スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(イタリアの死者)

2020-03-18 14:00:01 | 日記
3月18日(水)
 イタリアの死者が2500人となった。今週末には中国を超えることだろう。3月10日に全土封鎖をしているが効果は全く見えていない。その時点で死者は400人だったからそれくらい広がった後では、封鎖も効果がないという事か。フランスは100人くらいの死者の時点で封鎖を発令した。これなら良いのだろうか、分からない、見守るしかない。イタリアの死者数について医療予算が削減されていたからとか、高齢化が進んでいるからとか聞くが、何か腑に落ちない。もっと隠されたものがあるように感じる。スペインも死者が異常に増えている。
 私は推測だが死者の多くはジプシーではないかと思う。彼らは恐らく何の治療も受けられず、従って、死んでゆくのだ。或はホームレスも結構多いのかもしれない。更には不法移民か。すべての死者が普通の一般国民というのではないと思う。ヨーロッパにはそういう別階層の人間が多くいて、彼らが真っ先にやられていて、死者数が多く出るのではないかと想像する。
 だが死者の主体はやはり一般のイタリア国民だろう。もしあと10日程して、全国封鎖も効果がないとなったら、どうしたらよいのか。イタリアは真っ先に中世のペストのような目に遭うのか。中国では「アビガン」の臨床試験を終えて効果を確認したというが、これが救世主となるか。