goo blog サービス終了のお知らせ 

Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2013-2014 冬の札幌逃避行⑥【上野幌「ほのか」】

2014年01月18日 21時37分00秒 | 鉄道旅

2014年1月2日

 

 

 


午前8時起床。外は吹雪。

 

 

 

 


今日明日のメインイベントは箱根駅伝。選手の皆さんには申し訳ないけど、朝からビール飲んでグータラ観戦。
23校出走の今回は往路で早くも繰り上げスタートが発生。
箱根らしいと言えばそれまでだけど、実際走っている選手のことを考えると複雑。
東洋大の往路独走優勝を見届けて部屋を出る。今日はホテルの地下1階でイベントが。

鉄道模型新春走り初め。
会場に入ると、一面鉄道模型。

 

 

 

 

 

「はまなす」。

 

 

 

 

 

「北斗星」デュエット。

 

 

 

 

 

「カシオペア」も。

 

 

 

 

 

小・中学生の頃、Nゲージに興味を持ち「いつかジオラマを…」何て思っていたけど、結局実現できずじまい。
何か再びジオラマ熱が沸いてきたような感覚。

束の間の鉄道模型ワールドを堪能し外出。もう夕方だし、今日は近場の温泉に行くことに。
なるべくなら行ったことのない所がいい…と考えて思い浮かんだのは、
いつも上野幌駅を通過する時に見える「ゆ」のマーク。正体もよくわからないまま、いざ上野幌へ。

 

 

 

 

 

 

思わぬいい景色。
札幌からだと、新札幌の次が上野幌。そうは思えないくらいこじんまりした駅舎。
自分はこういう駅が大好き。しかもこの駅からの夕暮れの眺めは妙にいい。札幌市街にいることを忘れそう。

 

 

 

 

 

汽笛が聞こえる。
駅を出て「ゆ」の看板目指して歩くこと5分。ついに到着。ここは「ほのか」という入浴施設。
スーパー銭湯と言うべきか、健康ランドと言うべきか。ちょうど中間くらい。

 

 

 

 

 

浴室には様々な浴槽が。まずは高濃度炭酸泉へ。
自分は炭酸泉が大好きだけど、ちょっとこれは泡付きが弱く物足りない。
続いて露天風呂。今日は日本酒風呂となっていて、本当に酒の匂いがする。こりゃたまらん。最高!
胴体だけ湯に浸かり手足を外に出す「V字半身浴」で列車の汽笛を聞きながら、
日本酒の湯と北海道の冷たい空気を満喫。あ~極楽。
軽く入るつもりが1時間30分コースとなってしまった。


露天風呂からは上野幌駅と千歳線の列車が見えていい眺め。
天然温泉ではないけど、この露天風呂は気に入った。札幌の新たな楽しみ。

<湯処ほのか>★★★★☆
泉質:- 眺め:B 癒し:A コスパ:A
天然温泉は引かれていないけど、バラエティに富んだ浴槽はなかなか楽しい。休憩所も充実。
入浴料650円(土・日・祝100円増し)。タオルセットまたは館内着付き。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

 

 

 

 

「ゆ」の看板が目印。
すっかり満喫し「ほのか」を出て帰路につく。

 

 

 

 

 

731系札幌行き。
ちょっと歩きたかったので、札幌で乗り換え桑園まで行く。
桑園から雪の中をのんびり歩いてホテルへ。たまには違う帰り道もいいもの。

 

 

 

 

 

思いがけずきれいな雪景色。
札幌の雪景色を堪能してホテル到着。しかし喉が渇いた。ビールをグビグビ飲んで、プハーッ美味い!
すっかり気分良くなって、そのまま本日は就寝。zzz…。

 

 

 

 

 

グータラ最高。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013-2014 冬の札幌逃避行⑤【引退間近の711系「赤電」】

2014年01月16日 22時53分00秒 | 鉄道旅

2014年1月1日

 

 

 


明けましておめでとうございます。
フリーきっぷを持たない今回は、札幌でひたすらグータラ生活。

元旦は9時起床。窓の外は初日の出…とはいかず、札幌らしく雪。ここで身支度を整え外出。

 

 

 

 

 

おせちは駅そば。
今日も「1日散歩きっぷ」を購入。
今日の狙いは、日高本線と同じく未だ乗車経験のない室蘭本線の岩見沢-苫小牧。

 

 

 

 

 

「いしかりライナー」で岩見沢へ。
この列車はロングシートの731系。正直ロングシートには乗りたくないけど、岩見沢まで我慢。

 

 

 

 

 

岩見沢に到着。
ここから室蘭本線に乗り換える…つもりだったけど、視界に入ったのは、

 

 

 

 

 

もうすぐ引退が伝えられている711系、通称「赤電」。乗れるチャンスはもうこれが最後かも。
ということで急遽予定変更。

 

 

 

 

 

普通滝川行きに乗車。

 

 

 

 

 

昭和の雰囲気を色濃く残す赤電。「あけぼの」同様、また古き良き鉄道車両が姿を消すのか。
しかし国鉄時代の車両は本当にかっこいい。それに比べ最近はかっこいいと思える車両があまり無い。

 

 

 

 

 

岩見沢からは普通列車の本数が激減。しかし車窓は北海道らしい雄大な景色に変わる。
ロングシートさえなければ、普通列車の旅も楽しい。

 

 

 

 

 

豊沼に到着。
室蘭本線乗車を考え自分はここで下車。34分程の赤電旅を満喫。

 

 

 

 

 

雪に赤が映える。

 

 

 

 

 

朝の時点ではまったく来る予定のなかった豊沼駅。何ともいい雰囲気の駅。時間があれば散策したいところ。
しかし約10分で上りの岩見沢行きが来ることになっている。それに乗らねば。

 

 

 

 

 

風ビュービューで凍てつく寒さのホームで列車を待つと、

 

 

 

 

 

再び赤電登場!

 

 

 

 

 

やっぱりかっこいい。
往復とも赤電に乗れるとは思わなかった。しかしこれが本当に最後の乗車になりそう。

 

 

 

 

 


13時43分、終点岩見沢到着。約1時間のプチ赤電の旅終了。711系はまだ十分走れそう。引退は残念。

 

 

 

 


ばん馬像と。

函館本線には赤電が似合う。
次はいよいよ室蘭本線。駅の待合室でしばし列車待ち。

 

そして14時50分、1番線に向かう。同時に折り返しとなる苫小牧行きがやってきた。

 

 

 

 


キハ40の単行。

 

 

 

 


15時6分、定刻に豪雪の岩見沢を発車。函館本線と離れ左に大きくカーブしていく。
初めてなので新鮮な感覚。

志文。

 

 

 

 

 

栗山。

 

 

 

 

 

由仁。
聞きなれない駅名とローカル線らしい景色が続く。

 

 

 

 

 

苫小牧に近づくにつれ、雪はやみ青空がのぞくようになってきた。
豪雪地帯から小雪地帯へゆるやかに景色が変わっていく。

 

 

 

 

 

石勝線ではよく通る追分に到着。石勝線で来るのとは全然違う感覚。

 

 

 

 

 

社台ファームで有名な早来。残念ながら車内からサラブレッドの姿は見えず。
やがて右から千歳線が合流してきて、沼ノ端に到着。そして定刻16時35分、

 

 

 

 

 

苫小牧到着。
1時間30分の室蘭本線の旅終了。初めての路線はやはり新鮮。

 

 

 

 

 

これで室蘭本線走破のミッション達成!

ん?そう言えば、東室蘭-室蘭間が残ってた。
走破とは言えなかった。まっ、また今度ということで、今日はこれで札幌に戻ろう。
ロングシートはやだな…と思っていたら、来たのはクロスシートの721系。良かった~。

 

クロスシートに乗っていると1時間があっという間。
温泉に入っていきたいところだけど、今日は元旦だし、ホテルに戻ってビール飲んで寝よ。

 

 

 

 

 

今日は夜景が一段ときれい。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013-2014 冬の札幌逃避行④【「ホリデー日高」で札幌へ】

2014年01月14日 19時17分00秒 | 鉄道旅

2013年12月31日

 

 

 


大晦日の今日は午前6時起床。

さっそく朝風呂へ。昨晩と異なり、日帰り客がいないのでとても静か。
早朝の静内の街並みを眺めながら温泉を満喫。はあ~気持ちいい。

 

 

 

 

 


7時45分にホテルローレルをチェックアウト。静内は海が近く景色がきれい。街も静かですごくいい所。
1泊ではもったいなかった。今度はぜひ牧場巡りで連泊しに来よう。

 

 

 

 

 

今日も「1日散歩きっぷ」を購入しようとしたところ、何と静内では売っていないとのこと!
フリーきっぷのエリア内で、みどりの窓口もありながら売っていないとは。
しかも最寄りの発売駅は何と南千歳。とほほ…。
南千歳までの救済処置でもあるのかと訪ねると、それもまったく無し。
まあ、事前に調べなかった自分も悪いけど。
仕方なく札幌までの普通乗車券を購入し、8時18分発の臨時列車「ホリデー日高」に乗り込む。

 

 

 

 

 

 

大晦日の早朝ということもあってか、昨日とは打って変わり車内は空いている。
定刻に静内を発車。昨日は見れなかった日高本線の車窓。海岸線ギリギリを走る。海がすごくきれい。

 

 

 

 

 

太平洋が一望。

 

 

 

 

 

オーシャンビューが続く。

 

 

 

 

 

「にいかっぷ」と聞くとナリタブライアンを思い出す。日高本線は競馬好きにはたまらない。

 

 

 

 

 

そしてついに、左手に牧場出現。放牧中のサラブレッドが見える。あ~もっと近くで見たい。

 

 

 

 

 

列車が通っても平然としている。既に引退した馬かもしれないけど、競馬場とは違うサラブレッドの姿。
それにしても日高本線の車窓は楽しい。

 

 

 

 

 

トラウトが釣れそう。

 

 

 

 

 

鵡川。やがて車窓に樽前山が現れ、静内を出てから約90分、終点苫小牧に到着。

 

 

 

 

 

 

あっと言う間の90分。
行きはひどい目にあったけど、日高本線は楽しかった。今度はぜひ様似まで走破してみたい。

 

 

 

 

 

ここから普通列車と快速「エアポート」を乗り継いで、11時過ぎに札幌到着。

 

 

 

 

 

お腹が空いた。今日は駅そばではなく、ちょっと豪勢に札幌駅の「北○」さんへ。
ここで「賄い海鮮丼」を注文。

 

 

 

 

 


賄い海鮮丼。ねばねばで美味い。これは札幌での新たな楽しみ発見。
食べ終えてちょっと早めにホテルにチェックイン。今日から4泊お世話になるのは

 

 

 

 

 

京王プラザホテル札幌。
今回も15階の部屋からのJRビュー。

 

 

 

 

 

何度か泊まって、景色の良さにすっかりリピーター。今回もきれいな景色が見れそう。
さっそく外出し温泉へ。

 

 

 

 

 

極楽湯札幌弥生店。
ホテルから徒歩15分位で行ける。しかし大晦日の夕方とあって激混み。これはとても落ち着けない。
露天風呂に入ってみたけど、ひどく消毒用塩素臭がする。
せっかくの天然温泉ながら、源泉の良さは感じられず。

<極楽湯札幌弥生店>★★☆☆☆
泉質:C 眺め:C 癒し:B コスパ:B
人が多い上に塩素臭のきつい浴槽。残念ながら温泉目当てで行くと落胆する。
札幌駅から徒歩圏内ということで仕方ないか。料金420円。シャンプー・ボディソープ備え付けなし。

お風呂上りはもちろんビール。温泉よりもこっちがメインになってしまった。

 

 

 

 


ホテルへ戻りようやく落ち着く。
毎年恒例「ガキの使い」を見ながら年越しそばを食べて、波乱万丈の2013年を締めくくる。
2014年はもう少しいい年でありますように。

2013年終了。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013-2014 冬の札幌逃避行③【初の日高本線へ】

2014年01月13日 22時10分00秒 | 鉄道旅

2013年12月30日

 

 

 


「はまなす」は寝台車以外深夜も車内放送が行われる為、たびたび目が覚める。

東室蘭到着。
まどろみ状態のまま時間は過ぎ、やがて減光が解除されて南千歳に到着。いつの間にか定刻に戻っている。
まだ外は真っ暗。列車は雪が降る千歳線を進み定刻6時7分、終点札幌に到着。

 

 

 

 

 

ホームに降りると、寒い!寒い中でもあちこちで記念撮影。
自分も先頭DD51の撮影に向かうと、やはり12両のMAX編成。青森同様機関車はホームギリギリに停車。

 

 

 

 

 

仕方なくドアップ。
6時20分過ぎ「はまなす」回送。最後尾は雪がビッシリ。雪の深夜を力走してきた証。かっこいい。

 

 

 

 

 

今日の「はまなす」はMAX12両編成が満席だった。
需要は充分あるのに廃止の噂、考える度にブルーになる。
気を取り直し温泉に向かう。やはり夜行列車を降りるとむしょうに朝風呂に入りたい。
地下鉄「東豊線」に乗り替え、終点福住で下車。駅を出ると札幌の街は明るくなってきた。

 

 

 

 

 

札幌ドームを右手に見ながら吹雪の中を歩くこと約20分。雪が激しく、少々きつくなってきたところで、

 

 

 

 

 

ようやく到着。

 

 

 

 

 

つきさむ温泉。
ここは23時間営業で、午前6時~9時まで朝風呂タイムとなっている。
さっそく館内へ。温泉は4階。健康ランドのような感じだけど、茶褐色の温泉は本格派。
体を洗い、さっそく露天風呂へ。塩素臭がすることもなく、循環ながらお湯の良さは味わえる。
泉質は「アルカリ性単純泉」。源泉浴槽もあるけど泉温が25℃と低い為、加温はされているらしい。
札幌の街中にいることを忘れる静けさと吹雪の中で露天風呂を満喫。あっという間に9時になってしまった。

<つきさむ温泉>★★★★☆
泉質:B 眺め:A 癒し:A コスパ:B
成分的にはそれ程濃くないけど、眺めのいいロケーションと茶褐色のお湯はそれだけでリフレッシュできる。
料金が高いのが難点ながら、設備は充実しており1日いても楽しめそう。
朝風呂営業があり、「はまなす」利用者にはぴったり。
入浴料1255円(バスタオル・タオル付き)。朝風呂は740円(タオルなし)。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

温泉を出て再び地下鉄に乗り札幌駅へ。「1日散歩きっぷ」を購入し、今日はこれから静内に向かう。
未だ乗車経験がない日高本線。
特急が走っていない日高線は、周遊券やフリーきっぷではなかなか訪れる機会が無かったけど、
「1日散歩きっぷ」は普通・快速限定。そうとなれば日高線に初挑戦…ということで、いざ出発。
それにしてもお腹がすいた。3・4番線のホームにあるそば屋さんで遅い朝食。

 

 

 

 

 

そばを食べていると3番線に「北斗星」が到着。多くの乗客が降りてきてみんな記念撮影。実に楽しそう。

 

 

 

 

 

ブルトレは人を幸せな気持ちにさせてくれる。乗客の顔を見れば一目瞭然。
時代の変化は分かるけど、少しくらい残してくれても良かろうに。まずい、また悶々としてきた。
普通苫小牧行に乗車。721系はクロスシートなのがありがたい。もうロングシートは勘弁。

 

 

 

 

 

サッポロビール庭園。

 

 

 

 

 

苫小牧到着。
ここから初の日高本線に乗り換え。

 

 

 

 

 

 

自分は2両編成の2両目に乗車。車内はずいぶん混んでいる。帰省客に混じり「鉄」の方も多い。
海側の席に座っていると車内放送「後ろの1両は鵡川で切り離します」。
「なにーっ!?」そういうことは先に言ってくれ。しかも「鵡川」って苫小牧からすぐじゃん。
せっかく海の車窓を楽しもうと思ったのに。ひどい仕打ち。


列車は定刻14時22分に苫小牧を発車。室蘭本線と離れ、初の日高本線を進む。
そして、約30分で鵡川に到着。本当にすぐ着いてしまった。
予告通り、ここで2両目の乗客はゾロゾロと1両目に移動させられる。
無理矢理1両に押し込まれた車内は大勢の立ち客が出る混雑ぶり。ちょっとこれはひどい。
自分は通路側に着席した為、ほとんど景色は見れず。あ~せっかくの初日高線なのに。


途中駅で降りる人がほとんどいないまま通路側で過ごすこと約1時間、ようやく静内に到着。
皮肉にも、ほとんどの乗客がここで下車。

 

 

 

 

 

 

静内らしいポスター。
今年大活躍だったロードカナロアは静内生まれだったのか。今回はできないけど、牧場巡りも楽しそう。

 

 

 

 

 


夕暮れの静内を買い物がてら散策。しかし風ビュービューでとてつもなく寒い。

 

 

 

 

 


すぐにホテルにチェックイン。ホテルローレル。

「ローレル」と言えば、やはり「サクラローレル」を思い出す。静内のホテルらしい名前。


ここは天然温泉が付いている。さっそく最上階の浴場へ。
日帰り営業もしているようで、地元の方も多く訪れる。お湯は鉱泉を沸かしたものらしい。
しかしながら温泉のいい匂いがする。静内の夜景を見ながら、しばし至福の時間。

 

風呂を出てようやく夕食タイム。今日は天ぷらそばしか食べていないからお腹ペコペコ。

 

 

 

 

 

夕食は、札幌駅で購入した自分の北海道での主食「石狩鮭めし」。
今は期間限定の「新旧食べ比べバージョン」となっている。
新も旧も美味いけど、いくら好きの自分にはやはり「新」の方が好み。


夕食を食べ終わり、「KYOKUGEN」腕相撲対決を見て就寝。
二晩連続夜行列車だったから、さすがに疲れた。zzz…。



 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013-2014 冬の札幌逃避行②【「あけぼの」→「はまなす」】

2014年01月12日 23時16分00秒 | 鉄道旅

2013年12月29日

 

 

 


昨晩乗車した「あけぼの」。目が覚めると羽越線の仁賀保。
二度寝しているとおはよう放送が入り、「羽越線内強風の影響で25分程遅れています」。

 

 

 

 

 

雄物川を渡る。
今日は青森から「はまなす」に乗り継ぐ予定なので、打ち切りさえなければ遅れは全然大丈夫。
むしろ「あけぼの」に長く乗れて嬉しいくらい。

 

 

 

 

 

秋田到着。
列車は25分遅れのまま奥羽線へ。

 

 

 

 

 

馬場目川。

 

 

 

 

 

鯉川で交換停車。

 

 

 

 

 

鷹ノ巣。
明るくなってから走る奥羽線内はカメラマンがいっぱい。
乗ってるとわからないけど、雪の中を走る「あけぼの」はかっこいいだろうな~。

 

 

 

 

 

米代川。
列車は9時前に大館到着。大館では花善さんの鶏めし弁当を受け取る為にホームへ。

 

 

 

 

 

「きりたんぽ物語」が流れる。
弁当購入者が多く花善さんも大変そう。しかし、この風物詩も無くなってしまうのか?

 

 

 

 

 

列車は25分遅れのまま大館を発車。

 

 

 

 

 

矢立峠へ向かう。
峠の長いトンネルを抜けると、撮影名所のあの場所へ。

 

 

 

 

 

陣場「お立ち台」。カメラマンずらり。
ここで撮られた写真をよく見るけど、本当にきれいな景色。自分も撮ってみたくなる。

 

 

 

 

 

碇ヶ関。

 

 

 

 

 

石川で交換停車。
遅れの為、いつもは停まらない駅に停まる。これはこれで新鮮。
そして9時45分頃、弘前に到着。10分近く停車するとのこと。待ってましたとばかりにホームへ降りEF81観賞へ。

 

 

 

 

 

皆同じ事を考えるようで、すでに人だかり。

 

 

 

 

 

いつ見てもかっこいいEF81+ブルトレ。時間を忘れてひたすら眺める。
列車は弘前を発車し、一路青森へ。

 

 

 

 

 

鶴ヶ坂でも交換停車。
遅れは約30分。正直、もっと遅れてよかったのに…何て、そんなことを思ってはいけない。

 

列車は新青森に到着。新幹線の高架が見える。今後青森へは新幹線で来るしかないのか。やだな~。つまらない。
いや無理だ。上越線から「いなほ」「つがる」と乗り継いで来よう。

 

 

 

 

 

10時25分頃、終点青森到着。
♪上野発の夜行列車降りた時から、青森駅は雪の中…
石川さゆりさんの歌通り、青森は雪。

 

 

 

 

 

♪北へ帰る人の群れは誰も無口で、海鳴りだけを聞いている…
とはいかず、EF81へ向けてみんなダッシュ。

 

 

 

 

 

遅れの為か、今日はいつも以上に速攻で切り離されていった。弘前で写真撮っておいてよかった~。
そして10時45分頃、「あけぼの」回送。姿が見えなくなるまで見届ける。楽しい13時間だった。
やっぱり「あけぼの」いいな~。あ~泣きそう。

 

 

 

 

 

「あけぼの」を見送ったあとは、ホームの立ち食いそばで天ぷらそば with B。寒い中食べる駅そばはひときわ美味い。

今日は夜の「はまなす」まで青森温泉探訪。まずは奥羽線を戻り鶴ヶ坂へ。

 

 

 

 

 

鶴ヶ坂で下車。鶴ヶ坂と言えば、

 

 

 

 

 

たらポッキ温泉。

 

 

 

 

 

11月に来て以来2度目。それにしても吹雪いて寒い。さっそく中へ。
源泉掛け流しの湯船に浸かります。あ~気持ちいい~。やはり夜行列車を降りての温泉は最高!
内湯ながら1時間も入ってしまった。

 

 

 

 

 

飲泉も可能。
温泉を出て鶴ヶ坂駅で列車待ち。その間に朝購入した「特上鶏めし」を食す。

 

 

 

 

 

鶏めしも美味いけど、この「特上」はおかずが本当に美味い。特に鮭天と茄子田楽。
食べ終わって701系青森行きに乗車。本当は車内で食べたかったけど、何せ無粋なロングシート。

 

 

 

 

 

青森到着。
いったん改札を出て、今度は初の「青森まちなかおんせん」に向かう。

 

 

 

 

 

 

前から一度来てみたかった温泉。「はまなす」乗車まで時間はたっぷり…ということで、まずは大広間で仮眠。
18時に起きていよいよ入浴。体を洗い露天風呂へ。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。
塩素臭がきついか…と思ったら、そんな事は全然なく、かすかに温泉のいい匂いがする。
さすが温泉天国青森県。駅そばでもこのクオリティ。人が多いのだけが難点。

<青森まちなか温泉>★★★★☆
泉質:B 眺め:C 癒し:B コスパ:A
青森駅からこの近さ、しかも銭湯価格で温泉に入れること自体、奇跡。
夜行列車乗車前の一風呂におすすめ。料金420円。シャンプー・石鹸備え付けあり。

入浴のあとはもちろんビール。

 

 

 

 

 


つまみはホタテ刺。ウマッ。中瓶1本では足りずジョッキを追加。
すっかり満喫して温泉をあとにする。

 

 

 

 

 

 

ここから急行「はまなす」で札幌に向かう。
前からやってみたかった「あけぼの」→「はまなす」のブルトレリレー。多分これが最初で最後。
「はまなす」は正確にはブルトレと呼ばないけど。

 

 

 

 

 

「札幌」にテンション↗
「はまなす」については存廃の報道がないものの、北海道新幹線に14系の老朽化。厳しい状況であることは確か。

また「はまなす」はJR最後の急行列車。もし「はまなす」が無くなってしまったら急行絶滅となる。
急行が無いのに特急が存在するなんておかしい。まあJR様にはそんなのたわ言でしょうけど。


ホームに向かうと、隣のホームには大阪行き「トワイライトEXP」の姿が。

 

 

 

 

 

久しく乗っていないけど、また乗りたいな~。しかし「トワイライトEXP」にも廃止の影がちらつく。
その後「トワイライトEXP」を見送り、3番線に向かう。

 

 

 

 

 

自由席には乗車待ちの列。
まもなく「はまなす」が入線。「はまなす」に乗るのは4年振り。本日のお宿は、

 

 

 

 

 

5号車「ドリームカー」。

 

 

 

 

 

座席がとてつもない角度までリクライニングできて感激。ほとんどフラットになる。
景色がよく見えないカーペットカーより、自分はドリームカーが好き。

さて、発車まで先頭のED79の写真を撮りにいく。
しかし本日の「はまなす」はMAX12両の長大編成。機関車がホームギリギリに停まっていて撮影不可。

 

 

 

 

 

やむなく連結部を。

 

最後の「急行」。

 

 

 

 

 

奥羽線の連絡列車が遅れた為、「はまなす」も十数分遅れて青森を発車。雪深い津軽海峡線を進む。

 

 

 

 

 

やがて青函トンネルに突入し車内も減光される。座席車とはいえ、減光はやはりありがたい。

 

うとうとしていると、いつのまにか青函トンネルを出て木古内に運転停車。
左側には建設中の北海道新幹線。昨年見た時よりかなりできあがっている。
あ~これを見ると本当にブルーになる。
この新幹線の為に「はまなす」「北斗星」「カシオペア」「トワイライトEXP」「江差線」、みんな廃止危機。


列車は木古内を発車して江差線を進む。やがて静かな車内に「間もなく函館」の放送が流れる。
そして深夜1時過ぎに函館到着。深夜にも関わらず自由席から多くの乗客が下車。

 

 

 

 

 

この辺で眠くなってきた。機関車交換を終えるとすぐに発車。
同時に、席をMAXにリクライニングさせて就寝。zzz…。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする