Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 冬の山陰ぶらり紀行①【103系→113系 懐かし国鉄車の旅】

2020年12月30日 23時51分57秒 | 鉄道旅

2020年12月8日

 

 

 

 

 

近年ハマっている、冬の山陰カニ紀行。

今回は転職の為の空白期間(無職期間)を使って12月に決行。コロナ感染拡大で一部予定を変更して、この日早朝に出発。

 

 

 

 

 

12月に念願の長野県移住を果たし、今回から旅の出発地は塩尻駅。

ここから「しなの2号」に乗り、まずは名古屋へ。

 

 

 

 

 

午前7時13分、キーンと冷えた空気の中「しなの2号」定刻到着。車内の温度にホッとする外の寒さ。当然ながら長野の冬は寒い。

 

 

 

 

 

塩尻以西で「しなの」に乗るのは10年振りくらいか。超久々。定刻に塩尻を発車。

 

 

 

 

 

見てるだけで寒くなる中央西線の山間部を進む。ちょっと山に日が当たってきた。

 

 

 

 

 

JR東海区間では指定された座席に座ってる指定席客への検札は省略されている。JR各社ではこのシステムが増えてきた。「鉄」目線では検札印がもらえないのは残念でもあるけど。

 

 

 

 

 

木曽福島到着。向かいのホームに松本行き普通列車。中央西線の313系はボックスシートか転換クロスなので普通列車の旅もいいかも。しかしJR東日本のロングシート211系も充当されてるようで、それに当たると…(*_*)

 

 

 

 

 

列車は凍てつく中央西線を淡々と進んでいく。所々単線区間があるので減速がかかる機会は多め。窓が大きいワイドビュー383系なので見晴らし抜群。

 

 

 

 

 

そして383系にはフットレストが付いていて、個人的にはこれがあるのとないので大違い。ありがたい装備。

 

 

 

 

 

最終的には出雲市か西出雲まで行って、そこから「サンライズ出雲」で帰る予定だけど、今日の目的地は兵庫県北部の豊岡。乗車券の経路が記載しきれず、一部手書き。

 

 

 

 

 

深い山間部を抜け、車窓はだいぶ明るみを増してきた。馴染みのない中央西線なので、ここどこ?状態。

 

 

 

 

 

8時31分、恵那到着。セントラルライナーカラー(?)の313系。馴染みのない中央西線は新鮮な感覚。

 

 

 

 

 

この辺りは地下ながらリニア中央新幹線のルートかと思うけど、コロナの影響がどう出るか?もし東海地震が発生してしまったら日本の大動脈 東海道新幹線が寸断される可能性もあるのでリニアを通すのは変わらないとしても、JR各社は大幅減益と言われていて、東海もご多分に漏れず。資金面で予定通り着工できるか?などと素人がいらぬ心配をしてみる。

 

 

 

 

 

何線かわからないけど右手に高架線が見えて、間もなく名古屋っぽい雰囲気。

 

 

 

 

 

定刻9時17分、名古屋に到着。ここから米原までは新幹線でワープして時間短縮。

 

 

 

 

 

「こだま703号」の自由席に乗車。「のぞみ」はそこそこ乗ってるように見えるけど、やはり「こだま」は空いている。

 

 

 

 

 

関ヶ原付近で見える山、伊吹山でしょうか。まだ雪は無いけど、今回の冬は寒いという長期予報。この辺も雪景色になりそう。

 

 

 

 

 

10時10分、米原到着。ここで下車。ここからは自分が好きなアレに乗り換える。

 

 

 

 

 

それは爆走列車の新快速。さすがに米原からだと席は選び放題。爆走のモーター音を堪能すべく、モハの8号車を狙う。長浜方面からの4両を連結して米原を発車。

 

 

 

 

 

さっそくグイグイ加速。とは言っても、複々線区間ほどスピード出てない気が。

 

 

 

 

 

草津からは複々線区間に突入し本格的に爆走開始。料金不要な上、全席転換クロス。新快速最高。最近はAシートなるものも登場したようだけど。

 

 

 

 

 

京都で乗客が入れ替わり、今度は大阪へ向けて爆走。だいぶ空腹感を感じるようになってきた。

 

 

 

 

 

11時42分、大阪到着。いつの間にか、ホームドアと言うか、ホームロープ(?)が設置されてる。確か関東と違ってドア数が異なる車両が混在してるからこのタイプが採用されたとか。ロープ状の柵が上下に昇降する。

 

 

 

 

 

列車は通称「JR神戸線」を引き続き爆走。右手に六甲山の山並みが見えてきた。

 

 

 

 

 

12時6分、三ノ宮到着。ここで途中下車。本来ならここで昼飲みタイムだけど、コロナ対策で今回居酒屋は控える。

 

 

 

 

 

やって来たのは都そば。一時期関西に住んでいた自分はこちらのリピーター。いつもは飲んだあとに〆で来るけど、今日はメイン。天ぷらそばを頂く。なんと言うか、昔ながらの素朴な味わい。あ〜美味い。

 

 

 

 

 

三ノ宮駅に戻り、再び新快速に乗車。

 

 

 

 

 

明石ではホームから明石城の姿。そう言えばここにもホームロープが設置されてる。関西ではスタンダード。

 

 

 

 

 

14時2分、終点姫路に到着。新快速の爆走を米原から姫路まで堪能し満足。ここからは播但線。

 

 

 

 

 

14時52分発の寺前行き。この播但線ではまだ103系が現役。

 

 

 

 

 

昭和人間の自分には懐かしいこの顔。まさに国電の顔。JRになってからE電という呼び名に変わったけど、残念ながら定着しなかった(*´Д`)

内装はだいぶ変わってますが、変わらないモーター音を聴いていたらいつの間にか爆睡。

 

 

 

 

 

起きたら終点寺前。ここからは非電化区間。

 

 

 

 

 

和田山行きのキハ41単行が入線。片運転台のキハ47を改造して両運転台にした車両。JR西日本らしい魔改造?自分はこういうの大好きですが。

 

 

 

 

 

接続列車が到着し定刻16時4分、寺前を発車。

 

 

 

 

 

のどかな非電化区間をエンジンを唸らせて進む。時間が合えば「はまかぜ」でビューっと行きたかったけど、やっぱりローカル線普通列車旅は楽しい。

 

 

 

 

 

単行ローカル線と並走する高規格道路。鉄道と道路のギャップを感じる。

 

 

 

 

 

終点和田山に到着すると、乗り換え時間僅かで跨線橋を渡り、山陰本線普通 城崎温泉行きに乗り換え。

223系かと思ったら、お〜緑の113系!113系や115系好きの自分には嬉しい誤算。このシートピッチ拡大前の、座り心地がなんとも良くない(失礼)ボックスシート、懐かしい〜。シートピッチ拡大車は座席幅も変わったのでかなり良くなったけど。

 

 

 

 

 

17時27分、本日の目的地、豊岡に到着。ここで下車。

 

 

 

 

 

113系、やっぱりかっこいい。東日本ではあまり見かけなくなってしまったけど、いつまでも現役でいてほしい。

 

 

 

 

 

今宵の宿は久々の豊岡グリーンホテルモーリス。3年振りくらい。

チェックイン後は豊岡の味覚を味わいに繰り出したいところだけど、コロナで居酒屋は自粛。アイティでビールとつまみを購入して部屋飲み。

 

 

 

 

 

テレビでは「トワイライトエクスプレス瑞風」やってる。まあ自分には無縁の列車でしょうけど。

ひがみですが…(-_-)

 

 

 

 

 

最後にルームサービスのラーメンを頂いて〆。

 

 

 

 

 

久々の豊岡夜景を眺めて就寝。明日は香住へ。zzz…。

 

 

 

 

 

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「あずさ」でブラっと小淵沢蕎麦紀行

2020年12月28日 21時30分42秒 | 鉄道旅

2020年11月21日

 

 

 

 

 

引っ越し準備も一段落し、今日は新蕎麦を堪能しに山梨県の小淵沢へ。

八王子から「あずさ13号」に乗車。

この外出は昨日突如思い立ったものの、3連休だから「あずさ」も混んでるだろうな〜と昨日えきねっとを見たら、窓側にわずかに空席があったので即バイトし小淵沢行きを決定。

 

 

 

 

 

今日は「13号」のあとに臨時の白馬行きが続行。

GoToトラベル効果もあり乗客が戻ってきた感はあるけど、感染拡大防止策は不可欠。

 

 

 

 

 

10時30分、E353系「あずさ13号」到着。ほぼ満席ですな〜。6月7月に乗った時はガラガラだったから運休にならないか心配だったけど、乗客が増えたら増えたでコロナが不安。

 

 

 

 

 

列車は鳥沢橋梁を渡る。しかしいい天気。小淵沢は紅葉が見頃かも。

 

 

 

 

 

初狩−笹子間は山が色づいてきれい。

例により甲府で多くの乗客が下車し、車内はいくぶんのどかに。

 

 

 

 

 

11時53分、小淵沢到着。ここで下車。さすがに空気が冷たい。

 

 

 

 

 

「あずさ13号」松本へ向けて発車。

改札を出て、徒歩で蕎麦スポットへ。とは言っても、それなりに歩く。

 

 

 

 

 

後続の白馬行き臨時「あずさ77号」も発車。大糸線直通が1日1往復となっている現在では貴重な臨時列車。

 

 

 

 

 

坂道をひたすら上っていくと前方に八ヶ岳出現。付近の紅葉と相まっていい感じ。

 

 

 

 

 

これで山頂に雪があったらヤバいきれいさかも。

 

 

 

 

 

小海線の踏切でちょうどキハ110が通過。小海線は永らく乗ってないな。最近はハイブリッド新型車も投入されたとか。

 

 

 

 

 

そして小淵沢駅から約20分で辿り着いたのはスパティオ小淵沢。こちらの中のレストラン森樹へ。自分はこちらのリピーター。

 

 

 

 

 

まずはビール。歩いてカラカラだった喉に染み渡る。美味い!いつもおつまみを付けてくれてありがたい。

 

 

 

 

 

そして本日のメインイベント、延命そば大盛り。延命そばは地元小淵沢産の蕎麦粉を使用した十割蕎麦。この時期は当然新蕎麦。

 

 

 

 

 

蕎麦本来の旨味が味わえる美味しい蕎麦。大盛りでも足りず特盛が欲しくなる(^_^;)

 

 

 

 

 

あっという間に完食。そしてここから第2部。自分は蕎麦つゆにネギとワサビは入れない派。蕎麦の繊細な風味が負けてしまう気がするので。

代わりに残った蕎麦つゆにネギとワサビを投入し、ビールのつまみとしてつゆごと頂く。

 

 

 

 

 

 

個人的裏メニュー「ネギワサビ蕎麦つゆ」。好みにより蕎麦湯で割るのもありだけど、自分はそのまま。

 

 

 

 

 

最後は蕎麦湯を全部飲み干して終了。あ〜美味かった。やっぱり特盛が欲しい(;´Д`)

 

いつものパターンでは併設されてる「延命の湯」という温泉に入っていくけど、この日はプロ野球日本シリーズがあるので、温泉はカットして早くも帰路へ。

 

 

 

 

 

帰り道は富士山がよく見える。ただし逆光なので残念ながらシルエットのみ。

 

 

 

 

 

南アルプスもよく見えるけど、こちらも逆光でシルエットのみ。

 

 

 

 

 

小淵沢駅に到着後「高原野菜とカツの弁当」を購入。自分が子供の頃からあるロングセラー有名駅弁。個人的美味い駅弁TOP5に入る逸品。これは今日の夕食に。

 

 

 

 

 

ホーム入場前に小淵沢駅改装で誕生した展望台へ。八ヶ岳を一望。山頂が雪で白くなる冬は今以上にすごい景色が見れそう。

 

 

 

 

 

入場すると小海線のハイブリッド、キハE200の姿。初めて見た。どんな駆動音がするのか、モーター音フェチの自分としては興味津々。

 

 

 

 

 

14時30分「あずさ34号」到着。来たばかりだけど、こちらの列車でもう帰路に着く。

3連休初日の上りということで、さすがに空いてる。

 

 

 

 

 

列車からも富士山がよく見えるも、やはり逆光の為シルエットのみ。

 

 

 

 

 

そう言えば、小淵沢駅の改札で消毒液を頂いた。このラベルはなかなか。中身を使い切っても容器は永久保存決定。

 

 

 

 

 

甲府でもそれ程増客しないまま、列車は笹子トンネルへ。最近このアングルで列車を見たくて、指定席取る時は必ず後ろよりの車両を選択する。

 

 

 

 

 

笹子トンネルを抜けて、やや日が傾いてきた。こういうカーブでは、車体を大きく傾けて荒々しく爆走していたE351系を思い出す。自分はあの走りが大好きだったけど、大多数の人はそうではなかったようで…。

 

 

 

 

 

上野原を通過すると右手には相模湖上流、通称島田湖の姿。釣りをしない方にはおそらく認知されてない呼び名かと…。

 

 

 

 

 

小仏トンネルを抜け中央道八王子JCが見えると急速に山がなくなり、高尾からは一気に市街地へ。ここまで来ると「あ〜戻ってきた」と若干ブルーになる(;_;)

 

 

 

 

 

15時50分、八王子到着。ここで下車。本当にあっという間だった。さあ帰って日本シリーズ見るか。

 

 

 

 

 

E353系を見送り帰宅の途へ。

帰って日本シリーズ見た感想は、小淵沢でもっとゆっくりしてくればよかった…(*_*)

 

 

 

 

 

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2020 秋の釣り旅in道北⑬【東京生還で遠征終了】

2020年12月25日 21時22分00秒 | フェリー旅

2020年11月15日

 

 

 

 

 

昨日乗船した新潟行き新日本海フェリー「らべんだあ」で迎える朝。午前5時30分起床。

窓の外が明るくなってきて、海の向こうに山が聳えてる。なにか神々しい景色。山の形からすると鳥海山か?

 

 

 

 

 

しかし窓の汚れにより、絶景ながらやや見にくいのが残念。

 

 

 

 

 

これはフェリーからでしか見れない景色かも。徐々に赤みを増す空のもと、新潟へ向けて快調に日本海を南下。

 

 

 

 

 

モニターの地図を見ると山形県の酒田沖。やはり鳥海山だった。

 

 

 

 

 

鳥海山の次に現れたのは月山。フェリー旅っていいな、と感じる朝の景色。鉄道の寝台特急が風前の灯の現在、フェリーは「旅」を感じさせてくれる数少ない移動手段。

 

 

 

 

 

6時30分、月山の中腹からサンライズ。おお〜きれい。

 

 

 

 

 

力強く明るさを増すサンライズ。現実復帰目前にいい景色が見れた。こんな景色を見せられては、フェリー旅がやみつきになってしまう。

 

 

 

 

 

7時になり、いつも見ている「所さんの目がテン!」を視聴。なにやら釣りをしている。何が釣れるのかと思いきや、何も釣れず。やはり釣りは甘くない。

 

 

 

 

 

テレビを見ながら、セイコーマートの小海老天そばで朝食。安くて美味いので、北海道行ったら必ず買いだめしてくる。

 

 

 

 

 

朝食を食べ終えて「サンデーモーニング」を見てると時刻は8時50分。窓の外には堤防と、その上で釣りする人の姿。あ〜もう新潟か。

 

 

 

 

 

9時、陸地が迫ってきて、船内に下船案内の放送が流れる。

楽しかった北海道遠征も終わり、いよいよ現実復帰の時。往生際の悪い自分はこの現実を受け止められないまま荷物をまとめ、車両甲板へ移動。その間にフェリーは新潟西港に着岸。

そしてハッチが開き、誘導員さんの指示に従いスロープを下りて下船。

 

 

 

 

 

あ〜着いたか〜。

11月3日にウキウキ気分で出発した新潟西港。いつものことだけど、あの11月3日が遠い昔のように思える。寂しさ100%ながら、こうして無事に戻ってこられたことにはやはり感謝。

 

 

 

 

 

行きも帰りも乗せてもらった「らべんだあ」。超快適な船旅だった。

ここからは東京まで300kmの道のり。今日は日曜日。ETC休日割引の恩恵を受けれるよう帰りを日曜にしたけど、のんびりしてると午後の渋滞が始まってしまう。余韻に浸ってる間もなくすぐに出発。新潟西ICから北陸道へ。

 

 

 

 

 

関越道に入り、越後川口SAでへぎそばを頂く。美味しいけど、北海道でだいぶ蕎麦を食べたせいか、無性にラーメン食べたくなってきた。

 

 

 

 

 

続いて、関越トンネルを越えた所にある谷川岳PAで休憩。ここでのお目当てはもちろんあれ。

 

 

 

 

 

それはもつ煮。要冷蔵なのであと2時間くらい常温でいけるか心配だったけど、店員さんに聞いたら大丈夫とのことなのでダブルで購入。しかしこのもつ煮、やわらかくて本当に美味しい。もっと買ってくればよかった。

 

 

 

 

 

紅葉がきれいな谷川岳PA。しかしのんびりしてると渋滞に巻き込まれる。すぐ出発。

 

 

 

 

 

最後の立ち寄りスポットは赤城高原SA。ここにはコイン洗車機があり、雪道走行で汚れ放題だったクルマを洗車。

その後はノンストップでひた走り、14時30分ついに自宅に到着。着いた〜!

猿払で家のカギを無くしたので、大家さんにカギを開けて頂く(*´Д`)

 

 

 

 

 

今遠征の総走行距離は2364km。よく走ってくれた。トラブル無く遠征を実現してくれたクルマにも感謝。

 

 

 

 

 

荷物を降ろしたあとはラーメン。自分の定番は喜多方ラーメン坂内だけど、今日は期間限定で山形県鶴岡の琴平(こんぴら)荘ラーメンが食べれる花月嵐へ。

本家のラーメンは食べたことないけど、レプリカのこちらも美味い。定番メニュー化希望。

 

 

 

これでイトウを求めて走りまくった北海道遠征終了。明日からは引っ越し準備。

でもしばらくは、道北の雄大な景色が脳裏に焼き付いてヌケガラ状態…(-_-)

 

 

 

 

 

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2020 秋の釣り旅in道北⑫【旅の終わりも新日本海フェリー「らべんだあ」】

2020年12月23日 23時36分04秒 | フェリー旅

2020年11月14日

 

 

 

 

 

石狩沼田のほろしん温泉ほたる館で迎える朝。午前6時30分起床。

昨日は暗くなってからの到着だったのでわからなかったけど、自分好みの結構な山間部にある宿だった。

さっそく朝風呂へ。眼下の川を眺めながら入る露天風呂が最高。朝から長湯。

 

 

 

 

 

朝風呂のあとは朝食。

ごはんおかわり自由な上に美味しいので、朝から食べ過ぎた。

 

 

 

 

 

10時、ほろしん温泉ほたる館をチェックアウト。

どんな所かわからずじゃらんで予約して飛び込んだけど、いいところだったな〜。次いつ来れるかわからないけど、ぜひリピートしたい宿。

 

これから小樽港へ向かう。国道275号が最も距離が短そうだけど、結構交通量が多い。そんなに急いでもないので、滝川からはマイペースで行けそうな山間部の国道451号へ。

 

 

 

 

 

期待通りクルマが少なく、しかも景色がきれい。途中でちょくちょく休憩しながらのんびり行く。

川があると、また自分の中の悪魔が「釣りしてけよ」と囁いてくるものの、さすがに今日は釣りする程の時間は無いので、悩むことなく却下。でも時間あったらやっちゃってるな。川の名前も魚がいるかもわからないけど。

 

 

 

 

 

それにしても、そそられる川が多いな。

 

 

 

 

 

こういう時にシカが出てきてくれたらじっくりウォッチングできるんだけど、見たいと思うと大抵出てこない(-_-)

 

 

 

 

 

途中から道道28号・道道11号と道を変え、昼食スポットの厚田を目指す。

 

 

 

 

 

12時30分、厚田の道の駅に到着。この近くに「一純」という蕎麦屋さんがあるはずでそこ目当に来たのだけど、それらしき店は見当たらないな〜。道の駅の中で聞いてみるか、と中に入ったら、中にあった(*´Д`)

幸い空席があったので即入店。

 

 

 

 

 

こちらで頂くのは、にしん丼とにしん蕎麦がセットになったにしんセット。にしんの刺身は初めて。脂が乗ってて美味い〜。これもビールが欲しくなってしまう。

やっぱり北海道最高。しかしもう4時間後にはフェリーに乗って帰らなくてはならない。

 

「どうせしばらく無職なんだし、延長しちゃえよ」

 

また悪魔が囁いてくる。この悪魔の言葉を聞くつもりはないけど、せっかくの機会だからもっと長くいれば良かったとは思う。フェリーの往復割引が14日以内という条件だったから、そこに拘りすぎたか。

 

 

 

 

 

お店を出ると、外は風ビュービュー。行きのフェリーも結構揺れたけど、今日も揺れそう。

13時30分、道の駅を出発。次はいよいよ小樽港か。

あ〜寂しい(:_;)

 

 

 

 

 

途中、何か気になる光景が広がっていたので、クルマを停めてしばし鑑賞。

雲の隙間から光が差し込み、まさに後光が差すという感じ。雲の動きにより光の差し方も変化する。なんとも神秘的。

ずっと眺めていたくなるような景色だけど、フェリーの出港時間が迫ってる。泣く泣く出発。

 

国道231号から337号に入ると徐々に交通量が増え、ラストの国道5号は所々渋滞。あ〜現実に戻ってきてしまった。オホーツクラインのあの雄大な眺めが懐かしい。

 

 

 

 

 

そして15時頃、ついに小樽港到着。無事着いた〜と言うか、着いてしまった〜と言うか、非常に複雑な心境。ひとまず乗船手続きへ。

 

 

 

 

 

乗船までちょっと時間ができたので港周辺を散策。今宵の宿になる「らべんだあ」は行きと同じ船。

そして船の周りでは釣りしてる人が多い。なんだ、ここで最後の一勝負できたのか。もっと早く来ればよかった。サクラマス釣れたりしたら絶叫してしまう、

と得意の妄想が始まる…(;´Д`)

 

 

 

 

 

16時15分となり乗船開始。行きのフェリーはこの瞬間が最もテンション上がったけど、帰りの今日は寂しさのみ。

 

 

 

 

 

車両甲板にクルマを停め船内へ。客室は行きと同じステートAアウトサイド。冷蔵庫あり テレビあり ウォシュレットあり シャワーあり 湯沸かしポットありの快適空間。

 

 

 

 

 

GoToトラベルクーポンを4枚頂く。もちろん行きと同じあれを狙う。

 

 

 

 

 

出港時刻が迫り甲板へ。夕焼けに染まる小樽の街並み。

 

 

 

 

 

それにしても空の色がきれい。何色と表現すべきか?しかしこれ見たらますます帰りたくなくなってきたな〜。やっぱり北海道は自分にとってスペシャル。

 

 

 

 

 

車両の積み込みが終わったようで、スロープに誘導員さんの姿がなくなった。あ〜そろそろ出港か。

 

 

 

 

 

乗船が早く終了したようで、予定より10分早い16時50分、「ボォーッ」という汽笛と共に小樽港を出港!

 

 

 

 

 

あ〜、北海道が遠ざかっていく。なにかこの光景を見てたら涙腺緩んできた。いい歳こいて…。

 

 

 

 

 

手を振ってくれる誘導員さんを見たら、涙腺崩壊。

ヤバい(;_;

20年前にバイクツーリングしてた頃はこんなこと無かったのに、やっぱり歳のせいか?でもこんな夜景をバックに手を振ってお見送りして頂いたら、そりゃ涙腺緩みます。

 

 

 

 

 

どんどん北海道が遠ざかっていき、さすがに観念したのか涙腺が落ち着いてきた。

 

 

 

 

 

きれいな小樽の夜景が小さくなっていく。そろそろ寒さに耐えられなくなってきて屋内へ戻る。

ありがとう北海道。また来るよ〜。

 

 

 

 

 

冷えた体を温めに大浴場へ直行。露天風呂でさっぱりしたあとはレストランでの夕食タイム。GoToトラベルクーポンでまず頂くのはサッポロクラシック。1本では足りないのでダブル。カラカラだった喉に染み渡る。あ〜いつもながら美味い!

 

 

 

 

 

そして鮭いくら重。いくら大好き人間の自分はこれ一択。

 

 

 

 

 

プチプチいくらがたまらない。美味い。

クーポンでオトクに食べれるとは言っても、新型コロナ感染者は増加の一途。浮かれてばかりはいられない。

 

 

 

 

 

部屋に戻って時刻は20時50分、フェリーは積丹半島を既に越え島牧村沖を航行中。結構揺れるものの、全然許容レベル。準備してきた酔い止薬は飲まずに済みそう。

 

北海道を去る寂しさ100%のまま22時就寝。

明日の朝はもう本州か。zzz…。

 

 

 

 

 

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2020 秋の釣り旅in道北⑪【イトウを求めて猿払川4日目(延長戦)〜猿払川ラスト勝負】

2020年12月19日 22時07分06秒 | 釣り旅

2020年11月13日

 

 

 

 

 

稚内のホテルめぐまで迎える朝。午前6時30分起床。

連日の早起きと昨日の出来事でちょっと疲れたので、ゆっくり起きようかと目覚ましかけずに眠ったらこんな時間。

朝風呂に入り部屋に戻って窓を開ける。ん?稚内なのにずいぶん暖かいな。昨日までと空気が違う。

 

 

 

 

 

7時30分、ホテルめぐまをチェックアウト。館内はきれいで快適だけど、温泉の消毒用塩素臭がきつく、源泉の良さを感じられなかったのが残念。むしろ併設されてる人工温泉の方が自分には合ってたような。

 

まずは今日のノルマ、日本最北端を目指す。予定よりだいぶ出遅れた。

それにしても暖かい。クルマの気温計は9℃。この時期の東京だったら十分寒い気温。だいぶ感覚が麻痺してきた。

 

 

 

 

 

あの先端が日本最北端?ちょっとテンション上がってきた。

 

 

 

 

 

最北端まであと5km。このワクワク感、バイクツーリングしてた頃を思い出す。

 

 

 

 

 

そして8時、日本最北端の宗谷岬に到達。久し振り〜。前回来たのは20年前だったか。

 

 

 

 

 

最北端のこの景色。懐かしい。

 

 

 

 

 

この景色、20年前と変わってないな〜。観光客が来るには時間が早いせいか、人がいなくて最北端到達の感傷に浸れる。

 

 

 

 

 

最北端から眺める海。20年前はここから樺太が見えて、初めて肉眼で見る外国の景色に神秘的なものを感じだけど、曇り空の今日は残念ながら見えず。

昨日のバラシが無ければゆっくり散策したいところながら、残念ながらそうはいかず、猿払川ラスト勝負に向けて滞在時間10分で宗谷岬を後にする。

 

 

 

 

 

9時頃、猿払川に到着。昨日ラストにバラした中流域のポイントに入りスタートフィッシング。制限時間2時間のラスト勝負。まずはミノーで広範囲をサーチ。

この気温の高さがどうでるか?寒くなった方がいい気はするけど。

 

例によって沈黙の時間が過ぎる。と、突然岸際で何かがライズ!さらに2発目!あれはイトウ?ここでチャターにチェンジ。岸際を探ってみる。

 

 

 

 

 

しかしノーバイト。早くも1時間経過。ここでちょっと休憩。家の大家さんにカギを無くしたことを連絡。幸い合カギで開けてもらえることになり一安心。しかし、カギ交換でまた余計な出費になりそうだな〜(ToT)

 

そして釣り。ローライトなのはいいんだけど、やはり気温の高さと風が弱いのが気がかり。

潮周りで見ると、今日は中潮で今は上げの真っ只中。上げよりも下げの方がその気になれるけど、まあ潮が動いているという点ではプラスかも。なんとか1バイトを願いながら再開。

 

今日の天気予報は曇りのち雨。今のところ降る気配はないけど、降ってきてほしい。何か変化があればイトウのスイッチが入るかも。

その後も天気の変化は無くバイトも無し。時刻は10時50分。残り10分。自分の場合このタイミングでバイトを得てバラして終わるパターンが多いけど、今日は?

 

しかし何も起こらず。最後の1投に望みを託すもロッドに生命感が伝わることはないままルアーが戻ってきて、11時ストップフィッシング。

 

11月4日、雪の朱鞠内湖から始まったイトウクエスト、ここで終了(:_;)

結果は小イトウ1匹。まあでも人生初イトウはやはり感動だったし、ゼロで終わるのとは大違い。夢のメーター級はまた次回。

 

 

 

 

 

今日も多くのアングラーがウェーディングする聖地を後にして、帰りたくないけど帰路に着く。

 

ありがとう猿払川。また来るよ〜。

 

 

 

 

 

これから小樽港へ。しかし雪が心配だったので中継地点を設け、今日は石狩沼田まで行き。その前に寄らなければいけない(?)場所が。

それはこちらの豊富温泉ふれあいセンター。ショートカットの道道が冬季通行止めだったので、浜頓別からグルッと遠回りしてきた。

 

石油が混じる珍しい温泉。過去に何度か来たけど一般浴室だったので、空いているようなら今日は湯治浴室にチャレンジ。

 

入館してみると予想通り空いてるので湯治浴室へ。一般浴室より浴槽は小さいものの、お湯はやはり濃厚。本当にこれはすごい温泉だ。自分の泉質ランキングベスト5に入る名湯。

 

湯に混じる石油成分がアトピー性皮膚炎に効くということで、多くの湯治客が訪れる豊富温泉。治療目的でなければ、混雑時は一般浴室へ行った方が良いと思う。

 

コロナ感染拡大防止でこちらでの入浴時間は1時間以内とするようお達しが貼ってあり、制限いっぱい1時間コースで堪能。

 

 

 

 

 

お風呂のあとは食堂で昼食。初めてのエゾシカジンギスカンを頂く。

鹿肉は前に八ヶ岳で食べてすごく美味しかったので、また食べたかったところ、ようやくありつけた。

 

 

 

 

 

独特の色をしている。あのかわいい姿を想像するとちょっと複数だけど、頂きま〜す。

うおっ、やわらかくホロホロとした食感に、臭みなど無く肉の旨味が口の中に広がる。美味い〜。

 

 

 

 

 

こんな感じで、水を張った専用鍋の周囲に野菜を敷き詰め、肉は中央に。この水のおかげか、鍋の温度が高くなりすぎず肉がちょうどよく焼ける。水を切らさないよう、ちょくちょく補充。

メチャウマだった。ビールが欲しくなってしまうのが難点。せめてノンアルビール置いてほしい。

 

いい気分でふれあいセンターを出ると、予報通り外は結構な雨。雨の中を石狩沼田へ向けて出発。

途中から国道40号に入ると天塩川に沿う。雄大な天塩川。ここのどこかに巨大イトウがいるはず。いつか天塩川もチャレンジしてみたいけど、フィールドが大きくて猿払川以上に難しそう。

 

 

 

 

 

途中の名寄で給油。今回何度もお世話になったオカモトセルフ。こちらのスタンド、ガソリンが安くて大助かり。

 

 

 

 

 

続いて道の駅なよろに寄りおみやげ購入。こちらのソフト大福がまた美味しい。自分のオススメはイチゴとハスカップ。

ここからは国道40号を離れ山間部へ。だいぶ暗くなってきたから、ジンギスカン…じゃなくてシカが出てきそう。

 

 

 

 

 

途中で夕マズメの朱鞠内湖に寄り道。イトウの手がかりが全く掴めずもがいていたあの1週間が懐かしく思える。

 

「ちょっと一勝負していけよ」と自分の中の悪魔が囁く。雨も止んでるし、あ〜やりたくなってきた。

いやしかし、今回の遠征は猿払川で終了した。また欲を出して釣りしてもルアーロストしたり、雨がドシャ降りになってズブ濡れになったり、悪い未来しか想像できない。悪魔の囁きを一蹴し朱鞠内湖を後にする。

 

ありがとう朱鞠内湖。また来るよ〜。

 

 

 

 

 

ここからは真っ暗な山間部の走行。予想通りシカがワンサカ。特に川の近くを通ると出没率が高い。ここまで来て最後にシカと衝突とかシャレにならない。低速走行を余儀なくされる。

 

 

 

 

 

18時、なんとか無事に本日のお宿「ほろしん温泉ほたる館」に到着。

真っ暗な山奥に突然現れたこちらの宿、思いがけずいい宿の予感。

 

 

 

 

 

チェックインして部屋へ。珍しい小上がり付きの部屋。これは寛げそう。きれいだし、やっぱりいい宿に当たったっぽい。

 

さっそく温泉へ。泉質は単純硫黄冷鉱泉。循環加温ながら、かすかに硫黄の匂いがする。そして特筆すべきは露天風呂からの夜景。目の前の川が緑色にライトアップされなんとも幻想的。露天風呂からのこういう景色はなかなかお目にかかれない。

ライトアップされた川を眺めながら、あ〜もう終わりか、10日間あっという間だったと今遠征を回想。本当にひたすら釣りしてた10日間。今後そうそうこんな遠征はできないと思われ、この瞬間が儚く感じる。

 

 

 

 

 

温泉のあとは夕食タイム。おわっ、豪勢〜。

 

 

 

 

 

まずはビール。くう〜美味い!

 

 

 

 

 

初めて食べた秋刀魚の黄金漬け。お持ち帰りしたくなるくらい美味い。

 

 

 

 

 

メインの牛ロース陶板焼き。安定の美味さ。

 

 

 

 

 

最後はさつま芋ごはんとお吸い物。どれも美味かった〜。北海道の味覚を堪能。本当に思いがけずいい宿に当たり、昨日の悪夢もちょっと薄れた気が。

 

 

 

 

 

部屋に戻り、雪景色を眺めながら追加のビールを飲んでいい気分になり就寝。

明日の夜はもう帰りのフェリーか。zzz…。

 

 

 

 

 

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