Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

関西長期出張休日日記⑨【初の相模湾サンライズ!?上り「サンライズ瀬戸」】

2017年03月26日 16時04分00秒 | 鉄道旅

2017年3月15日

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日付が変わる前はWBC2次ラウンド日本VSキューバをテレビ観戦。手に汗握る熱戦を日本が制して2次ラウンド突破へ大きな1勝。しかしここまで全勝とは予想しませんでした。野球もサッカーも、不思議と日本代表は前評判が低い時の方が結果がいい。

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日付が変わった午前0時、三ノ宮駅到着。今日は月に一度の公認帰省日。これから「サンライズ」で東京に帰ります。WBCの日本勝利を見届けて「サンライズ」に乗るなんて最高。オランダ戦のように延長にならなくてよかった。

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この風景もだいぶ見慣れた感があります。今日は遅延はなく定刻運行中の模様。

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定刻よりやや遅れた0時14分、「サンライズ瀬戸・出雲」到着。

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「瀬戸」の10号車ソロに乗車します。

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部屋は海側上段。平日上りということもあり今回は部屋を選べました。しかし乗ってみると10号車は満室。狭いながらも安いせいか、ソロは意外に人気があります。サイバーステーションでは「瀬戸」「出雲」共にノビノビ座席も満席でした。列車はすぐに三ノ宮を発車。

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すっかり見慣れた高層ビル群の間を爆走します。

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しばらくすると車掌さんの検札。ここで意外な言葉「このきっぷ、少しの間お借りできませんか?」。
なんでも寝台券の日付を間違えた乗客がいるらしく、その説明用に借りたいとのこと。確かに三ノ宮・大阪から上り「サンライズ」に乗る場合は始発駅発車時と日付が変わる為要注意。自分がいつも利用してる窓口は「○○日の朝に東京に着く列車でいいですね?」と確認してくれるので安心ですが、「サンライズ」に不慣れな窓口だと気付かないかも。

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きっぷが戻ってきたところで、例によりビールタイム。日本勝利のあとだからなおさら美味い。しかし3月ながら今夜は真冬のような寒さ。この寒さなら冬型の気圧配置のはず。そうすると太平洋側は晴れだから、明日の朝は初めて「サンライズ」から相模湾のサンライズが見れるかも。

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相模湾サンライズを見逃すまいと、アラームを熱海発車の5時45分にセット。

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んっ?月が出てるのに雨が降ってる?この辺りの京都・滋賀は冬型の時に雪雲が流れ込みやすいからその影響か。まあ月が出てるから大丈夫、ということでブラインドを下ろして就寝。





翌朝、アラームの音で目が覚める。眠い目をこすり起床。列車はゆっくり走りだしている。熱海を発車したところか。トンネル内でブラインドを上げる。いよいよ初の相模湾サンライズを拝める時。そして列車はトンネルを出た!

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あら~っ?無情の雨。しかもドシャ降り。

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雨の相模湾。全然冬型じゃなかった。この寒さは、よく東京で雪が降る時の南岸低気圧というパターンだったのか。ガックリ。

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再びブラインドを下ろしてふて寝しているとおはよう放送が流れ横浜到着。室内のヒーターをMAXにしてないと風邪ひきそうな寒さ。

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「サンライズ」は順調に運行中。終着放送に続いて東京駅が見えてきました。

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定刻7時8分、終点東京到着。寒い!雨じゃなくて雪が降りそうな寒さ。

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相模湾サンライズは残念でしたが、今回も楽しかった「サンライズ」の一夜。また来月の乗車を願って家路へ。

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2017 松葉ガニ&温泉紀行②【七釜温泉ゆ~らく館→「こうのとり20号」】

2017年03月26日 14時30分00秒 | 鉄道旅

2017年3月10日

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朝起きると香住の海は曇り空。夜中に雷と爆風で起きてしまい、あまり眠れなかった。さっそく朝風呂へ。今日も海を眺めながら貸し切り状態。最高。

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風呂上がりに朝ビール。ふとテレビ番組表に書かれた「サクラマス」の文字が目に入る。香住はサクラマスが釣れるのか。よほどの幸運じゃないと難しいかもしれないけどウズウズしてくる。

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続いて朝食。朝から豪勢。昨夜心配された胃の調子は全く問題なし。カニはお腹にも優しい。

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外は晴れたりみぞれが降ったり爆風が吹いたり、目まぐるしく天気が変わります。海は白波ザブザブ。

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午前10時、「ファミリーイン今子浦」をチェックアウト。松葉ガニフルコース1泊22,500円(じゃらん)+入湯税150円お支払い。あのカニの美味さを思えば高くはありません。しかししばらくはカップラーメンの出番が増えそう…。

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今日も駅まで送って頂きます。美味しいカニ料理とオーシャンビューのきれいな部屋・温泉、いい宿でした。口コミ評価5決定。夕日が見れなかったのが残念。また来たい。

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香住駅に到着。閑静な街並みと海が間近で自然豊かな香住は本当にいいところ。関西に来て初めてこの地を知った。今まで知らなかったのが悔やまれる。

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今日はこれから浜坂の温泉へ。10時54分発の浜坂行きに乗車します。

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定刻10時53分、浜坂行きキハ47到着。かなりの強風ですが定刻運転されててよかった。

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昨日探索した余部橋梁を渡ります。

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11時19分、終点浜坂到着。ここでバスに乗り換えます。

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11時30分発の湯村温泉行きに乗車。

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10分程で七釜温泉バス停に到着。料金150円。そこから歩いて2分程の所にある「ゆ~らく館」。浜坂駅から徒歩圏内にも「ユートピア」という温泉施設がありますが、やはり露天風呂があるこちらを選びました。
まだ新しいようで館内はきれい。体を洗いさっそく露天風呂へ。四角い浴槽と釜風呂のような丸い浴槽があり自分は釜風呂へ。うぐいす色のお湯は源泉かけ流し。泉質はナトリウム・カルシウム‐硫酸塩泉。匂いはあまりせずやや塩味がします。平日ということもあり人が少なく静か。お湯が注がれる音だけが響く。あ~気持ちいい。ひたすら釜風呂でぼーっと至福の時を過ごし、1時間30分コースで堪能しました。

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<七釜温泉ゆ~らく館>★★★★☆
泉質:B 眺め:B 癒し:A コスパA
思ったほど成分は濃くありませんが、のどかなロケーションで良質の温泉を味わえます。料金500円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。休憩室はありますが、食事処は残念ながらありません。

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温泉を出てバス停に向かいます。七釜温泉のバス停は2ヶ所あります。

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帰りはこちらのバス停、栃谷七釜温泉口。各路線のバス本数は多くありませんが、この2つのバス停を使うことで鉄道+バスでも十分来れる。

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浜坂駅行きのバスが到着。こちらのバス停からも料金は150円で同じ。

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浜坂駅に到着しました。ここから早くも帰路へ。今日の夜はWBC日本VS中国があるので早帰り。

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今日は「かにカニはまかぜ」が運行されていませんので、城崎温泉まで出て「こうのとり」で帰ります。まずは14時21分発の快速豊岡行き。

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尼崎までの乗車券を購入しホームへ。

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先に折り返しの下り鳥取行きが到着。キハ121系を見ると、山陰本線をもっと西下したくなる衝動にかられる。

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続いてこちらも折り返し快速豊岡行き到着。2両編成の車内はやはり海側が人気。定刻14時21分に発車。久谷と鎧は通過します。

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何度見てもきれいな餘部駅からの景色。

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日本海沿いを行く山陰本線。かつては寝台特急「出雲」からこの景色が見れたのかと思うと乗れなかったのが悔やまれる。そんな中、JR西日本は「瑞風よりも気軽に利用できる新たな長距離列車」の開発を検討するとしています。どんな形になるのかわかりませんが、このご時世によくぞ決断してくれました。メチャクチャ期待。その新列車に一縷の望みを託します。

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15時28分、城崎温泉到着。ここで「こうのとり20号」に乗り換え。

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乗り換え時間はわずか2分。隣のホームとはいえ、やや焦ります。

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定刻15時30分発車。ここでビールタイム。温泉出てから喉カラカラ。あ~美味い。

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「こうのとり」に乗るのは久々。今日は空いていて6号車の乗車率は50%程でしょうか。

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依然として晴れたり雨降ったり、日本海側らしく天気は不安定。

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福知山線に入ると、不安定な天気の賜物、虹出現!

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お~きれい。思わず見入ってしまいます。

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三田付近はきれいな渓谷が見えます。時刻は17時20分。しかしまだ十分明るい。季節はすっかり春。

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18時13分、尼崎到着。ここで下車。これで夢の松葉ガニフルコースと温泉の旅終了。香住・浜坂は本当にいいところだった。関西出張終わったら、今度は東京から「サンライズ出雲」で行く冬の恒例行事になってしまいそう。

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「こうのとり」を見送り帰路へ。帰ったらWBC観戦。

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2017 松葉ガニ&温泉紀行①【天空の駅 餘部からカニ天国 香住へ】

2017年03月24日 16時28分00秒 | 鉄道旅

2017年3月9日

 

 

 


今日明日は振休。当初は紀伊半島へ乗り鉄に行こうかと考えてたけど、兵庫に来て以来のやり残しが気になる。それはもちろん山陰冬の味覚、カニ。値段にびびってなかなか手が出なかったけど、せっかくのこの時期の兵庫。行かなきゃ後悔間違い無し。

シーズン終盤で遅まきながら、意を決して向かうは兵庫県北部の香住。夢の松葉ガニフルコースの旅へ。

 

 

 

 

 

午前9時50分、三ノ宮駅に到着。寒い中「はまかぜ1号」を待つ。

 

 

 

 

 

定刻9時56分、キハ189系「はまかぜ1号」到着。かっこいい。

 

 

 

 

 

姫路で進行方向が変わり、山陽本線を離れ播但線に入る。

 

 

 

 

 

例によりビールタイム。「はまかぜ1号」は平日の今日も結構な乗車率。「城崎で温泉とカニ」という方が多そう。

 

 

 

 

 

寺前を過ぎ非電化区間へ。1月に乗った時は一面銀世界だったけど、雪はすっかり無くなってる。

 

 

 

 

 

豊岡で京都丹後鉄道と分岐。

 

 

 

 

 

車窓に円山川が見えてきた。

 

 

 

 

 

12時27分、城崎温泉に到着。予想通りここで降りる乗客が大変多い。自分もここで下車。

 

 

 

 

 

ハンコを押してもらい特急券は持ち帰り。

 

 

 

 

 

他の乗客達と進行方向を変え、喧騒の城崎温泉街をそそくさと離れ、きれいな円山川沿いに出る。やはり人混みは苦手。

 

 

 

 

 

歩くこと約25分、円山川温泉に到着。城崎温泉もいいけど、やはりこちらの泉質の良さは特筆もの。1月に来た時は寒くてまともに入れなかった露店風呂を堪能。湯出口なら今日は何とかがまんできる、というよりぬるいお湯がめちゃめちゃ気持ちいい。露店風呂40分、内湯40分の80分コースでうぐいす色の素晴らしい温泉を満喫。

 

 

 

 

 

駅に戻り14時57分発の普通浜坂行きに乗車。

 

 

 

 

 

鎧駅で眺める日本海。そしてこの先にあるのはあの名所。

 

 

 

 

 

余部橋梁!

 

 

 

 

 

15時38分、横殴りのみぞれが降りしきる餘部で下車。餘部探索する気で来たけど、これはきつい。しばし待合室で待機。

 

 

 

 

 

10分程でみぞれは止み、いよいよ餘部探索へ。

 

 

 

 

 

ホームに隣接している「空の駅」。有名な旧余部鉄橋跡に造られた展望施設。

 

駅からとは思えないすごい眺め。地上約40m。高所恐怖症の自分には少々きつい。

 

 

 

 

 

かつてはこの線路上を多くの列車が走っていたはずだけど、あの痛ましい客車転落事故を契機に余部鉄橋は現在の橋梁へと建て替えられた。途切れた線路は銀河鉄道999のよう。

 

 

 

 

 

16時17分発の豊岡行きが橋梁を渡っていく。ここで下に降りてみる。

 

 

 

 

 

急斜面の歩道を下山するように歩いていく。

 

 

 

 

 

一部残されている余部鉄橋の鉄骨。迫力満点。

 

 

 

 

 

5分程で下界に降りてきた。

 

 

 

 

 

かつて使用されていた桁。ここには転落事故の慰霊碑がある。しばし黙祷。

 

 

 

 

 

下界には「道の駅あまるべ」があり、冷えた体を温めさせてもらう。

 

 

 

 

 

ジオラマや余部鉄橋の歴史についてのDVDが放映されている。かなりじっくり鑑賞。

 

 

 

 

 

余部橋梁下は現在工事が行われていて、空の駅へエレベータがつながるらしい。確かにあの登山道のような道は誰でもおいそれと登れるものではないし。

 

その登山道を再び登る。向かうのは・・・

 

 

 

 

 

撮影名所の「餘部お立ち台」。悪天候の今日は誰もいない貸し切り状態。素晴らしい眺め。今度はここから「瑞風」を狙う人が多くなるのか。自分も今日はここでプチ撮り鉄してみる。

 

 

 

 

 

待つこと15分、橋梁の向こうに列車のヘッドライトが現れた。緊張の一瞬。

 

 

 

 

 

17時1分発の浜坂行きキハ47。完全素人作品ながら、まあまあ満足。しかしこのシャッターを切る一瞬のドキドキ感はかなりのもの。深入りしたらハマリそう。

 

 

 

 

 

餘部探索を終えて17時37分発の豊岡行きに乗車。

 

 

 

 

 

17時47分、香住で下車。宿の方が待っていてくれて、送迎車に乗せて頂く。

 

 

 

 

 

15分程で到着。今日のお宿は「ファミリーイン今子浦」。お目当てはもちろん松葉ガニ。

 

 

 

 

 

部屋からはオーシャンビュー。晴れていれば美しい夕日が見れるはずだけど、やはり自分は雨男。


まずは温泉大浴場へ。カニシーズン終盤の平日とあって宿泊客は少なめ。温泉は貸し切り状態。最高。泉質は単純泉で平凡なお湯ながら、海を眺め静かな至福のひと時。

 

 

 

 

 

温泉を出るといよいよ夕食。夢の松葉ガニ2.5杯フルコース。ついに食べれる。感無量。

 

 

 

 

 

まずは茹で。不慣れながら足をもいで身を掻き出す。ヤバい、美味い。殻を開けて胴体の身も頂く。濃厚なカニの風味が口に広がる。

 

 

 

 

 

もちろん柴山のタグ付き。

 

 

 

 

 

続いてカニ刺し。プリプリ食感と甘み。幸せ感じる美味さ。

 

 

 

 

 

次は焼きガニ。スタッフの方が頃合いを見て焼いてくれるのでアツアツのまま食べれる。香ばしくて美味い。茹でと刺し以外は冷凍とのことだけど、自分には判別不能。

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ここでアツアツのカニミソ。濃厚で超絶美味い。ごはんが欲しくなる。

 

 

 

 

 

最後はカニ鍋。鍋にすると茹で・焼きとは異なる別の美味さが出現。

松葉ガニの鍋というと「美味しんぼ」に出てきた「至高の五大鍋」を思い出す。「カニは鍋で食べるのが一番美味い」と海原雄山が言ってたけど、その通りと納得。海原雄山のような味覚はないけど。


2.5杯は余裕かと思って食べてたものの、さすがに途中からきつくなってきた。2杯くらいが自分にはちょうどいいかも。最後は無理やり詰め込んで完食。

 

 

 

 

 

しかしまだ終わらない。〆の雑炊。すごく美味しいんだけどさすがに限界。無念ながら1/3残し。

 

 

 

 

 

食後のデザート。やはり甘いものは別腹なのか、こちらはペロリ。


2時間30分かけて夢の松葉ガニフルコース終了。これはやみつきになる美味さ。しかし食べ過ぎて胃が心配…。

 

 

 

 

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