鳥まり、参る!

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5年越しの守護石物語・その1。

2022年05月05日 | ガチ☆スピ
※スピリチュアルや目に見えない世界がある、という前提で話が進んでいきます※

※個人の特定を避けるため、フェイクを混ぜて書いています※

【5年越しにめっちゃ感謝された】

占い・スピリチュアル好き仲間でもある友達・アキラちゃん(仮名。声優の石田彰さんの声真似が得意だから。渚カヲルくんが十八番。ご本人はやらない歌唱も得意)の話です。

アキラちゃんには苦難の歴史がある。

それは5年前…。

当時付き合っていた恋人が札幌転勤になり、

「ぜったいに離れたくない!!」

と思った彼女は仕事を辞め、自分も東京から札幌に引っ越した。

理由は後で書くけど、友達一同相手は信用ならんと思っていたので

「考えなおせ!」

と一生懸命止めたけど自他共に認める恋愛依存症×人の話聞けない×暴走癖のある彼女を説得できるはずもなく…。

みんなの嫌な予感は的中し、引っ越してから相手が複数の女と遊んでいて、アキラちゃんと真面目に付き合う気はサラサラなかったのだと判明する。

そんなわけで、アキラちゃんは失恋して北海道の短い短い夏が終わらないうちに帰ってきたのであった。

新コロ怖いになる前のお話。

なのでもう遠い思い出だったんだけど最近アキラちゃんが

「あの時はわかんなかったけど、私がすぐに見切って帰ってこられたのはぜったい鳥まりが引越し直前にくれたパワーストーンブレスのおかげだと思う!

 だってあの頃の私があんなに早くセフレ沼から抜け出せるわけなかったもん。

 遅くなっちゃったけど、あの時はありがとうね…感謝してます」


とマジなテンションに言ってきて、色々思い出した。

本人の許可をもらって記事にしてみます

濃くて深い紫色のアメジストブレスレット…なつかしいなあ。

【妙に気になった、チープなペアリング】

当時のアキラちゃんは若く危ういお嬢ちゃまで、占い・スピリチュアル以上に恋愛依存症っぽいところがあった。

敬虔な処女だった10代の時に狡猾な既婚者に遊ばれてから一気に不倫・セフレ沼へと引き込まれたという。

「恋人じゃなきゃダメなの…!

 だって実家のママもヒーラーさんも友達も優しいけど、私のこと抱いてくれないんだもん…!」

と『明日カノ』のリナような台詞を5年以上前から言っていた

付き合ってると思ってた相手全員セフレ扱いだったんじゃないの、という中で

「今度はちゃんと恋人にしてくれたっ」(←すでに言い方が…)

と浮かれていたのが例の札幌まで追いかけていった相手。

この方…写真嫌いで写真も撮らせない、気難しい兄弟と二人暮らしだからといって家に入れない、年賀状嫌いだからと住所も教えない、恋人の友達とか緊張する~といってぜったい会わない、と怪しさ満載。

特に私が気になったのは

「恋人にプレゼントしてもらったの~

とアキラちゃんが泣いて喜んでいつも身につけていたペアリングだった。

私だって昔々恋していた相手がプレゼントしてくれたシルバーとぺリドットの全然高くない指輪を宝物にしていた時があるから、こういうのは値段じゃないハートだってよくわかっている。

二人がOKなら100円ショップや300円ショップで買ったペアリングだってかけがえのない宝物だもの。

でも。

アキラちゃんのしているチープなペアリングは初めて見せられた時からすごくすごく嫌な感じがしたのだ。

なんの素材でできてるかもわからないイミテーションのワイヤーみたいな細く心もとない指輪がなんか嫌でたまらない。

“相手がアキラちゃんのことを大切に思ってないシンボル”な気さえしたくらいです。

言わなかったですよ、そんなこと恋に酔ってる人に言っちゃいけないとわかっていたから。

でも嫌な感じでしたね。

他の友達(複数)も

「アキラの恋人…今回もなーんかうさんくさいんだよなー」

で一致していた。

燃え上がって余計に止まらなくなるからもう誰もなんにも指摘しなかったけど、引越しとなれば話は別です。

…。

長くなったのでここで1回切ります。

次回続きを書きますね~。

続き書きました!
  ↓
・5年越しの守護石物語・その2。








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