Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

「トワイライトエクスプレス」ラストランお見送り&信越本線乗り納め紀行②

2015年03月14日 23時53分00秒 | 鉄道旅

2015年3月13日

 

 

 

 



5時30分起床。眠い(=_=)

 

 

 

 

 

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ちょうど空が明るくなってきた。上り「トワイライト」は定時で長岡を発車した模様。
寒い中さっそく直江津駅へ。入場券を購入してホームに向かいます。

 

 

 

 

 

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この発車案内も見納め。

 

 

 

 

 

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すでに数十人集っていますが、昨日の夜よりは少なそう。テレビ局は今日も来ています。
6時20分頃、駅構内の自動放送で「間もなく到着」のアナウンス。いよいよ来る。

 

 

 

 

 

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6時23分、二つの前照灯が見えてきて、ついに来たっ!
見送り客もそれまでのくつろぎムードから一変。緊張感に包まれる。

 

 

 

 

 

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ゆっくりゆっくり近付いてくる「トワイライト」。これが本当に最後の雄姿。

 

 

 

 

 

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EF81がはっきりと見えたところで停車。ああ、今日もかっこいい。

 

 

 

 

 

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青森から牽引してきたEF81のヘッドマークは雪で真っ白。
2月には矢立峠の雪で立ち往生したり、青森駅で1日抑止されたり、伝説を作ってきた上り「トワイライト」。
とにかく無事に来てくれて良かった。最後の雄姿を目に焼き付けます。ずっと見ていたい。


しかし、この時間もあっと言う間に終了。時刻は6時27分。
「ピーーーーーーーッ」というEF81の長いホイッスルが鳴り響き、直江津を定刻発車。
ホイッスル聞いたら、ダメだった、また涙。

自分の前を通り過ぎていく深緑の24系。台車には雪がビッシリ。
はるばる札幌から走ってきて、大阪へはあと6時間30分。どうか無事に走り終えますように。

 

 

 

 

 

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行ってしまった。もうこれで本当に終わり。
西日本の団体ツアーでしばらく走るような話もありますが、やはり大阪-札幌でこそ「トワイライト」。
「北斗星」と共に「レールでつなぐ一本列島」を体現してくれた列車。もうあの雄姿を見る事は無い。


やや放心状態のままホテルに戻ります。「トワイライト」以外にも今日が最後の列車は多数。ホテルの部屋から待ち構える。

 

 

 

 

 

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北陸本線普通列車。413系は一部3セクへ譲渡とか。

 

 

 

 

 

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「はくたか1号」越後湯沢行き。赤い色の北越急行所属車。「はくたか」は今日で廃止。
東京と北陸を上越新幹線とリレーしてほくほく線周りで結んできた爆走特急。その役目を終える事になる。

 

 

 

 

 

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「北越1号」新潟行き。「北越」も今日で廃止。新設特急「しらゆき」に後を託す。

 

 

 

 

 

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信越本線普通列車。115系長野色も一部3セクへ。

 

 

 

 

 

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新井折り返しで快速「くびき野3号」となる485系普通新井行き。
残念ながら「くびき野」も廃止。オトクな列車でしたが。

 

 

 

 

 

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「はくたか2号」金沢行き。こちらはグレーのJR西日本所属車。
朝からJRビューに夢中になってしまった。
しかし信越本線・北陸本線最終日に、偶然この部屋に泊まれたのは幸運だったかも。

 

 

 

 

 

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午前9時30分、ホテルα-1上越をチェックアウト。思いがけないJRビューに恵まれた。

再び直江津駅へ向かいます。

 

 

 

 

 

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これを見るまで知りませんでしたが、直江津駅はえちごトキめき鉄道の管轄になるようです。
JR東日本直江津駅は今日まで。ここにも「今日で終わり」があったのか。
直江津を通過する列車は見たこと無いほどの要所。まさか3セクになってしまうとは。
「一本列島」は完全に崩れ、実態はブツ切り分断。

 

 

 

 

 

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直江津駅で購入した帰りのきっぷ。これは永久保存決定。
しかし有効期限3日となっていますが、3セクになっても有効なのだろうか?


ここからしばしホームで列車観賞。朝はそれほどでもなかったけど、ホームはすごい人の数。

 

 

 

 

 

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115系湘南色の臨時列車「ありがとうJR信越山線号」。

 

 

 

 

 

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新潟県内で湘南色を見るのはかなり新鮮。

 

 

 

 

 

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183系(189系?)国鉄色普通「妙高4号」長野行き。「妙高号」も今日で廃止。
珍しい愛称付きの普通列車。指定席もあり。

 

 

 

 

 

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快速「くびき野3号」新潟行き。485系の快速。新井発着というのが独特。
ホームはカメラマンでいっぱい。昨日からいる警備員さんも大変。
廃止になる列車をひとしきり目に焼き付けたところで帰路に着きます。

 

 

 

 

 

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まずは「妙高6号」で長野へ。

 

 

 

 

 

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実はこの列車、上り「妙高」のラストランとなる列車。

 

 

 

 

 

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実質は折り返しの「5号」がラストですが、上りでは「6号」がラスト。


14時50分、直江津を発車。ホームや沿道から手を振って下さる方が多いです。
直江津発車時点で車内は満席。「鉄」の方が半分以上占めている。

 

 

 

 

 

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上越の山々がきれい。しかしどの駅にもカメラマンがいる。地元の方も携帯を構えている。
自分の隣に座られたお婆さんが「今日はすごい人だね」とおっしゃっていた。
3セクになって、運賃値上げとなってしまったら地元の方には大きな負担。
この新幹線開業→並行在来線3セク化は本当に不可解な制度。

 

 

 

 

 

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スイッチバックの二本木駅。今日もホーム先端は撮り鉄さんが陣取っている。

 

 

 

 

 

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妙高の山が見えてきた。あいにくの曇り空なのが残念。

 

 

 

 

 

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妙高高原到着。3セクの境界駅はここ妙高高原となる。

 

 

 

 

 

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明日からしなの鉄道の黒姫。この先に撮影ポイントがある。

 

 

 

 

 

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奥羽本線の陣場を思い出す「黒姫お立ち台(?)」。これでも少ない方かも。

 

 

 

 

 

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至る所にカメラマン。平日だというのに。自分も人のことは言えませんが。

 

 

 

 

 

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天狗がシンボルの牟礼。

 

 

 

 

 

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三才で下り115系とすれ違い。
そう言えば長野-豊野間はしなの鉄道となる為、飯山線は花輪線のように飛び地になってしまう。
飯山線への通し運賃の救済処置は一応あるようですが。


北長野を出た所で鉄道唱歌が流れ、続いて終着放送。
「本日をもちまして信越本線長野-直江津間はしなの鉄道・えちごトキめき鉄道へ経営移管され、『妙高号』も運行を終了します。これまでのご愛顧まことにありがとうございました。明日からしなの鉄道・えちごトキめき鉄道をよろしくお願い致します」。
本当に近年の3月は廃止・3セク化ばかり。
新幹線に興味が無い自分には、もうダイヤ改正は苦痛でしかなくなってきた。

 

 

 

 

 

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16時31分、列車は終点長野に到着。

上り「妙高」運転終了。多くの人が写真に収める。

 

 

 

 

 

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ヘッドマークが「回送」へ。「妙高」も終わってしまった(実際はまだ5号がありますが)。

 

 

 

 

 

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16時39分、「妙高6号」回送。183系の行く末が心配。

 

 

 

 

 

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駅そばを食べて落ち着いたところで「しなの22号」に乗車。本格的に帰路に着きます。

 

 

 

 

 

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松本で下車。すごい寒い!雪が舞っている。

 

 

 

 

 

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松本からは「スーパーあずさ32号」。

18時35分に松本を発車。行き同様の気持ちいい爆走振りです。
上野では間もなく定期最終「北斗星」の発車時刻。
「北斗星」は8月まで結構な頻度で臨時が走るので、今回の定期最終見送りはやめました。
8月にまたこの寂しい儀式が来るかと思うと、本当にブルーになる。

 

 

 

 

 

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茅野で見た下り普通列車。いつの間にか中央東線普通列車は211系に置き換わっていた。
そう言えば、昨日今日と中央東線で115系はまったく見なかった。
211系が増えてきたのは気付いてましたが、まさか全部置き換わってしまっていたとは…。
子供の頃から乗ってきた115系。またしても寂しい現実。


ちょっと遅れた20時36分頃、八王子に到着。ここで下車。

 

 

 

 

 

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これで「トワイライトエクスプレス」と信越本線の寂しい見納め乗り納め旅が終了。
明日のテレビは北陸新幹線一色か?

 

 

 

 

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「トワイライトエクスプレス」ラストランお見送り&信越本線乗り納め紀行①

2015年03月14日 02時07分00秒 | 鉄道旅

2015年3月12日

 

 

 


3月14日ダイヤ改正を控えた今日は、いよいよ「トワイライトエクスプレス」ラストラン。
「北斗星」のように臨時は無いので、本当にこれで最後。
3回しか乗れなかったけど、あこがれだった列車の最後を見届けに行く。振休とって会社は休み。

 

 

 

 

 

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目指すは新潟県の直江津。もちろん(?)新幹線は使わず。

 

 

 

 

 

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まずは八王子から「スーパーあずさ11号」に乗車。中央線に乗るの久々。

 

 

 

 

 

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塩山付近。いい天気だけど、果たして日本海側は?

 

 

 

 

 

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甲府では多くの乗客が下車。車内がゆったりした。

 

 

 

 

 

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車窓に南アルプス。

 

 

 

 

 

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雪が残る山々がきれい。

 

 

 

 

 

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振り子でビュンビュン飛ばす「スーパーあずさ」。気持ちいい爆走ぶり。

 

 

 

 

 

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定刻より少し遅れた12時35分頃、終点松本到着。

 

 

 

 

 

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続いて「しなの9号」長野行きに乗り換え。

 

 

 

 

 

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この列車、今も1往復残されている大阪始発。「トワイライト」は無事に大阪を出ただろうか?

 

 

 

 

 

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列車は絶景スポットの姨捨へ。

 

 

 

 

 

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善光寺平が一望。夜景も凄そう。

 

 

 

 

 

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こちらも少々遅れて13時55分頃、終点長野到着。

 

 

 

 

 

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ここから信越本線14時27分発の直江津行きに乗り換え。

 

 

 

 

 

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この信越本線(通称信越山線)は3月14日からしなの鉄道とえちごトキめき鉄道に経営移管される。

 

 

 

 

 

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長野駅の駅名票は、その準備と思われるシールが既に貼られている。
よく言われる3セク化。今回のダイヤ改正、「トワイライト」以外にも無くなるものは多い。

 

 

 

 

 

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115系は3両編成が多いけど、この列車は×2の6両。車内はゆったり。
14時30分頃、この列車も定刻より少し遅れて発車。

 

 

 

 

 

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列車はリンゴ畑が広がる豊野へ。

 

 

 

 

 

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雪を頂いた山々。おお〜きれい。

 

 

 

 

 

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牟礼付近。急カーブの連続。6両付いてるので先頭車が見える。

 

 

 

 

 

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15時、黒姫。雪が深くなってきた。

 

 

 

 

 

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豪雪地帯らしい風景に変わってくる。

 

 

 

 

 

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15時9分、妙高高原。3セク化後はここまでがしなの鉄道。ここからえちごトキめき鉄道。

 

 

 

 

 

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古間で横須賀色の115系と交換。快速となっている。何だこの列車?
後で知ったけど、「信越線スイッチバック号」らしい。信越本線でスカ色を見たの初めて。

 

 

 

 

 

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信越本線の雪景色は超絶きれい。

 

 

 

 

 

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15時26分、二本木に到着。交換となる「妙高」が待機中。

 

 

 

 

 

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二本木名物スイッチバック。

 

 

 

 

 

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脇野田付近では開業前の北陸新幹線高架が迫ってくる。ちょうど試運転中の新幹線を目撃。

 

 

 

 

 

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やがて上越の街なみが見えてくる。

 

 

 

 

 

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15時57分、終点直江津到着。予想通りだけど、ホームにいる人の数が多い。
「トワイライト」は定刻で運転中。直江津到着まではあと2時間。
「トワイライト」同様、ダイヤ改正で移管・廃止になる列車を見て過ごす。

 

 

 

 

 

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北陸本線413系普通列車。14日から路線は3セクに移管。車両も一部譲渡とか。

 

 

 

 

 

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485系特急「北越」。13日で廃止となる。寂しい~。

 

 

 

 

 

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快速「くびき野」。こちらも13日で廃止。485系1500番台独特の2灯ヘッドライト。久々に見た。


時刻は17時30分。雪が舞う中、いよいよ皆さん4番線・5番線に集結してきた。
「トワイライト」は5番線から発車だけど、自分は4番線組に入る。

 

 

 

 

 

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17時48分、5番線から普通長岡行き発車。いよいよ次に来るのは「トワイライト」。
3月10日・11日とラストランを目前にして連続運休だったけど、今日は順調。
直江津駅もすごい人の数だけど、今のところ罵声は無く平穏。最後まで気持ち良く見送りたい。


緊張が高まる中、時刻は17時59分。「ピーッ」という汽笛。ついに来た!

 

 

 

 

 

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深緑のEF81が見えただけで涙腺直撃。涙が…。

 

 

 

 

 

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静かに停車。やっぱりオーラが凄い。直江津駅を発着していった他のどの列車とも違う。かっこいい。

 

 

 

 

 

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5番線は密度が濃くなってきた。

 

 

 

 

 

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警備員さんも必死。

 

 

 

 

 

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直江津では10分程停車するので、この姿をじっくり目に焼き付ける。

 

 

 

 

 

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突然ヘッドマークがもう一つ登場!どこから出てきたんだ?ファンお手製?
5番線はヘッドマークと記念撮影で盛り上がってる。

 

 

 

 

 

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「あけぼの」以外で泣くことは無いと思っていたけど、やはりあこがれだった列車。
本当にこれが最後かと思うと、涙腺ゆるみっぱなし。
そして束の間の夢のような10分間が過ぎ、「ピーーーーッ」と長いホイッスル。

 

 

 

 

 

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「トワイライトエクスプレス」札幌へ向けて直江津を発車。深緑の24系が自分の前を通り過ぎていく。
車内からはラストランの乗客がみんな手を振って、これ見たら、また涙…。

 

 

 

 

 

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やがてピンクのテールマークが自分の前を通り過ぎていった。
だんだん姿が小さくなっていく中、赤いテールランプが見えなくなるまで見届ける。


ああ、行ってしまった。一つの時代が終わった感じ。やや放心状態。
駅員さんの「ご協力ありがとうございました」の声で見送り儀式は終了。人の群れが散っていく。


線路に何か物を落とした人がいたものの、他は大きな混乱無し。
駅員さん警備員さんも安どの表情ながら、まだ明日もある。とにかく今日は無事に見送れて良かった。
この後は「トワイライト」の後を追うように、普通柿崎行きに乗車。

 

 

 

 

 

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潟町で下車。

 

 

 

 

 

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やって来たのは鵜の浜温泉人魚館。

 

 

 

 

 

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かつて直江津から「トワイライト」に乗った時は、この温泉に入ってから乗車した。
あの時はウキウキ気分だったけど、今日は寂しさのみ。


しかし風が強いな。露天風呂は強風で閉鎖されてる。「トワイライト」は大丈夫だろうか。
1時間コースで温泉を出て、列車に乗り直江津に戻る。

 

 

 

 

 

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今日のお宿は「ホテルα-1上越」。

 

 

 

 

 

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まったく狙ってなかったけど、部屋はJRビュー。
明日の朝は上り「トワイライト」をお見送り。強風の中、定時で来れるかどうか?

 

 

 

 

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2015 冬の道東ぶらり紀行⑫【ラスト乗車 定期「北斗星」で上野へ】

2015年03月14日 00時10分00秒 | 鉄道旅

2015年2月27日

 

 

 

 

 

6時20分過ぎ、福島到着。
盛岡・仙台到着時は気付いたけど、二度寝三度寝でやはりいつも通り福島で起床。

 

 

 

 

 

7時頃、郡山。依然として20分程遅れている。

 

 

 

 

 

グランシャリオでは朝食タイム。しかし自分は個室でまったり過ごす。

 

 

 

 

 

8時過ぎ、那須の山が見えてきた。
どちらかと言うと平凡な東北本線の車窓だけど、やはり那須付近はきれいな景色。

 

 

 

 

 

車窓を眺めながら、朝からビールタイム。間もなく連れ戻される現実から可能な限り逃避。

 

 

 

 

 

8時45分頃、宇都宮。途中で抑止があった為、遅れは30分に拡大。
しかし宇都宮と聞くと、よりいっそう現実復帰が近付いてくる。
ここからは冬特有のゆっくり走行。車体に付着した雪が飛散するのを防止する為だとか。

 

 

 

 

 

10時5分頃、大宮。依然として30分遅れ。


JR発足当初から上野と札幌を結んできた「北斗星」。

「レールでつながる一本列島」を体現してくれた列車。
それが今では新幹線開業→3セク化で、もはや在来線はブツ切り分断化。
新たに開業する新幹線はトンネルだらけで景色はまともに見れず。
本当にもう鉄道で楽しい旅行なんていうのは風前の灯。

 

国鉄分割民営化の末路が、こんなつまらない鉄道の姿だったとは。


やばい、また悶々としてきた。列車は荒川鉄橋を通過し、ハイケンスのセレナーデが流れて終着放送。

 

 

 

 

 

そして35分程遅れた10時40分頃、終点上野到着。「うえの~うえの~」が流れる。
この「うえの~」ももうすぐ聞けなくなってしまいそう。

 

 

 

 

 

いつも通り、先頭の機関車付近は大撮影会。

 

 

 

 

 

なかなか思うようには撮れないけど、なんとか1枚。

 

 

 

 

 

「北斗星」にEF510が配備された時には、正直「北斗星」は安泰と思っていた。
それが、まさかこんなすぐに廃止だなんて時が来ようとは…。

 

 

 

 

 

10時55分「北斗星」推進回送。
自分の定期「北斗星」乗車はこれで終了。また臨時に乗れますように。


そして、道東でひたすらブラブラ過ごした夢の時間も終了。明日は早くも出社か。

 

 

 

 

 

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2015 冬の道東ぶらり紀行⑪【ラスト乗車 定期「北斗星」で北海道を後に】

2015年03月13日 23時19分00秒 | 鉄道旅

2015年2月26日

 

 

 

 

 

9泊に及んだリフレッシュ休暇の北海道生活も最終日。

今日は「北斗星」で寂しくも北海道を離れる。

 

 

 

 

 

午前11時、イビススタイルズ札幌をチェックアウト。
一庶民の自分にはビビる位の豪華な部屋だった。

 

 

 

 

 

時間があるので、近くの中島公園をしばし散策。札幌の中心部にいることを忘れてしまいそうな空間。
しかし水を見ると釣りがしたくなる。


続いて札幌駅へ。時刻は14時前。ということで、あの列車が発車間近。

 

 

 

 

 

「トワイライトエクスプレス」大阪行き。結局もう乗れそうにないので、勇姿を目に焼き付けておく。

 

 

 

 

 

ギャラリー多数の中、定刻より数分遅れて大阪に向けて発車。
やはり「トワイライト」、何というか、オーラがすごい。
深緑の車体にスモークがかった独特の窓の配列。本当に24系かと思ってしまう。
もう一度乗ってみたかったけど、さすがにもう無理か。

 

 

 

 

 

上り「北斗星」乗車前はいつも北のたまゆら桑園店だったけど、今回はちょっと変更。
苗穂駅前温泉 蔵の湯。その名の通り、苗穂駅前にある。初めて来た。

 

 

 

 

 


まずは食堂でビールを一杯飲んで温泉へ。


体を洗い、まずは露天風呂。北のたまゆらと同じく、露天風呂にテレビがある。
泉質はアルカリ性単純泉。残念ながら消毒用塩素臭がきつい。
泉質を期待するとちょっと…という感じだけど、さっと一風呂という時には札幌近郊でありながら料金も手頃。

<苗穂駅前温泉 蔵の湯>★★☆☆☆
泉質:C 眺め:C 癒し:C コスパ:B
苗穂駅前という立地は便利ながら、塩素臭がきつく、温泉らしさが感じられず残念。
料金440円。シャンプー・ボディソープ備え付け無し。

温泉を出てビールを大量に買い込み、再び札幌駅に向かう。ああもう帰路か。

 

 

 

 

 

17時頃、「北斗星」が入線。自分にとって定期最後の「北斗星」。まずは運行されて良かった。

 

 

 

 

 

もうすぐ引退、北海道車の方向幕。

 

 

 

 

 

こちらは東日本車。東日本車より北海道車の方が字が重厚な感じ。

 

 

 

 

 

重連のDD51を鑑賞してから9号車のソロへ。

 

 

 

 

 

行き同様、帰りも進行逆向き。その後デッキに出て発車シーンを見届ける。
「4番線から寝台特急『北斗星』上野行き発車します」のアナウンスと共に、プシューとドアが閉まる。
通勤帰宅ラッシュを横目に、札幌を定刻発車。ホームから手を振って下さる方も。

 

 

 

 

 

下り同様、ここからは個室に引きこもり。上野まで寝ない…は無理か。盛岡まで寝ない。

 

 

 

 

 

通路は頻繁に人が通る。探検隊が多いらしい。列車は快調に走る。

 

 

 

 

 

18時49分、登別。ちょっと遅れてるものの、室蘭本線を爆走で進む。

 

 

 

 

 

19時10分頃、東室蘭を発車。ベイ夜景がきれい。

 

 

 

 

 

20時42分、八雲。数分抑止があったので遅れは20分程に。先行列車が鹿と接触とのこと。

 

 

 

 

 

21時9分、森を発車。
ここから夜の駒ケ岳エリア。個人的には、冬の上り「北斗星」はここがハイライト。
急カーブが多いこの区間は、雪深い山間部を力強く牽引するDD51の姿が見える。
そして晴れていると、荘厳な駒ケ岳の夜景(曇りの今日は残念ながら見えず)。
さらに大沼を通過すると、眼下に一瞬広がる函館の夜景。
この夜景を部屋を真っ暗にした個室から眺める。何度見てもいい光景。写真に撮るのは難しいけど。

 

 

 

 

 

25分ほど遅れて函館到着。遅れの為、機関車交換後はすぐに発車するとのアナウンス。

 

 

 

 

 

ED79の連結シーンだけ見届けて、すぐ車内に戻る。そして函館を発車。
五稜郭を通過し、函館本線と分岐するところが最も寂しい瞬間。

 

 

 

 

 

 

グランシャリオではパブタイムが最盛期と思われる頃、自分は個室で夕食タイム。もちろん石狩鮭めし。


木古内を通過し津軽海峡線へ。知内駅だったところは何か新幹線の施設に変わっている。
そして青函トンネル突入。

 

 

 

 

 

一気に窓が曇るけど、徐々に解消。

 

 

 

 

 

旧竜飛海底駅通過。「ゴオー」っと言う轟音が続く。

 

 

 

 

 

23時30分頃、トンネルを出た。これは恐らく新幹線の駅となる奥津軽今別。

 

 

 

 

 

0時頃、蟹田に運転停車。そう言えば津軽線は3セク化されず、引き続きJR東日本管轄とか。新幹線と在来線の運営会社が違うからと思われるけど、これは歓迎。

 

 

 

 

 

オレンジ色のネオンが見えてきて、0時25分頃青森運転停車。
盛岡まで寝ないつもりだったけど、やはり睡魔が襲ってきた。
久々に見る青い森鉄道の車窓を眺めていたものの、浅虫温泉を過ぎたあたりでギブアップ。
起きたらもう上野か。現実復帰が近付いてくる。zzz…。

 

 

 

 

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2015 冬の道東ぶらり紀行⑩【「流氷ノロッコ2号」→「オホーツク6号」】

2015年03月12日 09時09分00秒 | 鉄道旅

2015年2月25日

 

 

 

 

 

朝起きると外は曇り。海別岳も斜里岳も見えず。残念。

 

 

 

 

 

朝風呂から戻ると、7時28分発の留辺蘂行きが到着。JRビューは楽しい。

 

 

 

 

 

午前8時30分、ルートイングランティア知床斜里駅前をチェックアウト。
きれいな部屋ときれいな景色、源泉掛け流しの温泉。本当にいいホテル。また来たい。

 

 

 

 

 

楽しかった道東を離れ、今日はこれから札幌に向かう。
昨日に続き、まずは「流氷ノロッコ2号」で網走へ。

 

 

 

 

 

もちろん今日もベンチ席。

 

 

 

 

 

定刻8時55分、駅員さんのお見送りを受けて知床斜里を発車。ああ名残惜しい。
今日も流氷レディによるガイドが始まる。

 

 

 

 

 

流氷ビューポイントに差し掛かる。しかし昨日と打って変わり、流氷はまばら。見えるのは沿岸定着氷ばかり。

 

 

 

 

 

今日は久々に寒い朝だけど、昨日まで南風による異例の暖かさだったから、流氷も遠ざかってしまった。
今後この流氷なしの光景が当たり前になってしまうのか?

 

 

 

 

 

北浜では恒例のホーム撮影会。今日も中国人観光客でいっぱい。

 

 

 

 

 

25周年ヘッドマーク・テールマークは今年限りとか。
「SL冬の湿原」が15周年だから、SLよりも歴史が深い。

 

 

 

 

 

車内売店で気になっていた「流氷ドラフト」を購入。流氷が使用されているという発泡酒。
「色がきれいだからコップで飲んでみて」と流氷レディに言われて、コップに注いでみる。
何とも妖艶な青い色をしている。独特。飲んでみると、確かにビールではない。
ほのかな塩味を感じる。初めて体験する味。最初は違和感あったけど、飲んでるうちに塩味にハマッてきた。
ビールを期待すると?だけど、流氷ドリンクとして美味しく頂く。

 

 

 

 

 

こちらも車内売店で売っているおつまみ。色々あって楽しい。

 

 

 

 

 

網走の漁港内にあった流氷もすっかり減ってしまってる。寂しい~。

 

 

 

 

 

定刻10時、網走到着。

 

 

 

 

 

「流氷ノロッコ」は楽しい列車。
オホーツク海一面流氷…何て時に乗れたら最高だけど、年々少なくなる流氷。
もう数日滞在の観光旅行ではそんな光景は見れなくなるかも。


ここからは網走駅の待合室で「オホーツク6号」を待つ。今日は車両故障は無さそう。
発車まで3時間30分もあるけど、自由席なので札幌まで5時間20分の立ちは勘弁。万全を期す。

待合室のテレビで風蓮湖の大鷲が出ている。風蓮湖行けば見れたのか。
今回、大鷲・尾白鷲を見れなかったのが心残り。

 

 

 

 

 

 

12時30分頃から改札前に列ができてきた。ほとんど中国の方。何か肩身が狭くなる。
13時10分になり、改札スタート。何とか無事着席。札幌まで立ちを免れた。

 

 

 

 

 

自由席はあっと言う間に満席。4両編成で自由席1.5両しかないので。
流氷シーズンは増結してほしいところ。

 

 

 

 

 

上り「オホーツク」に乗るのも久々。列車は定刻13時29分、網走を発車。
8日間滞在した道東をいよいよ離れる時。ああ寂しい。

 

 

 

 

 

しかし今回は天気に恵まれた。暴風雪で運休なんてなったらどこも行けないとこだった。
暴風雪どころか異様な暖かさの日が多かったので、それはそれで不気味だけど。

 

 

 

 

 

雪原風景から一変、前方にビル群が見えてきた。

 

 

 

 

 

14時18分、北見。予想はしてたけど、すごい大勢乗ってきた。立ち客がいっぱい。

 

 

 

 

 

14時38分、留辺蘂。この頃から雪が降り出してきた。

 

 

 

 

 

今回北海道に来て、初めて雪が降る光景を見た。
沿線にはチラホラとエゾシカの姿も見られる。

 

 

 

 

 

15時14分、遠軽。恒例の座席回転儀式。
中国の方が多かったからすんなりいくか不安だったけど、滞りなく終了。

 

 

 

 

 

石北峠に向けて険しい道のりの始まり。エンジンが唸りを上げて登坂していく。

 

 

 

 

 

15時53分、白滝。駅名に「白滝」が付く「白滝シリーズ」のうち、奥白滝はいつの間にか無くなっていた。

 

 

 

 

 

険しい登りの末に石北トンネル突入。石北本線はこの辺りの秘境ムードが最高。
トンネルを出ると薄日が差してきた。

 

 

 

 

 

石北峠超えを終えて、16時32分、上川。網走から約3時間。まだまだ先は長い。

 

 

 

 

 

上川を出たところで、車内販売でビールを購入。満員でトイレに行くのが困難なので、ここまで控えてた。
旭川で下車する人多いだろうということで、ここで解禁。
この車内販売は縮小傾向で、「オホーツク」では3月31日を持って車販終了となる。「スーパー宗谷」も同様。

 

長距離列車の楽しみでもある車内販売。
特に「オホーツク」の場合は、一大イベントである遠軽のかにめし積み込みまで廃止されてしまう。
それに伴い、お弁当屋さんも廃業予定とのこと。
「利用が少ない」という理由のようだけど、コストダウン策の一環だろう。
自分が見てる限り、車販で買う人結構多いのに。いずれにしても、また鉄道旅行の楽しみが減る。

 

 

 

 

 

17時を過ぎると、旭川の街並みが見えてきた。
まさか旭川まで車窓が見られるとは思ってなかった。日が長くなったことを実感。

 

 

 

 

 

数分遅れた17時17分頃、旭川到着。
降りる人も多かったけど、乗る人も多かった。これ以上ビールは飲めない。


ここから外は暗くなり、車窓は見えなくなる。ちょっとひと眠り。
深川・滝川・岩見沢と停車する度に乗客はさらに増える。やっぱり4両は少ない。
やがて久々に聞くキハ183系のオルゴールが鳴り、終着放送。

 

 

 

 

 

定刻より5分ほど遅れた18時52分頃、終点札幌到着。着いた~。

 

 

 

 

 

網走から約5時間20分。やはり「オホーツク」は乗り堪えあって楽しい。でもさすがにちょっとお尻が痛い。
ゆきまつりシーズン後だというのに、今日の札幌駅近辺ホテルは料金がメチャ高。
ということで、地下鉄に乗り中島公園まで行く。

 

 

 

 

 

今日の宿はイビススタイルズ札幌。部屋がすごい豪華。自分には身分不相応だったかも。

 

 

 

 

 

温泉入りたいけど、今日はシャワーでがまん。
札幌の夜景を眺めながらビール飲んで就寝。明日は「北斗星」で帰路へ。早いな~。

 

 

 

 

コメント
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