山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

日本共産党の真価を発揮するとき

2013-07-18 07:16:47 | 政治

 今、「政治の大激動」が確実に始まっている。

 安倍総理は「アベノミクスで景気が良くなった。実感を国民のみなさんに」と言い、公明党もその尻馬に乗っている。「改革」を標榜する維新やみんなの党は、アベノミクスをほめたたえ、「3番目の改革を実行できるのは自分たちだ」と売り込んでいる。かつて高度経済成長の時代にも、わが洋野町などから沢山の方が東京に出稼ぎに行き、その一方で農村は荒れ果てていった。アベノミクスは本の一部の大金持ち、大企業には利益をもたらすが、圧倒的多数の国民には貧困を蓄積する。現に、年金の引き下げが行われ、賃金も下がり続けている。次に待っているのは消費税の増税であり、社会保障の一体「改悪」である。民主党などは今の現象を「アベノミクスの副作用」などと思っているらしいが、副作用ではなくて本体の作用なのだと私は思う。

 では、この安倍政権の暴走に立ち向かえるのはどの党かという問題である。生活の党なども「国民の生活が大事」と言い、消費税増税中止などを叫ぶ、社民党も消費税増税反対、TPP反対を言う。しかし、全国のすべての選挙区に候補を立て(沖縄は推薦)、全国いたるところに支部を持ち、アベノミクスに正面から対決し「働く人の所得を増やす」抜本策を示し、TPP反対でも、原発即時ゼロでも、いっかんしてブレずに活動している政党と言えば、日本共産党しかないことは確かである。

 今回の選挙ではツイッター上でも「総選挙では生活だったが、今度は共産党」という方があり、以前は民主党系(小沢G)で運動していたが、今回は「比例は紙とも子」と訴える方ありで、まさに「政治の大激動」が起こりつつある。問題は、結果として日本共産党が比例で5人全員当選をはたし、東京や大阪などいくつかの選挙区で勝利できる状況にならなけれ、その「大激動」は本物にならない。こうした躍進こそ、安倍内閣の暴走にストップをかけ、消費税増税を中断させる最大のインパクトになると思う。まさに日本共産党の真価を発揮する時だ。私自身もこの党の一員として、最後まであらゆる可能性を追求してがんばる決意だ。



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