鳥まり、参る!

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「自分以外少しも幸せになってはいけない」病。

2022年05月12日 | シリアス
【富豪や美形は中身も必ず美しい、って夢だからね】

「本当のお金持ちは心が豊かだから、お金に汚くないの」

「本当の美人は心も美人だから、中身も素晴らしいの」

多くの庶民が信じてきた伝説のひとつでしょう。

もちろん幼き日の私だってうっすらそんな夢を見ていた。

しかし、しっかりと歴史や事実を学んでみれば

「人による」

のだとすぐわかる。

文句無しのロイヤルだろうが誰もが認める美男美女だろうが、その心は属性で決まるものではないのだ。

逆にいえば

「あの人たちは成金だから」

と嫉妬と蔑みを受ける人達の中にだってすばらしい人格者はいらっしゃるし、

「あんなのどうせ整形美人だから」

と影で日向で言われる人たちにも美しい心を持つ人はいるはず。

そもそも成金も整形美男美女もある程度の素質、そして多大な努力と忍耐があって初めてなれる存在…私なんて成金になれる才覚もない怠け者で、整形美人になれるポテンシャルもなければお金も行動力も痛みに耐える気概もないチキン=腰抜け…まぶしいくらいですわ。

さて、生まれながらの富豪と天然美形。

夢と憧れの人たちの中に少なからず存在するという

「えー…

な人たちの話を今回は書きます

【俺以外少しも豊かさを享受するなおじいさん】

何年か前、新興の高級マンションが立ち並ぶ人気の街が災害にあって大変なことになっちゃって、テレビでも大きく報道された。

この街で働いてる方いわく

「ご夫婦が共働きで、二人でこつこつローン返済してるケースが一番多いらしいよ」

という。

堅実な成功のシンボルのような街です。

なのにさ、某日本有数の名門お屋敷街の豪邸に住まうとあるおじいさんは

「○○(街名)のマンションに住んでる奴らなんぞ、調子にのってたに決まってるんだ。

 ザマを見なさい!」

みたいなひどいことをのたまっていて若い家族に

「おじいちゃん、ちっちゃすぎっていうか、人としてどうなの…」

とドン引きされていたという。

私が

「××(文句無しの名門お屋敷街)の豪邸に住んでるのに○○につつましく暮らしてる人たちになんでそんなひどいこと言うの…」

と聞くと

「俺以外誰も、ほんの少しでも贅沢したり成功したら許さんって言う器のちっちゃいちっちゃいおじさん・おじいさんてけっこういるよ。

 ○○の新築マンションを買って働いて生きるのも誰も味わうなって思ってるみたい」

と御家族は分析していて

「ええええ~…

でございました。

そして名門お屋敷街や上流階級では

「けっこうよくある話」

らしく、わかる~って言ってる人が多くて驚いた。

女性でもこういう考えする人いるんだろうけど、無防備に口に出しちゃうのは男性が多いそうです。

【娘を自分の引き立て役にしないと気がすまないマザー】

こちらは

「あー、いるね」

と思う人が多そうな例。

とあるエレガントでとても美しい奥さまは、聡明でお優しくセンス抜群。

なのに、娘さんには

「そのメガネ、30年前のデザイン…?

 お金あるのに薄型レンズにしないでなんでそんな分厚いレンズにしちゃうの…?」

「なんで選び抜いたように娘さんに似合わないダサい服ばっかり着せるの?」

「お母さん美人でおしゃれも得意なんだから、娘のことも綺麗にしてやればいいのに…」

と周りが同情しまくるほどひどい外見でいることを強いていらっしゃった。

よくある娘を同性のライバルにしちゃうパターンかと思われましたが…。

本当に美人な奥さまなので

「素敵におしゃれして似合うメガネやコンタクトにしたところで、娘さんがお母さんを超えて綺麗になるなんてことはありえないのに」

と周りは毎度困惑。

でも実態はとても残酷で…。

「ワタクシを差し置いて娘が一言でも綺麗だの素敵だの思われるのは不愉快ですし、いつでも引き立て役になってワタクシこそ美しく見せるべきですわ!」

と美しい奥さまは堂々考えてやっていたらしい。

怖いわー。

いや、私も学生時代の友達に似たようなことされてた人がいてね。

その子は美人のお母さんに負けず劣らず美人だったんだけど、とにかく手入れができない=教えてもらえない、から

「顔とスタイルはいいのになんでそうなっちゃうの!」

と意地悪な同級生にすら同情されてる子だった。

体育祭や文化祭に大スターのようにおめかししてやってくるお母さんは綺麗だけど、

「私が主役!!!」

感が過剰でなんかねえ…強烈でした。

そして私がその子から聞いて

「きもーっ

となったのは、こんな話。

「私も可愛い下着欲しいなあ。

 ピンクとか水色で飾りのついたやつ。

 でもうちのお母さん、私が買ってきた下着全部チェックして気に入らないと勝手に捨てるし怒ってなんか暴れるんだよね」

…気持ち悪いよね?

私は気持ち悪かったです。

下着をセックスシンボルとして見すぎてる感…そして今思い出すと垣間見えるお母さんの持て余した性欲…ひえっ…。

【きっと原因は自信のなさ、自信は自分で磨いていくもの】

どちらの例にしても、こうなっちゃう原因てきっと自信のなさなのでしょうね。

自信は自己肯定感ともいえますが、自己肯定感って

「自分が大好き

 自分って最高

って自己愛が爆発した状態ではなくて

「なんであれ、今の自分で問題ない」

と肯定できることです。

両者自己愛は大爆発してますが、つつましい若い人たちが少しも幸せになってほしくないだの、娘さんに少しも綺麗になっちゃいけないだの、自信はないよね。

すさまじく幼稚です。

自信は…生まれや恵まれた容姿に自動的についてくるものじゃないんだとわかりますね。

一生をかけて磨いていくもの、付き合っていくもの、かな。

私はお金持ちでも美人でもないけど人に最低限礼儀を守れるくらいの自分でありたいです。








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