Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 秋の釣り旅in道北③【イトウを求めて朱鞠内湖2日目~レンタルボートで出撃】

2020年11月26日 20時40分41秒 | 釣り旅

2020年11月5日

 

 

 

 

 

北海道の名寄で迎える朝。午前6時起床。窓の外には、なにか雄大な景色が広がってる。

 

 

 

 

 

昨日の雪で山は雪化粧。しかしここ名寄は思ったほど降らなかった。積雪も無し。

これから朱鞠内湖へ向かうけど、あちらはおそらく結構な積雪では?

 

 

 

 

 

6時30分の出発時にはなんとか青空が見えてきて一安心。

今日は朱鞠内湖にボートで出る1日目。できれば雨や雪は避けたかったので。

 

イトウの漁業権を持ち魚影が濃いとされる朱鞠内湖。前半は朱鞠内湖でなんとか人生初のイトウをキャッチして、後半は猿払川でサイズアップをというのが今遠征の目論み。

まあ自分の釣り人生、思い通りにいった試しはないけど。

 

道道798号から729号に入ると結構積雪してる。しかしTRIANGLEのスタッドレスでスイスイ行ける。格安だったけど全く問題なし。コスパ最高。

同じく雪道の国道275号に合流し約40分で朱鞠内湖到着。

 

 

 

 

 

寒いけど昨日ほどではない。

今日から数日間、朱鞠内湖観光汽船さんでローボートをレンタル。

「電話もらわなかったらボート片付けてましたよ」とご主人。11月は本来シーズンオフでレンタルボートも休業予定だったらしく、出発前に一応確認の電話をしておいたけど、しておいてよかった。もし電話しなかったらせっかく持ってきたエレキやバッテリーが無用の長物に。

 

釣況を伺うと、あまりイトウは釣れてないとのこと。秋はイトウの好シーズンと聞いて来たけど、これは早くも暗雲。

 

自分の普段のメインターゲットであるバスもメディアでは「秋は爆釣シーズン」などと紹介されるけど、実際は全然そんなことはなく、水温低下で魚が広範囲に散らばることや、さらにターンオーバーという要素も加わって、まさに混迷シーズン。うまく合えば爆釣もあるけど、夏に比べて難易度大幅UP。

 

昨日の前浜オカッパリでも釣れてる気配は無かったし、これはどうやら秋は好シーズンという概念は捨てた方が良さそうな気がしてきた。

 

 

 

 

 

ご主人に「16時までです、頑張って下さい」と見送られ、午前8時15分出船。いよいよきたイトウチャレンジの時。アドレナリンMAX。細かいポイントはよくわからないので、まずは湖を反時計回りに探っていく。

 

カラス島周辺をシャロー中心にルアーをとっかえひっかえしていくけど全くのノーバイト。やはりそう甘くない。そして頻繁に突風が吹き操船がままならず。しかし強風は魚の活性を上げてくれるはず。

 

レンジが深いのか?とルアーをサスペンドシャッドにチェンジ。第一ダムを超えた富成岬?付近の水深5mラインにルアーを通すと突然ロッドに重み。木の枝?と思いルアーを回収しようとすると「グングンッ」と生命感!これは、バイトきたーっ!

 

朱鞠内湖ルールでシングルバーブレスだからバラシが怖いけど、意外に素直にボート際まで寄ってきてくれた。これを一気にネットイン!

さあ、イトウか?

 

 

 

 

 

そうそううまくいく訳はなく、アメマス。しかし前回20年前はウグイしか釣れなかったから、初の朱鞠内湖トラウト。

 

 

 

 

 

手尺で40cm程のきれいなアメマス。イトウではなかったけど、朱鞠内湖初トラウト&丸ボーズ回避で安堵の1匹。

 

 

 

 

 

ヒットルアーはラッキークラフトステイシー120。実は今まであまり使う機会が無くタックルボックスの奥で眠っていたものの、ここで朱鞠内湖初トラウトをもたらしてくれた。

 

リリースして再びサーチ開始。弁天島・藤原島と周るも完全ノーバイト。風が収まる気配がないし、島に上陸してオカッパリしたいけど、ボート屋さんのご主人によるとここ1週間で1m増水したらしく、オカッパリスペースがあまり無いんだよな~。かと言って風裏では釣れる気しないし。

 

時刻は早くも14時。適度に風が当たるキャンプ場周辺に戻ってきてラパラCDJ9のパーチで3mラインをサーチ。ここでアクシデント!ルアーをキャストした瞬間にリーダーの繋ぎ目からラインがブチッ!ラパラがサヨナラ~(T_T) 今遠征の為に購入してきたルアーなのに。

 

防寒手袋着用でのキャストに苦戦して昨日から何度もミスキャスト繰り返してドボンさせてたから、おそらくそのせいか。ガックリ。

 

ルアーをメガバスX-80サスペンドにチェンジし、ブレイクからの地形変化で3mフラットとなる所にルアーを通すと、「ゴゴンッ」と激しいバイト!きたっ!今度こそイトウか?しかし次の瞬間、抜けた~!あ~あ、数少ないチャンスだったのに。

 

結局この日はこの2バイトで終了。16時に帰着。「どうでした?」とボート屋さんのご主人。

自分「アメマス1匹でした」

ご主人「やっぱり厳しいですね、明日はもっと早く出ますか?5時30分に来る方がいるんですよ」

自分「いいんですか?でも5時30分は早すぎるし暗いから7時に出れるように来ます」

ということで、明日は7時出船に決定。

 

 

 

 

 

なんとか魚は釣れたけど、イトウの手がかりは全く無し。何日かやってれば1匹釣れるだろうと思ってたけど、早くも黄信号。

 

 

 

 

 

この日もサッポロクラシック富良野ビンテージを飲んで明日の作戦を立てる。

シャローは完全ノーバイトだし、ミドルレンジでは1匹はアメマスとはいえ2バイト。アメマスが釣れるならイトウもいそうな気が。明日もミドルレンジ主体に探ってみるか。

 

 

 

 

 

名寄の夜景を眺めて就寝。明日は4時30分起き。

 

 

 

 

 

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2020 秋の釣り旅in道北②【イトウを求めて朱鞠内湖1日目~いきなり雪と寒さの洗礼】

2020年11月22日 20時23分54秒 | 釣り旅

2020年11月4日

 

 

 



昨日乗船した新日本海フェリー「らべんだあ」。
前日同様気分が高揚していたようで、あまり熟睡できず午前3時30分起床。さっそくシャワーを浴び荷物を整理して下船準備。

 

 

 

 


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窓の外はもう小樽港。久々の北海道、ついに来たな~。テンション上げ上げ。

 

 

 

 


モザイク②.jpg案内放送に従い車両甲板へ移動し下船スタンバイ。さっき客室から見た感じ雪は降ってなさそうだったけど、果たして寒さはいかに?

 

 

 

 


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そして4時30分、車両の下船が始まり北海道に上陸。やっぱり寒~い。気温2℃。
想定していたにも関わらず寒さに面食らった感はあるけど、最初のフィールドである朱鞠内湖に向けていざ出発。


なにか冒険に出るかのようなワクワク感が止まらない。学生時代にバイクで北海道一周ツーリングした、あの時の感覚。やっぱり北海道は最高。


今回、高速道路は使わず。せっかくの北海道、主要国道はさすがに交通量が多いけど、それを避ければ国道・道道共に北海道らしさを感じれる素晴らしい道。

 

 

 

 


DSC_0884.jpg今遠征のテーマソングはMay J.さんの「Futuristic」。移動中はずーっとこれ聴く。どれもいい曲で北海道の風景とマッチするけど、中でも「Sparkle-輝きを信じて-」が特に印象的。


日本海沿いの通称「オロロンライン」をMay J.さん聴きながらひたすら北上。
途中の厚田あたりで突然吹雪に遭遇。やっぱりきた。路面もシャーベット状になってるけど、TRIANGLEのスタッドレスは難なく走破していく。
格安だったので不安もあったけど、これなら安心。いい買い物したかも。


途中いきなりキツネが道路を横断してビビる。強風と雪で最初は恐る恐るの運転だったのが徐々に慣れてきた気がするものの、そういう時こそ油断大敵。

 

 

 

 


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そして7時30分頃、途中の増毛で休憩。強風で海は大荒れ。

 

 

 

 


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息をするのもきつくなるような強風。カモメが優雅に空を舞う。

 

 

 

 


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しばしカモメの飛行ショーを鑑賞し、再び朱鞠内湖へ向けて出発。

 

 

 

 


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のはずだったけど、途中で気になるスポットに寄り道。
それは、残念ながら2016年12月に廃止されてしまった留萌本線の留萌-増毛間にあった礼受駅跡。

 

 

 

 


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まだレールが残されている。これも旧客駅舎と共にやがて撤去されてしまうのか。廃線になった鉄道跡を見るのはなんとも切ない。

留萌本線は深川-留萌間も廃止が検討されており予断を許さない状況。なんとか存続してほしいけど、このご時世ではさすがに難しいか。
それにしても、ここだけ時間が止まったかのような感覚に陥る。

 

吹雪の礼受駅跡を後にして再出発。小平からオロロンラインを離れ内陸への道道126号へ。

 

 

 

 

 

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内陸に入ると雪がどんどん増えていく。さらに川はどこも濁り気味。景色はきれいだけど、朱鞠内湖は釣りできるのか?

 

 

 

 


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国道239号に入ると完全に雪国。時々対向車とすれ違う程度の北海道らしい静かな山間部をマイペース走行。快適~。
幌加内で国道275号に入ると「朱鞠内湖」の案内板が登場。いよいよ来た。

 

 

 

 


モザイク③.jpg
そして10時30分頃、雪降る朱鞠内湖に到着!ついに来た~、久々の朱鞠内湖。約20年振り。嬉しいけど寒い!

 

 

 

 


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この中で釣りするのかと思うとちょっと怯むけど、ここまで来てやらない訳にはいかない。それに今回は雪を想定して秘密兵器を準備してきた。

 

 

 

 


DSC_0883.jpgそれはワークマンの防水防寒スーツ「イージスオーシャン」。防寒グッズは全てワークマンで揃えてきて、中でも一番の期待はこのイージスオーシャン。この雪の中で使うのがむしろ楽しみ。

 

 

 

 


モザイク④.jpgさっそく釣券購入。日券ではなく月券。5日以上朱鞠内湖で釣りする場合はこちらの方がお得。本当は今日からボートで出たかったけど、週間天気予報を見て断念。ボートは明日から。

 

 

 

 


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さっそく前浜へ移動し準備。この天気の中、数人の強者達がウェーディングしてる。これを見ると寒い中アドレナリンが湧いてくる。
今遠征の目標はサイズは問わずとにかくイトウ1匹。しかし20年前に朱鞠内湖に来た時ウグイしか釣れなかったので、何でもいいからまずはトラウト1匹釣りたい。

 

 

 

 


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ウェーダーを装着し、12時過ぎにいよいよスタートフィッシング。この時点でアドレナリンMAX。

いきなり水中に立ち込むのは御法度なので、まずは岸からキャスト。プラグとスプーンをローテーションさせていく。
ワークマンの防寒手袋装着なので最初はキャストがままならないものの、次第になんとか投げれるようになってくる。なかなか素手のようにはいかないけど。

 

 

 

 


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時々雪が止むと朱鞠内湖は違う表情を見せる。この景色の中で釣りできるのは無上の喜び。しかしバイトは無し。サイズのいいウグイが2度チェイスしてきたのみ。


岸際のオダにはカバー用に用意してきたチャターを投入するも、これもノーバイト。ひとしきり岸際を攻めて反応が無いので、腰辺りまで立ち込んでサーチ範囲を広げる。


イージスオーシャンは期待通り威力満点で寒さは全く感じず。これは凄い。しかし手と足の指先がヤバくなってきた。暖をとろうにも古いカイロを持ってきたせいか、あまり発熱してないな。しょうがなく時々水から出て浜を歩き自家発熱。


ライズも無いし、このエリア魚いないのか~なんて考えていた時、自分の5mくらい前に突然モジリ!イトウか?モジリに向かってプラグを投入しようとするも防寒手袋によりミスキャストで目の前にドボン。あ~あ、やっちゃった。

 

 

 

 


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時刻は16時、指先の冷えがだんだんひどくなり釣りに集中できなくなってきた。残念ながらここでストップフィッシング。


初日はノーバイトで終了。やはりいきなり釣れるほど甘くはないか。さらに手がかじかんで片付けもままならない。


なんとか片付けてこの日の宿へ。朱鞠内湖の宿と言えば「レークハウスしゅまりない」が有名だけど、残念ながらGoToトラベル対象外。そこで自分はクルマで約40分かかる名寄の宿に向かう。とは言っても、せっかくなので途中1泊はレークハウスに泊まる予定。

 

 

 

 


DSC_0208.jpg今日から5泊お世話になるのは名寄の「グランドホテル藤花」。こちらはGoToトラベル対象で1泊4000円ちょっと。さらに地域共通クーポンももらえて大助かり。


しかしGoToトラベルの目的はコロナ禍で疲弊した経済の再生。「やりー儲けた」と浮かれてばかりはいられない。
部屋ではユニットバスにお湯を貯めて入浴剤を投入しすっかり冷えた手足を温める。ジワーンと染みる~。

 

 

 

 


DSC_0217.jpg風呂上りには北海道秋の楽しみ「サッポロクラシック富良野ビンテージ」。この時期道内で飲むビールはこれ一択。美味い!

 

 

 

 


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こちらのホテル、BSが入るので今日も広島-巨人を観戦。昨日に続き相変わらずしょっぱい試合してるな~。日本シリーズが思いやれらる。楽しみは坂本選手の2000本安打だけ。

 

 

 

 


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部屋からは名寄の夜景が一望。景色フェチの自分にはたまらない。ビール飲んで夜景を眺めてこの日は就寝。

2日間気分が高揚してあまり眠れなかったから眠気MAX。
明日以降はここから朱鞠内湖へ通勤(*‘∀‘) zzz…。

 

 

 

 

 

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2020 秋の釣り旅in道北①【旅立ちは新日本海フェリー「らべんだあ」】

2020年11月17日 21時09分19秒 | フェリー旅

2020年11月3日

 

 

 

 


かねてからの念願だった移住を決意し、新卒以来永年勤めた会社を10月末をもって退職。
どうにか転職先も決まり、年明けからの勤務ということで11月・12月の2ヶ月間は無職が決定。
人生でこれ程のフリー期間がとれるのは、定年退職後を除けば多分最初で最後。やりたいことをやれるチャンス到来。
という訳で、自分の人生でいつからかずーっと心残りになってるやり残しをする旅に出発。目的地は北海道道北。

 
この地でトライする自分の人生のやり残しとは?それは幻の魚イトウを釣ること。

絶滅危惧種であるイトウは、日本では北海道の一部地域でのみ生息が確認され、それが主に道北地域。釣りシーズンは春と秋が良いとされ、11月はイトウ釣りシーズンの終盤。偶然にもこの期間に長期休暇(?)がとれたなら、これはもう行くしかない。

ということで、道内10泊の予定をたて、いざイトウ釣りの旅へ出発。



 
 
気分が高揚しているのか、前夜はあまり寝付けず浅い眠りのまま午前2時30分起床。いよいよ来た旅立ちの時。

身支度を整えて3時30分、愛車レガシィと共に出発。まず向かうのは新潟。新潟から小樽行きのフェリーに乗船し北海道を目指す。

何日も前から準備してたので忘れ物は無いと信じたいけど、高速道路走行中に「あっ」とさっそく忘れ物発覚。保険証忘れた。もうあきらめるしかない。使わないで済むことを祈ろう。他にもありそうで怖い。 
 
 
 
 
 
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眠れなかった分、関越道走行中睡魔に襲われ、途中仮眠をとりながらのんびり進む。やがて早朝の谷川岳P.Aに到着。
 
 
 
 
 
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紅葉しかかっていて、なかなかきれいではないですか。
ここからは関越トンネルで上越国境越え。まだ時期が早いので雪国ではない新潟県にIN。

しかし北海道は今夜から寒気が流入するらしく、明日は雪予報。週間天気を見てこれを察知し、急いでスタッドレスを購入し履き替えてきた。海外製の格安スタッドレス。TRIANGLEという銘柄で1本5000円。この金額はありがたいけど、本当に雪道走れるか不安も。念の為チェーンを携行。

のんびり走り北陸道新潟西I.Cで出て一般道へ。新潟西港へは新潟亀田I.Cが最寄りのようだけど、国道8号の流れが良いので時間的にはあまり変わらず、高速料金も僅かですが安くすむ。
 
 
 
 

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午前9時30分頃、新潟西港近くのスーパーに到着。ここでビールと食料を調達。毎回こういう時はついつい食べきれないほど多く買ってしまう。
 
 
 
 
 
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そしてここから5分程で新潟西港到着。約20年振りの新日本海フェリー。あの時は2段ベッドの寝台だったけど、今回は個室「ステートAアウトサイド」。
 
今の時期は閑散期に位置付けられていて、定員2名のステートAを1名料金で貸し切りが可能なことと、何と言っても夜行フェリーはGoToトラベルの対象となっていて35%OFF!さらに船内でも使える地域共通クーポン付き。
これらの恩恵に預かり、思い切って個室をチョイス。
 
 
 
 

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今宵の宿「らべんだあ」。久々の船旅にテンション上がる。
さっそく乗船手続きをし、乗船待ち待機所へ。出港は12時。「11時30分から乗船開始となります」と誘導員さんに言われ、それまで港付近をブラブラ。非常に風が強く今日は揺れそう。さらに今夜から冬型の気圧配置が強まり、日本海はシケ予報。「Mr.悪天候」の異名をとる自分がどこか行こうとすると必ずこうなる(-_-)
 
 
 
 
 
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時刻は11時30分となり、いよいよ乗船開始。さらにテンションUP!スロープを上り船内で誘導員さんの指示に従いクルマを停車。荷物を持ちステートAの客室へ。
 
 
 
 

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DSC_0103.jpgうおっ、凄い!テレビ・冷蔵庫・洗浄機付きトイレ・シャワーとあって、ほぼホテル。さらにアウトサイドなので窓付き。この時点でテンションMAX。こういう部屋で船旅してみたかったんだよな〜。感無量。
 
 
 
 

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今回の乗船券。部屋のカギはカードキー式。持ち帰り可能。
 
 
 
 

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そして地域共通クーポン。5枚も頂いて、さて何食べようか?
 
 
 
 
 
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出港時刻が近付きデッキに出てみる。やっぱり船旅ではこの出港シーンを見届けないと。
そして定刻12時、船がゆっくり動き出し離岸。「ボーッ」という汽笛が鳴り響いていよいよ出港!
 
 
 
 
 
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誘導員さんが手を振ってお見送りしてくれる中、徐々に遠ざかる新潟西港。「旅に出る」って感じ満点。
 
 
 
 
 
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急行「はまなす」廃止で鉄道の東北・北海道夜行が消滅して以来、北海道へ行く意欲が減退してたけど、やはりフェリーは旅情を感じられる旅手段。これは今後もありのあり。
関東からだと大洗か新潟がメインかと思うけど、自分の中では早朝に到着して時間を有効に使える新潟-小樽の新日本海フェリー一択。料金も安いし。
 
 
 
 
 
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防波堤の向こうは波ジャブジャブ。一応酔い止め薬は持参してるけど、使うハメになるのか?
 
 
 
 
 
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防波堤が途切れ荒波の中へ。大きな振幅で船体が揺れるものの、なんとかなりそうなレベル。
 
 
 
 
 
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いざ大海原へ。フェリーは結構なスピードで進む。新潟ー小樽の所用時間は16時間30分。「北斗星」の上野-札幌が16時間くらいだったから、だいたい同じ感覚。
 
思えば、初めて北海道フェリーに乗ったのは今はなき東京-釧路の近海郵船。東京湾内でスピードが出せない為、確か所要時間は30時間くらいあったような。
二晩はさすがに長く感じた。それとは対照的に大洗発は東京湾内のスピード制限を受けない為、結局大洗発の方がメジャーになり東京発のフェリーは衰退してしまったのだろうか?
 
 
 
 


DSC_0127.jpgここで船内に戻るとレストランが営業していて即入店。

まずは生ビール。海を眺めながら飲むビール最高!
 
 
 
 
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そして鮭いくら重。いくら大好き人間の自分はメニュー見た瞬間にバイト!あ〜美味い。
 
 
 
 

DSC_0128.jpg生ビール1杯では足りず追加のサッポロクラシック。全てGoToトラベル地域共通クーポンでお支払い。
背景がコロナで衰退した経済の立て直しなので手放しで喜べないけど。
なお、コロナ感染防止でレストラン・売店は営業時間が大幅短縮されている。船内イベントも無し。
 
 
 
 
 
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ランチタイム終了で部屋に戻ると、今度は部屋からオーシャンビュー。
 
 
 
 
 
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まさに船旅の醍醐味。今のところまだ晴れてるけど、明日の北海道は雪予報。
 
 
 
 

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しばらくすると広島-巨人のテレビ中継スタート。地上波とBSが入るものの、地上波は航行区域により電波が不安定。

試合は9回2アウト2-0で巨人リード。戸郷投手初完封勝利かと思いきや、土壇場で菊池選手に同点2ランを打たれてあ~あ。結局延長10回引き分け。投手うんぬんより、本当に最近打線が打てないな。日本シリーズの結果が早くも見えてしまう。
 
 
 
 

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いつの間にか外は曇り空。いよいよ冬型の気圧配置が強まってきたか?

 

軽く昼寝してると既に日没。ここで大浴場へ。
大浴場にはなんと露天風呂まであり!洗いを済ませさっそく露天風呂へ。船の中で入る露天風呂。風が猛烈に強く、顔を風に向けていると息苦しい。追い風になるようなポジションで入浴。船が結構揺れているので浴槽のお湯もジャブジャブ。不思議な感覚だけど、爆風の中で入る露天風呂は最高。45分コースで満喫させて頂く。
 
 
 
 
 
DSC_0140.JPG
部屋に戻ると競馬中継やってる。しまった、今日はJBCクラシックの日だった!馬券買い忘れ。ガックリ。それにしてもクリソベリル強かった。単勝130円。
 
 
 
 
 
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今度は部屋で風呂上がりのビールタイム。時刻は19時30分。モニターによると、フェリーは津軽半島付近を航行中。もう青森。速い。
 
ビールタイムが終わると早くも就寝準備。なにせ明日の小樽入港は午前4時30分。早寝して明日は3時30分起き。
 
 
 
 

DSC_0153.jpg21時、雲の隙間から覗く月灯りを眺めながら就寝。
「らべんだあ」の船旅、超絶快適。時間経つの早すぎ。
zzz…。

 
 
 
 
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「あずさ」でブラっと松本往復紀行

2020年11月04日 19時16分00秒 | 鉄道旅

2020年10月30日

 
 
 
 

今日は仕事ではない所用で松本へ。
まずは八王子から「あずさ9号」に乗車。
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7月からちょくちょく「あずさ」に乗ってたけど、やはりコロナの影響でガラガラだったものの、gotoトラベルによるものか、今日はずいぶん乗ってる。久々に隣席あり。
 
 
 
 
 
 
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乗車率80%くらい。乗客が戻ってきたのは喜ばしいけど、感染拡大防止は不可欠。
 
 
 
 
 
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甲府で大量降車して車内はのどかに。車窓にはきれいに色付いた八ヶ岳の姿。
 
 
 
 
 
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小淵沢を通過すると右手には立場川橋梁。
この「あずさ9号」は停車駅が少ない速達便。八王子を出ると甲府・茅野・上諏訪に停車し、八王子-松本はジャスト2時間。
 
 
 
 
 
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塩嶺トンネルを抜けると塩尻の街並みが見えてくる。しかし今日はいい天気。
 
 
 
 
 
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そして定刻12時39分、終点松本到着。いつものように「まつもと〜まつもと〜まつもと〜」の到着放送。それにしても空気が冷たい。やはり東京とは違う。
 
 
 
 
 
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向かいのホームには「リゾートビューふるさと」南小谷行きが発車待ち。いつか乗ってみたい列車。
 
 
 
 
 
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ここから乗換え時間30分を使って、松本での恒例行事、駅そばタイム。山野草さんで個人的定番の安曇野葉わさびそばを頂く。うーん、美味い。鼻に抜ける葉わさびの香りがたまらない。
 
 
 
 
 
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続いては初乗車の松本電鉄。今はアルピコ交通か。12時9分発の新島々行き。
これは自分が子供の頃よく乗っていた京王井の頭線の車両ではないですか。地方の私鉄ではこういう懐かしい車両によく出会えて嬉しくなる。
 
 
 
 
 
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信濃荒井で下車。ここから徒歩約15分で本日の目的地に到着。さて何時に終われるか?今日は愛するジャイアンツの優勝が決まるかもしれないので、なるべく帰って観たいけど、終わる時間によっては泊まりでホテル観戦も想定。
 
 
 
 
 
幸い所用は15時に終了し、松本駅まで送って頂く。この時間なら泊まる必要は無し。
 
 
 
 
 
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次の列車は15時50分初の「あずさ44号」。あと30分あるので松本駅下の蕎麦屋、榑木野さんへ。
まずは生ビール。くう〜っ、美味い。
 
 
 
 
 
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そしてざる蕎麦。新蕎麦の季節のはずが、蕎麦の香りはせず。残念。
やはり香りプンプンの蕎麦にはなかなか巡り合わない。
 
 
 
 
 
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蕎麦を食べ終え、早くも帰路へ。ホームに着くと発車4分前。意外にギリギリだった。
 
 
 
 
 
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E353系の並び。ここで発車1分前。急いで乗車すると松本を発車。
 
 
 
 
 
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うおっ、財布に入れてあった特急券になぜか赤いシミが!指から出血でもしてたか?と指を見るもその形跡は無し。なんのシミだかわからず。不気味。
 
 
 
 
 
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車窓は早くも夕暮れ。
この「あずさ44号」は行きの「9号」とは対照的に停車駅が非常に多い。
 
 
 
 
 
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塩尻を出ると辰野支線と分岐。停車駅が多いけど駅間は爆走。
 
 
 
 

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塩嶺トンネルを出たところで再びビールタイム。
 
 
 
 
 
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空気が澄んだ諏訪盆地を爆走。諏訪湖の眺めはチラチラ程度。
 
 
 
 
 
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夕暮れの南アルプス。オレンジ色に色付いた空がなんともきれい。
 
 
 
 
 
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この辺りは紅葉し始めたばかりか。自分が子供の頃より紅葉シーズンは遅くなった気がする。温暖化の影響?そのうち紅葉自体が無くなってしまわないか不安になる。
 
韮崎を出ると車内放送「甲府からはほぼ満席のご予約を頂いています、座席未指定券でご乗車のお客様はご注意下さい」。
 
コロナ前の「あずさ」は甲府からの大量乗車が恒例だった。このパターンも戻ってきてるらしい。密になりやすいのでちょっと怖いけど。
 
 
 
 
 
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17時頃、甲府に到着。予告通り大量乗車してきたものの意外にここでは隣席されず。
しかしこの「あずさ44号」は甲府から先「かいじ」パターンで停車するので、どこかで隣席くると思われる。
 
 
 
 
 
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車内は乗車率90%程で甲府を発車。久々に「あずさ」でこの光景を見れて、乗客が戻ってきた安堵と感染拡大の不安が入り混じる複雑な気分。
 
 
 
 
 
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「かいじ」パターンに則り石和温泉に停車。いつも「あずさ」で通過するばかりだったから久々に石和温泉駅を見た気がする。隣はまだ空席。座席ランプも赤のまま。これはもしかしてこのまま?
 
と思ったら急に緑に変わり、次の山梨市で隣席。マスクしてくれてる人で良かった。
 
 
 
 
 
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塩山を出ると、おなじみ甲府盆地の夜景。この夜景は地味にきれい。トンネルが多いのでチラリズムだけど。
 
このあと笹子トンネル突入と同時に睡魔に襲われ落ちる。
途中の大月で「富士回遊」連結のアナウンスが流れてたような気がするも、構わず爆睡。
 
そして「ただ今、高尾駅通過」のアナウンスで起床。
18時10分頃、八王子定刻到着。ここで下車。日帰り松本ピストン終了。
 
乗客が以前のように増えてきたのは喜ばしいけど、とにかく逆戻りしませんように。
 

 
この後、家で巨人-ヤクルトをテレビ観戦。
優勝が決まったには決まったけど、残念ながらとても喜べる決まり方ではなかった。
 
首位独走してる時は優勝の決まり方がこんなに重要だったのかと初めて知る。
この借りは日本シリーズで、って、最近の試合を観てると昨年と同じ結末しか想像できず…。



 

 

 

コメント
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