yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

恥さらしの日本人

2009-09-06 14:56:52 | 海外

いや自分も日本人ではあるんですけど。。。

ロンドンからの帰り道、乗り継ぎのフランクフルトの空港での出来事。暇つぶしに免税品屋さんの中をうろうろしていると、日本人の団体観光客が入ってきました。

それ自体は別に恥でもなんでもないんですが、そのなかでひときわ目立っていたのが、その昔一世を風靡したガングロのギャルをちょっとおとなしめにしたようなご一行。(ガングロってのももはや死語な気もしますが、まさにその時代の末裔のような方々でしたので。。。)
一人は英語が少し出来るようで、残りはその彼女にすべて依存しながら買い物しており、どうやらドイツビールをご所望の様子。

(以下、ギャルっぽく)

ガングロ1号:「ちょっとぉ、まじでビール欲しいんだけどぉー」
ガングロ2号:「(ガングロ3号へ)ねーちょっと聞いてみてくんない?」
ガングロ3号:「(店員さんに)ドゥーユーハブビア?」

お、一応英語をしゃべるんだな、と思いつつ聞いていると免税品店では売っていない、と店員さん。

ガングロ3号:「ちょっとぉ、この人ぉ、どこにもビールなんて売ってないって言ってるんだけどぉ。」

おぉ!ちゃんと理解してるじゃないか、と少し感心したのも束の間、

ガングロ2号:「こいつらまぢでちょー使えないんだけどぉ

てめえが言うな!!!

店員さんも言葉はわかるはずもないのですが、あんな悪態のつかれ方したら、仮に僕が日本語を解さないドイツ人だったとしてもむかつくに違いない。

そんなやり取りを近くで聞いていて心を痛めたのか、とある日本人の方が、セキュリティー前だったら売店とかにあるみたいですけど、セキュリティー後はないみたいですよ、とか、一旦出て買うっていうのも時間がないですし…、とか説明をしてくれて、憮然としながらもしぶしぶ納得した様子で、

ガングロ1号:「じゃ、フランケンワインかってっか(買ってくか)!」
2号、3号:「そうすっか、そうすっか!」

…はぁ~、あんなんが幅を利かせてるなんて世も末だな。。。

コメント (2)
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