Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

「白鳥」&「はまなす」乗り納め紀行④【深夜の函館祭り~上り「はまなす」】

2016年01月30日 19時26分00秒 | 鉄道旅

2016年1月24日

 

 

 


携帯アラーム(バイブ)で目が覚める。時刻は午前2時。昨晩乗車した上り「はまなす」。とてつもなく眠い。
前回の昨年11月に寝過ごして見逃した砂原支線初の夜景を目に焼き付けるのが今日のミッション。列車はそろそろ長万部か。


しかし、カーテンを開けると見慣れない針葉樹林帯。そして聞きなれない「ズズンズズン」というジョイント音。
どこだここは?

 

しかし次の瞬間全てを理解。長万部は確か1時過ぎの発車。ここはすでに砂原支線!


携帯アラームを1時間間違えた。あ~超マヌケ。前回寝過ごして今回こそはと思ってたのに。ガックリ。
それにしてもきれいな雪の針葉樹林帯。そしてその向こうに時折広がる夜の海。
昼間は通ったことある砂原支線も、やはり夜景はまったく別物。すごいきれい。約30分間、食い入るように眺める。


やがて後方に駒ヶ岳が一瞬見えて大沼を通過。砂原支線終了。あ~あ、今回も不完全燃焼に終わった。
しかしすぐに眼下には函館の夜景が広がる。車内照明を消灯している夜行列車からでしか見れない絶景。
何とかこっちは見れた。

 

 

 

 

 

2時52分、函館到着。いつの間にか定時に戻っている。
北海道新幹線の試験絡みで、現在函館では約1時間停車。すでにホームをダッシュする人の姿。自分もホームに降りてみる。

 

 

 

 

 

深夜だというのに、ホームは多くの人で賑わっている。ちょっとしたお祭りのよう。
しかし時間が時間なので、皆さん静か。

 

 

 

 

 

すでにED79が連結されていた。

 

 

 

 

 

函館でこの雄姿を見れるのもあと2ヶ月。ED79の行く末も気になる。

 

 

 

 

 

函館まで最後部だった7号車には雪がビッシリ。冬の北海道らしい光景。
やっぱり冬の北海道夜行には雪が似合う。暴風雪は困るけど。

 

 

 

 

 

静かに発車を待つ「はまなす」。
もっと眺めていたかったけど寒さと睡魔で限界。寝台に戻って就寝。あ~やっぱり寝台は楽。

 

 

 


午前6時頃、おはよう放送が聞こえてきた。
「ごゆっくりお休みになれましたでしょうか、ただ今定時運行中です」。
車掌さんによって様々なアレンジが加えられるおやすみ放送とおはよう放送。夜行列車でのささやかな楽しみでもある。
特に北海道ではアレンジが多かったけど、もうすぐそれも聞けなくなってしまう。

 

 

 

 

 

やがて幾重ものポイントをクネクネと通過。青森駅が近付いてきた。

 

 

 

 

 

定刻6時19分、終点 青森到着。通常5時39分着だから、朝が苦手な自分にこのダイヤは助かる。
ゆっくり下車すると、すでにED79の姿はなし。いつもながら速攻で回送されていった。

 

 

 

 

 

時間は短かったけど、快適な眠りをもたらしてくれた「オハネ24 501」。
「はまなす」乗車はこれが最後のつもりだったけど、往生際が悪い自分はやはり最後にできなくなってきた。砂原支線も途中からしか見れなかったし。
寝台券の確保はさらに難しくなりそうだけど、何とかもう1回乗りに来るか。もちろん「白鳥」と合わせて。

 

 

 

 

 

6時39分、「はまなす」回送。

 

 

 

 

 

DE10の汽笛が響きゆっくり発車。廃止が決まっている列車の回送を見送るのは本当に悲しくなる。

 

 

 

 

 

 

何とかあと1回、また乗りに…。

 

 

 

 

 

駅を出てやって来たのは定番のあそこ、「青森まちなかおんせん」。
やはり夜行列車を降りての朝風呂は最高。朝から60分コースで満喫。

 

 

 

 

 

駅に戻って名残惜しみつつ帰路へ。「スーパー白鳥14号」に乗車し新青森に向かう。
発車を待っていると、突如隣に583系が登場!

 

 

 

 

 

いつ見てもかっこいい583系。しかも車体がピカピカ。
幕は「臨時」で、車内は寝台ではなくBOX席になっている。後で知ったけど、「天理臨」だったらしい。
583系、まだしばらく残してくれそう。また「あけぼの」やってほしいけど、駅が大混乱になるから無理か。

 

 

 

 

 

8分遅れの9時44分、新青森到着。
早足で新幹線ホームに向かい、9時52分発「はやぶさ14号」で帰路へ。
帰ったらまた「はまなす」の10時打ち。果たしてとれるかどうか…。

 

 

 

 

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「白鳥」&「はまなす」乗り納め紀行③【札沼線完乗!のはずが…】

2016年01月28日 23時10分00秒 | 鉄道旅

2016年2月23日

 

 

 

 

 

昨夜は遅くまでサッカー観戦しながら、ダイヤモンドダストを見る為に気合で朝6時に起床。しかし無情の曇り空。
ダイヤモンドダストの条件は揃わず、あえなく撃沈。
そのまま朝風呂へ。-9℃の露天風呂が最高。タオルが凍る。晴れていれば十勝岳も見えたのに。

 

 

 

 

 

午前10時「ふらのラテール」をチェックアウト。

 

 

 

 

 

駅から徒歩5分で素晴らしいロケーションと温泉。鉄道旅行者にはたまらない宿。

 

 

 

 

 

やや日差しが出てきて、富良野らしい雄大な眺め。

 

 

 

 

 

今日は「白鳥」「はまなす」の裏ミッションとして予定していた札沼線の完乗に向かう。
まずは西中駅から10時38分発普通富良野行きに乗車。単行の車内は満員。
JR北海道が公表した普通列車の減便リストに富良野線は入ってなかったし、昨晩も学生で賑わってたからまだ安泰と思いたいけど、JR北海道の今後は予断を許さない状況。

 

 

 

 

 

10時54分、富良野到着。すると隣にはあの「2429D」が停車中。

 

 

 

 

 

滝川発釧路行き普通列車。以前は「日本一長い距離を走る…」だったけど、サボが変わってる。
「長~~い」っていうのが何ともいい。

 

 

 

 

 

一旦改札を出て、富良野では必ず食べる「圭子ちゃんそば」で力もちそばを食す。昔と変わらぬ何とも懐かしいほっとする味。
以前は函館・稚内でも同じ感覚を味わえたけど、自分が経験した限り、今は富良野と新得くらいになってしまったか。有名な音威子府の駅そばは行ったことないけど。

 

 

 

 

 

続いて快速「狩勝」で滝川に向かう。

 

 

 

 

 

キハ40単行の「狩勝」。車内はやはり富良野線に比べるとのどか。
そしてこの「狩勝」は、3月ダイヤ改正で新得-滝川間の廃止が決定。
根室本線は減便対象路線に挙げられ、普通列車何本かの廃止も決定してしまった。

 

 

 

 

 

空知川を縫うように美しい景色の中を走る根室本線。先行きが不安になる。

 

 

 

 

 

12時23分、滝川到着。ここからタクシーで向かうのは新十津川駅。「鉄」の方の間では有名な滝川-新十津川ルート。
バスもあるけど札沼線への接続時間がギリギリだったので、安全をみてタクシーに。
運転手さんに「どっちから行きます?」と聞かれる。どうも新しい橋ができて2ルートできたらしい。
せっかくなので新しいルートで。どちらも距離的には変わらないようで、料金は1590円だった。

 

 

 

 

 

そして10分程で、生涯初の新十津川駅到着。

 

 

 

 

 

当たり前だけど、写真で見てたのと同じ景色。まさに日本のローカル駅。

 

 

 

 

 

1日3本のみ。これが3月のダイヤ改正で1本になる事が決定している。
段階残念ながら、浦臼-新十津川間は完全廃止が秒読み段階に入ってしまっている。

 

 

 

 

 

ホームから駅舎を見る。「ようこそ新十津川へ」の文字が哀愁を感じさせる。

 

 

 

 

 

かつては石狩沼田まで伸びていたレール。今はその面影はなし。

 

 

 

 

 

12時37分、折り返し石狩当別行きとなるキハ40単行が到着。

 

 

 

 

 

今日は土曜日だし「鉄」の方で満員かと思いきや、下車してこられた方は3名。ちょっと意外。

 

 

 

 

 

何と言うか、すぐ隣の滝川に比べ、ここだけ時間が止まっているかのような感覚。
自分はこういう雰囲気が大好きだけど、今のご時世、このような駅・路線が存続することは難しい。

 

 

 

 

 

3月ダイヤ改正で1日1本だけとなる新十津川行き。かつての石勝線 楓駅を思い出す。

 

 

 

 

 

記念に整理券を頂き12時59分、新十津川を定刻発車。車内は10人程。そのうち地元の方と思われるのは1人。皆さんしきりにシャッターを切っている。

 

 

 

 

 

あの只見線と同じようにゆっくり走る。進行左側は民家が並ぶ雪原。

 

 

 

 

 

右側には雪を頂いたきれいな山。

 

 

 

 

 

13時22分、浦臼。この新十津川-浦臼は最初で最後の乗車となってしまうかも。

 

 

 

 

 

13時47分、石狩月形。運転手さんがホームを走ってる。これがスタフ交換?

 

 

 

 

 

14時13分、石狩金沢。ここで一旦下車。徒歩5分程で温泉があるらしい。

 

 

 

 

 

「ふくろふ乃湯」に到着。ところが、看板の向こうに温泉の建物は見えるものの、雪で道が無い!


ちょうど通りがかった佐川急便のお兄さんに聞いてみると「冬は休業なんで除雪もされないんですよ」。
なにーっ!?ホームページ確認した時見落としたのか?あーっ、ここまで来て温泉入れずとは、ガックリ。

次の列車は2時間30分後。さてどうするか。じっとしてたら凍死しそうだ。
思い切って次の北海道医療大学駅まで歩くことに。確かそこからは電化されていて本数も多いはず。


何キロあるかもわからないけど何とかなるだろう、と安易に決めて出発。線路沿いの道路を進む。

 

 

 

 

 

意外にも30分程で大学っぽい大きな建物が見えてきた。線路には「医療大学」の標識。

 

 

 

 

 

そして15時10分頃、北海道医療大学駅到着。

 

 

 

 

 

札幌行きの電車に乗車。はあ~凍死せずに済んだ。
しかし札沼線完乗したかったのに、一区間だけ抜けてしまった。無念。


北海道医療大学からの電化区間はそれまでのローカルな景色から一変。乗客もどんどん増える。

 

 

 

 

 

16時3分、桑園到着。本当なら札沼線完乗!のはずだったのに。
とにかく温泉に入りたい。どこに行こうかと悩んだあげく、定番のあそこへ。

 

 

 

 

 

「北のたまゆら 桑園店」。何度も来ているのでたまには別の所…とも思ったけど、ポイント満了の無料券があったので今回もこちらへ。

 

 

 

 

 

ここへ来たら必ず食べるいくら丼セット。もちろん今回も。
露天風呂で「金田一少年」と「コナン」を見ていたらあっと言う間に時間が経過。

 

 

 

 

 

温泉を出て札幌へ。大通りは雪まつりの準備が進められている。
雪不足だったようだけど、ここへきて一気に降ったので何とか開催できそうな感じ。


お土産を買ったりしていたら時刻は21時。札幌駅へ向かう。早くも上り「はまなす」で帰路へ。

 

 

 

 

 

21時38分「はまなす」が入線。

 

 

 

 

 

今日もDD51がかっこいい。

 

 

 

 

 

そして機関車付近は恒例の撮影会。8両編成なので撮影できる位置に停まってくれてる。

 

 

 

 

 

この雄姿もあと2ヶ月。DD51を含めて車両は解体されてしまうのか?廃回や留置のシーンを見るといつも涙が出てくる。

 

 

 

 

 

方向幕も人気。この国鉄時代からの方向幕も本当に少なくなった。

 

 

 

 

 

 

本日のお宿、2号車B寝台に乗車。

 

 

 

 

 

1ヶ月前の10時打ちで何とか下段がとれたけど、またしても進行方向逆向き。
まあとれただけ良かった。

 

 

 

 

 

22時になるも、接続する「スーパー宗谷4号」が遅れている為、到着を待っての発車。

 

 

 

 

 

22時6分「スーパー宗谷4号」稚内から遠路はるばる到着。
そして22時9分「はまなす」札幌を発車。

 

 

 

 

 

座席車は見てないけど、今日も寝台車3両は満席。
あっと言う間の道内2日間。寝不足な上に駅一区間歩いたこともあってクタクタ。

 

 

 

 

 

ビール飲んで苫小牧発車と同時に早々に就寝。
とは言っても、前回寝過ごして見れなかった砂原支線の夜景観賞の為に、長万部辺りまでの仮眠(のつもり)。
zzz…。

 

 

 

 

 

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「白鳥」&「はまなす」乗り納め紀行②【至高のサウンド~485系「白鳥93号」】

2016年01月26日 21時12分00秒 | 鉄道旅

2016年1月22日

 

 

 

 

 

午前6時起床。ここは雪が降りしきる青森。昨日の退社後に新幹線でやってきた。

 

 

 

 

 

時々雲が切れると荒々しい冬の津軽海峡が見える。
青函連絡船から青函トンネルへ。そして津軽海峡線から北海道新幹線へ。今まさに時代が変わる時。

 

 

 

 

 

午前7時25分「アパホテル青森駅東」をチェックアウト。青森駅から徒歩5分程で一泊3900円。
自分のような、しがないサラリーマンには心強い味方。

 

 

 

 

 

今日はこれから「白鳥93号」に乗車して函館に向かい、そこからさらに富良野まで行く。

青森から乗るのは789系「スーパー白鳥」ではなく、485系の「白鳥」。
関東の国鉄世代である自分にとって「THE特急」と言えるのはやはり485系や183系。
定期運用からどんどん離脱していく485系に追い打ちをかけるように青函の「白鳥」も残り2ヶ月。
津軽海峡線と共に、485系の姿を目に焼き付ける。

 

 

 

 

 

跨線橋を渡ると、既に「白鳥93号」が到着していた。

 

 

 

 

 

「白鳥93号」は5番線から発車。青森ではしばらく停車なので、まずは4番線から雄姿を見届ける。

 

 

 

 

 

485系3000番台。「はつかり」で改造デビューした頃は原型と余りに異なる前面デザインとカラーに違和感もあったけど、今となっては昭和と平成の融合、まさに「ニュータイプ485系」としてすごくかっこよく見える。

 

 

 

 

 

「はつかり」カラーの「North East Express 485」。
3000番台には自分は「はつかり」での乗車経験は無く「いなほ」「つがる」「北越」「白鳥」で乗車。特に新潟-青森の「いなほ7・8号」にはよく乗った。


その「いなほ7・8号」スジの前身となったのが大阪-青森で2001年まで運行されていた特急「白鳥」。
一度消滅し、青函で復活した「白鳥」は再び姿を消そうとしている。

 

 

 

 

 

5番線に回り間近で485系を眺める。国鉄時代車ながら、このロボットっぽい「顔」がたまらない。

 

 

 

 

 

国鉄時代車特有の「ブオー」というブロワ音が鳴り響く。あ~いい音。
目と耳で観賞を終え、5号車に乗り込む。
5号車は「モハ」。モーター音フェチの自分は、国鉄車では必ず「モハ」か「クモハ」に乗る。
あの低いモーター音は最高のBGM。最近のVVVF車の音も近代的でいいけど、自分は断然抵抗制御のモーター音派。

 

 

 

 

 

485系3000番台は内装も大幅にグレードアップされている。内装だけみたら現代の車両と何ら遜色なし。

 

 

 

 

 

奥羽本線は今日も遅れが発生していて、「白鳥93号」も数分遅れて青森を発車。車内は空いていてのどか。
しばらくして検札。今回は「北海道全線フリーきっぷ」使用。
蟹田まで自由席特急券買えばあとはそのまま自由席に乗れるけど、今回は記念に函館まで指定席。
また「北海道全線」で青森途中下車する場合は、蟹田からフリーエリアを一旦出て折り返してきた扱いになるので、青森-蟹田の往復乗車券が必要。青森限定で途中下車認めてほしいところ。

 

 

 

 

 

車窓はたちまちホワイトアウト。暖冬が一変して厳しい寒さに。

 

 

 

 

 

蟹田付近で現れる津軽海峡。海の向こうは青空が見える。道南は晴れっぽい。

 

 

 

 

 

のどかな山村風景に突然出現する不似合いな建造物。北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅。

 

 

 

 

 

ここはすでに北海道新幹線に津軽海峡線が合流する形となっている。今後この合流は貨物とクルトレが通るのみか。

 

 

 

 

 

そして青函トンネル突入。低いモーター音を響かせて爆走。最高のサウンド。ただひたすら聴き入る。
これももうすぐ聴けなくなる。たまらず途中からデジカメで録音。

 

 

 

 

 

青函トンネルを出ると北海道は快晴。まぶしい。そして木古内に到着。

 

 

 

 

 

津軽海峡のきれいな眺めが広がる江差線。2ヶ月後、ここは「道南いさりび鉄道」という3セクに移管される。

 

 

 

 

 

函館行くのに「はこだてライナー」で折り返すか、木古内から「道南いさりび」に乗るか?自分は間違いなく後者。

 

 

 

 

 

数分遅れたまま五稜郭に到着。ここから右手に車両基地があり、すでに「はこだてライナー」とおぼしき車両の姿が見える。

 

 

 

 

 

青森から約2時間、終点函館に到着。

 

 

 

 

 

向かいには札幌行き「北斗5号」が待機してるけど、すでに自由席は立ち客多数の大混雑。1本遅らせる。

 

 

 

 

 

最高のサウンドを堪能させてくれた「モハ484-3062」。
これが最後のつもりで来たけど、やっぱり最後にしたくなくなってきた。

 

 

 

 

 

また乗りに来てしまうかも。

 

 

 

 

 

改札を出て、函館での楽しみ「鰊みがき弁当」を購入。
そう言えば、ホームにある立ち食いそば屋さんと売店は閉店されていた。鉄道旅行の楽しみがどんどん減っていく。

 

 

 

 

 

函館駅では北海道新幹線開業に向けてカウンドダウンされている。
しかし駅ができるのは函館ではなく北斗市の渡島大野。その為「新函館北斗」という長くて言いにくい駅名に。
せめて「新函館」か「函館北斗」にしてほしかったけど。
何だかこの北海道新幹線には、利用者のことより政治しか感じない。

 

 

 

 

 

約2時間待ちで、「スーパー北斗7号」に乗車し札幌に向かう。

 

 

 

 

 

「北斗5号」同様、自由席は立ち客多数で函館を発車。乗車率130%くらい。自分は着席できたけど。
「北斗」減便の影響は大きいにしても、やはり函館-札幌の需要は多い。これを見れば、新幹線は青森-函館よりも函館-札幌を先に開業させるべきだったという論調も納得。

 

 

 

 

 

何度通っても気持ちいい藤城支線スロープ。

 

 

 

 

 

快晴の今日は一段といい眺め。しかし藤城支線も新幹線開業後は貨物のみか。

 

 

 

 

 

大沼公園で多くの乗客が下車。それでも自由席は110%くらいの乗車率。
そして駒ヶ岳がお目見え。

 

 

 

 

 

快晴の今日はヤバい美しさ。

 

 

 

 

 

噴火湾もきれいな眺め。
長万部まではあまり乗車はなかったけど、洞爺から先は乗客がジャンジャン。
自由席に乗り切らずに指定席4・5号車のデッキと通路を開放する事態に。

 

 

 

 

 

列車はジワジワ遅れて、15時35分に南千歳到着。
「スーパー北斗7号」のあとに「スーパーとかち8号」。よく考えると、奇数番と偶数番の列車が同じ路線上を同じ行先で走る光景は珍しいかも。

 

 

 

 

 

時刻は16時。もう札幌に着いている時刻だけど、イモずる式に他線の遅れを引きずりさらに遅れは拡大。

 

 

 

 

 

結局16分程遅れた16時15分、札幌到着。

 

 

 

 

 

間髪入れずに16時30分発「スーパーカムイ27号」に乗り換え。

 

 

 

 

 

5分程遅れて札幌を発車。すぐに日没となる。

 

 

 

 

 

5分遅れのまま18時4分、旭川到着。

 

 

 

 

 

さらに18時34分発、普通 富良野行きに乗り換え。この列車も数分遅れて旭川を発車。

 

 

 

 


2両編成の車内は多くの学生で満員。ロングシートで過ごす。
美瑛・上富良野で多くの学生が下車し、車内はのどかに。

 

 

 

 

 

19時38分、西中で下車。ようやく辿り着いた~。

 

 

 

 

 

ここから徒歩で約5分、本日のお宿「ふらのラテール」に到着。

 

 

 

 

 

2年振りの来訪。きれいな部屋と良質の温泉、そして美しい十勝岳の眺め。すっかりリピーター。


チェックインしてさっそく温泉へ。「万華(ばんか)の湯」として外来入浴も可能。
泉質はナトリウム-カルシウム・塩化物泉。緑色がかったお湯は掛け流し・循環併用。
消毒用塩素臭はしないけど、成分に比べると温泉の匂いが弱いと感じる。しかし湯の華が無数に漂い雰囲気満点。
月見&雪見の露天風呂。90分コースで堪能。

<ふらのラテール 万華の湯>★★★★☆
泉質:B 眺め:S 癒し:A コスパ:B
晴れていれば十勝岳が眼前に広がる最高のロケーション。
泉質は源泉の良さは活かされているものの、100%掛け流し浴槽が無いのが残念。
外来入浴980円でタオル・バスタオル付き。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

風呂上りにはサッカーU23リオ五輪アジア最終予選決勝トーナメント「日本VSイラン」を観戦。

 

 

 

 

 

終始押され気味ながら、延長に入り3点とって準々決勝突破!深夜の富良野で大興奮。

 

 

 

 

 

試合が終わって1時30分就寝。眠い。
ゆっくり寝たいけど、明日の朝はダイヤモンドダスト出現に期待して目覚ましを6時に設定。
zzz…。

 

 

 

 

 

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「白鳥」&「はまなす」乗り納め紀行①【残り2ヶ月 雪の青森で「はまなす」お見送り】

2016年01月24日 20時19分00秒 | 鉄道旅

2016年1月21日

 

 

 


時刻は17時。定時きっかりに退社。明日を振休にして直行で向かうは東京駅。

これから青森に向かう。目的は「白鳥」と「はまなす」乗車。
当初は20時16分発、新青森行き最終「はやぶさ35号」の指定券を確保してたけど、思いの他早く退社できたので18時20分発「はやぶさ31号」に乗変。
直前乗変なので通路側席。外も見れずに3時間17分を耐え凌ぐ。


新青森から接続の奥羽本線普通列車が遅れて22時頃、青森に到着。寒い!

 

 

 

 

 

この新幹線だと下り「はまなす」に間に合う。今日乗る予定はないけど、発車シーンを見に3番線へ。

 

 

 

 

 

既に「はまなす」が入線。廃止まであと2ヶ月。閑散期の平日にも関わらずホームは「鉄」の方で賑わっている。
自分もだけど。

 

 

 

 

 

雪の青森駅で発車を待つED79。
かつてあれほど夜の青森を発車していった東北・北海道夜行も、この「はまなす」で本当に最後。
「最後の定期北海道夜行」「最後の原色14系・24系客車」「最後の開放B寝台」「最後のJR定期急行列車」。
色々なものを背負ってしまった「はまなす」。2ヶ月後、一つの時代が終焉となる。

 

 

 

 

 

やっぱり北海道夜行には雪が似合う。
今日は閑散期の平日ながら増21号車のB寝台が付いた8両編成。
11月に乗った時から増21号車は連結されてたので、このまま3月21日まで増結でいきそう。
編成を見渡すと寝台・ドリームは盛況。カーペットは見えないけど満席だろう。
そしてやはり穴場なのが自由席。意外に空いてる。既に回転・4席使用の人も。

 

 

 

 

 

「間もなく3番線から津軽海峡線急行列車『はまなす』札幌行きが発車します」。
青森駅独特の発車案内が流れる。そして定刻22時18分、「はまなす」札幌へ向けて発車。
今日「はまなす」見れるとは思ってなかったから、せっかくなので最後かもしれない青森発車シーンを発車案内から出発まで動画で撮影。これは永久保存決定。

 

 

 

 

 

「はまなす」の余韻を味わい、駅を出てホテルへ。
青森は雪が降り続いている。駅周辺はアーケードがあって助かる。

 

 

 

 

 

今宵の宿は「アパホテル青森駅東」。「じゃらん」で一泊3900円。安い!
ビール飲んで1時頃就寝。会社から直行で疲れた。明日は485系「白鳥」乗車へ。

 

 

 

 

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2015-2016 冬の四国ぶらり紀行⑦【漆黒の太平洋ビュー@上り「サンライズ瀬戸」】

2016年01月13日 20時50分00秒 | 鉄道旅

2016年1月5日

大阪発車後に就寝したもののあまり寝付けず、夢の中を行ったり来たり。

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午前3時頃、ふとブラインドを上げると空には三日月。ここから起きて東海道線の夜景を眺めます。


間もなく豊橋に運転停車。シーンとして人けの無い豊橋駅。
この普段見れない、深夜の静まり返った駅を眺めるのも夜行列車の楽しみ。

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4時38分、静岡に到着。すでにホームには人がちらほら。
静岡発車後はやや眠くなり、再び就寝。
まどろみ状態のまま長いトンネルを通過しているのに気付き、その後どこかの駅に停車。これは熱海に違いない。
しばらくしてブラインドを上げると、目の前には窓いっぱいに広がる漆黒の海。
季節によってはこの辺りで太平洋からの夜明け、まさにサンライズが見れそう。
上り「サンライズ」のハイライトはここ真鶴付近かな。今度は違う季節にぜひ「サンライズ」からサンライズを見たい。

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やがておはよう放送が流れて6時44分、横浜に到着。
すでに世間は仕事始めのようで、横浜駅はサラリーマンで溢れています。
あ~あ、戻って来ちゃった。毎度おなじみの感覚。

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辺りはようやく明るくなってきて、多摩川を渡ると終着放送。
昨日の夜は瀬戸内海を眺めていたのに、いつもの事ですがあっと言う間でした。

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品川を過ぎ山手線に入ると、通過するどこの駅も通勤客でいっぱい。あ~現実が近付く。

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そして定刻7時8分、終点東京に到着。
やっぱり四国に比べると東京は寒い。平年より大幅に気温は高そうだけど。
異様な暖かさだった四国にいて感覚がおかしくなってしまった。

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鬼門だった四国から何とか無事に帰還。
しかし何より、釣り天国のように思えた四国で一投もできなかったのが悔やまれる。
今度は釣り道具を持って、また「サンライズ」に乗りに来よう。

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