とある日の出来事。
仕事をしていると、一本の電話が転送されてきました。「yamadyさん、〇〇っていう会社からお電話です。」
聞いたことない会社だなぁ、なんて思いながら出てみると、やっぱり聞いたことない会社からでした。
まず思い浮かんだのがマンション投資等々の勧誘。
曲がりなりにも一部上場企業だけあって、どこから調べ上げたかわからないけど、そういうくだらない電話が結構かかってくるんです。
まあ、ろくに相手もせずに秒殺で切っちゃうんですけど。
ただ今回はそうではないらしい。
よくよく話を聞いてみると、人材バンクの会社からで、「とある企業が技術者の人材募集をしていて、その俎上にあがった」との由。
も、もしかして、ヘッドハンティング?(ヘッドじゃないけど(苦笑))
どうやって自分のことを調べたんだろう、と不思議に思っていると、「人材を募集している企業の業務内容と関連のある内容の特許申請者名で検索して探し当てた」らしい。
…そういえば出してたなぁ、特許。
うちの会社では、製品開発の過程で「特許出せ、出せ」と件数のノルマで厳しく責め立てられるので、回答に窮しつつひねり出した特許をいくつか申請しとったわい、自分でも忘れかけてましたけど(笑)。
苦し紛れでひねり出した内容でも引き抜きの対象にして頂けるんですね…。感謝感激。
すっかり忘れてたけど、以前も似たような電話がかかってきたなぁ、なんて思い出しつつ、転職なんてまったく考えていなかったので、とりあえずそのつもりはないってことで丁重にお断りをして電話を終えたんですが、しばらくたって考えてみると、たとえ転職するつもりはなくっても、自分の市場価値がどれくらいなのかを知っておくために話くらいは聞いても良かったかもしれん、と思えてきました。
歳が歳だけに、この先こんなお誘いはなくなっていきそうだし。
まあ、「ほかの企業がyamadyさんを欲しがっています」と言われて、悪い気はせんわなぁ。
あちらはあちらで似たような人間に数あたってるんだろうけど。
普通に仕事してたら外に目を向けるような機会もないし、もしかしたらもう次は来ないかもしれないし、話だけでも聞いてみるかなぁ。どうしようかなぁ…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます