初手が大事

2003年以来の株投資の損益をぼちぼちと整理していました。

一番最初に買ったのは日産自動車。
当時カルロス・ゴーンの立て直しが功を奏し、
利益が出る体質になり配当がよかったのと、
単価が安かったから。

忘れもしない単価は1260円。単元で126000円。

トヨタ自動車と迷ったのですが、そのときの
単価が2600～2700円。単元でちょい高い。
とは言え、当時の株式市場は絶不調で
どの銘柄もバーゲンセールと言われていました。
トヨタもこんな値段で買えることは起きない、と。

当時、株式投資などしたことなかった私は
大して吟味することもなく、まあどちらも名だたる
企業だし、同じ車を作っているメーカだし、
日産のほうが初期投資費用も安いし、
仮に株価が下がったとしても、配当がいいから
長い目で見てカバーできるだろう、との目論見から
日産の株を購入しました。

時が流れて2022年。

超強力な握力で握り続け、おおよそ20年経過した今、
日産は内外要因があれこれグダグダあって、
1260円だった株価は500円を切ってる。
20年近くにわたる配当金を加えてもなお赤字｡｡｡

翻ってトヨタ自動車はどうかというと、
説明するまでもなく絶好調。
途中で1:5の株式分割があり、それでもなお
最新の株価は2000円オーバー。
当時の1株が今の5株だから、当時の1株は
10000円を超えてる。

あの時少々ケチらず・ビビらずに27万円出してたら、
今頃100万円を超えていた、のに･･･

やっぱ初手は大事です。

今さら悔やんでもどうしようもないので、
ようやく最近になってトヨタの株もちょこっと
買いました。おせーわ！（笑）