白馬岳・雪倉岳・朝日岳（７月３０日）

　２日目はいよいよ核心部の白馬岳・雪倉岳・朝日岳の縦走です。天気は白馬岳頂上先では御来光も仰げた程快晴で、花と眺望を存分に楽しみながら気持ち良く歩くことができましたが、小桜ケ原辺りからは陽射しが強く、残雪で水平道が閉鎖されていたため、朝日岳頂上を経由しなければならず、上りはかなりきつく感じました。小桜ケ原は規模は小さいものの湿地で字のとおりハクサンコザクラが濃く群生する綺麗な湿原でした。

【行　　程】
　　４：００村営頂上宿舎⇒４：４０白馬岳⇒朝食（６：２０～６：４５）⇒７：４５雪倉岳（休憩～８：００）⇒１０：１０小桜ケ原⇒１０：３０水平道分岐⇒昼食（１１：４０～１１：００）⇒１２：２５朝日岳（休憩～１２：４５）⇒１３：３０朝日小屋

【村営頂上宿舎～雪倉岳】
　　ロングルートなので朝食・昼食の弁当を頂き、４：００に出発しました。天気は快晴でしたので、白馬岳先では御来光を仰ぐことができ、花と眺望を楽しみながら雪倉岳に到着すると３６０度の眺望が得られました。

　　　　　　・白馬岳頂上からは剣岳が望めました。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・これから歩く雪倉岳方面
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・シコタンソウ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・有難い御来光です。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・雪倉岳がクッキリ望めました。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・三国境を過ぎたところから振り返ると白馬岳が。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・雪渓を急ぐ相棒
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・雪倉岳下に咲き残っていたウルップソウ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・雪倉岳の花畑
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・雪倉岳頂上
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・白馬岳方面。未だ剣岳も望めました。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・白馬岳、小蓮華山方面
　　　　　　　　　　　　　　　
　
　　　　　　・朝日岳。左側には微かに朝日小屋が望めました。
　　　　　　　　　　　　　　　

【雪倉岳～朝日岳～朝日小屋】
　　雪倉岳からは花畑のなかを一旦下り、小桜ケ原を経て水平道が閉鎖されているため、朝日岳経由となりました。朝日岳への登りは陽射しが強く、きつく感じました。朝日岳頂上へはやっとの思いで到着するも、ガスが出てきて眺望はありませんでした。

　　　　　　・色鮮やかなタカネシオガマ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・ミヤマアケボノソウ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・咲き始めたタカネマツムシソウ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・雪倉岳を振り返る。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・タカネグンナイフウロ
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・ウツボグサ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・キヌガサソウ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・小桜ケ原手前から振り返ると雪倉岳が。
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・花畑の小桜ケ原　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・ハクサンコザクラの大群生。群生密度が濃かったです。
　　　　　　　　　　　　　　　
　
　　　　　　・黄色鮮やかなキンコウカリュウキンカ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・朝日岳直下のシラネアオイ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・朝日岳頂上での記念写真
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　・頂上から下ると朝日小屋が見えてきました。
　　　　　　　　　　　　　　　
　
　　思いのほか早く到着できたので、小屋前ベンチでビールを飲みながら宿泊客の皆さんと楽しい一時をがごせ、山小屋ライフを楽しみました。また、小屋の夕食は大変素晴らしく、昆布ジメのさしみ、ネマガリタケの入ったおでん、ホタルイカの沖漬け等山小屋とは思えないご馳走でした。

白馬岳・雪倉岳・朝日岳（７月２９日）

　　７月２９日（火）～３１日（木）の３日間、蓮華温泉～白馬岳～雪倉岳～朝日岳～蓮華温泉と百花繚乱の尾根路のロングトレイルを歩き、花と眺望を楽しんできました。日程は、平成２５年８月にｙａｍａｓａｎｐｏさんが歩かれたルート（１泊２日）を参考に２日間では歩くのは無理なので、白馬岳まで足を伸ばし２泊３日としました。天気は概ね３日間とも晴れ、眺望も素晴らしく多くの花々に出逢えた最高の山遊びができました。

【日　　程】７月２９日（火）～３１日（木）

【メンバー】２名（相棒と）　

【アクセス】
　　蓮華温泉駐車場（上）は、平日の早朝であったものの３台分の空きのほぼ満車でした。
　　・往路：２３：００（前日）自宅→Ｒ２９４・５０→北関東道桐生太田ＩＣ→関越道→上信越道長野ＩＣ→Ｒ１９→白馬長野流量道路→Ｒ１４８→５：２０蓮華温泉駐車場
　　・復路：１５：１０蓮華温泉駐車場→（往路の引き返し）→２２：２０自宅

【２９日：行程】
　　６：００蓮華温泉⇒８：１０天狗ノ庭⇒９：４５白馬大池（休憩～１０：００）⇒昼食（１１：００～１１：２０）⇒１２：３０小蓮華山⇒１３：３０三国境⇒１４：４０白馬岳⇒１５：１５村営頂上宿舎

【蓮華温泉～白馬大池】
　　蓮華ノ森、栂ノ森と樹林帯を登っていくと見晴らしの良い天狗ノ庭に、さらに汗を掻きかき登っていくとやっと白馬大池に到着、青空の下には花畑が拡がっており最高に気分でした。白馬大池では多くのハイカーが休憩しており、人気の夏山ルートに突入です。
　　　　　・蓮華温泉からの雪倉岳、朝日岳
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・クルマユリ
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・天狗の庭は休憩ポイント、鉢ケ岳、雪倉岳が望めました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・明日歩く雪倉岳方面
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・ミヤマムラサキ。ここからずっと朝日岳まで咲いていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・ヒメシャジン
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・やっと白馬大池山荘が見えてきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・ハクサンイチゲ＆チングルマの群生
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・チングルマの群生
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　・イワイチョウの群生
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・タテヤマリンドウ
　　　　　　　　　　　　　　　　

【白馬大池～小蓮華山から白馬岳】
　　白馬大池からは天気さえ良ければ花と眺望を満喫できるルートでしたが、ガスが出てきてあまり眺望は良くありませんでしたので、花を楽しみながらの歩きとなりました。花は種類も多く、小蓮華山手前の岩場で眼下の花畑を見ながら昼食は格別でした。


　　　　　・休憩、写真撮影も済み、ガスが出てきたので、いざ出発です。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・途中から振り返ると乗鞍岳・白馬大池が。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・イワギキョウ
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・振り返るとガスが濃くなり白馬大池を包んでいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・お腹が空いてきたので、花畑の斜面の岩場で花をおかずに昼食です。直ぐ下に咲くミヤマクワガタ。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・シナノキンバイの花畑
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・花畑登山道。とにかく花が多いです。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・ハクサンフウロウのブーケ
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・シオガマ兄弟（エゾシオガマ＆ヨツバシオガマ）
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・間もなく小蓮華山です。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・ハイカーで賑わう小蓮華山山頂
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・イワツメクサ
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・三国境
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・明日歩く雪倉岳方面は、東側がガスで覆われていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・三国境からの登り斜面の谷側にコマクサの群生地がありました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・白馬岳・天空への登り
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・白馬岳山頂での記念写真
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　・ビールが待ってる村営頂上宿舎への下り。足が急に軽く感じました。