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鳥まり、参る!

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日々のいろいろなことを記録しています。

「かわいそうな私物語」のヒロインを降りて幸せになった。

2020年04月30日 | シリアス
【学べるところ、いっぱいかも】

これから書くのは、とあるレディーの半生です。

もちろん特定を避けるためにフェイクは入れますが、大切なところは全部ご本人が私に語ってくださったことです。

許可を得たので書かせていただきます!

~生い立ち~

ゆうきさん(仮名。天海祐希さんが憧れだそう)は、ありがちな“しんどい家庭”に生まれた。

母親は脂肪とブスと女が大嫌いで、娘のゆうきさんを365日

「太っているから」

「美人じゃないから」

という理由で怒鳴っていた。

思春期になるとこれに

「色気づくなーっ!!!」

が追加される。

初潮のときも

「なんで生理なんかになるんだ、色気づくな!!!」

と怒鳴られ、ブラジャーを買ってくれない毒母あるある地獄。

お金がないわけじゃないのに、買ってくれるのはスーパーの売れ残りの中で一番地味で可愛くないオバサンブラだけだった。

家事全般が苦手で特に料理がダメだった母親は家に大量のスナック菓子を置いていた。

「足りないならこれを食べろ」

母の作る食事は食べ盛りの子どものお腹を満たす量にも味にも達していなかった。

スナック菓子のおかげで、体重はどんどん増えていった。

父親は娘を怒鳴る妻を無視して素通りする。

自分の部屋から出てこない。

ゆうきが物心ついた頃から両親にはほぼ会話というものが存在していなかった。

制服、大学の入学式用のスーツ、成人式の振袖、大学卒業のための袴。

いつもいつも

「お金がもったいない、あんたは何を着ても衣装をダメにする」

と言われた。

「私がブスなせいでお母さんがかわいそうだ」

そう思い込んでいた。

~あきらかに狙ってる気がする~

ブスだと責めるわりに、母親は積極的に娘を醜くしているようだった。

「太っている」

と怒鳴るくせに、ダイエットしようとするとお菓子を食べさせようと躍起になった。

塾、引越し、模様替え、旅行…お金はあるはずなのに、美容室には半年に一度、近所の床屋でのヘアカットしかゆるさない。

服もバッグも靴もどうにもおかしい。

「醜い」

と怒鳴るくせに、あきらかに変に思われるものを選び与えられている。

自分で選ぶというと怒鳴られる。

母親の与える

「清楚なお嬢様ファッション」



「おばあさんが着ていそうな年寄りっぽいファッション」

にしか思えなかった。

おかしいおかしいと思っていたが、大学にはいるとそれは確信に変わった。

素敵な私服で登校する同級生たちと比べて自分がひどすぎるとわかったからだ。

~デッドボール事件~

ゆうきは自分なりの処世術を身に着けていた。

「私ブスなんです」

「私なんてダメなんです」

「ダメだから笑いをとりにいきます」

ダメでブスな自分だってわかってる、自分に期待されている仕事をしっかりこなします、そうやって降伏して

「ブスでダメだけど面白いヤツ」

「こいつはいじり倒していいんだな」

という需要を狙って、全力で応えた。

でも、ある時クラスの人気者美女に

「人数合わせで」

と頼まれた行った飲み会で心を砕かれた。

「こいつ、デッドボールじゃん」

と言われた。

「ここまで、ここまでされる?」

ということをされたのだ。

男も女も誰も自分を助けてくれない。

そして気付いたのだ、

「自分は人間扱いされない道を選んでしまっていたんだ」

と。

自虐したって負けにいったって、誰も自分を人間扱いなんかしないじゃないか。

どんなにいじめられても母親の気は晴れないし、父親は変わらず無関心じゃないか。

私はもう自分をダメだって思わせる環境にいたくない!

「こっそりお金をためよう。

 今すぐ行動したいけど、学費をとめるって母が騒ぐから、就職したらすぐ行動にうつせるように準備するんだ」

~一人暮らし禁止から導き出した目標~

当初の目標は、東京から遠く離れた会社に就職して家を出ることだった。

しかしなぜか両親そろって

「一人暮らしなんてゆるさないぞ!!!」

と大反対。

「東京の会社に就職しないなら退学させる!!!」

それなら目標を変えるしかない。

結婚して、堂々とこの家から出て行く。

その日からゆうきの婚活ロードが始まった。

まずやったのはこれ。

男も女も、人気者であろうとなかろうと、美人であろうとなかろうと、自分を馬鹿にして雑に扱う人との関わりを全て断つこと。

男でも女でも意地悪なヤツはいる。

美人だって人気者だって人間扱いしてくれる人もそうでない人もいる。

会社の人とはある程度の付き合いは仕方ないが、それ以外は全て断った。

そして

「黙って努力して一人で欲しいものをとりにいく」

と心に決めた。

といっても最初から上手くいったわけじゃない。

ダイエット(158センチ65キロ)しようとして失敗したことは数知れず。

ファッション誌に載っている服は着られるサイズがほとんどなく、ごく少ないブランドが13号以上のサイズを作っていたけど、高くて少ししか買えない。

ハイヒールもメイクも母親に怒鳴られたり隠されたりしながら慣れていった。

就職した会社のカラーのせいか、この頃はいわゆるリア充の男性とばかり縁がありった。

彼らは群れるのと痩身の美女が大好きで、上手くいかなかった。

~私ならではの需要がある~

ある時、グラビアアイドルが好きな友達から

「この篠崎愛ってグラドル、ゆうきちゃんに少し似てるよ」

と言われた。

自分の何倍も可愛くて細かったが、キャンキャンやJJのモデルさんや女子アナよりは似せられる余地がある、と思い、写真集を買ってメイクと髪型と笑顔を真似し、数少ない私服ショットの服も真似した。

激安洋服店や通販のぼっちゃりサイズ服を組み合わせて再現できる、流行とは違うもの。

ダイエットはやめて、かわりに脱毛と身体の保湿とマッサージを頑張るようにした。

おしゃれな同性からみると自分は相変わらず

「モサモサ」

だったけど、以前とは比較にならないほど男ウケがよくなった。

「いけてる女子って緊張する、ゆうきちゃんは可愛いけど怖くないからほっとする」

自分にも需要がある、そう気付いた瞬間だった。

~ゆうきの勝ちレシピ~

篠崎愛さんを参考にしたグラドルヘアメイクにファッション、足をカッコよくみせるヒール靴。

自虐は封印して笑顔。

そしていい香りを仕込む。

色々試して、自分の勝ち香水はレモンやグレープフルーツのシトラス系香水に決めた。

経験から

「いいにおい」

と言った男性とは必ず付き合える、というデータもとれた。

自分の目的はモテることや付き合うことじゃない、結婚。

そう言い聞かせてきちんと付き合うまで肉体関係はもたないことを徹底した。

~この人だ!~

25才になる夏、友達が合コン話を持ってきた。

合コンはやらないよりはやった方がいいが期待しすぎはいけない。

待ち合わせ場所で友達と男性メンバーと会う。

大学院を卒業して働き始めたばかりだ、という彼らは全員真面目そうないい人たちだった。

その中の一人を見た瞬間、納得するような感覚がした。

「この人と結婚するんじゃないかな」

一目惚れやときめきとは違う、冷静だけど妙に直感的な気持ち。

お店で自己紹介をしあう。

やっぱり感じが悪くない人だな。

隣に自分から座りにいった。

「わあ、いい香り」

と彼が言った。

間違いない、きっとこの人だ。

~あっという間に~

合コンのあと、自分から連絡してデートに誘った。

何回かしてやっと

「付き合おう」

と言ってくれた。

これは結婚もあせっちゃいけないな、そう思っていたのに

「結婚してください」

あっという間だった。

上手くいくときはあっという間だな、これが運命だな、と思ったが、あの合コンの違う男性メンバーと付き合っていた友達も同時期プロポーズされていた。

プロポーズの理由は

「社会人になって初めての海外転勤が決まって怖かったから一緒についてきてほしかったのだろう」

とわかった。

とにかく、こうしてやっとゆうきは実家という檻から脱出できたのだった。

~私がダメダメだったのは~

結婚して海外に住むようになってわかったことがあった。

自分は意外にもアクティブだ。

それに意外と勇気があった。

海外にきてとじこもるどころか何もかもが楽しくなった。

語学できないのに、一人であちこち出かけてる。

そして気付いた。

「ダメだダメだって毎日攻撃されてたら、そう思い込むし、そうなっちゃうよね」

この国にきてから

「愛される女になれ」

とか

「男を操れ」

って言われたことがない。

夫の会社経由で知ったカウンセラーさんも

「何かを変えようとする前に、自分がどうして今の自分になったかを知ることが大事なんですよ」

と言っていた。

少しして妊娠した。

日本からたくさん心理学や家庭学の本を買った。

私はお母さんのようなお母さんにはならない。

【どこに反応するかは自分次第】

ゆうきさんの物語、いかがでしたか?

きっと読む人によって反応する箇所が全然違うと思います。

それこそが自分が今どんな状態なのかを知る基準になるんじゃないでしょうか。

ゆうきさん、ありがとうございました

これからもお幸せに

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執事喫茶の思い出。

2020年04月27日 | 言いたい放題
【はるか昔…】

なんかちょいちょい色んな方が執事喫茶の話題をしていらっしゃる。

「大好き!」

とか

「行ってみたい」(今は新コロで無理だけど)

とか。

私一応3回だけ行ったことあるんですよね、執事喫茶。

すべて友達が見つけて予約して連れていってくれました。

今もあるのかわかりませんが、その思い出を書いておきます。

【池袋のスワロウテイル】

映画『腐女子彼女』のロケ地でもあった老舗。

行ったことありますよ~。

ホテルアフタヌーンティーとは違う、どこかのお家に招待されたかのような内装だった記憶。

若く明るい執事さん…ん?フットマン??さんがニコニコお世話してくださいました。

執事喫茶のお約束なのか、トイレにいくとき必ず執事さんにエスコートしてもらわなければならないのはトイレ近い身としてはやや苦行(笑)。

連れていってくれた友達は

「おじさま

が大好きなので、若い方よりもおじさま執事さんにキュンキュンしてました。

お値段は5千円以下(4千円以下だったような)で全然いいのだけど、たしか制限時間がすごく短かったんですよね。

2時間いられなかった気がする。

お茶とお菓子はちゃんと美味しかったです。

世界観が徹底してるのはさすがだったと記憶しています。

【秋葉原のどこか】

秋葉原のどこかのビルの上の方にあった…ような。

こちらは2時間いられて、ゆっくりお茶とお菓子とおしゃべり(友達と)を楽しめて良かった!

時間帯によるのでしょうが、1~2テーブルに最低一人の執事さんがついてくれて、話しかければずっとお話してくれる。

アットホームな雰囲気でしたね。

執事さんに絶えず話しかけて放さないお客さんもいたりして、

「これは恋してしまうお客さん多いのでは…」

と執事さんが心配になった

恋はねぇ…どうしようもないからねぇ…。

お値段はたしか、たしか3千円くらいでした。

【渋谷のどこか】

私が行ったときは、在籍してる執事さんは全員外国の方!で決まっていたところ。

「美形!」

「美男子!」

「ハンサム!」

「キュート系の美男!」

って感じの美形揃いで驚いたのを覚えています。

モデルやタレントと兼任してる人が多かったのでしょうか。

日本語禁止で英語オンリー。

英語が母国語ではない執事さんとの方が英会話がスムーズでした(笑)。

料理の記憶があまりない…。

たしか2時間いられました。

懐かしいなぁ。

ここもたしか、3千円くらい。

【いかがでしたか?】

というのが私の執事喫茶メモリーズです。

店名ひとつしか覚えていないという有様ですが、雰囲気はつたわ…るかな??

客が私だからってのもあるでしょうが、ベタつかないさわやかな対応の執事さんがほとんどで、それが良かったなぁと思います。

ベタつかないって大切よね。

食べ物に不満があったことはないので、あとは滞在時間と値段を考慮して

「妥当だな」

と考えられるかどうか、ですね。

気になる人は新コロが終息したらぜひ行ってみてください

いつになることやら…とほほ。


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「似てる」を色々調べる。

2020年04月27日 | 女磨き
【ジャパニーズビューティーズ】

髪が黒くて長いからでしょうが、観光地(銀座とか渋谷とか)で外国の方に

「ユー・アオイですか?!!!」

と声かけられたことはけっこうある。

銀座で1日で3組の外国人観光客さんから話しかけられたことも…。

違います。

顔もスタイルも声も全然違います。

蒼井さんとファンの方々に怒られてしまうよ

面長なのと、ブルベ夏なのは一緒かもしれないけど。

(蒼井優さんはブルべ夏といわれているけど、はっきりした色がお似合いなので16分割だとなんなんだろうね?)

蒼井優さんといえば、学生時代のお友達Aちゃんが本当にそっくりで、テレビで蒼井さん見るたびに

「Aちゃんに似てるなぁ…」

と思ったりする。

私はむしろここ数年は

「芦田愛菜ちゃんに似てる!」

「清原果耶ちゃんに似てる!」

とよく言われる。

「同じ系統の顔~」

「姉妹って言われたら信じちゃう」

ですって。

(芦田さん、清原さん、ごめんなさい。

 貴女さまたちの方が億倍美人ですよ…当たり前だけど)

それがあってるかはおいといて、清原さんと芦田さんは似ている。

私は顔タイプ診断の結果がまったく定まらなくて

「???」

って思ってるんですが、芦田愛菜ちゃんは顔タイプキュートで清原果耶さんは顔タイプソフトエレガントだと聞いて

「似ていても違うのか…」

と思ったりして。

【検索検索~】

「似てる」

といわれる人とは、たいていイメコンスペック(パーソナルカラー・顔タイプ・骨格タイプ・パーソナルデザインなど)が似ているのだそうです。

というわけでネットでカチャカチャ検索してみると…。

蒼井優さん
  ↓
・ブルベ夏(少数冬と書いてる人もいた)

・骨格ナチュラル

・顔タイプソフトエレガント

・PDナチュラル&ロマンス

芦田愛菜さん
  ↓
。ブルベ夏

・骨格ウェーブ

・顔タイプキュート

・PDグレース

清原果耶さん
  ↓
・ブルベ夏

・骨格ウェーブ

・顔タイプソフトエレガント

・PD???


と出ました。

清原さんのPD何かなぁ…シンプルスタイルが美しいからPDナチュラル?

いや、端正な都会的な感じが似合うからPDグレース?

PDグレース・サブPDナチュラルさんあたりかしら。

あとシンプルな着物も似合ってたな~。

ファッショナブルは違う気がする…。

(※2022年10月追記:

清原さん、ドラマの翡翠さんファッションがすーっごく似合っているので多分PDフェミニン入ってますね。

グレフェミ?フェミグレ?)


ともあれ、やっぱりイメコンスペック似てますね。

不思議だなぁ。

外出自粛のいま、こっそりこの御三方リスペクトの

・ウルトラナチュラルメイク(特に目はうすいままにしとく)

・装飾の少ないシンプルスタイリング

・ストレートヘア

・前髪まっすぐ


やってみようかな?

多分というかぜったいというか、経験則から不評なのが目に見えている…似てるんじゃなかったのか。

PDのせいなんでしょうけどね。

この御三方は直線要素が似合うのよね…そして削ぎ落としても美が際立つ。

私は逆だわ、曲線と飾り(盛りって言うらしい)必須。

ふー。

外出自粛ですから、こういうこと考えるのが楽しいのです。

週に1、2回の買出し日についつい薬局でプチプラコスメを買ってしまったりして…。

色々遊んでみよっと


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脂肪にまつわる刷込み。

2020年04月26日 | シリアス
※刷込み…生後間もない特定期間内に目にした動物や物体が雛に固定的に認識され、以後それを見ると機械的に反応する。刻印づけ。

【スポーツブラの意外な特技?】

注文していたスポーツブラが届いた。

のでさっそく活用してみると、運動に耐えられるように作ってあるのでさすがのホールド力。

ジャンプした時の感じが全然違います。

あと、意外すぎたのですが、どんなブラよりも谷間メイク力&キープ力が強くて驚きました

脂肪が動かないようにぎゅーっとホールドするわけじゃない?

がっちり固定されるんですよ。

ビックリだね!

骨格ウェーブで谷間が出来にくい私でもくっきり。

もちろん、商業用にしっかり手術を受けたプロバストとは違いますが…。

「アイドルの○○ちゃんと違って、自分の胸はなんてカッコ悪いんだ!

 ○○ちゃんの方が10キロは自分より軽いだろうに…」

などと落ち込む乙女がいたら、あれは天然とは違うのだと知るべきです。

もともと巨乳の女優さんでも谷間をがつんと作るために手術してたりするからね。

周りに谷間ができやすい体型(骨格ストレートさん率高し)のお友達がいたら、比べさせてもらうといいよ。

プロのそれと全然違うはずです。

プロのレディーたちが手術受けて仕事に生かすのはいいんだけど、あれが天然だと一般人に思い込ませすぎるのってどうなのか。

日本だけじゃないかもしれないけどおかしい気がする。

もうひとつ書いておくと、有名な話ですが天然の胸は寝転がるとどんなに巨乳でも脂肪が横に流れてぺたんとなります。

寝転がっても形が変わらないのはありえないのよ~。

【そりゃ痩せたい痩せたい病になりますわ】

話を戻してスポーツブラ。

全然下着っぽく見えない、なんかメカっぽい(伝わる?)デザインのものを選んだので、

「寒がりじゃなかったら部屋着にもできるなぁ」

と思ったりして。

「お腹が痩せていたら」

と書こうとして、すぐに

「いや、痩せてようが痩せていなかろうが着たければ着ればいいじゃない?」

と思いました。

私の頭の中にもようやく価値観革新の波が…じ~ん

先日大昔に愛読していたとある少女漫画を読み返していたら、痩身の大きな瞳をもつ美少女!として描かれているヒロインたちが病的なほど

「自分は太ってる」

「痩せたい」

といっていて驚きました。

書いているのは当時20~40才くらいの女性漫画家さんなので、メディアの刷り込みが彼女に、そして彼女の作品を通じて読者の幼女~少女に受け継がれていく悲しみ。

これは残酷でしょう。

そういえば小・中学生は私も痩せたい痩せたい病だったわ…そらそーなるわ。

高校生になると

「無理、痩せられない」

と悟りをひらきました(笑)。

【彼女は美人だ】

さて、偉大な先輩たちを含む多くの人たちのおかげで今ようやく、ほんの少しだけ日本の女性たちは

「痩せてなきゃいけない」

という強迫観念から解放されつつある気がします。

まだまだ痩身至上主義な空気はあるけれど、幅広い体型の人が増えましたよね。

販売員さんにしても、タレントさんにしても。

痩せた人は痩せたままで、豊かな人は豊かな体型のままでいいって思えるようになるといいと思う。

ですが、ここでしっかり

「美しくなければ価値がない」

っていう思い込みが残ってることを自覚していないといけない。

美しくなりたい人は美しくなっていいけど、なりたくない人もそれでいいのが多様性でしょう?

少し前に某海外ドラマで肥満・メガネ・根暗というヒロインの一人がダイエットして痩身になることなくメイクとファッションと態度だけを変えて美しくカッコよくなる展開があって、

「これぞ最先端!」

「ブラボー!!」

と多くの人たちが持ち上げていました。

その熱狂を見ながら私と数人の友達がひそかに思っていたのが

「彼女はそもそも顔がとーっても美形だろー!!!」

「こんな美人つれてきて脱ルッキズムいうんじゃなーい!!!」


でした。

『アラサーちゃん』の漫画であった、

「目が大きくないだけのフェイスラインも鼻も口も整った美人をメイクして劇的変身とかいうのをヤメロ!」

のネタに通じるものがある…。

「誰もが美しい」

という言葉は、私は好きなんですけど、人によっては

「美しくなきゃあかんのかい」

「そんなの欺瞞じゃん」

と考える人もいて…日本の前時代的刷り込みの毒はきいてます。






はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪

※対面有料カウンセリングやってます。


※スキンケア記事・まとめ。


※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。


※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。


※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!


※モテ服関連記事・まとめ。

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新しいこといってたようで、ゴリゴリの昔ながらじゃない?

2020年04月24日 | シリアス
【長いものに巻かれて、優しい者いじめして?】

この記事(→・“あれ”に疲れた人に読んでもらいたいもの)とうっすらつながっていますが、少し前まで…長いものだと10年前くらいになるのかな?本がガンガン売れていたスピリチュアルっぽいムーブメントが伝家の宝刀のように読者・ファン・クライアントを黙らすのに使われていた言葉はこんなものでした。

「お母さんはかわいそうじゃない。

 お母さんは望む人生を生きている。

 かわいそうだと思いたいのはお前の自我。

 残念だったね、お母さんはお父さんが大事でお前なんかどうでもいいんだよ(だから俺に依存して金と魂を捧げろよ)」


なぜこの言葉に行きつくかというと、多くの賢い人(女性もが多い)が指摘しているように日本は崩壊した家父長制度のゆがみを弱者が引き受ける社会構造になっているからだと私は考えています。

・社会が男をいじめる(女は締め出される)
  ↓
・家庭でお父さんがお母さんをいじめる(無関心も攻撃)
  ↓
・お母さんが娘をいじめる(もちろん息子にいく場合もある)
  ↓
・娘が救いを求めてスピリチュアルや占いや自己啓発や宗教にいく(日本はカウンセリング文化が根付かないことと、精神疾患に偏見が強いのでハードルが低いこれらにいく)


「女はそもそも社会から締め出される」

というところは若く恵まれた人ほどわからないでしょうが、ほんの30年とか20年前まで女性は

「24才までに社会人引退」

を推奨されていたんですよ。

「女性の賞味期限はクリスマスケーキと同じ。

 24で売れずに25をすぎたら廃棄処分」

なんてセクハラたとえ話が悪びれずテレビで、雑誌で、少女漫画でまで溢れていたのだ。

50才以上の大御所男性司会者のいってることをよく聞くと、しっかり彼らの頭に残っているのがわかります。

社会をあげて人としてでなく肉として扱われ虐待された人間がどうなるか。

理解できない人は、ある日地球が宇宙人(文明がすすみすぎててどんな攻撃も通じない)にのっとられて

「地球人は24才まで働かせて、25才になったら自分たち(宇宙人)が食べるから。

 特別優秀な者は特別に食べずに奴隷として働かせてやってもいいけど、自分たち(宇宙人)に養ってもらってるんだから服従すること。

 はむかったら宇宙に捨てる。

 息ができないお前らは○ぬしかないから」

ってハチャメチャ世界な例を想像してもらえたら少し感じがわかるのではないでしょうか。

ダメ?

さて、猛毒化した母(父も)に苦しみ

「お母さんがかわいそうだと思う、だけど自分も限界でどうしたらいいのかわかりません」

という娘がたくさんいたのだ。

今もそうでしょう。

いやー、なのに。

それなのに。

上の主張なんなんだろう。

大人になった私はわかるよ、それじゃダメでしょう。

本質に向き合わないように誘導して搾取するって!!!

新しいこといってるようで、ゴリゴリの昔ながら推奨じゃないですか!

ちなみに、後発の

「女はなんにもしないで男に全部やらせるのが正しい姿」

「女はセクシーで可愛ければそれ以外なんにもいらない」

「愛する女を養いたいと思わない男なんて人間としてダメ」


これらも同じ。

問題に向き合わず、前時代的な価値観を無理やりいいことみたいにいってる。

「女性性の解放」

「新しい女性の形」

っていいながら、前時代の一部の権力者が好んだ形のコピーじゃないですか。

しかも前時代とっくに終わってるし。

結婚が合う人もいるし、合わない人もいる。

家事を専業でするのが向いてる人は男女共にいる。

仕事してバリバリお金を稼ぐのが好きな人もそう。

決め付けじゃないでしょう

共通点は

「考えることを放棄させる」

「相談者だけをダメだと思いこませる」

「依存させてお金を吸い上げる」

ことですが…。

おお、昔ながらスタイルだね~ここも(笑)。

「じゃあ、どうしたらいいの!!!」

には、社会全体で考えたり実験したりしなくてはいけないよね。

でも第一のステップとして、被害者としての自分をしっかり認めて

「感じちゃダメだ感じちゃダメだ」

と思ってきたことを受け入れようとすることは個人の仕事。

(ここでサポートする、というのがスピや占いの仕事な気がする)

これができないとそれこそ世代間連鎖しますからね。

「辛い過去を思い出にできたら繰り返さない、思い出にできない人は言い訳をして他者に加害する」

という意味のことを精神科ドクターがいっていた。

社会構造を考えなくては問題は、もはや、世界、地球レベルなのかな。

コロナという逃げられない現実がやってきたのだから…。

おお怖い…手洗いうがいしなくちゃ…。

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