜったいに幸せになれない、なんてどっちも本当じゃないからね。

洗脳されがちな世界だけど頭の片隅に入れておいてほしいな。










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