Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2017 能登温泉紀行①【「サンダーバード15号」で和倉温泉へ】

2017年01月30日 22時47分00秒 | 鉄道旅

2017年1月28日

久々の土日休みとなった週末、関西にいる間にぜひ乗りたいと思っていた「サンダーバード」で能登半島の和倉温泉に向かいます。

画像


特急列車専用の大阪駅11番線はどこか優雅な雰囲気に包まれています。

画像


10時ちょっと過ぎに681系「サンダーバード15号」入線。

画像


北陸新幹線金沢開業により飛び地となってしまった七尾線。この「和倉温泉サンダーバード」も無くなってしまうかと思いきや、何とか生き延びていてくれました。

画像


1号車のグリーン車に乗車。冬休みの「スーパーはくと」以来、グリーン車にはまりました。

画像


定刻10時12分、大阪を発車。「指定・グリーン共に満席」の車内アナウンスが流れます。

画像


自由席は結構混んでそうですがグリーン車は優雅な空間。さっそくビールを開けます。カップホルダーも豪華仕様。しかし、あら?あると思っていたコンセントが無い。たしか「サンダーバード」グリーン車は「全車にコンセント設置する」とJR西日本の告知で見た覚えがありますが、この車両はまだ設置前だったようで…。ちょっと損した気分。

画像


京都を過ぎ湖西線に入ると、先日の大雪の名残で一面雪景色。

画像


琵琶湖が見えてきました。水平線が見えます。

画像


初めて通る湖西線。雪景色の琵琶湖は超絶きれい。

画像


やがて北陸本線と合流します。

画像


敦賀で乗務員さん交代。

画像


以前大阪から乗った米原周りの急行「きたぐに」は、この辺り深夜の通過だったので全く記憶にありませんが、この敦賀前後の雪景色はなかなか圧巻です。

画像


進行右手に立山連峰が見えてきました。

画像


かつては同じ景色が見れたはずの「トワイライトエクスプレス」に思いを馳せてしまいます。

画像


12時56分、金沢に到着。多くの人が降りるかと思いきや、グリーン車の乗客はほとんど降りません。和倉温泉率が高いです。金沢止まりの後ろ3両切り離しで10分少々停車。ホームに降りてみます。

画像


IRいしかわ鉄道の車両。一目でわかるこの顔は、JR西日本一大勢力223系の交直両用バージョン、521系。「IRいしかわ」や「あいの風とやま」にもこの車両が投入されているとは知りませんでした。山陰本線にも223系が走っていたし、今や西日本電化区間の顔。自分にとっては好きな車両ですので嬉しいですけど。

画像


列車は切り離しを終え金沢を発車。津幡からIRいしかわ鉄道を離れ七尾線に入ります。

画像


久々の七尾線。8年振りくらい。すっかり雪が無い能登半島を、今も変わらず大きなジョイント音を響かせながら行きます。

画像


14時1分、七尾。「花嫁のれん号」?いつの間にかそんな列車が運行されているようです。北陸新幹線に興味がわかず金沢付近の列車事情もほとんど知らないまま来たら、これは浦島太郎状態です。

画像


14時7分、終点和倉温泉到着。

画像


快適だった「サンダーバード」グリーン車の旅終了。

画像


8年振りの和倉温泉。この駅舎もほとんど記憶がありません。こんなきれいだったかな?ここから約2kmの道のり、和倉温泉街を目指します。

画像


歩くこと約25分、和倉温泉総湯に到着。和倉の日帰り温泉と言えばやはり総湯。数年毎にリニューアルされているようで、こちらも8年前に来た時の記憶とは結びつきません。入浴券を購入し浴室へ。洗い場も浴槽もとてもきれい。土曜の午後だけあって人が多いです。体を洗い終え露天風呂へ直行。42℃くらいでやや熱め。さすが源泉温度が80℃以上ある和倉温泉、かと思いきや、どうやら循環加温されているようです。しかし湯船には飲泉可能な源泉が注がれて、塩素臭がする事もなく源泉の良さが十分活かされています。源泉をなめると強い苦味と塩味。飲泉する際は薄めた方がよさそうです。能登の冷たい空気の中で露天風呂を堪能。1時間30分コースで満喫しました。

<和倉温泉 総湯>★★★★☆
泉質:B 眺め:B 癒し:B コスパ:A
有名温泉にありがちな塩素臭プンプンなんて事はなく、和倉温泉の良さを銭湯並みの低料金で味わえます。湯上りに広い休憩室も完備。料金440円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

画像


総湯を出て再び和倉の温泉街を歩きホテルに向かいます。

画像


本日のお宿は「ホテルα‐1能登和倉」。ここも8年振り。

画像


部屋からは七尾西湾のオーシャンビュー。この景色だけはよく覚えている。

画像


夕暮れの和倉温泉街を眺めながら風呂上りのビール。最高。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 北近畿温泉紀行②【円山川温泉→「かにカニはまかぜ」】

2017年01月28日 19時48分00秒 | 鉄道旅

2017年1月25日

画像


昨日から降り続いた大雪で豊岡の街は雪景色。

画像


今日は晴れたり曇ったり雪が降ったりと、天気がめまぐるしく変わります。

画像


午前9時50分、「豊岡グリーンホテルモーリス」をチェックアウト。今回も超快適な宿泊でした。

画像


豊岡駅も30cmくらい積雪があります。歩くのが一苦労。

画像


10時11分発の普通浜坂行きに乗車。山陰本線は昨日だいぶダイヤが乱れてましたが、今日はほぼ平常運転のようです。

画像


キハ47の2両編成。お~かっこいい。

画像


接続する223系の豊岡止まりが到着。雪がビッシリ。そして浜坂行き定刻発車。

画像


雪の山陰本線、なんともきれいな景色。

画像


円山川に寄り添うように走ります。

画像


10時23分、城崎温泉到着。ここで下車。今日も温泉に向かいます。しかし城崎温泉ではありません。

画像


駅から円山川に沿って歩くこと約20分、ようやく見えてきました。城崎温泉のはずれにひっそりたたずむ円山川温泉。

画像


ここに来るまで融雪用の水で足がビシャビシャ。早く温泉入りたい。自販機で入浴券を購入し、いざ浴室へ。温泉のいい匂いがプンプンします。体を洗い湯船へ。うぐいす色の湯。源泉100%掛け流し。お湯が惜しげもなくオーバーフローされています。ナトリウム‐塩化物泉のお湯は苦味と塩味と硫黄の匂い。噂通りの素晴らしいお湯。しかもぬるめで半永久的に入っていられそう。ここで露天風呂へ。こちらも源泉掛け流し。内湯でぬるめだったから、露天は、やはり冷たい!35℃くらいでしょうか。露天チャレンジャーは自分一人なので、源泉の注ぎ口で源泉を直に受けながらしばしがまん。しかし、やはり10分が限界。その後は内湯に戻り円山川温泉のお湯を堪能。気付いたら2時間30分も入っていました。

<円山川温泉>★★★★★
泉質:S 眺め:B 癒し:A コスパ:A
平日でも城崎温泉街はかなりの賑わいでしたが、こちらは人も少なめでゆったり入れます。そしてこの素晴らしいお湯。これはリピート決定。飲泉も可能ですが、苦味と塩味が強いので薄めた方がよさそうです。
料金520円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。火曜日は定休日。

画像


風呂上りに自販機でビール。最高。

画像


温泉を出て城崎温泉街に戻ります。また足が濡れる…。

画像


ここで昼食。城崎温泉街の「いなば」さん。

画像


お目当てはもちろん冬の山陰名物、カニ。かに飯いくら丼1300円を食します。う~ん美味い。もっとカニ食べたいけど、値段にひるんで断念。

画像


店を出て城崎温泉駅へ。まだちょっと列車まで時間があるので、駅前「さとの湯」の足湯(無料)で濡れた足をあたためます。

画像


15時40分、足湯を出て帰路に着きます。帰りの列車は、臨時特急「かにカニはまかぜ」。

画像


毎年カニシーズンに運行されています。全席指定。「城崎温泉→豊岡」の乗車券を買い足してホームへ。今日は6分ほど遅れているようです。

画像


6分遅れの15時56分、キハ189系6両の「かにカニはまかぜ」到着。城崎温泉からは大量の乗車があります。自分も6号車に乗車。

画像


8分ほど遅れて城崎温泉を発車。

画像


カニを食べて「かにカニはまかぜ」でビール。冬の山陰は最高。セブンイレブンの「ブラウマイスター」同様、このファミリーマートの「ビアサプライズ」も美味い。

画像

 

画像


夕暮れの山陰本線は雪景色が一段ときれい。

画像

 

画像


和田山から播但線に入ります。播但線も雪景色だけど、段々と雪が無くなっていくので現実復帰感が増してきます。

画像


寺前を過ぎると雪は全く無くなり、何か夢から覚めたような感覚。

画像


やがて左手に山陽本線が見えてきて姫路到着。多くの乗客が下車。「新快速ではありません」と車内アナウンスされています。遅れている為、方向転換準備が整うとすぐに発車。

画像


いつの間にか遅れを取り戻し、18時31分三ノ宮到着。ここで下車。いつもながら休日の2日間はあっと言う間。それにしても「はまかぜ」は楽しいな。ちょっとはまったかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 北近畿温泉紀行①【「はまかぜ1号」で雪降る天橋立へ】

2017年01月26日 17時15分00秒 | 鉄道旅

2017年1月24日

今日明日は振休。関西にいる間にぜひ行きたいと思っていた天橋立に向かいます。

画像


午前9時40分、三ノ宮駅に到着。ここから「はまかぜ1号」に乗車します。

画像


この日の近畿地方は寒波の影響で大雪警報発令中。JRも派手に遅延しています。

画像


反対ホームに「はまかぜ2号」が約15分遅れで到着。しかしこの程度の遅延で済むなら御の字です。今日の陰陽連絡特急は「こうのとり」も「スーパーはくと」も運休。「はまかぜ」だけが何とか運行してくれています。

画像


とにかく寒いホームで待つこと約25分、「寒い中お待たせしました」の駅放送に続き「はまかぜ1号」13分遅れで到着。

画像


閑散期の平日ですが今日も6両編成で、自分は6号車に乗車。やはりこの時期はカニ目当ての観光客が平日でも多いのでしょうか。

画像


西明石の手前でしばし抑止。ダイヤ乱れで列車の取り回し混乱中のようです。

画像


姫路では多くの乗客が乗車し6号車の乗車率は80%程になりました。遅延の為、進行方向変更準備が整うとすぐに発車。山陽本線を後にして播但線へ入ります。

画像


それと同時にビールタイム。最近お気に入りのセブンイレブンで売っている「キリンブラウマイスター」。美味い。

画像


兵庫県北部は依然として大雪警報発令中ですが、この辺りはまだ平穏。

画像


しかし次第に雪景色となってきました。

画像


電化区間の寺前を過ぎると完全に雪国。

画像


長谷で普通列車と交換。陰陽連絡線でまともに動いてるのが播但線だけなせいか、普通列車の車内は混雑していて立ち客が見られます。

画像

 

画像


雪景色の播但線。少し前の姫路では想像もつかないようなきれいな雪景色が広がります。

画像


竹田では列車交換の為、数分停車。動いているとは言え、播但線もダイヤが乱れてます。

画像


雪景色に映える国鉄色キハ47。

画像


列車は山陰本線と合流して和田山に到着。すごい雪。それもそのはず、山陰本線は和田山以東が運転見合わせ中。

画像


完全に雪国の山陰本線を行きます。山陰はよく雪が降るのは知っていましたが、これはまるで東北地方のような雪景色。

画像


約25分遅れの12時40分、豊岡に到着。自分はここで下車。とにかくここまで来れて良かった。

画像


「はまかぜ1号」はしばらく停車していたあと、行先表示が「浜坂」から「香住」に変わり、十数分後に豊岡を発車していきました。遅れで浜坂まで行けず、香住打ち切りになったのでしょうか。

画像


ここからは初乗車の京都丹後鉄道、通称「丹鉄」。「ニャン鉄くんスタンプ記念きっぷ」というフリーキップを購入。「最後の1枚ですよ」と渡されました。

画像

 

画像


13時7分発の西舞鶴行きに乗車します。丹鉄は宮福線が大雪運転見合わせとなっていますが、宮豊線と宮舞線は定時運行。

画像


のどかな車内の丹鉄。こういう雰囲気は大好き。

画像


夕日ヶ浦木津温泉に到着。思わず途中下車したくなるような駅名。少し前に放送されていたBSジャパンの「出発!ローカル線 聞き込み発見旅」で丹鉄をやってましたが、あの時はここで途中下車してたような。

画像


1時間10分程すると車窓に天橋立が見えてきました。しかし宮豊線を完乗する為にいったん宮津まで行きます。

画像


14時25分頃、宮津に到着。丹鉄宮豊線完乗。ここで反対ホームの豊岡行きに乗り換えます。

画像


14時37分、天橋立に到着。ここで下車。ついに念願の天橋立に来れた。駅を出ると駅前に温泉があります。リサーチ不足で知らなかった。あとで入る事にして、まずは展望台に向かいます。

画像


「天橋立ビューランド」のモノレール乗り場に到着。

画像


往復券を購入します。850円。今日は雪の為、リフトは休みでモノレールのみ。

画像


約10分で展望台に到着。

画像


天橋立が一望…とはいかず、雪でホワイトアウト気味。寒い中、雲が切れるのを待ちます。

画像


しばらくすると雲が切れてきて、日本三景の一つ天橋立がついにお目見え。お~きれい。

画像

 

画像

 

画像


晴れていればもっとよく見えたかもしれないけど、雪景色の天橋立もなかなかの絶景。悪天候の平日という事もあり、人も少なくじっくり鑑賞できます。それとこの日は、某有名人がロケに来ていてちょっとびっくり。

画像


ようやく来れた天橋立。しっかり目に焼き付けて、40分後の下りモノレールで展望台をあとにします。

画像


モノレールの中からも絶景。晴れていればリフトもいいかも。

画像


すっかり冷えた体を温めに温泉へ。先ほど見付けた駅前の「知恵の湯」へ。
体を洗い湯船に浸かります。無色透明でやや塩味を感じる湯。泉質は「ナトリウム‐塩化物泉」。循環で薄まってしまっている感じ。やや塩素臭がします。続いて露天のつぼ湯へ。キーンと冷えた空気の中で、最高。しかし時々入る加温がつぼの中央真下からくるので、加温中は熱くて入っていられません。せめて中央じゃなくてずらしてくれれば避けられるんだけど。つぼ湯と露天風呂は日替わりのようですので、露天風呂も試してみたくなります。

<知恵の湯>★★★☆☆
泉質:C 眺め:C 癒し:B コスパ:B
駅前に立地し、鉄道で天橋立観光後にちょっと一風呂には最適。料金700円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

画像


入浴券にはビューランドモノレールの割引券が付いていました。順番逆だった。がっくり…。

画像


温泉を出て17時35分発の豊岡行きを待ちます。温泉を出たあとは冷たい空気が心地いい。

画像


やがて豊岡行きが到着。単行の車内は学生で満員御礼。「豊岡までこれ?」と焦りましたが、駅に着く度に下車があり、途中から無事に着席。

画像


10分程遅れた18時55分頃、終点豊岡に到着。きれいな景色と風情がある車両、丹鉄はいい路線でした。

画像


この日は豊岡で宿泊。今日のお宿は「豊岡グリーンホテルモーリス」。山陰の日本海側は記録的な積雪のようです。ここまで普通に来れたのは奇跡かも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西長期出張休日日記⑦【運休?「サンライズ瀬戸・出雲」受難の日】

2017年01月12日 19時07分00秒 | 鉄道旅

2017年1月11日・12日

年末年始は東京へ帰らなかった為、月一回の会社公認帰省で11日の業務終了後に「サンライズ」で帰京することに。

画像


11日発(三ノ宮は12日)「サンライズ瀬戸」の10号車ソロ。寝台料金は会社経費で出ないので、わずかですが節約の為に今回はシングルではなくソロを選択。三ノ宮からだと乗車時間も短いし。冬休み明けの平日という事もあり、今回は1週間前に難なくとれました。
ところが、11日未明に発生した愛知県岡崎市付近の東海道本線路盤陥没の影響で、10日発の「サンライズ」は下りが蒲郡、上りが名古屋で長時間抑止の後に運転打ち切りとなった模様。当然折り返しとなる11日発が影響を受ける事は必至で、東海道本線の復旧時刻次第では運休もあり得ます。
その為、11日の業務中は気が気でなくちょくちょく運行情報を確認しますが、昼を過ぎても「東海道本線運転見合わせ」は続きます。「あ~終わった」。運休を覚悟しましたが、「サンライズ運休」の公式発表は午後になっても出ません。
どういうこと?予定通り運行?どうやって?
ツイッターによると、どうやら上下「サンライズ」は既に折り返し、回送してそれぞれの始発駅に向かったようです。しかし回送列車の岡山発車が17時30分頃とのこと。「瀬戸」は何とかなりそうだけど「出雲」は間に合うのだろうか?
そこへ隠し玉(?)の予備編成投入。「出雲」は後藤の予備編成を使用して何食わぬ顔でスタンバイ。こうして「瀬戸」「出雲」それぞれ定刻発車となった模様。運休にしてしまえば楽だったと思われますが、これはなかなかの神対応!とにかく助かった。

画像


日付が変わる0時頃、三ノ宮駅に着きました。東海道本線の不通区間は既に復旧したようです。しかしここでさらなるアクシデント!英賀保付近で発生した人身事故の影響で山陽本線はしばらく運転を見合わせていました。22時30分ごろ運転再開したようですが、果たして「サンライズ」は何分遅れで来るのやら?

画像


恐る恐る発車案内を見ると、「遅れ約15分」!
良かった~。この寒い中何時間待つのかと思っていたから、15分なら全然平気。

画像


「瀬戸」10号車案内票の前で列車到着を待つ。
下りホームは貨物がバンバン通過していきます。長時間抑止されていた影響でしょうか。

画像


0時26分頃、「間もなく『サンライズ』到着」のアナウンスが流れます。

画像


そして定刻0時13分からピタリ15分遅れの0時28分、苦難を乗り越え(?)「サンライズ瀬戸・出雲」到着。

画像


今日もかっこいい「サンライズ」。とにかくホッとした。

画像


10号車に乗車。今日のお宿はソロ上段。やはりシングルより圧迫感あるけど、このタイトな空間もまたいいかも。
そして「サンライズ」、すぐに三ノ宮を発車。
ざっと見渡したところ、今日の10号車ソロは乗車率50%ほど。冬休み明けの平日だしこんなものかな。しかしその分車内は静か。モーター音とジョイント音のみが静かに心地良く響きます。

画像


車掌さんの検札を終えてビールタイム。せっかくなので備え付けのコップを使わせてもらったら泡だらけに。

画像


だいぶ見慣れた神戸線の夜景を眺めつつ個室でビール。最高。しかし時刻は既に1時近く。たちまち睡魔が襲ってきて、京都通過後の1時30分頃ブラインドを閉めて就寝。

画像


翌朝目覚めると既に熱海。岡崎のトラブル区間が気がかりでしたが、爆睡のまま通過。
まだ眠いですが、ここからは夜明けの相模湾を見ない訳にはいきません。そして、わずかに白み始めた相模湾がお目見え。超絶きれい。残念ながら暗すぎて写真にはうまく撮れません。2月か3月にはここで夜明けの海が見れるかも。来月の一時帰省も「サンライズ」狙おう。

画像


冬の夜明けらしい風景をボーッと眺めていると「おはよう放送」が入り、昨夜の遅れを取り戻し定刻運行中のようです。くそっ、乗車時間15分損した…何て思ってはいけない。やはり定刻運行が一番。

画像


すっかり明るくなった品川付近を行きます。やっぱり三ノ宮からだとあっと言う間なので、コスパ的にはソロ、それも上段がいいかも(ノビノビは苦手)。ソロは個室で285系のモーター音が聞けるし。モーター音フェチの自分にはたまりません。

画像


山手線E235系の姿が見えます。昨日試運転していた車両でしょうか。東京戻って来た実感が沸く。

画像


そして定刻7時8分、終点東京到着。静かで超快適だった「サンライズ」のプチ旅終了。とにかく無事に運行してくれて良かった。
また来月も、出張帰りは「サンライズ」で。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016-2017 冬の山陰ぶらり紀行④【魅惑のグリーン車「スーパーはくと10号」】

2017年01月07日 10時20分00秒 | 鉄道旅

2017年1月3日

画像


益田の朝は今日も薄曇り。さっそく朝風呂へ。

画像


風呂から戻って来ると、7時50分発普通長門市行きが発車。秘境線ムード漂う益田-長門市間。無性に乗りたくなります。

画像


午前8時、箱根駅伝復路スタート。最後まで見たいけど、もう帰路に着かなければなりません。

画像


今日はこれから快速を乗り継いで倉吉まで行き、そこから「スーパーはくと10号」で三ノ宮に戻ります。

画像


9時10分、「益田グリーンホテルモーリス」をチェックアウト。今回も最高の宿泊でした。自分の中で5本の指に入るいいホテル。

画像


まずは9時26分発キハ126系2両編成の快速「アクアライナー」米子行き。

画像


米子までは約3時間半、なかなかのロングランです。

画像


列車は定刻発車。益田の街が離れていきます。あ~寂しい。

画像


今日もきれいな日本海がお目見え。

画像


しかし窓がかなり汚れていて、写真を撮るのに苦労します。

画像


出雲に近付くにつれて雲行きが怪しくなり、所々小雨がパラついています。

画像


出雲市を過ぎると宍道湖が見えます。出雲市からは各駅停車。列車交換の待ち合わせが頻繁にあり、ここからは途端に鈍足運転になります。

画像


12時54分、米子に到着。乗り換え時間はわずか3分。急いで跨線橋を渡り1番線へ。

画像


ここからは快速「とっとりライナー」鳥取行き。コナンラッピング車両です。

画像


席にありつけず立ちで米子を発車。あいにく曇っていて大山は見えません。列車は時速100kmで山陰路を駆け抜けていきます。

画像


13時44分、倉吉に到着。ここで途中下車。コナン列車の旅終了。いったん改札を出て弁当とビールを買いに行きます。

画像


ここからは「スーパーはくと10号」。

画像


見るのも乗るのも初めての智頭急行HOT7000。特急列車らしい風格というか、迫力のある車体です。

画像


ちょっと奮発してグリーン車を確保しました。在来線特急のグリーン車に乗るのは初めて。

画像


いよいよグリーン車内へ。

画像


お~これはかなりの上質空間。テンション上がります。

画像


さっそく弁当とビールをセッティング。

画像


「赤瓦」という寿司弁当。アナゴやいくらなどなかなか豪勢。865円。

画像


行き会い列車遅れの影響で、倉吉を少々遅れて発車。「指定席・グリーン席共に満席、増2号車連結」などの案内放送が流れます。この「増2号車」、「ぞうにごうしゃ」ではなく「ましにごうしゃ」とアナウンスされています。北海道は確か「ぞう」だったけど。

画像


鳥取では自由席にえげつない程の大量の乗客。自由席に乗り切らないようで、グリーン車のデッキまで立ち客発生。

画像


列車は因美線を行きます。初めての因美線。のどかな風景。

画像


駅に停まる度にじゃんじゃん乗客が増えます。自由席はどうなっているのやら?申し訳ないけど、グリーン車は影響無しの優雅な空間。完全に別天地。

画像


HOT7000「スーパーはくと」は山間部をパワフルに進んでいきます。

画像


智頭急行線内で夕暮れ。列車は約9分遅れで上郡に到着し、ここから山陽本線を行きます。「スーパーはくと」は山陽本線を走る数少ない特急。

画像


姫路で多くの乗客が下車し、自由席の混雑はいくらか緩和されたようです。「スーパーはくと10号」は山陽本線を爆走します。

画像


見慣れた明石海峡大橋が見えてきました。あ~現実復帰が近付く。

画像


約10分遅れの17時9分、三ノ宮に到着。着いてしまった。泣く泣く下車。しかしグリーン車の優雅な空間は最高でした。今までは「座席が違うだけで数千円も余計に払うの?」という感覚で敬遠してたけど、これは180°認識が変わった。はまりそう。

画像


「スーパーはくと10号」は京都へ向けて出発。これで4日間の山陰逃避行が終了。あっと言う間に終わってしまった。やはり4日じゃ短すぎ。早くまた旅に出たいけど、いつになるやら。

画像


帰って駅伝ダイジェストを見ると、やはり青学独走優勝。3連覇は本当にすごい。我が母校は、来年出れるかな…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする