Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2021 夏の釣り旅in四国⑥【明石海峡大橋は今日も遠かった〜「サンライズ瀬戸」東京行き】

2021年08月26日 22時06分24秒 | 鉄道旅

2021年7月24日(土)・25日(日)

 

 

 

 

 

香川県の城山温泉を出て鴨川駅へ。これから「サンライズ瀬戸」で帰路へ。

鴨川21時17分発の伊予西条行きに乗車し坂出へ。

坂出ではいったん改札を出て、構内のセブンイレブンでビールとおつまみを購入。

 

 

 

 

 

再びホームへ。「サンライズ」は定刻運行されてるようで一安心。

この夜行列車を待つ時間は至福のひと時。さすがに帰りは行きほどテンション上がらないけど。

 

やがてホームに瀬戸の花嫁が流れる。坂出や高松はホームのメロディが瀬戸の花嫁。これ聴くと四国って感じがする。

 

 

 

 

 

暗闇にヘッドライトが灯り、21時42分「サンライズ瀬戸」東京行き到着。

最後部8号車に乗車。部屋はシングル2階海側の個人的ベストポジション。

 

 

 

 

 

定刻21時44分、坂出を発車。

すぐに車掌さんの検察。この時点で8号車2階は結構埋まってる。さすがにこの7月4連休人出が多かったようで、今日の「サンライズ」は「出雲」も含めて、コロナ禍では珍しくなった満席。

 

 

 

 

 

坂出の街を抜け、列車は瀬戸大橋へ。

ネオンの向こうに連なる瀬戸大橋の灯りを見ていると、瀬戸大橋を渡る高揚感と四国を離れる喪失感が交錯する複雑な心境。下り列車だと100%高揚感ながら、現実復帰が待ち構える上り列車ではやはりちょっと憂鬱。

 

 

 

 

 

そして瀬戸大橋に突入。

オレンジ色のネオンが鏡のように映る漆黒の海。部屋の照明を全消灯して、ただボーッと眺める。

 

 

 

 

 

四国の陸地を離れて真っ暗な瀬戸内海へ。月明かりに照らされた海の上を列車は進む。上り「サンライズ瀬戸」ならではの夜景。

 

しかし「サンライズ」もあと何年走ってくれるか?1998年誕生だから、車齢30年となる2028年くらいまでには何らかの動きが出てきてしまいそう。

後継車両にバトンタッチ、の確率は限りなく低く、純粋な寝台列車はそこで終焉を迎えるかも。

考えたくないけど、今は乗れるだけ乗って存続を後押し。

 

 

 

 

 

瀬戸大橋を渡り終えたところで夕食タイム。

お腹の不調により夕食は少なめ。しかしビールとチューハイはガマンできずいつも通り。明日の朝がちょっと心配。

ひとまずカラカラの喉にビール。あ〜最高(^^)

 

 

 

 

 

本四備讃線を爆走し、山陽本線の線路を跨ぐと間もなく岡山。

 

 

 

 

 

22時23分、岡山到着。

「サンライズ出雲」との連結儀式見学に今日も多くのギャラリーが集結。

「出雲」も定刻到着し14両となって22時34分、「サンライズ瀬戸・出雲」岡山を定刻発車。

 

 

 

 

 

満月に照らされる夜の山陽本線を列車は快調に進む。

この先の楽しみはライトアップ明石海峡大橋。前回1月に乗った時は痛恨の3分遅れで、午前0時2分に明石海峡大橋を通過した時には既に消灯されていてライトアップを見逃した。

 

前回もここまでは快調だったのに加古川辺りで突然抑止されたので油断できないけど、そうそう同じことは起こらないはずで、さすがに今日は大丈夫。

久々にきれいなライトアップが拝めそう〜(^.^)

 

 

 

 

 

と思ってたら、23時10分頃、列車はとある駅に停車。駅名標を見ると上郡。えっ?ここで停車?

3月のダイヤ改正で「サンライズ」の時刻も多少変わったから、上郡に運転停車するようになったのか?

 

しかし5分経っても列車はそのまま。運転停車にしてはいくらなんでも長い。既に車内放送は翌朝まで中断されていてアナウンスも無し。まさかまた抑止か?心配になりネットでJR西日本の運行情報を見てみると、

 

 

 

「22時32分頃、赤穂線内で列車と動物が接触した為、赤穂線・山陽本線の列車に遅れが生じています」

 

 

 

マジか(ー_ー;)

運転停車じゃなくて、やっぱり抑止だった。前回に続きまたしても明石海峡大橋を目前にして遅延。

もう10分近く経ってるし。あ〜終わった( ̄□ ̄)

 

その後も抑止は続きうなだれて寝ていたら、約20分後ようやく運転再開。しかしもうこの遅れではライトアップは間に合わない。

走り出してからも何度か減速がかかり、遅延回復どころかさらに遅れていく。

 

 

 

 

 

日付が変わった0時ちょうど、姫路に到着。本来であれば明石海峡大橋の下を走ってる時刻。

ホームの発車案内板では約25分遅れとなっている。こうなると翌朝のことが気がかり。これ位の遅れならさすがに途中打ち切りはなさそうだけど、さらに遅れが増すとその可能性も出てくる。

 

 

 

 

 

0時25分、既に消灯された明石海峡大橋を通過。

ライトアップの代わりに、今日は満月が橋を照らしてくれている。これはこれできれいな夜景だけど、ライトアップ見たかった(*_*)

 

 

 

 

 

須磨付近では、満月に照らし出される大阪湾。夜の海というのはどこか神秘的。

 

 

 

 

 

0時39分、三ノ宮到着。ホームの案内板では、依然として遅れ約25分。この先は朝まで旅客列車も少ないので、もうこれ以上は遅延しないと思われ、あとはどれだけ回復できるか?

 

三ノ宮を出たところでブラインドを下ろし、アラームを明朝午前5時50分にセットして就寝。

列車は東海道本線を爆走。明日の5時50分は定刻だと湯河原辺りだけど、果たしてどこに?zzz…。

 

 

 

 

 

翌朝、アラームの音で目が覚める。

ブラインドを上げると、んっ?熱海を発車したところ?ということは、遅れは5分くらいに短縮。お〜だいぶ縮まった。

 

 

 

 

 

そして車窓には夜明けの相模湾。5時50分に起きたのはもちろんこの車窓を見る為。「サンライズ」から見るサンライズ。

 

 

 

 

 

しかしこの時期は日が高く上りすぎてしまい、水平線が真っ赤に染まるような光景はなかなか見れず。

「サンライズ」から相模湾サンライズを見るには、冬至を挟んだ前後2ヶ月、10月か2月くらいが狙い目だろうか。

 

 

 

 

 

6時45分、ほぼ定刻で横浜到着。

定時でも結構爆走してるのであまり遅延回復の余地は無いかと思ってたけど、25分遅れくらいなら回復可能なのは意外。運転停車含めた停車時間削減で縮めてるのだろうか?

 

まあ自分は急いでないので、遅延したままなら「サンライズ」に長く乗れて嬉しかったのに…

と、そんなことを考えてはいけない(´Д`)

 

 

 

 

 

品川を過ぎて東海道新幹線と並走してると車内に終着放送。

昨夜ガマンできずビールをそこそこ飲んじゃったからか、この辺りでまたお腹が痛くなってきた。

 

あ〜くそっ(+_+)

 

長野へ帰る前にどこかで休もうかと、ネットでデイユース可能なホテルを検索。

 

 

 

 

 

定刻7時8分、25分の遅れを見事に回復し「サンライズ瀬戸・出雲」東京到着。

明石海峡大橋が心残りだけど、無事に東京まで来れて良かった。

 

 

 

 

 

やっぱり楽しい寝台列車の旅。とにかく今は乗れるだけ乗っておく。

 

ここで東京駅をあとにして、いったんホテルへ。トホホ…。

 

 

 

 

 

昼過ぎには体調回復し、新宿から「あずさ25号」松本行きに乗車。

半年前まで住んでいた東京も、久々に来ると都会に戸惑ってすっかりアウェー感を感じるような…。

 

 

 

 

 

都心部を抜け多摩川を渡る。多摩川流域に住んでいた自分には当たり前の景色ながら、今となっては懐かしさを感じたり…。

 

 

 

 

 

山梨県に入り絶景スポットの新桂川橋梁へ。すっかり長野生活に馴染んだせいか、山が見えるとホッとする。

 

 

 

 

 

長野県に入り立場川橋梁。ここまで来ると地元に帰ってきた感があって、嬉しいような現実復帰したくないような。

それにしても、中央東線は橋梁からの眺めが本当にきれい。

 

 

 

 

 

3分ほど遅れた15時30分、塩尻到着。あ〜着いた〜。

「あずさ」をお見送りして家路へ。

 

 

 

 

 

これで4日間の四国釣り遠征終了。最初から最後まで腹痛につきまとわれたけど、やはり釣り天国 四国は最高。

 

明日からはまた、サラリーマンか…。

 

 

 

 

 

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2021 夏の釣り旅in四国⑤【浦戸湾3日目最終日〜灼熱高知遠征終了】

2021年08月17日 22時01分48秒 | 釣り旅

2021年7月24日(土)〈1〉

 

 

 

 

 

高知県南国市で迎える最終日の朝。

午前6時起床。今日も真夏日予報でバテバテの予感。

ちょっと二度寝してからチェックアウトの準備。

 

 

 

 

 

9時過ぎ、2泊したアールビジネスホテルをチェックアウト。

国道沿いながら、静かで景色も良く快適だった。

 

 

 

 

 

最終日の今日はできてもせいぜい15時30分まで。あまり時間はない。短い時間でなんとか1匹釣ろうと、昨日釣れたタナスカから。

今日もオキアミを付けて9時45分スタートフィッシング。

 

相変わらずお腹の具合が良くなく、特に午前中は冷たい飲み物を体が受け付けない。

今日もクルマの中で熱くなったペットボトルのお湯を飲んで水分補給。

 

キビレとは言わないから、何か釣れてくれないか〜?暑さで早くも思考力が低下してきて、完全運任せ。

 

 

 

 

 

プルプルッ!

 

 

 

 

 

んっ?何かが掛かった感触。リールを巻くと、何か軽〜い魚がプルプルしたまま上がってきた。

 

 

 

 

 

おーっ、何か釣れた(゚∀゚)

 

 

 

 

 

ハゼだった。手尺で20cmほど。かわいい。ハゼとしてはデカいかも。感謝してリリース。

 

 

 

 

 

しかしその後は延々ノーバイト。カニはいっぱいいるけど。ここで移動。新たなポイントを探索。

 

 

 

 

 

やって来たのは国分川。セイゴでいいのでシーバスいないだろうか?ここではルアー勝負。

 

 

 

 

 

しかしノーバイト。デカいコイの姿は見えるけど。

コイ釣れないか?と試しにオキアミ投げてみると、一斉に逃げていった(*_*)

 

時刻は13時となり、ここで昼食タイム。

 

 

 

 

 

何度か通りかかって、名前が気になっていた けつねうどん。

「きつね」が訛って「けつね」でしょうか。お腹の不調で胃に優しいうどん食べたかったので今日はドンピシャ。

 

 

 

 

 

きつねうどん以外にもメニューは豊富。今回は天かすうどんをオーダー。あまり見慣れない細いうどん。西日本では細いのが主流だろうか?

ご飯ものもあり、どて煮込み丼食べたかった。ノンアルビールもあるし。

次来た時食べることにする、と言っても、次はいつ来れるんだか?

 

 

 

 

 

食後はタナスカでラスト勝負。

灼熱の日差しの中、有終の1匹を求めるもな〜んにも起こらず。オキアミも尽きたので、予定より30分早い15時ストップフィッシング。

 

今遠征はキビレ2匹とハゼ1匹で終了。シーバス・アカメは無理だった。でもいつかは…。

 

 

 

 

 

浦戸湾を離れ3日間お世話になった三菱アイを返却。走行距離は約200km。浦戸湾周辺にしかいなかったのに、いつの間にかメチャメチャ走ってた。

 

 

 

 

 

こうして浦戸湾で過ごした3日間終了。これから帰路。高知駅に向かう。

 

 

 

 

 

高知17時13分発の2700系「しまんと6号」高松行きで、まずは坂出へ。この列車、宇多津まで「南風24号」岡山行きと併結。

 

 

 

 

 

指定席の6号車に乗車。「南風」は混んでそうだったけど「しまんと」はそれほどでもなく車内はゆったり。

 

 

 

 

 

缶チューハイを開けると定刻発車。

喉カラカラ。しかし相変わらずお腹の不調によりゴクゴク飲みはできずチビチビと。

 

 

 

 

 

緑鮮やかな高知の平野部をさっそく爆走。

高知は釣りするには最高。日本屈指の清流、四万十川や仁淀川もあるし。いつか行ってみたい。

 

 

 

 

 

土佐山田で2700系アンパンマン列車と交換。2000系アンパンマン以上に派手派手しく見える。

 

土佐山田を出ると一気に四国山地の山間部へ。上り急勾配をグイグイと進む。

 

 

 

 

 

山間部に突然現れるスイッチバックの新改駅。土讃線では坪尻と並ぶ秘境駅。

北海道では自治体の支援が無い秘境駅はどんどん廃止されるけど、四国は今のところ維持されていてありがたい。しかしコロナ禍による乗客激減を受け、これが当たり前ではなくなるかも。

 

 

 

 

 

列車はいくつものトンネルを抜け、吉野川沿いを進むようになる。

 

 

 

 

 

やがて列車は大歩危峡に入り断崖絶壁上を進む。トンネル・洞門の連続。そしてその狭間に広がる絶景。

 

 

 

 

 

阿波池田を出ると夕暮れ迫る三好の街を見下ろしながら、列車は再び上り急勾配へ。

 

 

 

 

 

列車は山間部を抜けて香川県へ。宇多津で「南風」と切り離し「しまんと」は高松に向かう。ここで日没。空が色付いてきて、今日の夕焼けは如何に?

 

 

 

 

 

19時10分、坂出に到着。ここで下車。高知から約2時間、今日も土讃線の絶景を堪能。

ここからは普通列車に乗車し、2駅先の鴨川へ。

 

 

 

 

 

19時30分、鴨川で下車。ここでのお目当ては温泉。温泉入って汗を流してから帰る。

 

 

 

 

 

駅の跨線橋で夕焼けタイム。お〜今日も見事な色付き。

刻一刻とその色を変える夕焼けを、ただボーッと眺めるのがマイブームになってきた。

 

 

 

 

 

夕焼けに向かって走る列車。

きれいな夕焼けになるにはいくつか条件があり、太陽の位置が低いことはもちろん、雲や大気のチリが適度にあり光が散乱しやすい状態にあることが重要。

なので夕日を見るのと違って、夕焼けを見るには多少雲があった方がいいとか。

受け売りだけど(;´Д`)

 

 

 

 

 

鴨川駅から坂道を上っていくこと約15分。山の中腹に目指す温泉が見えてきた。

 

 

 

 

 

ここは城山(きやま)温泉。宿泊施設ながら日帰り入浴も可能。山の上にあることで、浴室からの眺めが素晴らしい。

 

 

 

 

 

駐車場の一角からは夕暮れの瀬戸内海が見渡せる。ちょうど今の時間は浴室から同じ景色が見えるのでは?

 

自販機で入浴券を購入し中へ。700円。ロッカーは鍵付きで安心。

浴槽は内湯のみで一部ジャグジーあり。洗いを済ませさっそく入浴。はあ〜気持ちいい。既に外は暗くなっていて残念ながら景色は見えず。

 

泉質は単純弱放射能冷鉱泉。放射能泉ということでラドンを含んでるせいか、湯温が41℃前後もあるせいか、すぐに発汗が止まらなくなる。さらに外気があまり入らないのか、浴室が異様な暑さ。温泉に入りながら熱中症になりそうな気配。ゆっくり入りたかったけど、ちょっと無理。10分コースで終了。残念。

 

湯上がりには広間で飲食できて生ビールも飲めるけど、ビールタイムはこの後のお楽しみでここはガマン。

 

 

 

 

 

温泉を出て坂道を下り鴨川駅へ。外気が気持ちいい。

あとは「サンライズ瀬戸」で帰るのみ。あ〜3日間あっという間だった。

 

 

 

 

 

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2021 夏の釣り旅in四国④【浦戸湾2日目〜タナスカ&下田川勝負】

2021年08月11日 22時32分10秒 | 釣り旅

2021年7月23日(金)

 

 

 

 

 

高知県南国市で迎える朝。午前7時30分起床。

昨晩は暑さでバテバテだったせいか、すっかり爆睡。 

曇っていて涼しそうながら、今日も真夏日予報。

さっそく準備して9時出発。

 

 

 

 

 

まずは釣具店へ。高知市内にあるオオツ釣具さん。品数豊富で店員さんも親切。いい釣具屋さん。

 

 

 

 

 

こちらでオキアミを購入。110円で至福の時間が過ごせる。

ただし釣れれば(ー_ー)

しかし愛媛に行った時も思ったけど、四国はオキアミが安い。

 

 

 

 

 

まずやって来たのは種崎突堤。昨日はアクセスの仕方がわからなかったけど、今日はじっくり探索しついに到達。

さっそく突堤からオキアミ投入。昼はエサで何でもいいから釣り、夜はルアーで大物勝負。

 

今日は大潮で今は干潮のタイミング。ずいぶん浅い。

風もあまり吹かず、気温は32℃程。熱中症が気にかかる暑さ。冷たいのをゴクゴク飲んで水分補給したいけど、どうも朝からお腹の調子が悪く、クルマの中で熱くなったペットボトルの水、と言うかお湯をチョビチョビと。炎天下でこういうのは危険。要注意。

 

そして魚からの反応は無し。30分程で見切りポイント移動。

 

 

 

 

 

次に来たのは、ここもメジャーポイントと言われるタナスカ。わりと大きな船が着岸する岸壁から釣りができる場所。

「タナスカ」というのは通称かと思ったら、どうやら正式な地名。なぜここだけカタカタ地名なのか?気になるけど、はっきりとした由来は不明らしい。

アカメも狙えるというこのポイント。既に暑さでバテ気味ながら、藁にもすがる思いでオキアミ投入。

 

 

 

 

 

しかしバイトは全く無し。本当にヤバい。丸ボースで終わるかも。

 

岸壁の端からは岸際のブレイクも狙えて、今度はこちらをサーチ。岩には無数の貝殻(カキ殻?)が付いていてこれがやっかい。仕掛けを着底させると高確率で根掛かる。これは困った。やったことないけど、ワームみたいにノーシンカー(オモリ無し)にしてオキアミ投入。

初めてのオキアミノーシンカー。フワフワして何やってるかわからない。こんなんで釣れるのか?

 

 

 

 

 

ククッ!

 

 

 

 

 

んっ?ロッドに伝わった僅かな感触。

反射的に合わせると、乗った!まさかのオキアミノーシンカーにヒット!ベラか?

しかし予想に反してグオングオンと強烈な引き!何だコレ?デカい!

 

 

 

 

 

ブチッ!

 

 

 

 

 

うわ〜切れた〜( ̄□ ̄) その場にへたり込む。

 

何だ今の?小魚用の細いリーダー(釣糸の先端部)だったからひとたまりもなかった。

冷静に考えると、この場所でオキアミにバイトしてくるデカい魚とはクロダイではないか?くそ〜、千載一遇のチャンスを逃したかも。

 

 

 

 

 

ここでリーダーをルアー用のフロロカーボン20lbにチェンジ。この強力ラインでなんとかワンモアチャンス。再びオキアミノーシンカー投入。

カンカンに照りつける真夏の日差しと波の音だけが聞こえる静寂の中、オキアミがフワフワと水中を漂う。

 

 

 

 

 

ククッ!

 

 

 

 

 

うおっ、またキタッ!万全を期す為、今度は一呼吸置いてフッキング!

その瞬間からロッドに伝わる生命感!おーし乗った。今度は獲る!

グオングオンとさっきと同じ強烈な突っ込みに堪えながら、やがて魚が水面に浮いてきた。フロロ20lbの強度に任せ、多少強引に引き寄せてそのままぶっこ抜き!

 

 

 

 

 

おっしゃー、ついに今遠征初フィッシュゲット!

クロダイかと思ったら、よく似てるけどこれは腹側のヒレが黄色いキビレ。初めてキビレ釣った。嬉しい〜。

 

 

 

 

 

手尺で35cm程。そんなに大きくないけど、自分には十分。感無量。

しかしなかなかかっこいい魚。食べると美味しいらしいけど、例により自分はリリース。水の中で支えて蘇生させるとビューッと元気に泳いでいった。

 

 

 

 

 

ふ〜っと一息。丸ボース回避で一安心。

その後バイトは無くなりまた沈黙タイムに突入。ちょうど群れが入ってきたタイミングだったようで、なんとかモノにできて良かった。

 

時刻は14時。暑いし1匹釣れたし、ここで昼食タイム。

交通量の多い高知市内を避け南国市方面に走っていると、いい感じの店発見。

 

 

 

 

 

大きな看板と「かつおのわら焼き 塩たたき」のノレンか食欲をそそるゆず庵。

美味しいカツオのタタキを食べれる店が第一希望だったのでドンピシャ。

 

 

 

 

 

「鰹マイスターの店」。

即決で入店。昼時を過ぎ、店内は密になることもなくゆったり。これなら安心。

 

 

 

 

 

「メニュー下さい」と言ったら「新聞がメニューになってます」。

おっと、これは初めてのパターン。美味そうなカツオのわら焼き写真につられ、かつおたたき5枚定食とノンアルビールを注文。

 

 

 

 

 

まずは龍馬1865というノンアルビール。冷え冷えのジョッキに注いで、美味〜い。カラカラの喉に染み渡る。

本当は3本くらいいけそうながら、お腹の不調の関係で1本でガマン。

 

 

 

 

 

そしてかつおたたき定食。

さっそく頂くと、うおっ、柔らかくて濃厚なカツオの風味とわら焼きの香ばしさ、

メッチャ美味い(๑´ڡ`๑)

 

 

 

 

 

カツオの美味さをいっそう引き立てるのが、この天日塩(写真左)。

カツオのタタキは当たり前のようにポン酢で食べていた自分に衝撃。人の好みにもよるけど、自分は天日塩で食べた方が美味いと感じる。そう言えば天ぷらも天つゆより塩派だし。

 

この「いごてつの天日塩」、土佐佐賀で生産されてる高知県産。ただの塩とは違うまろやかなしょっぱさでカツオの旨味を引き立てる。この塩だから美味いのかも。

 

そしてこの見慣れないドレッシング(写真右)も、なにか不思議な美味さ。タマネギとユズのフレッシュな香り。サラダだけで何杯もいけそう。

 

思いがけずいい店発見。今後南国市に来る際はリピート確定。本場の美味いカツオのタタキを堪能させて頂きました。

 

 

 

 

 

昼食後はホテルに戻って一休みし、ここからは夜の部。

タナスカはだいぶ人が増えたのでパスし、高須エリアのテトラ周りへ。

 

 

 

 

 

ここで秘密兵器投入。

昨日散々蚊にやられたので、ドラッグストアで強力虫よけ購入。フマキラーのプレミアム品。ノーマル品の倍近い値段したけど、蚊に刺されやすい体質の自分にはこれくらい必要。

 

 

 

 

 

強力虫よけを顔から足まで塗りたぐり、18時スタートフィッシング。夜の部はルアーで勝負。

足元にはショウリョウバッタ。久々に見た。見事に葉っぱと同じ色。

「ヘタクソ早く釣れ」と言いたげな顔(-_-)

 

 

 

 

 

時刻は18時45分、ここで日没。

今日は大潮。そして満潮を過ぎて下げに突入し絶好のタイミングのはず。しかし期待と裏腹にノーバイト。やはりそう甘くはない。

 

アカメとは言わないから、シーバス釣りたい。そうなるとやはり川の方が狙いやすいか。

ということで、またポイント移動。

 

 

 

 

 

ポイント移動中、時刻は19時30分。ここで今日も夕焼けタイム。

おお〜、昨日にも増してきれい(゚∀゚)

 

 

 

 

 

刻一刻とその色を変える夕焼け。赤ワインのような、なんとも妖艶な色。

見ている間は嫌なこと全て忘れられる景色。いつまでも見ていたいけど、儚くも徐々に色が薄くなり暗くなっていく。

 

やがて夕焼けタイムが終了し辺りは真っ暗に。束の間の現実逃避終了。

 

 

 

ここで釣り再開。どこに行こうか悩んだ結果、川岸にエントリーしやすく適度な川幅の下田川河口へ。

ルアーはアルカリシャッド。これで表層〜ボトム付近まで広く探る。

 

そう言えば、プレミアム虫よけの効果は絶大なようで、全く蚊に刺されない。

快適〜(*^_^*)

 

シーンと静まり返った川面に、時折バシャッというボラのライズ音が響く。その中ひたすらアルカリシャッドをキャスト。

30分程経過し、下げが効いて川の水位が下がってきた。水が動いていい感じなのに、シーバスもアカメも現れない。

う〜ん、やっぱりダメか。

 

 

 

 

 

ゴゴンッ!

 

 

 

 

 

うおっ?ダメかと思っていたところへバイト!ついにキターッ!

突然のバイトに頭真っ白。いつもここでパニクって何もできずにバラすので、ここは冷静にまずは追い合わせ。よし、これでガッチリフッキング。

 

グイグイと強力な引きをいなしながら、だいぶ岸際に寄ってきた。ここでネット用意。さあシーバスか?はたまたアカメか?

ドキドキ最高潮の中、慎重に岸に寄せて、ついにネットイン!

 

 

 

 

 

おっしゃー!ようやくキタッ!

ライトで照らすと、魚の正体は昼間と同じキビレ!昼間よりサイズアップの手尺40cm。

シーバスでもアカメでもなかったけど、夜の部初フィッシュ。あ〜痺れた。

 

 

 

 

 

やや諦めムードだった中、本当に感謝の1匹。

水の中で蘇生してからリリース。バシャッと水しぶきを上げて戻っていった。

 

 

 

 

 

痺れる1匹をもたらしてくれたアルカリシャッド。毎度頼りになる。

 

 

 

 

 

その後バイトは無く、暑さでバテバテ。20時30分ストップフィッシング。

シーバスもアカメも釣れなかったけど、今日はキビレを2匹も釣らせてもらい満足。

静寂から一転、突然訪れる緊迫感。そしてきれいな景色。釣りの醍醐味を堪能させて頂いた。

 

 

 

 

 

ホテルに戻りビールタイム。くう〜うめえ(>ω<)

でもお腹が本調子でないのでホドホドに。

 

 

 

 

 

今日の夕食もエースワン。朝どれ どろめ。

こちらでは「しらす」のことを「どろめ」と呼ぶようで、生どろめをご飯に乗せて食べるどろめ丼。

どろめ独特の苦味とふんわりとした食感。あ〜美味い。

 

 

 

 

 

テレビでは、ちょうど東京オリンピックの開会式放映中。

開催までのプロセスは最悪だったけど、日本を含め各国選手の皆さん意外に晴れやかな表情で一安心。

 

 

 

 

 

国名が書かれたプラカードは漫画の吹き出し。

ちょっとこれ、ツボった(*´Д`)

 

 

 

 

 

オリンピック開会式を見ながら就寝。今日はよく眠れそう。

明日は早くも最終日(¯―¯٥)

 

 

 

 

 

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2021 夏の釣り旅in四国③【浦戸湾1日目〜種崎突堤勝負】

2021年08月07日 23時03分37秒 | 釣り旅

20:21年7月22日〈3〉

 

 

 

 

 

高知に到着し、ここからは釣り。まずはレンタカーを借りに。

高知駅から徒歩約15分、ニコニコレンタカー高知北本町店に到着。

 

 

 

 

 

軽の三菱アイを2日間レンタル。

2日間でも1万円しないので、最近の格安レンタカーは本当に助かる。

 

 

 

 

 

続いてホテルにチェックイン。

今日から2泊お世話になるのは、南国市のアールビジネスホテル。田園風景の中に佇んで、ロケーションはなかなか。コロナ対策もしっかりしていて安心。

 

一休みして日が傾いてきた17時、いよいよ出陣。

 

 

 

 

 

今旅のテーマソングはJUJUさんのYOUR STORY Disc1。移動中はずっとこれをリピート。高知の緑と海に馴染んで心地いい響き。

 

 

 

 

 

そして今回のメインフィールド、浦戸湾に到着。

初めて来たこの湾、南側にある太平洋との接点に控えるのは、あの有名な桂浜。たくさん釣って「釣りはもういい、桂浜行こう」の展開希望。

なる訳ないけど(ーー;)

 

この地で狙うのはもちろん、日本三大怪魚の一つ、アカメ。

といきたいところですが、いきなり来てそうそう釣れる魚でないのはわかってるので、メインはシーバス。あわよくばアカメ。

 

そんな感じだけど、釣れれば何でもいいのでとにかく1匹。

 

ちなみに日本三大怪魚とは、ビワコオオナマズ・イトウ・アカメ。どれもデカいのは体長1mを超えてくる日本固有の在来種。残念ながら3種とも個体数が減少していて、「絶滅危惧」というワードが聞こえてきてる…。

 

 

 

 

 

細かいポイントはよくわからず、それならばとやって来たのはメジャーポイントの種崎エリア。中でも海に突き出た突堤が一級ポイントとのこと。

しかしその突堤は見えるものの、アクセスルートがわからなくて困った。ひとまず種崎突堤を目前に据えるポイントで18時15分スタートフィッシング。

 

ふと空を見上げると、珍しい雲。階段みたいな形してる。

そしてボラがライズしたり、何かが小魚を追って水面に波紋が出たり、生命感は満点。

しかし、取っ換え引っ換えルアーを投入するもバイトは無し。

 

 

 

 

 

やがて浦戸湾に日没が訪れる。今日は中潮で満潮は17時30分頃。そろそろ下げが効いてくる絶好のタイミング。

 

しかしバイトは無し。

そしてもう一つ問題発生。蚊の攻撃がすごいΣ(゚Д゚)

手だけ動かしてリール巻いてたら足と顔に攻撃を受ける。これはたまらない。虫よけ塗ったのに。

仕方ないので不必要に足と顔を動かしながらリーリング。釣りに集中できない。

 

 

 

 

 

そんな中、空には夕焼けが。

うお〜、めっちゃきれい。こういう風景に出会えるのは釣り人の特権かも。

 

 

 

 

 

時間と共に刻々とその色を変える夕焼け。

ブラボーヽ(^o^)丿 と思わず呟く美しさ。蚊の攻撃がなければもっとじっくり見れるのに。

 

夕焼けタイムが終わり辺りが暗くなってもバイトは無し。ここで意を決してポイント移動。ランガンであちこち周る。

 

 

 

 

 

それでもノーバイトなまま、辿り着いたのはとある波止場。

水面浮遊物が大量に漂う中、その下には何やら黒い魚の群れが。そして静寂の中、時折バシャッと小魚を追う音が響く。何だコレ?まさかアカメ?

 

慌ててルアーを投げるも、水面浮遊物がネックでまともに引けない。クソッ、スピナーベイト持ってくればよかった。

このチャンスもものにできず時間だけが過ぎていく。

 

 

 

 

 

結局何も起きないまま時刻は21時30分となり、暑さでバテバテなこともあって、ここでストップフィッシング。

初日夜の部はノーフィッシュで終了。覚悟はしてたけど、やっぱり凹む。しかも蚊にボコボコにされて、あちこち痒い。

 

 

 

 

 

ホテルに戻り、ようやくビールタイム。くう〜、美味い。

そして夕食は地元のスーパー、エースワン。ここならではの鶏ハラミ丼とカツオタタキ。

特に地元高知産カツオタタキはただのスーパーお惣菜ではないレベル。超ウマ。

 

 

 

こうして高知遠征の初日終了。

3日間の行程でフルに釣りできるのは明日のみ。早くも正念場…。

 

 

 

 

 

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2021 夏の釣り旅in四国②【「南風9号」で行く絶景 土讃線】

2021年08月01日 22時02分07秒 | 鉄道旅

2021年7月22日(木)〈2〉

 

 

 

 

 

「のぞみ129号」で岡山に到着。ここから在来線に乗り換え。

次も自由席なので、足早に新幹線ホームをあとにする。

 

 

 

 

 

続いては12時05分発「南風9号」高知行き。3両編成で自由席は1.5両。混雑必至。

 

 

 

 

 

初めて乗るJR四国の新鋭気動車2700系。全席コンセント付きでWi-Fi装備の上質空間。

 

 

 

 

 

半分自由席、半分指定席の2号車に乗車し無事着席。

 

その後じゃんじゃん乗ってきて立ち客発生。コロナ禍以後、久々にこの光景を見た。さすがにこの7月4連休、人出が多い。

 

しかし見渡す限り全員マスク着用し、ペチャクチャくっちゃべる人は皆無でちょっと安心。

列車は定刻に岡山を発車。

 

 

 

 

 

児島を出ると瀬戸大橋に突入!

 

 

 

 

 

トラス橋の向こうには瀬戸内海に浮かぶ島々と一面青い海。ここでしか見れない景色。しばしボーッと鑑賞。

 

 

 

 

 

ずーっと眺めてたい景色だけど、無情にも10分程で瀬戸大橋を渡り終え、列車は四国にIN。

 

 

 

 

 

宇多津に到着。「ようこそ四国へ」の文字を見てテンションアップ。

しかしいつもは昼休みの時間帯だからか、多度津から土讃線に入ったところで、たちまち睡魔に襲われしばし落ちる。

 

 

 

 

 

目覚めると列車は香川県から県境を越え、眼下に吉野川が流れる徳島県へ。

 

 

 

 

 

吉野川の河川敷では「おもてなしかかし隊」の皆さんによる熱烈(?)お出迎え。

「ようこそとくしまへ ありがとう!」の文字。

微笑ましい(*´Д`)

しかし特急は爆走で通過するので文字読むのがなかなか難しい。

 

 

 

 

 

そして清流 吉野川を渡ると間もなく阿波池田に到着。

ここから列車は吉野川がつくり出す景勝地、大歩危小歩危峡へと進んでいく。

「ここから約8kmに渡り土讃線で最も景色が良い区間です」と案内放送が流れ、列車はまず小歩危峡へ。

 

 

 

 

 

鉄橋を渡ると、今度は右側に大歩危峡が出現。

断崖絶壁上を進む列車からエメラルドグリーンに輝く吉野川を見下ろす。圧巻の景色。

 

 

 

 

 

13時51分、列車は大歩危に到着。

おっ?向かいのホームに停まってるのは「四国まんなか千年ものがたり」のキハ185系。

 

 

 

 

 

多度津−大歩危間で運行される観光列車。

地元の料理やお酒の提供もあって(有料)、きれいな景色見ながら飲みまくりなんて最高。

 

 

 

 

 

列車は高知県に入り、険しい四国山地の絶景区間を爆走で進む。土讃線は本当に景色がいい。

 

やがて下り勾配に入り、いくつものトンネルを抜けると土佐山田に到着。ここからは平地となり「南風9号」はラストスパート。

 

御免を出ると終着放送が流れ、間もなく高知。

 

 

 

 

 

14時42分、終点 高知到着。自宅を出てから約7時間30分、あ〜着いた〜。でも意外にあっという間だったような。

 

そして気温は30℃程。長野は35℃前後の猛暑が続いてたので、ちょっと涼しく感じてしまう。

 

 

 

 

 

駅前にはおなじみの三志士像。

坂本龍馬さん見てたら、なんか腹減ったぜよ、ということで、軽く何か食べれる店を求めて探索。

カツオのタタキ食べたいけど、それは夜に。

 

 

 

 

 

讃岐うどんの店、たも屋 帯屋町店を発見。

釜揚げうどん(小)+半熟卵天で小腹を満たさせて頂く。偶然見つけたチェーン店のお店ながら、普通に美味しいうどん屋さん。セルフで好きなトッピングを選ぶスタイル。

 

美味いうどんといっしょに無性にビール飲みたくなるけど、この後レンタカー運転なので涙を飲んで夜までガマン。

 

 

 

うどんを食べ終え、ここからは「鉄」を離れてアングラーとなり高知の海へ。

 

 

 

 

 

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