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スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(ウーマン村本)

2020-03-27 13:06:43 | 日記
3月27日(金)
 彼のツイートがこれである。
 「自粛させたいのなら保証の話からしましょうよ。仕事ない時は家賃や生活費、税金払えなくなる。店が潰れて自殺したら、それはコロナではなく政治が人を殺したってことね。コロナと政治、どっちが人を殺すか。」
 彼は知り合いがコロナ騒動で店が潰れ自殺をしたとその前に書いている。しかしもし逆に知り合いがコロナで死んでいれば、コロナが人を殺すとツイートしたと思う。目の前の現象の秩序立てというか、関連付けが出来ないのだ。例えばパトカーが逃走車を追っている最中に事故を起こして人が死んだとする。すると彼のような思考ではパトカーがその人を殺したとなる。逃走車がいなければパトカーも事故を起こさなかったとは、考えられないのだ。
 非常に視野が狭いのだ。自粛要請を正直に守ってこの店は潰れたが、隣の店はずるをして生き延び売り上げを伸ばした、そんな現実を目にしたら、それだけで全思考を組み立てる単細胞なのだ。もし彼の身近に、コロナ感染者が訪れたことで営業停止に追い込まれて潰れた店があったなら、彼のような思考では今度は、外出禁止にしなかったから店が潰れたと、逆の考えになるのだ。
 それと政治に対する嫌らしい甘えを感じる。つまり政治家はあらゆる時にも自分を守ってくれるという期待というか、願望を持っている。だから願望を果たさない政治に矛先が向くのだ。政治はあなたを守ってくれない、日本の最大公約数的なものを守るという事を、知らないのだ。
 ウーマン村本がどれくらい売れている芸人なのか知らないが、ツイートが評判になるという事からして、そこそこやっている人なのだろう。そこそこやっているという事は、彼に共感する日本人がそこそこ居るという事である。物事の関連を付けられない、政治というか社会への甘えと、或いはタダ(支払いのない)の期待感、そいう人間が多く居るのが今の日本の現実だ。有体に言えば劣化した存在だ。

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ウーマンとすぐにわかった (野々花)
2020-03-27 21:42:48
わたしはテレビをほとんど見ないので、このウーマンの発言はしらなかったが、「 」を読んですぐにウーマン村本だな、とわかりました。

>保障の話ならシナに行って言ってこい!<

https://ameblo.jp/bonbori098/entry-12585034038.html

ということです。
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