Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

デビューから1ヶ月半 「京王ライナー」初乗車

2018年04月08日 22時23分00秒 | 鉄道

2018年4月8日

2018年2月22日、京王線初の座席指定列車としてデビューした「京王ライナー」。料金や停車駅に賛否両論あるようですが、京王線に乗る機会が多い自分としては「ついに京王線にクロスシート誕生か」と感慨にふけるも、なかなか乗車機会に恵まれず。そんな中の本日夕方、所用で八王子方面に行く事になり、待ってましたとばかりに「京王ライナー」に初乗車。

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16時47分、新宿駅到着。これから乗る「京王ライナー1号」は2番線から発車。京王八王子方面の特急・準特急は3番線から発車しますが、「京王ライナー」は2番線。

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ホームに降りると、ちょうど5000系がミュージックホンを鳴らしながら入線してきました。そしてドア開放。各車両四つあるドアのうち両端の二つが開きます。

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初めて生で見る「京王ライナー」。京王八王子行きと橋本行きがおよそ30分間隔で交互に発車するダイヤになってます。

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指定券は京王チケットレスサービスで購入。ミュージックホンを聴きたくて先頭よりの(と思い込んでいた)9号車を購入したのですが、見事に勘違い。9号車は後ろから2両目でした。ホームを端から端まで歩き9号車に乗車。

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こちらの「京王ライナー」、土休日に運行される列車の乗車率が低いと聞いていたのですが、9号車は70%程の乗車率でしょうか。悪くはないと思います。他の車両は見てないですが。発車までの間、車内には何か上品なメロディが流れています。このへんは特別な列車としての演出でしょうか。

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定刻17時、「京王ライナー1号」新宿を定刻発車。隣の3番線に立ち客多数の準特急橋本行き。申し訳ないけどちょっとした優越感に浸ってしまいます。「京王ライナー」が2番線からなので、この時は橋本行きが3番線から発車とちょっと変則的。そして発車後は別のメロディが流れ案内放送開始。「短い時間ですがごゆっくりお寛ぎ下さい」のアナウンスも今までの京王になかった特別感が感じられます。

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列車は地下トンネルを抜けて地上へ。初めてクロスシートから眺める京王線の景色。新鮮。そしてこちらの5000系は全席コンセント装備。さっそく使わせてもらいます。列車は明大前と布田付近で運転停車した以外は快調にとばす。特に調布を通過するのは大胆。比較的遠距離の乗客をターゲットとしているからだと思いますが、調布市民の心情を察するとちょっと複雑。

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17時21分、あっと言う間に府中到着。座席指定区間はここまで。ここからは運賃のみで乗車可能。とは言っても、乗車客より降車客の方が多く車内はゆったりしてきます。

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17時26分、夕暮れの多摩川を渡ります。今まで京王乗車時は寝てる事が多かったですが、やはりクロスシートだとそうはいきません。ビール飲みたくなる。

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17時28分、聖蹟桜ヶ丘。「京王ライナー」から明るい車窓が眺められるのは休日ダイヤならでは。

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高幡不動を発車すると列車は爆走。静かなモーター音が心地いい。

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やがて車窓に八王子の街並みが現れます。その向こうには山が見えてちょっとした旅情を味わえる。

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17時36分、京王八王子の一つ前、北野に到着。自分はここで下車。「京王ライナー」36分の旅終了。いつも乗っている京王線とは思えなかった。実に快適。

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「京王ライナー1号」京王八王子へ向けて発車。
一律400円の料金や運行区間・時間・停車駅など、これから改良の余地はあると思いますが、まずは第一歩を踏み出してくれたという感じ。これから京王の顔として定着していってほしいと思います。個人的には、休日の日中に高尾山口発着を運行してほしいと思いますが、今後に期待。

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