Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 夏の釣り旅in四国⑩【「サンライズ瀬戸」で特別な夏旅の締めくくり】

2020年10月17日 12時29分58秒 | 鉄道旅

2020年8月14日・15日

 

 

 



坂出駅で時間を潰し時刻は21時。「サンライズ瀬戸」乗車前に駅前イオンで食料とビールを調達に。2020081421380000.jpg
いつもの通りこの時間は半額セールでオトクにゲット。そして改札を通り3番線へ。定時運行されているようで一安心。
間もなく瀬戸の花嫁が流れて列車到着のアナウンス。

 

 

 

 


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21時42分「サンライズ瀬戸」定刻到着。写真は大失敗。最後部8号車に乗車。部屋はシングル2階海側のベストポジション。
そして21時44分、坂出を定刻発車。本来はUターンラッシュ真っ只中のはずなのに、行き同様空室が目立つ。やはり特別な夏。

 

 

 

 

 

 


モザイク⑧.jpg
すぐに検札。感染防止なのか、検札印は無し。

 

 

 

 


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列車は宇多津デルタ線を右へ進み瀬戸大橋へ。

 

 

 

 


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工業地帯の無数のネオンに照らされる黒い海。ネオンが減少し瀬戸内海に差し掛かると、今度は漁船の灯すライトが黒い海を照らす。いつ見ても幻想的な景色。部屋の照明を消せる個室寝台ならではの情景。

 

 

 

 


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瀬戸大橋を渡り終え児島でJR西日本の乗務員さんに交代。そのタイミングで晩酌タイム。半額セールにつられて買いすぎた。

 

暑さでカラカラだった喉にプレモルを投入。あ~最高。
列車は高架複線の本四備讃線を快調に進む。このまま行けば今日はライトアップ明石海峡大橋が見れそう。
やがて列車が減速すると、山陽本線の線路を跨ぎ岡山に到着。「出雲」連結の為にしばらく停車。

 

 

 

 


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今日も連結ショー見学の為にギャラリーが集うものの、コロナ禍の今日はさすがに少なめ。密が気になる中、ソーシャルディスタンスとれてるか、ちょっと危うく見えてしまう。


間もなく連結の軽い衝撃が車内に伝わり「出雲」連結完了。定刻22時33分、岡山を発車。ここからは山陽本線山間部を爆走。


かつては幾多のブルトレが行き交っていた夜の山陽本線。「瑞風」「WEST EXPRESS 銀河」を除けば今は「サンライズ」のみ。それもあと何年続いてくれるか。その「銀河」もコロナで運休。なんとか誰でも乗れる列車として定着してほしいけど、それ以上に「サンライズ」が存続してくれることを願う。

 

 

 

 


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23時34分、姫路に到着。この先に待ち構えるのは、ライトアップ明石海峡大橋。ここまで定刻。これなら見れそう。


進行右側にチラチラと明石海峡大橋が見えてきて、23時57分、朝霧を通過。そしてその全容が現れる。

 

 

 

 


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お~、見れた。今日もきれい。

 

 

 

 


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やはり上り「サンライズ」ではこれを見ないと安心して眠れない(?)。24時の消灯直前に通過するのでいつもヒヤヒヤだけど。


このあと明石海峡大橋の下、舞子を通過する時点で24時を迎え、いつものように消灯。無事にミッションを終え、ここで就寝準備。


寝る前にトイレに行くと、空室が多かった8号車2階はいつの間にかほとんど埋まっていた。

 

 

 

 


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0時12分、三ノ宮到着。ここでアラームをセットしブラインドを下して就寝。zzz…。

 





翌朝午前5時50分、セットしたアラームで目が覚める。ブラインドを上げると湯河原あたりっぽく、引き続き定時運行中。激しく眠い中、朝の「サンライズ」ハイライト車窓を見る為に起床。


間もなく朝陽が眩しい相模湾が出現。

 

 

 

 


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昨夜の明石海峡大橋同様、上り「サンライズ」はこれを見ない訳にはいかない。

 

 

 

 


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しかしこの景色を見ると、現実復帰感が増してきてブルーな感じが増幅するのも事実。いつものように複雑な気分のままボーっと眺める。
小田原を通過し貨物線に入ったところで、再びブラインドを下して二度寝。これがたまらない。zzz…。

 

 

 

 


やがておはよう放送が流れて横浜に到着。しかしまだ二度寝中。横浜を発車し「次は終点東京」の自動放送が流れたところで再起床。ブラインドを上げると見慣れた京急の車両が目に入る。「あ~戻ってきた」と最も感じる瞬間。ここで下車準備。

 

 

 

 


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品川を通過し高輪ゲートウェイ付近で東海道新幹線とすれ違う。新幹線もガラガラらしく、特別な夏はこの後日本経済にどのような影響をもたらすのか。

 

 

 

 


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そして定刻7時8分、終点東京到着。戻ってきたと言うか、戻ってきてしまったと言うか、いつもながら複雑な心境。


ホームから車両を見ると、意外に使用済みの個室が多かった。しかし乗車率で言うと、それでも60%くらいか。ノビノビ座席は不明。


これで特別な夏の釣り旅終了。やはり100%楽しめる状況には程遠く、とにかくコロナが一刻も早く収束することを願うのみ。

 

 

 

 


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今度「サンライズ」に乗れる時は普通に旅行できるくらいになっていてほしいけど、いつになるやら…。

 

 

 

 

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2020 夏の釣り旅in四国⑨【特急「宇和海」から宇和海を撮る】

2020年10月08日 20時27分01秒 | 鉄道旅

2020年8月14日<2>

 

 

 



九島での釣りを終え急いでレンタカー屋さんへ。返却期限は14時。しかし途中道を間違えて万事休す。ナビは付いているものの、タッチパネルのボタンが効かず目的地設定ができないんで。まあサービスで付いてたナビなので文句は言えないけど。


そしてギリギリ14時ちょうど、CALレンタカーCastle Avenue店に到着。なんとか間に合った。無事にレンタカーを返却。


宇和島駅から徒歩15分ほどで来れる格安レンタカー店。西日本中心に店舗展開してる中、東日本にも少数ながらあり、格安レンタカー派の自分には強い味方。

 

 

 

 


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14時25分、宇和島駅到着。これから坂出に出て「サンライズ瀬戸」で帰路に着く。

 

宇和島から乗るのは14時56分発の「宇和海20号」。まだ時間があるので弁当とビールの買い出し。弁当は宇和島駅直結の「JRホテルクレメント宇和島」併設のレストラン「シレーヌ」でテイクアウト購入。


14時45分頃、改札が開始され1番線に向かう。

 

 

 

 


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2000系「宇和海20号」松山行き。行きはアンパンマン列車でヘッドマークもアンパンマンだったので、ようやく見れた「宇和海」のヘッドマーク。

 

 

 

 


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このヘッドマークはだるま夕日がモチーフでしょうか。自分もいつか見てみたいだるま夕日。早くも冬旅を妄想するも、コロナがどうなっているか。

 

 

 

 


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定刻14時56分、宇和島を発車。

本当にいい所だった宇和島。特殊な夏休みとなった今回は遠征をためらったものの、自分は来年の夏休みがとれるかわからないので自主規制付きで決行。しかしやはり100%楽しめる状況ではなかったというのが実感。


冬には収まっててほしいけど、さすがに難しそうな気がする。

 

 

 

 


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発車してすぐビール&弁当タイム。ますはカラカラだった喉にビールを流し込む。美味い、最高。

 

 

 

 


2020081414580000.jpg弁当はシレーヌの鯛めしとじゃこカツ弁当。
鯛めしはできたてのホカホカでモチモチ、カツもサクサク。美味い、リピート決定。

 

 

 

 


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15時過ぎ、伊予吉田の海が見えてくる。この国道56号も今遠征中に毎日通ってすっかり見慣れた景色。

 

 

 

 


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きれいな伊予吉田の海。夜の部シーバス狙いで毎日来たけど1匹も釣れなかったのが心残り。


伊予吉田を出るとトンネル区間に突入。この先、行きに写真を撮り損ねた宇和海が望める絶景区間が待ち構える。トンネルとトンネルの合間にわずかに見えるだけなのでタイミングは一瞬。


そして列車はトンネルを抜け、いよいよ宇和海ビューポイントへ。

 

 

 

 


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まずはファーストポイント。もっと海が大きく見えたような。

 

 

 

 


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続いてセカンドポイント。眼下に広がるきれいな宇和海。行きに見て記憶に残っていたあの絶景はここだった。今度はなんとか撮れた。映り込みが残念だけど。


本当にいい景色。一瞬しか見えないのでいっそう儚く感じる。

 

 

 

 


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列車は肱川の橋梁を渡り、間もなく伊予大洲に到着。下流にある肱川河口はシーバスの好ポイント。ここ伊予大洲を拠点にして野村ダムで昼の部、肱川河口で夜の部というのもありかも、などとまたまた次旅を妄想。

 

 

 

 


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定刻より少々遅れた16時20分頃、終点松山到着。絶景区間を爆走で駆け抜ける特急「宇和海」。行きも思ったけど、ちょっとハマった。また乗りたい。


ここで同じホーム前方の列車にすぐ乗り換え。

 

 

 

 


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続いては「しおかぜ26号」岡山行き。16時27分発なので乗り換え時間はわずか。

 

 

 

 


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行きに続いて2度目の乗車となる8000系。今回はモーター車で爆走時のモーター音堪能を目論む。


列車は定刻に松山を発車。本来だとお盆のUターンラッシュ真っ只中ながら、行き同様車内はガラガラ。この光景を見ると本当に憂鬱になる。

 

 

 

 


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坂出まで行きたいので「いしづち」に乗ろうとネットで調べると「いしづち26号」が運行されているようだけど、みどりの窓口で発券してもらおうとすると何故か発券できないとのこと。

仕方なく宇多津で「しおかぜ」から「「いしづち」に乗り換えるような形で発券してもらう。どうやら「いしづち26号」は松山-宇多津間運休しているようで、発券不可の理由がここで判明。コロナの影響でしょうけど。

 

 

 

 


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特急料金は宇和島から通しの金額でいけるものの、指定券が3枚に渡ってしまった為、別に料金券としてこのようなきっぷが発券される。「サンライズ瀬戸」との乗継割引なので料金は半額。

 

 

 

 


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17時3分、今治に到着。しまなみ海道によりここから広島県に渡れるというのは不思議な感覚。

 

 

 

 


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列車は夕暮れの瀬戸内海を横目に爆走。モーター音が心地よく響く。夕暮れのオレンジ色と海に浮かぶ島々がアクセントとなり、ここもきれいな景色。

 

 

 

 


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もう少し日が沈むとオレンジ色がさらに濃くなり、一層の絶景が拝めるかも。

 

 

 

 


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定刻18時34分、宇多津に到着。ここでホーム向かい側に停車中の8600系「いしづち26号」に乗り換え。8600系は初めての乗車。しかし坂出まで4分なのであっという間。

 

 

 

 


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18時40分、本当にあっという間に坂出到着。景色が見える明るいうちに予讃線を通りたかったので、「サンライズ瀬戸」まであと3時間もあり早く着き過ぎ。


本来であれば寝台列車乗車前のお清め、温泉入浴といきたいけど、コロナ禍の今回は自主規制。坂出の海でもう一勝負できないかと改札を出てベンチに座り地図検索。しかし意外と遠そうだな。


この暑さの中、歩く気力は急速に無くなってきて、そのままうたた寝。zzz・・・。

 

 

 

 

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2020 夏の釣り旅in四国⑧【4日目最終日:九島でラスト勝負】

2020年10月02日 19時29分15秒 | 釣り旅

2020年8月14日<1>

 

 

 

 


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午前7時30分起床。宇和島の街は快晴。今日も灼熱地獄の様相。
そして夏の四国遠征も今日が最終日。何でもいいから1匹釣って、気分良く帰路に着きたい。

 

 

 

 


2020081409370000.jpg9時30分、3泊した宇和島オリエンタルホテルをチェックアウト。入浴剤バイキングで毎晩プチ温泉気分。さらに1階にローソンがあり便利で快適。また泊まりたい。

 

 

 

 


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まずやって来たのは、宇和島港近くにある「フジモト釣具店」。こちらでイソメを購入。そのまま昨日・一昨日と2晩連続で貴重なシーバスをバラした宇和島港のポイントへ。今日はエサ釣り。魚種不問でとにかく1匹釣りたい。タイムリミットは13時。

 

 

 

 


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今日も足元をエイやクロダイが悠然と泳ぐ。エイが掛かったら困るけど、クロダイ釣れないだろうか、とイソメを投入し10時スタートフィッシング。


しかし、何も起こらず沈黙。マジか?クロダイは難しいにしても、大量にいる小魚もイソメに見向きもせず。スレてるのか?活きエサなのに。


30分費やしたものの、これは無理と判断し移動を決断。

 

 

 

 


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クルマを走らせ、次にやって来たのは九島。景色がきれい~。さっそく仕掛け投入。するとコツコツと何かのバイトはあるものの乗らず。小魚っぽい。

 

 

 

 


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ここでもエイが悠然と泳ぐ。生命感に溢れているけど、全然釣れない。灼熱の中、こまめにポイント移動を繰り返す。

 

 

 

 


2020081412300000.jpgそれにしても暑い~。熱中症が危ぶまれる。休憩してカロリー補給。お気に入りのアクエリアススパークリング。ほとんど一気飲みでちょっと生き返った。


時刻は12時を過ぎ、いよいよラスト1時間。しかしアタリはあるけど釣れない。かなり焦ってきた。エサ釣りでデコ喰らうとは。何でもいいから1匹。


そして時刻は12時25分。残り少なくなってきたイソメを岸際に投入すると「グンッ」という明確なアタリ。すかさず合わせると、ついに乗った!
さあ魚の正体は?まあ大体わかってるけど…。

 

 

 

 


2020081412360000.jpg予想通りのベラさん。しかしようやく釣れた。安堵の1匹。
そしてその後は何も起こらず、すっかり夢中になってしまいタイムリミットオーバーの13時30分ストップフィッシング。

 

活きエサだからバンバン釣れるかと思ったら予想外の大苦戦。しかしベラ1匹とは言っても、こういうきれいな景色の中で釣りして魚が釣れるのは無上の喜び。暑かったけど。

 

 

 

 


モザイク⑤.jpg
これで今遠征の釣り終了。きれいな九島の海をあとにする。


そしてレンタカーの返却期限は14時。すっかり熱中して時間オーバーが祟り、リミットまであと30分。果たして間に合うだろうか?

 

 

 

 

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