Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2018.2.18 中央東線を撮る

2018年02月18日 23時00分19秒 | 撮り鉄

2018年2月18日

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この土日はプチ旅に出る予定でしたが、フィギュアスケート男子が昼に行われるのを知り急遽予定変更。羽生選手と宇野選手のワンツーフィニッシュを見届けてちょっと興奮状態。
そして今日は、引退間近のE351系を中心に、当初予定にはなかった撮り鉄に出発。八ヶ岳をバックに撮れる場所へ向かいますが、有名スポットは人が多いだろうし、自分の素人作品より上手い写真がネットにもたくさん出てるので、ここはマイナースポットで狙う事にします。

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昼過ぎに最初のスポット到着。まずは試し撮り。E257系「あずさ16号」。かなり列車が小さくなってしまう。

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続いてE351系「スーパーあずさ15号」。雄大な八ヶ岳はいいけど、さらに列車が小さくなってしまった。ここで場所を変えます。

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しかしなかなかいい場所は見付かりません。快晴で八ヶ岳はきれいですが。

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時間が無いので程々の場所で妥協。211系で練習するも、もろに電気のボックスと被る。そしていよいよ次に来るのはE351系「スーパーあずさ19号」。やや場所を変えスタンバイ。そしてE351系が来た!

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あ~やっぱりイマイチどころじゃないな。

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延長戦で上り211系。この場所は下りより上りの方が狙いやすいけど、電線が入ってしまうのがどうも…。

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泣きのE257系「あずさ24号」。終始パッとしなかった。撮り鉄は難しい。

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ここで撤収。なぜか夕焼けが心に染みる。

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帰宅して、今度はスピードスケート女子500m観戦。スタートでヒヤッとしましたが、小平選手が見事に金メダル獲得!

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2018 南伊豆温泉紀行②【185系「踊り子106号」で行く絶景オーシャンビュー伊豆急行】

2018年02月12日 21時21分00秒 | 鉄道旅

2018年2月4日

 

 

 

 

 

南伊豆で迎える朝。午前6時30分起床。南伊豆とはいえ朝はやはり寒い。風もビュービュー。しかし、外の景色はどこどなく南国ムード。


それにしても昨夜は食べすぎた。まだ飽満感が残ってる。腹ごなしすべく、さっそく朝風呂へ。冷たい空気の中、熱い弓ヶ浜温泉に浸かる。あ~染みる~最高。

 

 

 

 

 

40分コースで朝風呂を堪能し、部屋に戻りビール。やっぱり休日は冬でも朝ビール。

 

 

 

 

 

続いて朝食。こちらの宿は朝食も部屋食。夕食も美味しかったけど、朝食も一品一品どれも美味。昨夜の食べ過ぎがあったものの完食。

 

 

 

 

 

9時30分、温泉民宿清水屋さんをチェックアウト。部屋食で食べれる美味しい食事に源泉掛け流しの温泉、そして何と言っても気さくなご主人と女将さんの温かい接客。いい宿だった。リピート決定。

 

 

 

 

 

バスを待つ間は弓ヶ浜でボーっとする。

 

 

 

 

 

波の音だけが響く冬の弓ヶ浜。夏は海水浴客で賑わうこの浜も冬は静か。

 

 

 

 

 

昨日は見えなかった沖に浮かぶ島。最初は船かと思っていたら島だった。神子元島という島らしい。真ん中に見える灯台がシンボル。もっとボーっとしたかったけど、今日は夜に予定があるので早帰り。

 

 

 

 

 

休暇村バス停から10時4分発の東海バス下田駅行きに乗車。弓ヶ浜をあとにする。

 

 

 

 

 

10時28分、伊豆急下田駅到着。南伊豆フリー乗車券なのでこの区間のバス運賃はかからず。列車まで時間があるので近くの銭湯へ。朝風呂入ったばかりだけど、もう一風呂。

 

 

 

 

 

徒歩13分程で辿り着いたのは昭和湯。銭湯ながら天然温泉を引いている。

 

番頭さんに料金400円を支払って中へ。昔ながらの銭湯の風景で、ズラリと並んだ洗い場の奥に浴槽が一つ。洗い場にシャワーが無いので、子供の頃のように洗面器にお湯を貯めてザバーッ。懐かしい感覚。

そして入浴。泉質はよくわからないけど弱塩味がする。循環加温されているようながら消毒用塩素臭はせず。そしてこの浴槽、異様に深い。1mくらいありそうだけど、浴槽内の小さな段差に腰掛けて何とか座れる。自分が入った時は他にもう一人お客さんがおられるだけでゆったり。やや熱めなので長湯はできずも、それでも30分コースで堪能。

<昭和湯>★★★☆☆
泉質:B 眺め:C 癒し:B
街中にある昔ながらの銭湯。あまりのんびりという雰囲気ではないけど、列車待ちの一風呂には最適。料金400円。シャンプー・ボディソープ備え付けなし。無料鍵付きロッカーあり。

 

 

 

 

 

銭湯を出て港沿いを歩いて駅に戻る。水の中にはボラの姿。夜はシーバス釣れるかも、なんて妄想。

 

 

 

 

 

風は強いけど暖かい。温暖な南伊豆は、今年のような寒い冬にはホッと一息つける場所。

 

 

 

 

 

のんびり歩きながら11時45分、伊豆急下田駅到着。早くも帰路へ。これから乗るのは「踊り子106号」。

 

 

 

 

 

12時に改札が始まりホームへ。やっぱり伊豆と言えばこの185系。

 

 

 

 

 

アナログ人間の自分としては、やはりLEDより幕式。しかしこの方向幕も風前の灯火。

 

 

 

 

 

行きと同様、7号車の指定席に乗車。

 

 

 

 

 

モハ185-2、昨日と同じ車両。

 

 

 

 

 

発車を待たずにビール。駅前のスーパーで買ってきた「伊豆の国ビール」という地ビール。美味い。その土地の地ビールも旅の楽しみ。

 

 

 

 

 

定刻12時12分、伊豆急下田を発車。今日もモーター音が心地いい。

 

 

 

 

 

この時点では乗客はまばら。河津までは山間部を走る。

 

 

 

 

 

今回使用している南伊豆フリー乗車券はなかなかお得。ぜひ継続的に発売してほしい。しかしこちらのきっぷ、案内を見ると不可解な点が一点。

「東海道新幹線は、東京都区内発に限り、東京‐品川のみご利用できます」

利用できると言っても特急券等は別購入になってるし、この一文を見て「東京から品川まで特急券買って新幹線で行こう」と考える人は余程の物好き。この一文の意図がよくわからない。ギクシャクしていると言われるJR東日本とJR東海の関係が生んだ産物かと勘繰ってしまう。

 

 

 

 

 

強風の中、列車は順調に進む。伊豆稲取付近で昨日は見えなかった伊豆大島が出現。三原山の山頂付近は白くなっている。伊豆大島でも雪が降るとは知らなかった。

 

 

 

 

 

しかしいい天気。オーシャンビューを存分に堪能。

 

 

 

 

 

駅に停まる度に多くの乗車。伊豆高原を出ると伊豆大島が一段と大きく見える。海の向こうに見える島というのは、どういう訳か無性に渡航意欲をかきたてられる。

 

 

 

 

 

今度は初島。伊豆の島の中でも初島だけは社内旅行で行った事があるけど、苦手な乱痴気騒ぎの宴会しか記憶に無し。

 

 

 

 

 

13時5分、伊東に到着。ここで大量に乗車。7号車はほぼ満席に。向かいのホームには「ザ・ロイヤルエクスプレス」の姿。「これ乗りたいのよ~」なんてご婦人グループの声が聞こえる。旅好きのご婦人は列車にも詳しい。

 

 

 

 

 

列車は伊東線へ。車窓には先程とは違う角度の初島。

 

 

 

 

 

13時30分頃、熱海に到着。修善寺からの5両と連結し15両の長大編成に。ここからは東海道線に入る。

 

 

 

 

 

13時38分、湯河原。「スーパービュー踊り子」だと湯河原は通過する場合が多い。有名温泉地である上に新幹線が停まらないので需要は多そうだけど。「スーパービュー」は熱海以遠への輸送に徹する位置付けらしい。

 

 

 

 

 

小田原を出ると、モーター音を唸らせて高速走行。列車は相模川を渡る。

VVVF全盛の首都圏において、未だ国鉄時代からの抵抗制御車が現役でいてくれているのはちょっと意外。国鉄型特急東日本最後の砦としてまだまだ活躍してほしいけど、E257系への置き換え方針が既に打ち出されている。

 

 

 

 

 

少々遅れた14時50分、終点東京到着。束の間の南伊豆プチ旅終了。

海水浴で賑わう夏もいいけど、冬の静かな南伊豆で海の幸と温泉を味わうのもまた魅力。

 

 

 

 

 

近い将来の引退が決定している185系。伊豆の顔として親しまれてきたこの姿が見れなくなるのは残念だけど、残り期間もモーター音を響かせて東京と伊豆を結んでほしいと思う。また乗りたい。

 

 

 

 

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2018 南伊豆温泉紀行①【残りわずかの国鉄型特急 185系「踊り子115号」で下田へ】

2018年02月08日 20時41分27秒 | 鉄道旅

2018年2月3日

 

 

 


学生時代~入社当時までよく乗っていた185系「踊り子」。近年あまり乗車機会が無かったけど、上り「サンライズ瀬戸・出雲」で東京到着時に度々見かけるようになって以降また乗りたくなり、185系乗車のプチ旅を決行。向かうは真冬でも暖かい(はずの)南伊豆。

11時40分、東京駅に到着。これから乗るのは「踊り子115号」。「サンライズ」と同じ9番線から発車。

間もなく新橋方から回送で入線。ホームに国鉄時代車特有のブロワ音が鳴り響く。いい音~。

 

 

 

 

 

以前と変わらぬ「踊り子」のヘッドマーク。昨今のLED表示では出せない、この色鮮やかなデザイン。

 

 

 

 

 

そしてこの方向幕。最近めっきり見かけなくなったかと思いきや、実はこんな身近に存在していたのを改めて思い出す。

 

 

 

 

 

指定席の7号車に乗車。この列車は15両の長大編成。前10両が伊豆急下田行き、後5両が修善寺行き。

 

 

 

 

 

発車を待たずにさっそくビール。

放送で「車内販売は伊豆急下田行きのみ乗車」とアナウンス。185系は貫通路が無いからしょうがないけど、同じ料金を払いながら異なるサービス、ちょっとどうかと思ってしまう。

 

 

 

 

 

定刻12時、東京を発車。鉄道唱歌のメロディに続き「伊豆急下田行きは満席」との車内放送。185系は今や希少価値、自動放送無しの完全車掌による放送。

 

 

 

 

 

東京発車時点で7号車の乗車率は50%程。満席なのでこれからじゃんじゃん乗ってくると思われる。それにしても、唸る低いモーター音と客室出入口がなんとも国鉄車らしい懐かしい感覚。

 

 

 

 

 

品川・川崎と停車し、12時23分横浜到着。7号車はここでほぼ満席に。ここで突然あることを思い出し青ざめる。携帯の充電器忘れた。ヤバ。どうしよう?

 

 

 

 

 

大船で満席となって列車は東海道を下る。この区間は高速運転。国鉄車特有のモーター音が最高。やがて相模川を渡る。

 

 

 

 

 

今回は南伊豆フリー乗車券を使用。2日間有効で土日のプチ旅にぴったり。東京‐伊豆急下田単純往復するよりも安い料金設定でなかなかお得。フリーエリア内外に関わらず特急乗車時は別に特急券が必要。

 

 

 

 

 

小田原を出ると相模湾が見えてくる。湯河原・熱海と停車し、熱海で修善寺行きと切り離され伊東線へ。

 

 

 

 

 

13時45分、伊東到着。多くの乗客が下車。ここからは伊豆急線。乗務員も伊豆急線の方に交代。

 

 

 

 

 

列車は伊豆高原へ向けて登坂。高い所から時折見える海がきれい。

 

 

 

 

 

185系と言えば、特急ながら窓を開けられるのが最大の特徴。もともと普通・優等兼用車両として作られたのでこうなってるようで、「サザエさん」にも出ていた。

 

 

 

 

 

14時6分、伊豆高原に到着。ここでも多くの乗客が下車。行き違いの為しばらく停車。

 

 

 

 

 

自分が最後に伊豆急に乗ったのは「リゾート21」が登場したばかりの頃。あの頃走っていた薄緑/青ツートンカラーの車両は既に引退してるけど、こちらの伊豆高原電車区の奥に100系が1編成あるのが見えた。懐かしい。

 

 

 

 

 

伊豆熱川・伊豆稲取・河津と停車する度に多くの下車があり、車内はだいぶのどかに。

伊豆稲取付近では海岸沿いを走り、車掌さんによる案内放送が行われる。晴れていれば伊豆大島が見えるようだけど、残念ながら今日はよく見えず。

 

 

 

 

 

14時47分、終点伊豆急下田到着。久々に伊豆急のオーシャンビューを堪能。この伊豆急下田駅も久々。駅舎は何となく記憶があり。

入れ替わりで「黒船電車」が発車していった。

 

 

 

 

 

近い将来、E257系への置き換えが予定されている185系。伊豆の顔として活躍してきたこの雄姿も間もなく見納めか。

 

 

 

 

 

改札を出て観光案内所で場所を聞き、真っ先に向かうのはdocomo shop下田店。ここでなんとか携帯充電器ゲット。あ~ホッとした。

 

 

 

 

 

下田駅に戻り、ここからは東海バスで弓ヶ浜に向かう。こちらのフリー乗車券、東海バスの結構な区間が乗り放題。

 

 

 

 

 

16時発の石廊崎港口行きに乗車。

 

 

 

 

 

16時23分、みなとクリニックで下車。運賃は610円ながら、フリー乗車券なのでもちろん無料。やはりこれはお得なきっぷ。

 

 

 

 

 

徒歩3分程で、本日のお宿「温泉民宿 清水屋」さんに到着。

 

 

 

 

 

昭和の香りプンプンの宿だけど、中はとてもきれいで落ち着ける。さっそく温泉に入りたいけど、その前に弓ヶ浜の夕日を見に。

 

 

 

 

 

浜までは徒歩3分。懐かしい弓ヶ浜の海。しかしやはり暖かい。この時間でも気温10℃くらいありそう。さすが南伊豆。

 

 

 

 

 

ちょうど日が沈むところ。お~きれい。

 

 

 

 

 

サンセットを見届けて宿へ戻る。次は温泉。こちらの宿では弓ヶ浜温泉が源泉掛け流し。温泉は家庭用浴槽程の湯船が2棟あり、それぞれ個別に入れる。

 

 

 

 

 

体を洗いさっそく温泉に浸かる。泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。塩味と苦味がある源泉は泉温77℃と高温。湯量を調節する事により湯温は下げられる。チョロチョロ程度の湯量にすると湯船は40℃程。じわ~んと染みて気持ちいい。やっぱり源泉掛け流し最高。窓を開けて外気を入れながらひたすらボーっと浸かる。

次の方が待ってると長湯はできないけど、もう1棟が空いたままだったので遠慮なく長湯し、60分コースで弓ヶ浜温泉を堪能。塩化物泉の特徴で、湯上り後もしばらくポカポカ。

 

 

 

 

 

温泉のあとは夕食タイム。こちらの宿は朝・夕とも部屋食で提供される。やはりこの部屋食は大きなポイント。夕食は金目鯛の刺身・煮つけ・サザエなど伊豆の海の幸がてんこ盛り。美味い。ビールがどんどん進んでしまう。

 

 

 

 

 

中でもイカの陶板焼き、ワタのうま味が濃厚で絶品。初めて食べた。ごはんもお櫃一杯食べて完全完食。お腹パンパンで苦しい。


南伊豆の静かな夜は更けて、旅の一日は瞬く間に終了。

 

 

 

 

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2018 安曇野温泉紀行②【天然ラドン温泉すずむし荘&E351系「スーパーあずさ28号」】

2018年02月04日 21時26分00秒 | 鉄道旅

2018年1月28日

 

 

 

 

 

穂高で迎える朝。窓の外には雄大な北アルプスの姿。メチャきれい。

さっそく朝食を頂きに。こちらのホテル最大の楽しみはこの朝食。焼きたてパンと熱々スープ、それにオレンジママレードのジャムとバター、素朴な軽朝食ながらとにかく美味しい。普段朝食を食べない自分もペロリ。

 

 

 

 

 

午前10時、グレイスホテル吉野をチェックアウト。静かな環境ときれいな景色、そして美味しい朝食。自分の穂高での定宿。

 

 

 

 

 

徒歩5分で穂高駅到着。これから大糸線に乗り温泉へ向かう。

 

 

 

 

 

大糸線に乗り入れる「あずさ」はE257系1往復ながら、ホームにはしっかり乗車案内がある。今後「あずさ」はE353系へ統一されるようで、このE257系マークも過去のものになるのだろうか。

 

 

 

 

 

10時20分発の信濃大町行きに乗車。穂高で多くの乗客が下車し、車内は空いている。

 

 

 

 

 

窓の外には北アルプス。211系3000番台はロングシートなのが本当に悔やまれる。小淵沢以東ではセミクロスシート車の1000番台も見かけるけど、その確率は高くない。

 

 

 

 

 

10時33分、北細野で下車。ここから徒歩で温泉を目指す。道路が至る所凍結していて気を抜くと滑る。

 

 

 

 

 

美しい北アルプスの眺め。温泉出たら、あの北アルプスをバックに撮り鉄しよう。

 

 

 

 

 

徒歩約25分で辿り着いたのは、天然ラドン温泉すずむし荘。

 

 

 

 

 

温泉の前に、まずはレストラン鈴音へ。

 

 

 

 

 

蕎麦食べたいと思っていたら、ドンピシャなのがある。1日限定10食の鈴音ざるそば。生ビールと共に注文。幸い売り切れてなかった。

 

 

 

 

 

まずはビール。うーん、最高。

 

 

 

 

 

そして鈴音ざるそば。おっ、これは蕎麦のいい香りがする。

食べてみると、鼻に抜ける濃厚な蕎麦の味。あ~美味い。信州らしい濃厚な蕎麦の風味。これが食べたかった。あっと言う間に完食し、例により蕎麦湯まで全て飲み干す。個人的美味い蕎麦屋さんに追加決定。しかし10食限定なので遅く行くと食べれなさそう。


美味しい蕎麦を食べ終え温泉に移動。さっそく体を洗い湯船へ。内湯には源泉浴槽があるものの、泉温30℃という事でさすがに無理。露天風呂へ。

泉質は単純放射能泉。ラドン温泉の馬羅尾天狗岩温泉を引いているとか。循環加温だけど塩素臭がする事もなくリラックスして入れる。キーンと冷えた空気の中、雪を頂いた安曇野の山々を眺めながらひたすらボーッ浸かる。これは極楽。2時間コースで堪能。ラドンの効果か、湯上り後もなかなか汗が引かない。

<天然ラドン馬羅尾天狗岩温泉 すずむし荘>★★★★☆
泉質:B 眺め:A 癒し:A
露天風呂から北アルプスが臨めないのは残念ながら、静かなロケーションで雪景色を眺めながら自然に溶け込む感覚。入浴料500円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。無料鍵付きロッカーもあってセキュリティも安心。

 

 

 

 

 

14時10分、温泉を出て撮影スポットを探しながら、今度は信濃松川駅に向かう。しかし北アルプスは既に雲に覆われ見えず。

 

 

 

 

 

15時、目ぼしいスポットを見付けてスタンバイ。狙うのはE257系「あずさ26号」。1往復しかない大糸線乗り入れの「あずさ」。途中のコンビニで買ってきたビールを飲み精神統一(?)。

 

そして15時13分、近くの踏切が鳴る。やがて列車のジョイント音が聞こえてきてE257系の姿が現れた。緊張の一瞬。

 

 

 

 

 

「カシャッ」とシャッターを切るも、微妙にピントが合ってないし、何と言っても北アルプスが見えない。撮り鉄はタイミングも重要。それ以前に下手。

それにしても寒い。温泉で温まった体もすっかり冷えて指の感覚が無くなってきた。ここで駅に向かう。

 

 

 

 

 

15時40分、信濃松川から松本行きに乗車。早くも帰路に着く。車両は今回初めてのE127系。最初は空いてたけど、途中駅から多くの乗車があり満員御礼に。

 

 

 

 

 

16時26分、松本に到着。松本と言えば駅そば。ホームにある蕎麦屋さんへ。ここで食べるのはもちろん特上葉わさびそば 460円。

 

 

 

 

 

自分の駅そばの定番はかき揚げだけど、信州に来た時は葉わさび一択。そして松本駅では蕎麦はもちろん特上。出てくるまで約3分かかるけど、やはり美味い。松本駅の楽しみ。

 

 

 

 

 

蕎麦を食べ終え、既に列車が入線済みの2番線へ向かう。これから乗るのはE351系「スーパーあずさ28号」。かっこいい。

 

 

 

 

 

E351系先頭車にLEDで表示されるヘッドマークの中の、この山のような炎のようなマークは以前から何かわからなかったけど、結局今もわからず。

 

 

 

 

 

発車時刻が迫り、11号車指定席に乗車。帰りも、もちろんモハ。

 

 

 

 

 

この方向幕も間もなく見納め。

 

 

 

 

 

進行右側に着席して16時58分、松本を定刻発車。八王子まで約2時間。

 

 

 

 

 

さっそくビール。列車はぐいぐい加速し爆走モードに入る。モーター音が心地いい。

 

 

 

 

 

「スーパーあずさ」の中でも、この松本‐塩尻間は特に爆走区間。気分爽快。あとは竜王‐甲府間か。

 

 

 

 

 

11号車の車内は乗車率30%程。今のところ空いてる。このままいくとは思えないけど。

 

 

 

 

 

17時7分、雪が舞う塩尻に到着。ここで篠ノ井線から中央東線へ。

 

 

 

 

 

雪の中を、今度は塩嶺トンネルに向けて加速。

 

 

 

 

 


塩嶺トンネルに突入。通称「大八曲がり」と言われる辰野経由時代から、このトンネル完成により所用時間が短縮。引き換えに、辰野ルートは特急が何往復も走る幹線から完全にローカル線に。

その後の1986年には1時間ヘッドだった「あずさ」を30分ヘッド化し増発(昼行「アルプス」は廃止)。1988年には新宿‐甲府間を「かいじ」化。そしてE351系の登場により中央東線はさらにスピードアップ。

今度はそのE351系が間もなく引退し、中央東線はE353系の時代へ。高速バスとの競合が激しい中央東線の歴史は目まぐるしく変わる。東日本では数少なくなった在来線特急がバンバン走る路線。2027年に予定されるリニア開業の影響が有るのか無いのか気になるけど、いつまでも「あずさ」「かいじ」にバンバン走ってほしい。

 

 

 

 

 

E351系の特徴の一つ、ひじ掛け収納式のテーブル。西日本ではサブテーブルで似たようなのがあるけど、東日本では珍しい。あまり使い勝手は良くないように感じる。

 

 

 

 

 

17時15分、依然として雪が舞う岡谷に到着。岡谷を出ると外は完全に暗くなり景色はよく見えなくなる。やはり中央東線は景色がきれいなので、夜通るのはもったいない。

車内は上諏訪・茅野・小淵沢・甲府と停まる度にじゃんじゃん乗客が増え、11号車は満席に。

 

 

 

 

 

雪景色の中央東線を駆け抜け19時2分、八王子に到着。ここで下車。爆走「スーパーあずさ」の旅終了。

自分の中では名車の振り子式E351系。引退は本当に残念。引退までにまた乗りに来よう。

 

 

 

 

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